書斎 - Books 2018
平積みになった本の中から最近読んだ小説の数々を、順不同にピックアップしていきます。それと感想をちょっぴり。
※ 簡単な感想を併記していますが、やっぱり表現が難しい。自分でも駄文だとは思いますが、仕方ないですよね。それにしても、ついさっき読み終わったばかりの本だというのに、内容の大半がはっきりと思い出せない・・・。どうしたものか・・・。
※ 一部ネタばれしていますので、未読の方は、ご注意ください。
※ 表紙絵の画像は全て所蔵する現物をスキャンして得ています(帯があるものはそのまま)。従いまして、このイメージの2次使用を禁止いたします。
※ 念のため、画像の解像度及びサイズは、"Thumbnail" 並に落としてあります。ネット通販サイトなどで見られる画像より「確実に」落としてあります。
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2018.12
「『アルティメット・マジシャンズ』、ついに魔人の軍団と激突――!!
クロード家の領地で夏合宿を行う究極魔法研究会。皆が順調にレベルを上げる中、シンは立太子の儀式に出席するためオーグと共に王国へ戻る事に。王太子オーグの誕生に沸くアールスハイド王国。しかし時を同じくして世界征服を目論む魔人の集団が、スイード王国へ侵略を始めてしまう!! その知らせを聞いたシンはシシリー達と一緒に急いでスイード王国に向かうのだが――。新英雄シンの破天荒で型破りな大人気異世界ファンタジーライフ、第三弾登場!!」
- 2019.1.1 ファミ通文庫「賢者の孫 3 史上最強の魔法師集団」より
シシリーに告白して彼女となったシンですが、彼女の両親に挨拶を終え、あれよあれよという間に婚約、ということに。
その一方で、シュトロームによる帝国殲滅が進み、ついには帝国全土の国民を根絶やしにしてしまいます。そして、ついに語られるシュトロームの過去と魔人となった経緯を、帝国を殲滅するに至った理由が。
それにしても、「アルティメット・マジシャンズ」ですか。そのまんまの命名ですが、それが異世界で通用するのですね。英語表現なのですが、全世界とも日本語が通じているように思えるのですが、はて。
「魔人の脅威増大――!! じゃあ『究極魔法研究会』で夏合宿をやろうか
魔人シュトロームを退け、アールスハイド王から勲章を賜ったシン。国中が新英雄の誕生に沸く中、今度は隣国ブルースフィア帝国が戦争を仕掛けてきた!! しかも両国が交戦状態の中、魔人シュトロームが多数の魔人と共に現れ帝都を襲撃!! 瞬く間に帝都は魔人達に蹂躙され全滅してしまった。シュトロームが生きている事を知った王国は、戦力増強を図るため、魔法学院と騎士学院の合同訓練を行うのだが――。新英雄シンの型破り異世界ファンタジー、第二弾!!」
- 2018.12.31 ファミ通文庫「賢者の孫 2 破天荒な新英雄」より
アールスハイド王国の新たな英雄となったシンですが、相変わらず「自重」することが無理なようです。まだまだ「常識」が分かっていない様子で、周りの友人達もそんなシンに感化され、常識はずれであることが当たり前になりつつあるようです。
一方で、ブルースフィア帝国では、シュトロームの陰謀により、戦争へと煽られて、大敗北を喫した挙げ句に、魔人たちの王都襲撃を受けて、帝国軍は壊滅してしまいます。
シュトロームを仕留め損ない、かつ理性を失わない魔人が複数存在することに危機感を抱いたシンは、友人たちと作った研究会の仲間たちと夏合宿を通じて、戦力増強を図ることにしますが・・・。
夏合宿とは懐かしい。私の(古~い)記憶にも、学生時代の夏合宿の思い出があります。
というのは、置いといて(汗)。シンたちの夏合宿で、めきめきと実力を蓄えていく仲間たち。シンも新たな魔法を思いつき、実験してものにしていきます。攻撃魔法もそうですが、浮遊魔法もすごい。自在に空が飛べるようになりましたね。
次巻は、いよいよ魔人たちと衝突(!)でしょうか。楽しみですね。
「《規格外》主人公の型破り異世界ファンタジーライフが今始まる!
事故で死んだはずの青年が、赤ん坊の姿で異世界に転生! そして救国の英雄『賢者』マーリン・ウォルフォードに拾われた彼は、シンと名付けられる。孫として育てられたシンはマーリンの技術を吸収し、驚くべき力を習得するのだが、十五歳となった時に祖父は言った『常識を教えるの忘れとった』! かくして常識と友達を得るためアールスハイド高等魔法学院に入学するシンだったが――。《規格外》な少年の型破り異世界ファンタジーライフ、ここに開幕!!」
- 2018.12.31 ファミ通文庫「賢者の孫 常識破りの新入生」より
異世界ファンタジーの定番、というかテンプレート的な物語の展開でしたね。ストーリーはサクサクと進みます。異世界転生した主人公が賢者に拾われて、孫として育てられます。そして、シンと名付けられた主人公は、魔法と剣術の才能に恵まれ、また賢者の元に集う導師やら剣聖やら師匠にも恵まれ、魔法のみならず、付与魔法、剣術にも《規格外》な存在へと育っていきます。
そして、そのような環境が「普通」にあったため、シンは、自身が《規格外》な存在であるということを全く失念している、ということで、常識を学ぶために入学した高等魔法学院で起こるドタバタが楽しい。それは、入学試験から巻き起こるのですが。
したがって(?)、《規格外》の新入生が《規格外》のトラブルに巻き込まれ、《規格外》の才能を更に開花させて行く、というのも読んでいて楽しかったですね。
続けて、次巻も読んでいくつもりです。楽しみですね。
"She professed herself pupil of the wise man" - 「賢者の弟子を名乗る賢者 10」
「いよいよ十賢者の一人、ソウルハウルの足取りに王手がかかった。満を持して、ミラは彼の目的地である古代地下都市に向かう!
ソウルハウルの残した痕跡から、彼の次なる目的地であろうダンジョン『古代地下都市』に足を踏み入れたミラ。
そこは七つ層でできた、かつて古代人が生活していたとされる廃都である。
層ごとにがらりと変わる景観に心躍りながらも、ゲームでの知識と召喚術を駆使し難解なギミックを解いていくミラだったが、思いがけず神話級の大物と遭遇してしまう。
その圧倒的な暴威の前にミラの召喚術は通用するのか!?」
- 2018.12.30 GC NOVELS「賢者の弟子を名乗る賢者 10」より
異世界ファンタジー定番のダンジョン探索ですね。しかし、ミラがダンジョン探索を行うと一味も二味も違います。まずは、召喚術師であるので、探索に便利な妖精を召喚できるので、ソロであってもパーティを組めること。それから、前世でのゲームで散々探索したダンジョンであり、最短ルートでの解法のマップを持っていること。もう、完全にチートですね。
更に屋敷妖精というとんでもない妖精と契約を結んで、ダンジョン内であるにもかかわらず、水道、ガス完備の屋敷(ペンションくらい?)を召喚できたりするのです。
それに、原初妖精の要請を受けて、実は1年前からの地震の原因である、とんでもない妖精(これが「神話級の怪物」)の解放に、新たなダンジョンに赴く、というのが面白かったですね。
そして、ついにソウルハウルと出会ったミラでしたが・・・。次巻も読むのが楽しみとなりました。
"She professed herself pupil of the wise man" - 「賢者の弟子を名乗る賢者 9」
「賢者の本気――力の暴威が悪魔を襲う!
『何を考えておるのじゃ、バカナリアが!』
宿敵キメラクローゼンを討ち果たしたミラだったが、それは天使と悪魔、そして鬼をめぐる狂騒の一端でしかなかった。キメラクローゼンに君臨していた鬼姫を生み出したのは、公爵級悪魔である可能性が浮上したのだ。捜査をカグラたちに託し、ひとまずソロモンへの報告のために帰還したミラは、補佐官マリアナと束の間の休息を楽しんでいた。そこへ、元凶の悪魔が、また鬼を復活させようと『封鬼の棺』を狙っていることが発覚。それを叩くべくミラを含めた九賢者四名、そしてソロモン自ら剣を取り、現状最大戦力で挑む!」
- 2018.12.27 GC NOVELS「賢者の弟子を名乗る賢者 9」より
キメラクローゼンの本拠地を壊滅させ、最高幹部たちを捕縛したミラたちの戦後処理が描かれています。一国を起こしていたくらいですので、後始末も、もう大変(笑)。ミラは、直接にはその処理には関わりませんが、そのキメラクローゼンの最終目的、鬼姫の成り立ちを探る内に「悪魔の関与」が濃厚となります。
そこで、九賢人の一人であるヴァレンティンの再登場となります。
他の鬼姫の誕生を察知し、公爵級悪魔の討伐に向かうことになりますが、その討伐隊に参加するのは、ソロモンに加えて、九賢人の4名。もう圧倒的な戦力ですが、慎重にも慎重を重ね、連携を重視して事に当たる、というのがリアル感ある戦闘でしたね。
ルミナリアが暴走して、最大火力をぶっ放すことや、人見知りなヴァレンティンが、戦闘服に着替えるのを嫌がっていたりするのは、楽しい風景でしたが。
"She professed herself pupil of the wise man" - 「賢者の弟子を名乗る賢者 8」
「ついに決着! キメラクローゼン編!!
宿敵『キメラクローゼン』により拉致された、事件のカギを握る錬金術師のヨハンを救出するべく、ミラたちは作戦を開始する。
徐々にあきらかになっていく敵の正体。
そしてついには、本拠地の特定に至るのだった。
いよいよ近づく最終決戦。ミラ、カグラ、そして仲間達、全てを総動員して、打倒『キメラクローゼン』に向け動き出す――。」
- 2018.12.24 GC NOVELS「賢者の弟子を名乗る賢者 8」より
偶然にも助けられ、敵の正体を追い詰める様が、緊迫感があって、面白かったですね。
そして、ついに判明したキメラクローゼンの本拠地を叩くべく集結する五十鈴連盟の仲間たち。本拠地の警護体制を停止させるために二正面攻撃を仕掛ける五十鈴連盟。そこには、空の民とメイメイの姿が・・・。
さらりと空の民の話を描いていて、そちらにも興味が湧きました。そして、静かにその場を後にするメイメイにも。
"She professed herself pupil of the wise man" - 「賢者の弟子を名乗る賢者 7」
「キメラに繋がる痕跡を追え!!
精霊を付け狙う組織『キメラクローゼン』を追う五十鈴連盟とミラは、
彼らの目的が精霊王にあると確信する。
それは世界を揺るがしかねない危険を伴っていた。
敵の所持品から、本拠地への手がかりを発見したミラは、
召喚術を駆使してアジトに潜入する!」
- 2018.12.21 GC NOVELS「賢者の弟子を名乗る賢者 7」より
絶対不可侵である精霊王を害する計画を進めるキメラクローゼンの企みを、阻止しようと動くミラと五十鈴連盟。
そして、徐々に明らかになる敵のアジトと、あっさりと潜入を成し遂げるミラたち。
ヘビとかサソリとかのコードネーム(?)には、違和感ありまくりなのですが・・・。ヒドゥンとしての実力は、一級のようです。
"She professed herself pupil of the wise man" - 「賢者の弟子を名乗る賢者 6」
「妖精を脅かす謎の組織キメラクローゼンを追え!
賢者の弟子を名乗るものからの手紙に従い、指定の地に向かうミラ。そこで待ち構えていたのは、予想だにしない意外な人物だった!更に、妖精たちを恐怖に陥れている『キメラクローゼン』なる謎組織の追求も本格始動し、対抗組織『五十鈴連盟』の総師に会うため本拠地に赴いたミラが見たものとは!?」
- 2018.12.21 GC NOVELS「賢者の弟子を名乗る賢者 6」より
五十鈴連盟の本拠地の在処も、そして総帥もまた、なかなか面白い設定でしたね。
しかし、ミラの周りには、美少女が集う、というのもお約束、でしょうか。
また、ミラの登場により、事態が急速に展開していくのもまた。
次巻も、キメラクローゼンを追って、息詰まる展開となるのでしょうか。読むのが楽しみですね。
"She professed herself pupil of the wise man" - 「賢者の弟子を名乗る賢者 5」
「美少女賢者の、ぶらり列車旅!
ソウルハウルの手がかりを求めて、天上廃都へ向かうミラ。今回は、大陸鉄道での旅路である。3階建ての巨大な列車に驚愕し、ますます列車旅にワクワクがとまらないミラ。流れる風景に目を細めながら駅弁を吟味し、駅町の高級旅館を堪能する。そして旅の途中で出会う人々達との一期一会。そんな旅情を満喫するミラに、黒ずくめの怪しい男の影が忍び寄っていった。」
- 2018.12.19 GC NOVELS「賢者の弟子を名乗る賢者 5」より
まるで、鉄道の旅を楽しむ、異世界道中記のような風情でしたね。
ソウルハウルの行方の手がかりを探すミラでしたが、緊迫感はあまりなくて、まったりとした観光気分でしたが。
30年ぶりの異世界でしたが、ゲーム時代と異なり、技術の発展もそうですが、その世界に息づく人たちの生活感さえ感じられるようでしたね。
怪しい黒ずくめの男の影・・・、その正体は。そして、「悪魔」に対する驚愕の真実が明らかにされます。今後の話の展開にどのように関わってくるのか、とても楽しみですね。
「ついにクマ獣人エルム族登場!
森に平穏が戻り、狩りをしながら家の住み心地を向上させていくクマキチとルルティナたち。いつものように川に釣りに行くクマキチだが、そこには見慣れないモノが流れ着いていた。その物体とは、遭難したクマの獣人・エルム族のロミスケ。狩りの途中に遭難したという彼を、村まで送り届けることになるのだが……。大人気シロクマファンタジー第三巻!」
- 2018.12.17 HJノベルス「シロクマ転生 ―森の守護神になったぞ伝説― 3」より
後でと思っていたら、ストーリーを忘れてしまっているという・・・(泣)。
さて、第3巻になってようやくエルム族が登場します。クマキチと同じようなクマなのですが、体表が真っ黒、という。彼らの中では、白いエルムはいないのですが、ある伝説があり・・・。クマキチはどうなるのかな、とわくわくしていると、ある呪いにより体表が真っ黒に。なんと言うことでしょう。
無事にエルム族の村に到着したクマキチたちでしたが、お祭りの「聖熊武闘大会」に参加することに。
クマキチとワイバーンとの対決は迫力がありましたね。
そして、改めて思うのは、このライトノベルがファンタジーであることですね。人間がほとんど登場せずに、様々な動物が登場するという。
次巻の「聖熊武闘大会」が、楽しみですね。
「エルフの魔女親子はご近所さん!?
狼獣人のルルティナたちとの森暮らしも安定してきたクマキチは、いつもの狩りに出かけたところで小さな魔女・リコッタと出会う。家まで送り届けたことでその母・ロビオラとも知り合い、あらたなご近所さんとの交流を深めるクマキチだったが、森にはロビオラたちへの追手が迫っていて――。大人気シロクマファンタジー待望の第二巻!」
- 2018.12.17 HJノベルス「シロクマ転生 ―森の守護神になったぞ伝説― 2」より
やっぱり、ファンタジーの定番は、エルフの登場なのです。しかも王族で政争を逃れて、森に隠れ住んでいるという。
ひょんな事から森でリコッタと出会ったクマキチは、森の奥の家に送り届けることに。
後日、お茶に誘われたクマキチは、ロビオラたちを追ってきたヴラドレンと遭遇し、死闘となります。クマキチ、格好いいですね。
その戦闘のあともまだまだ強敵との死闘が続くクマキチ。もう本当にギリギリの戦闘となりますが・・・。
次巻も物語の展開が楽しみですね。
"The Bride's Stories 11" - 「乙嫁語り 第11巻」
「タラスとスミス、出会いの先へ…!
中央アジアを舞台に、さまざまな結婚物語を描き連ねていく『乙嫁語り』。英国人の旅行者スミスは、旅の目的地アンカラでタラスと再会したあと、ふたたび旅を始めることに。それは、もう一度アミルとカルルクの住む地域へ戻る旅……。新たに手に入れたアイテム「写真機」とともに、スミスとタラスと、案内人アリの旅路が始まる!」
- 2018.12.16 HARTA COMIX「乙嫁語り 11」より
まずは、「寒中歌」の章で、アミルやカカルクの冬の生活の様子が描かれます。
一方、アンカラでタラスと再会したスミスは、写真機で記録を残しながら、タラスと共に一緒に旅を始めることに。その写真機についての説明もあり、写真機を持って記録しながら砂漠を旅する大変さがよく分かりましたね。
そして、スミスが砂漠に投げ捨てた「懐中時計」が、変遷を経て、再びスミスの目にとまるまでの経緯も描かれており、とても興味深く、楽しく読むことができました。
「あくまでマイペースに成り上がる――
チートスキルで無双し、武闘大会を制覇せよッ!
ついに始まった“武闘大会”本戦。
ジンやガラットは強敵に苦戦を強いられるが、テンマは順調に勝ち進んでいく。
しかし、テンマでさえも手こずってしまうような強敵も登場し――。
汚い手を使う対戦者や、卑劣な前回大会覇者も参加。
謎の戦士・山賊王も遂にその正体を現し、武闘大会はヒートアップする……!
果たして、テンマのまったり異世界生活は戻ってくるのか!?
怒涛渦巻く、武闘大会編ここに決着!」
- 2018.12.16 MAG Garden NOVELS「異世界転生の冒険者 5」より
いやー、読み進めるのにけっこう苦労しました。11/9 に前巻を読んだはずなのに、主人公以外のキャラクターが全然(全く)想い出せない、とはこれ如何に(汗)。
ストーリーも「武闘大会」の様子を描写するのみで、やや飽きてしまいました。本当は、手に汗握る、はらはらどきどきの展開、なはずなのに。感受性が(大幅に)鈍くなってしまったのかも(大汗)。
取り敢えず、武闘大会は終わりました。テンマは、もちろん(?)予想通りに・・・。
もうこの後の展開は、何が待っているのでしょうか。まるで、予想できず分かりませんね。次巻に期待、というところです。
"Regarding Reincarnated to Slime" - 「転生したらスライムだった件 10」
「今は亡きシズの心残りである子供達に会いに、人間の国・イングラシア王国へ向かうリムル。途中立ち寄ったブルムンド王国では、冒険者登録や、ブルムンド王との極秘会談を行い、人間との交流の難しさを思い知ることに。そして、たどり着いたイングラシア王国では、ユウキ・カグラザカなる人物と会うことになるが――。」
- 2018.12.13 シリウスKC「転生したらスライムだった件 10」より
ブルムンド国を訪れたリムルは、そこで冒険者登録をするのですが、その冒険者ランク試験で無双する様が楽しかったですね。ここで、あっさりと「悪魔召喚」の魔法を得たりなんかします。
そして、たどり着いたイングラシア王国でのギルドのグランドマスターである、ユウキ・カグラザカとの出会い、シズさんが気にかけていた子どもたちとも出会います。そして、子どもたちの過酷な現実もまた明らかになります。
リムルが子どもたちに宣言する姿が、格好いいですね。曰く、「安心しろ。シズさんのやり残したことは俺が継いだ。絶対に助けてやる。必ずだ。」と。シズさんの仮面を取りながら、シズさんの面影を宿した姿を公にしながら。
"I am a villager, what about it?" - 「村人ですが何か? 5」
「人気急上昇中!最強の村人最新巻ついに登場!!
リュートが着々と実力をつけていく中、相変わらず世界は悪意に満ちあふれていた。
勇者の父親という特権で成金となり、故郷の村で搾取を続けるコーデリアの父。
王都では豪商であるヴェニソン商会が、人道にもとるやり口で猛威を振るっていた。
強引な手腕で政治権力の中枢を買収し、非道な商売で人々の不幸を次々に生み出しているのだ。
だがまだ彼らは知らない、その傲慢な行いが最強の村人の逆鱗に触れてしまうことを……。
小説投稿サイトで四半期ランキング1位を獲得した超話題作!
史上最強の村人伝説第5巻!!」
- 2018.12.13 GC NOVELS「村人ですが何か? 5」より
平和な学園生活に戻るのかと思いきや、リュートの周辺には様々な問題がわき起こります。コーデリアの父が故郷の村で搾取を続け、その横暴な振る舞いが目に余るようになってきたこと。その精で、両親が土地を捨て、奴隷に身をやつすしかないところにまで追い詰められ、リュートを頼ってくるはめに。
また、王都の豪商であるヴェニソン商会もその極悪非道なふるまいが、遂に「最強の村人」の逆鱗に触れ、リュートはヴェニソン商会の壊滅を決意します。その過程で、この国の王と知り合い、図らずも彼の政敵である貴族たちの弱体化をヴェニソン商会の壊滅によって為し得ます。
相変わらず、リュートの無双ぶりが楽しい。また、リュートと王の師匠が同じであったという繋がりもまた面白かったですね。
それと、リュートのコーデリアに対する想いがどのようなものであるかをはっきりとさせるのも興味深く読むことができました。
次巻は、いよいよモーゼズたち転生者との対決、となるのでしょうか。今から、読むのが楽しみですね。
「シロクマの体と現代知識を活かして、ケモミミ少女たちと森暮らし!
久間田熊吉 <くまだくまきち> は、大好きな山登りの途中で谷へと滑落したはずが、気づけばシロクマになって異世界の深い森の中で目を覚ました。人族に追われて森へと逃げ込んできたウェアウルフの姉妹たちを保護した彼は、その強靭なシロクマの肉体と、前世でつちかったサバイバルの知識を駆使し、危険な森での生活をどんどん快適にしていく――。」
- 2018.12.12 HJノベルス「シロクマ転生 ―森の守護神になったぞ伝説― 1」より
クマキチは、前世では、アマチュア登山家で、猟師を父に持つ、森でもサバイバル能力の高い人だったようで、シロクマに転生した後でも比較的容易に環境に馴染むことができたようです。それこそ、異世界の住人であるウェアウルフの姉妹たちよりも。
更にシロクマという身体能力の高い肉体を得たことにより、生半可な獣人よりも強力な存在になったようで、初対面のウェアウルフの姉妹たちから「森の守護神」と思われるほどでした。
今巻は、シロクマに転生してしまったクマキチとウェアウルフの姉妹たちとの出会い、「森の守護神」として彼女らと生活を共にしていく様子、人間たちとの死闘とが描かれています。
危険な森での生活基盤を整えていくクマキチたちですが、次巻はどのような展開が待っているのか、今から読むのが楽しみですね。
メンタル最強女子高生(実は蜘蛛のモンスターに転生)は、毎回毎回ギリギリの状況に追い込まれてしまいます。
どんどんとレベルアップと進化を繰り返すのですが、周りのモンスターたちのステータスが常に格上なのは違いありませんが、蜘蛛子はスキルを駆使して、何とか対抗していくのです。
そして、蜘蛛子の置かれた世界の様相が、徐々に明らかになっていくのですが。それは、神の存在と、その神が自分らを観察しているのではないかという。
でも、蜘蛛子は、それでも生き抜くことを改めて誓うのでした。頑張れ、蜘蛛子!
「子どもたちをアーモンの魔手から救うことに成功し、孤児院の経営者となったネオニートの青年、綾瀬次郎(あやせじろう)。
次なる目的のために異世界での本格的な商売を始めるはずが、偶然見つけたレアアイテムを奴隷のディアナに贈るため、まさかの借金を背負うことに!?
さらには、可愛いメイドの雇用、孤児院の経営、現代日本で祖母の介護と、降りかかる難題をどう解決していくのか。
『……ご主人さま、今までのように、一日中いっしょにはいられなくなるのです……?』
その時、次郎が下した決断とは!?
現代日本と異世界、二つを舞台に繰り広げる新感覚貿易ファンタジー小説、待望の第三弾登場!」
- 2018.12.11 MFブックス「ネトオク男の楽しい異世界貿易 3」より
異世界での屋敷の維持のためにメイドを雇うことを決心したジロウでしたが。
また、異世界での商売のための店舗を持ち、孤児院の経営もするためには、どうしても大金を用立てる必要があり、そのためにジロウが仕掛けたイベントが面白かったですね。
そして、調子を崩した祖母を異世界の精霊魔法で癒やそうとするのですが・・・。なんと言うことでしょうか。完全回復することはしたのですが・・・。ちょっと愉快なことになってしまいましたね。
次巻は、祖母を巻き込んだ物語が展開するのでしょうか。読むのが楽しみですね。
「ネオニートだった青年・綾瀬次郎(あやせじろう)は、異世界と現代日本とを行き来することができる魔法の鏡で貿易をし、念願だったエルフの奴隷、ディアナとマリナを手に入れた。彼女たちと関係を深めていくために次郎がとった行動とは……!?
そして神官の側に歩み寄る怪しい男の影。その男を見たマリナは恐怖のあまり震えてしまう。
『マリナのために……今日は少しだけ悪いことをしよう』
普段は少しだけ頼りない次郎が立ち上がる!?
異世界を舞台にお宝探しに奔走する貿易ファンタジー小説、待望の第二弾が登場!」
- 2018.12.9 MFブックス「ネトオク男の楽しい異世界貿易 2」より
帯の文には、「奴隷少女マリナを救え!!」とびっくりマーク2つでもって書いてありますが、マリナ自身を救うのではなくて、彼女のトラウマを解消する、というか、そんな感じの内容ですね。
「ネトオク男 VS 悪徳商人!?」ともありますが、その勝負は、まるで「スティング」のような詐欺に引っ掛ける、と言うようなことでしたね。レベッカやヘティは、サクッと暗殺しようとしましたが・・・。
それでも一応格好良く、悪徳商人を懲らしめることに成功したジロウですが、同時に「精霊の導き」まで達成してしまうという、ちょっとご都合主義的に思えてしまいました。精霊は、運命的にこうなることを預言していたとしか思えませんね。
屋敷も完成し、自分が異世界から鏡を通って行き来していることも奴隷少女たちに告白したジロウですが、次巻では、どのような物語の展開となるのでしょうか。続けて読んでいくつもりです。
「親元パラサイトの青年アヤセ・ジロウは、ネットオークションで生活する物欲溢れるネオニート。出品するお宝を探すべく蔵から見つけた古い鏡は、現世と異世界を行き来できる魔法の鏡だった!!
異世界と相互貿易をするためのお宝探しに奔走しつつ、物欲満たしてお気楽極楽な異世界ライフを画策するジロウ――しかし、そんな彼にもとうとう本気を出す瞬間がやって来た!? 奴隷商館で見かけた少女は――プラチナブロンドの髪をなびかせる憧れのエルフ! 彼女をゲットするため、ジロウはある難題に挑戦する!
新感覚!? 現世と異世界を行き来するネトオク男の貿易ファンタジー登場!」
- 2018.12.9 MFブックス「ネトオク男の楽しい異世界貿易 1」より
アヤセ・ジロウの天職に「剣士」というのがあるのですが、彼は(今のところ)剣士としてではなく、「商人」として異世界を生きようと考えているようです。事実、本編では、一度も剣を持って闘う、ということはありませんでした。
また彼は、現在は「ネオニート」の21歳ですが、根暗なだけの引き籠もりでなく、高卒後ブラック企業に1年も頑張って勤めたこともあり、商売のために車で出かけたりできるようです。
そんな彼ですが、現世の経験と知識を生かして、エルフ奴隷を手に入れるべく、難題に取り組む様が楽しかったですね。
「異世界貿易」(と言っても、個人輸入のレベルですが)をネットオークションを利用して、というのも現代的ですね。今後も彼とエルフたちの動向に目が離せなくなりそうですね。
"The Failure at Ashley Magic Academy" - 「魔法学校の落ちこぼれ 2」
「落ちこぼれ少年×天才魔法使い! 大人気の魔法ファンタジー第2章!
魔法学校で無事に進級したフィンは、師匠ルーベンスから竜の卵を譲り受ける。それは伝説の魔法使いにしてフィンの祖先、アシュレイが遺したものだった。数百年にわたり誰にも孵せなかった卵。しかしフィンが故郷の村を訪れた際、ついに竜の赤ちゃんが誕生する。チビ竜は自ら『ウィニー』と名乗り、フィンの大切な相棒となった。学校中がウィニーに夢中になるなか、フィンとルーベンスは国境の街へ向かう。弱体化したアシュレイの防衛魔法を調査するためだったが、二人はそこで、事故死したフィンの父親に関し驚愕の真実を知ることになる――。」
- 2018.12.9 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「魔法学校の落ちこぼれ 2」より
「落ちこぼれ」と言われたフィンでしたが、ルーベンスに見出され、「弟子見習い」という肩書きを得ることになり、ルーベンスに修行の旅(?)に連れ出されることになります。
フィンが桜の木の妖精、と思っていたものが実は・・・。そして、その光に当たった(吸収した)竜の卵が孵る、というのも面白かったですね。生まれたばかりの竜は、自らをウィニーと名乗り、フィンを親のように懐きます。
学校の寄宿舎に連れ帰ったことから、学校中が大騒ぎに。また、他の卵も皆の争奪戦の対象になりますが・・・。
ほのぼのとしたストーリーの合間に、戦争の影が忍び寄ってきますが、フィンはまだまだ幼く、落ち着きがありません。貧しい農家の出身ということで、フィンが萎縮しそうで、ちょっと守ってやりたくなる、という保護欲を刺激されるようなキャラクターですが、魔法の才能は目を瞠るものがあるようです。
今後の彼の成長の過程が楽しみですね。
"The Failure at Ashley Magic Academy" - 「魔法学校の落ちこぼれ」
「落ちこぼれ少年×天才魔法使い! 大人気の魔法ファンタジー小説!
貧しい田舎の少年フィンは、家族のために免税特権を得ようと、一か八かアシュレイ魔法学校の入学試験に挑む。まさかの合格を果たすと、貴族の子息ばかりが集う学校での寮生活が始まった。レベルの高い授業に苦労し『落ちこぼれ』とバカにされながらも、必死に勉強して友達を増やしていくフィン。次第に才能の片鱗を見せ始め、王国一の魔法使いであるルーベンスと出会い、なんと初めての弟子にされてしまう。そして二人で故郷の村を訪れた時、フィンの隠された力が明らかとなる――!」
- 2018.12.7 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「魔法学校の落ちこぼれ」より
著者の梨香は、この本がレビュー作となるようです。ネット上では、すでにいくつかの作品を発表しているようですが。
さて、本作の主人公のフィンは、まだ12歳。貧しくて、学校にも2年しか通えずに、一家の労働力として母親を支えていますが、幼いゆえ、暮らし向きはあまり良くありません。
そんな彼でしたが、税金が免除されるという特典を目当てに、アシュレイ魔法学校の入学試験を内緒で受けるのですが、それがまさかの(ぎりぎりでの)合格。
貴族の子どもたちが多く通う魔法学校の中で、教養も無く礼儀作法も知らない、フィンは級友たちからも「落ちこぼれ」とからかわれる毎日でしたが、徐々にその才能の片鱗を見せ始めます。そして、王国唯1人の上級魔法使いのルーベンスに見出され、その初めての弟子とされてしまうことに。そのルーベンスの性格が、またアレで、とても楽しく読むことができました。
高齢なルーベンスは、生きている間に、まだまだ若くて危なっかしいフィンに、その持つ魔法の全てを伝授できるのかどうかを危惧していますが・・・。
次巻も続けてすぐに読むつもりです。
「航宙艦が墜落した先は……剣と魔法の世界!?
帝国航宙軍兵士アラン・コリントの乗艦する航宙艦は超空間航行中に未知の攻撃を受け、アランはたった一人の生存者となってしまう。
航宙艦は航行不能となり、アランは脱出ポッドで目前の惑星に不時着することに。
彼は絶望するも、降り立った惑星には驚くべきことにアランの遺伝子の系譜に連なる人類が繁栄し、さらにはこの惑星の人類は "魔法" なるものを使っていたのだった。
アランと、彼に共生するナノマシン[ナノム]は、科学技術を駆使して "剣と魔法の世界" を調査しつつ、サバイバル生活を送ることになるのだが……。
異星ファンタジー、登場!」
- 2018.12.7 KADOKAWA eb! enterbrain 「航宙軍士官、冒険者になる」より
帝国軍人であるアラン・コリントの性格が、どうも「甘い」ようなのは、ライトノベルであるからでしょうか。そして、彼は地球出身でもないようですね。
いずれにしても、航宙艦から1人脱出し、脱出ポッドも不時着時に湖に沈んでしまい、僅かな携行食糧とともに異世界に放り出されることになります。
それからアランのサバイバル生活が始まるのですが。アランと共生(?)しているナノマシンがとっても役立つことになります。
転生ものだと、いわゆる「チート」な能力ですね。解析、翻訳、魔力感知、魔法補助等、原住民からすればとんでもない能力、ということになります。
そのような彼が、落ち延びてきた一国の王女と知り合い、冒険を重ね、魔法を習得して、冒険者になる、というのはテンプレートなのかもしれませんが、それでもそのストーリー展開が楽しくて、一気に読んでしまいました。
続巻の発刊が楽しみです。
"The Record by an Old Guy in the world of Virtual Reality Massively Multiplayer Online" - 「とあるおっさんの VRMMO 活動記 17」
「冴えないおっさん in VRMMO ファンタジー第17弾!
ついに『ワンモア』最後のエリアと噂される『魔王領』が開放され、ダークエルフの守護者『闇』様から魔力の暴走を防ぐよう頼まれたアースもまた、早速関所へと向かう。そして無事に国境を越えた途端……妖精アクアの力を借りて空路で魔王城へ一直線!なりふり構わず魔王様との謁見を急ぐ彼だったが、その先には四天王の試練が待っていた――常識を置き去りにして、突撃! 魔王城!? 冴えないおっさん、VRMMO ファンタジーで今日も我が道を行く!」
- 2018.12.7 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「とあるおっさんの VRMMO 活動記 17」より
やっぱり、前巻までの内容をすっかり忘れてしまっていました(泣)。
それでも、魔王領へと入ってからのアースの活躍には目が離せず、一気に最後まで読んでしまいました。アースらに敵対する者はいますが、大半の者は、魔王であっても、アースの誠実な対応には誠意でもって応対していますね。
そして、人知れず魔王領の民のため、その危機を救うのもアースらしい。魔力暴走を押えた後の、彼の称号が大変なことに(笑)。
さて、魔王領の騒動を解決したアースですが、ダンジョン探索に勤しむことにしますが、ダンジョンから出てみると、猛吹雪の異常気象に見舞われてしまい、凍死寸前にまで追い込まれることに。
そして、街に戻ってみれば、プレイヤーが炭を買いあさっているせいで、深刻な炭不足に陥ろうしていることに気付きます。
次巻は、このプレイヤーがもたらした炭不足のせいで魔族とぎくしゃくした関係を解消しようと奮闘することになりそうですね。今から読むのが楽しみです。
"Regarding Reincarnated to Slime" - 「転生したらスライムだった件 9」
「魔王カリオンからの提案を受け、テンペストと獣王国(ユーラザニア)は互いに使節団を派遣し交流をはかることとなった。テンペストからはベニマルを団長とした数名が獣王国へ向かい、獣王国からは黄蛇角のアルビスを中心とする使節団がテンペストに到着。順調に交流が開始されると思われたが、挨拶もそこそこにリムルに対し敵意を剥き出しにする獣王国使節団の面々。一筋縄ではいかない獣王国との国交の行方は…?」
- 2018.12.5 シリウスKC「転生したらスライムだった件 9」より
魔物たちの弱肉強食が掟、という世界観を筆頭に、力あるものが国を治める、という思想が基本である世界において、リムルたち魔物の国と他国との交流の様子が面白いですね。まずは、互いの力を腕力で測ろう、という。単純、素直な理屈ですね。
そして、リムルは、シズさんの心残りを受けて、人間の国へ向かうことを決意します。
次巻は、リムルの人間の国での活躍が描かれるのでしょうか。早く読みたいものですね。楽しみです。
"Regarding Reincarnated to Slime" - 「転生したらスライムだった件 8」
「魔王ミリムにブッ飛ばされ怒りが治まらずにいるフォビオ。そんなフォビオの前に中庸道化連フットマンとティアが現れ、フォビオを魔王にしようと暗躍するのだった。さらに、暴風大妖渦(カリュブディス)が復活しテンペストを目指しているとの知らせがリムルの元に舞い込む。陰謀渦巻く暴風大妖渦の復活、そして開戦の狼煙があがる――!!」
- 2018.12.5 シリウスKC「転生したらスライムだった件 8」より
カリュブディスが、フォビオを依り代に復活。ドワルゴンの援護を受けますが、大苦戦。
しかし、ミリムが参戦すると、一瞬で撃退してしまうのでした。ドワルゴンの隊長がミリムの存在が信じられずにリムルが秘密兵器を駆使した、と誤解するほどに。
リムルとミリムが友誼を深めていく様が微笑ましく感じます。
相変わらず、魔王クレイマンは、何やら裏で陰謀を張り巡らせているようですが・・・。
"Regarding Reincarnated to Slime" - 「転生したらスライムだった件 7」
「最も危険な魔王ミリムがテンペストに滞在を始めた。このままでは、経緯を知らない他の魔王達に『テンペストとミリムが同盟を結んだ』と思われかねないため、リムル達はミリムの機嫌を損ねないようにしつつ、この嵐が去るのを待つつもりでいた。しかし、そんなリムル達の思惑とは裏腹に、魔王カリオンの手下がテンペストを訪れてしまうのだった――。」
- 2018.12.5 シリウスKC「転生したらスライムだった件 7」より
魔王ミリムがリムルの処へ居候を決め込み、様々な騒動を引き起こす様が楽しい。リムルがミリムをうまく手懐けることに成功する様もまた。更に獣王国からフォビオが訪れますが、リムルが、それをいなす様も格好良かったですね。
ジュラの大森林の盟主としての自覚が芽生えてきたのかな(?)。
一方で、魔王クレイマンの暗躍が・・・。
次巻も続けて読んでいくつもりです。楽しみですね。
"Regarding Reincarnated to Slime" - 「転生したらスライムだった件 6」
「新章突入!!豚頭帝(オークロード)の討伐に成功し、ジュラの森の盟主となったリムル。新たに仲間も増え、徐々にこの世界で存在感を増していくが、それは同時に強者達の注目を集めるということでもあった。ドワーフ王のガゼル、そして最古の魔王が一人ミリム・ナーヴァ。一筋縄ではいかない者達に目を付けられたリムルは――!!」
- 2018.12.5 シリウスKC「転生したらスライムだった件 6」より
魔物の町を突然訪れた武装国家ドワルゴン王ガゼル・ドワルゴと「挨拶」するリムル。そして、魔王ミリム・ナーヴァとも「挨拶」を交わすリムルも面白かったですね。
最後に縁側でリムルとミリムがとうもろこしをかじっている姿が、ほのぼのとして愛らしい。
"Regarding Reincarnated to Slime" - 「転生したらスライムだった件 5」
「リムル達の前に降り立った魔人ゲルミュッド。豚頭帝が魔王に進化していないことに激昂し、リザードマンのガビルを喰らい魔王になるよう促す。しかし、豚頭帝はゲルミュッドの言葉になんの反応も示さない。だがその時――。リムルはこの戦況を打破出来るのか!!森の騒乱編、完結!」
- 2018.12.5 シリウスKC「転生したらスライムだった件 5」より
ゲルミュッドがリムルの前に姿を現し、オークロードの進化を促そうとしますが、鬼人たちに追い詰められ、逃走を図ろうとゲルドの名を叫びます。それに答えたゲルドの行動は意外にも・・・(!)。
オークロードを討伐したリムルが、ジュラの森の族長らと会議で放った言葉が素敵です。
「オークの罪は全て俺が引き受けた。文句があるなら俺に言え。それが魔王ゲルドとの約束だ。」
そして、「ジュラの森大同盟」の盟主となったリムルは、鬼人たちとゴブリン、新たに配下になったゲルドたちオークとともに魔物の町が完成するのでした。
"Regarding Reincarnated to Slime" - 「転生したらスライムだった件 4」
「ジュラの大森林を揺るがす一報。厄災の魔物・豚頭帝が20万の大軍勢を率い、侵攻してくるという。大森林の管理者・樹妖精の依頼でその討伐を引き受けたリムルは、リザードマンとの共闘を画策するが――。」
- 2018.12.5 シリウスKC「転生したらスライムだった件 4」より
ガビルの裏切りを防げなかったリザードマンたち。ガビルがオーク兵と戦闘に踏み切ったために種の存続の危機に瀕することになります。リムルたちの救援は間に合うのか、というはらはらした展開でしたね。
リザードマンたちの造形も面白かったですね。
リムル率いる鬼人たちにとっては、主の初陣となるわけで、とても張り切っていましたね。また、オーク兵たちに無双する様子も爽快でした。
次巻は、いよいよリムルとオークロードとの対決ですね。楽しみです。
"Regarding Reincarnated to Slime" - 「転生したらスライムだった件 3」
「爆炎の支配者と謳われた英雄、シズエ・イザワ。彼女の想いと姿を受け継いだリムルは、イフリートの力を使いこなせるようになるため洞窟に籠った。だがリムルのもとに突如、救援要請が届いた。駆けつけた場所には、大鬼族を前に倒れた仲間がいて――!?」
- 2018.12.4 シリウスKC「転生したらスライムだった件 3」より
オーガたちと出会い、トレイニーにオークロード討伐依頼されるまでですね。
オーガが進化して鬼人になったのですが、その風貌の変遷がうまく描かれていましたね。そして、鬼人になってから、衣裳が変わっていくのも。
オークロード率いる20万もの兵との対決も目前ですね。次巻も読むのが楽しみです。
"Regarding Reincarnated to Slime" - 「転生したらスライムだった件 2」
「ドワーフ王国にて捕らわれてしまったリムル。自由な発言を許されない裁判の行方は?そしてドワーフ王の下す審判とは!?」
- 2018.12.4 シリウスKC「転生したらスライムだった件 2」より
リムルが運命の人、シズさんと出会い、彼女の想いを継ぐところまで、ですね。
シズさんの小さな頃に似た擬態を採ることができるようになったリムルですが、その最初の擬態で、涙するようすだったのには感動しましたね。また、彼女の心残りであった教え子の子どもたちのことも気になります。
次巻も続けてすぐに読むつもりです。
"Regarding Reincarnated to Slime" - 「転生したらスライムだった件 1」
「WEB で1億4000万PVの異世界転生モノの名作を、原作者完全監修でコミカライズ!巻末には原作者書き下ろしの短編小説を収録した、ファン必携の単行本いよいよ発売!」
- 2018.12.3 シリウスKC「転生したらスライムだった件 1」より
コミック版の「転スラ」です。著者は、川上泰樹という人です。まるで知らない人ですが(汗)。
スライムに転生し、武装国家ドワルゴン王ガゼル・ドワルゴに会うまでが描かれていました。
コミックになっても、「転スラ」の面白さ、楽しさは変わりませんね。視覚情報が文字よりも雄弁なシーンもありましたね。
スライムでありながら、その表情がよく表せられていた、と思いました。
巻末の「書き下ろし小説 ヴェルドラのスライム観察日記」もコミックおよび書籍本編の内容を補完しているようで、興味深く読むことができました。
次巻も続けて読んでいくつもりです。
「竜の国が侵攻を開始し、エラトマとドイルが相対するなか、ゼノスと双子との因縁は決着の時を迎えていた。
シオンを主力に、後方でレオパルドとテラペイア兄妹が援護に回るかたちでゼノスを追いつめていく。
そして激闘の末、底なしの大穴に落ちかけているゼノスへテラペイア兄妹は手を伸ばすが、彼はそれを断り、穴の中へとその身を投じるのであった。
一方、エラトマとの一戦を終えたドイルは、マリスの待つ地へアストラの背に乗り向かう。
すべての始まりともいえるマリスとの最終決戦。それはドイルに如何なる未来をもたらすのか――。」
- 2018.12.2 MFブックス「甘く優しい世界で生きるには 10」より
読むのに苦労したぁ。というのも前巻までのストーリーは元より、キャラクターもほぼ忘れている、という。
読んでは分からなくなり、少し休憩、読んでは休憩を繰り返し、やっと最後まで読んでしまうことができました。
そして、ストーリーですが、それはもう大団円に向けて一直線、という感じでしたね。最後には、各世界にドイルが誰言うとも無く「勇者」と呼ばれるようになります。
そして、大団円。
総じて、楽しい話でしたね。時を見て、ふと読み返したくなる、そのような話でした。
2018.11
「ウサト、救命団副団長就任!
リングル王国へと帰ってきたウサトは、来たるべき鬼の救命団団長、ローズとの実戦訓練を控え、一層鍛錬に励んでいた。
そんな中、ウサト達が魔王軍の脅威を伝え共闘を呼び掛けた各国の代表が、学園都市ルクヴィスに集まり会談を開くことに。
ウサトはリングル王国の代表として、その会談に出席することとなるが、その前にローズから救命団の副団長という肩書を与えられる。
より重い責任をもってルクヴィスを訪れたウサト達を待っていたのは、懐かしい面々と、これまた個性的な国の代表者たち。
静かに忍び寄る魔王軍に対し、果たして各国の足並みは揃うのか――。
新章突入の第九巻。今回もウサトの脳筋思考が物議を醸す!?」
- 2018.11.28 MFブックス「治癒魔法の間違った使い方 ~戦場を駆ける回復要員~ 9」より
リングル王国に戻ったウサトたちですが、旅に出ていた間の成長具合をローズが確かめるべく、模擬試合を行います。
相変わらず理不尽なローズでしたが、ウサトも負けてはいません。試合の最中にも新戦法を編み出し、ローズに挑んでいきます。まぁ、試合を観戦していた他の者たちは、どん引きだったのはご愛敬でしょうか。
そして、ウサトの実力を認めたローズは、彼を副団長に任命します。そして、ルクヴィスで、魔族軍と対抗するための4ヶ国の代表による会談に参加することを言い渡されるのでした。
そして、やっぱりウサトは、会談の場において、その人外ぶりを披露することになり、どん引きされるのでした。
次巻では、いよいよ動き出した魔族軍との戦いが描かれるのでしょうか。今から読むのが楽しみですね。
"Regarding Reincarnated to Slime" - 「転生したらスライムだった件 13」
「激突! 帝国 VS 魔国連邦
ジュラの大森林に攻め込む帝国94万の大軍勢。迎え撃つテンペストは、魔王ラミリスの権能により、ダンジョンへと町を避難させた。最前線で原初の悪魔であるテスタロッサ、ウルティマが猛威を振るう中、帝国軍はダンジョン攻略に乗り込む。しかしそこで待っていたのは、圧倒的な武力を誇るテンペストの凄まじいまでの虐殺劇であった……。」
- 2018.11.28 GC NOVELS「転生したらスライムだった件 13」より
前回の戦争では、リムル1人で2万人もの敵兵士を殲滅しましたが、今回の帝国との戦争では、94万人を相手にします。
覚醒した魔王となったリムルは、今回は、管制室で部下たちの奮戦ぶりを見守る、という立場になっています。それにしても、原初の悪魔たち4柱を部下にした魔国連邦は、その圧倒的な戦闘力を有することを世に知らしめることに。各人、一撃で万単位の戦士を殲滅するほどです。後は殲滅戦ですね。
また、悪魔以外の部下たちも、その進化した戦闘力を存分に発揮します。それは、地上戦においても、迷宮内においても。
そして、やっぱりリムルは、優しいのです。確保した魂と死体とで・・・。
次巻も読むのが今から楽しみですね。
"Regarding Reincarnated to Slime" - 「転生したらスライムだった件 12」
「東の帝国、動く―――!! 魔国連邦へと伸びる、大国の謀略!!
順調に勢力拡大を続けるテンペストに向け、ついに『東の帝国』が動き出した。
未来を知る少女 “勇者クロエ" の話では、とある時間軸で、その帝国によってリムルが討たれ、テンペストが崩壊したという。
今はその時とは違った運命線にいるとはいえ、可能性が消えたわけではない。
警戒を強めるリムルであったが、そんな折、帝国の密偵がテンペストに潜入する――。
シリーズ累計450万部突破! 大人気モンスター転生ファンタジー、最新刊が登場!」
- 2018.11.25 GC NOVELS「転生したらスライムだった件 12」より
東の帝国が、いよいよテンペストに向けて侵攻してきます。また、ドワーフ王国へも同時に侵攻していき、それを察知したテンペストは、ドワーフ王国へも応援を派兵することに。
また、帝国が百万もの兵士が侵攻してくることを考慮して、色々と戦術を練る様が面白かったですね。テンペストに潜入したスパイたちを籠絡し、情報を得ると共に帝国を迷宮に誘い込むように画策したりします。
そして、監視衛星を構築し、情報戦を仕掛ける周到さ。
全編に渡って、戦争前の緊張感溢れる描写でしたね。一気に最後まで読んでしまいました。
"Regarding Reincarnated to Slime" - 「転生したらスライムだった件 11」
「勇者が目覚めるとき、 運命の歯車が動き出す――
魔王ルミナスとの約束である音楽会を開催するため、神聖法皇国ルベリオスを訪れることになったリムルたち。
進む音楽会の準備――だが、その裏側ではリムル、そしてルミナスをも巻き込む狡猾な陰謀が張り巡らされていた。
はたして音楽会は無事に開催されるのか!?
シリーズ累計300万部突破! 大人気モンスター転生ファンタジー、最新刊が登場!」
- 2018.11.24 GC NOVELS「転生したらスライムだった件 11」より
ヴェルドラを封印した仮面の勇者。シズさんを救い出し、仮面を授けると黙って姿を消した勇者。そして、シズさんから受け取った仮面をクロエに渡すリムル。更にラミリスが聖櫃に保護していた勇者。因果は巡り、交錯し、ヒナタの死をきっかけに輪廻の輪は循環します。
前に読んだときはよく分からなかった事も、今回読み直してみて、よく分かるようになりました。クロノアとクロエ、そして勇者とヒナタ。シズさんと勇者。
それにしても、ルミナスの元へ全員集合(!)の勢いで、敵味方、様々な思惑を秘めて集まり、そこら中で混戦、というのは圧巻でしたね。
前半で、テスタロッサ、カレラ、ウルティマとリムルが(いつものようにさくっと)名付けるシーンも面白かったですね。ディーノが呆然としていましたね。
"Regarding Reincarnated to Slime" - 「転生したらスライムだった件 10」
「西方協議会に潜む闇を打ち破れ!
開国祭も無事に終わり、リムルが次に狙うは西方評議会への加盟。それを切っ掛けとしたさらなる経済圏の拡大だ。しかし西方評議会の影の支配者〝強欲のスキル〟を持つマリアベルは、リムルの強大な力を警戒し、手が付けられなくなる前に潰さなければならないと固く決意していた。思惑が交差する中、リムル抹殺の策略が静かに始まる。」
- 2018.11.24 GC NOVELS「転生したらスライムだった件 10」より
入念な対策をしたにもかかわらず、評議会で、リムルがキレる様子が面白かったですね。同時に評議員たちが精神支配の影響下にあったのを看破することができたのは、棚からぼたもち(?)。
そして、何気なくディアブロが配下にすべく、悪魔たちをリクルートしに行く訳ですが・・・。
更に、マリアベルがリムルと直接対決するシーンも面白かったですね。ミリムに対する切り札として起こした邪竜でしたが、リムルの活躍で、ガイアを無事回収することができました。ミリムが歓喜する様が可愛い。
次巻も続けてすぐに読むつもりです。
"Regarding Reincarnated to Slime" - 「転生したらスライムだった件 9」
「テンペスト開国祭、いよいよ始まる!
各国の重鎮、そして魔王たちが続々と集まる中、ついに始まった魔国連邦開国祭。配下たちによるアンサンブルに始まり、技術者垂涎の各種研究発表。そしてメインイベントの武闘大会にリムル発案の地下ダンジョンと盛りだくさんの内容に、参加者は大興奮。そんな中、リムルを騙そうする勢力が暗躍し始めていた――。」
- 2018.11.22 GC NOVELS「転生したらスライムだった件 9」より
テンペスト開国際が華々しく盛大に開催されます。前夜祭からの興奮はそのままに、様々なイベントや催しが続きます。
リムルは、国主として謁見することも仕事としてこなしていきます。ミッドレイとシュナの料理談義は面白かったですね。
また、口絵にあるようなシオンとシュナによる演奏会、オーケストラ編成による演奏会、技術発表会などと文化的な催しも。まぁ、軍事利用可能な画期的発明、発見などを不用意に発表してしまうのはご愛敬でしょうか。
ただ、そのようなお祭りでも悪意ある妨害はあるもので、テンペストの評判を落とすべく画策する者に対するリムルの対処が痛快でしたね。
次巻も続けて読んでいくことにします。
"Regarding Reincarnated to Slime" - 「転生したらスライムだった件 8」
「魔国連邦は祭りの準備で大忙し!
ヒナタをはじめとする聖騎士団との和解に成功した魔王なスライム――リムルは次なる仕掛けを画策する。それは、自身の魔王襲名をお題目に、盟主を務める国、このテンペストで大規模なお祭りを開催するというもの。最高峰のおもてなしと娯楽を提供するべく、魔王以下幹部達から、末端の一般市民、そして小さな魔王ラミリスも取り込んで、総力をあげての準備が始まった。果たして無事、テンペスト祭は開催されるのか!?」
- 2018.11.22 GC NOVELS「転生したらスライムだった件 8」より
ヒナタと和解し、リムルたちとテンペストで宴会する様が楽しかったですね。ヒナタは色々と文句を言っていましたが、再現した和食や新鮮な魚には満足した様です。翌日もそのままテンペストに逗留し、すき焼きに舌鼓。
また、これを契機に「テンペスト祭」開催を決めたリムルたちでしたが、そこへラミリスが・・・。
様々な施設が建築されていく中で、今後のテンペストでの重要な「迷宮」が完成します。ヴェルドラも第百階層に居を構え、気兼ねなく魔素を吐き出すことができて、ご機嫌ですね。
ラミリスの引っ越しと地下迷宮創造。トレント族と妖精たち。そして、エルフの移住。コロッセウムの建築が進む中、その運営のために商人であるミョルマイルの招聘。そうそう、テング族のモミジとベニマルの恋の行方も。祭りの準備の中、ごった煮のように様々なエピソードがちりばめられています。どれもが、楽しいエピソードです。
"Regarding Reincarnated to Slime" - 「転生したらスライムだった件 7」
「聖騎士団 VS 魔物の国の結末は!?
魔王クレイマンを倒し、〝八星魔王〟の一柱になったスライム――リムル。それを受け、神聖法王国ルベリオスは揺れていた。そう、まだリムルが魔王になる前、聖騎士団長のヒナタがリムルを襲撃したことで、その報復を恐れているためだ。魔王へと進化したリムルの力は底がしれない。全面戦争を避けるべく、全ての責任を自身に負い、ヒナタは単独でテンペストへと向かう!」
- 2018.11.21 GC NOVELS「転生したらスライムだった件 7」より
ヒナタとの一騎打ちは、迫力がありましたね。
前回、魔王に覚醒する前の決闘では、ヒナタが全力でなかったにもかかわらず、逃げ出さざるを得なかったリムルでしたが、2度目の決闘では・・・。
ラファエルさんとリムルとのやり取りも(会話)も楽しかったですね。ヒナタの全力必殺技を防ぐためにアルティメットスキルの一つを犠牲にと提案するラファエル。実はそれは・・・。と言ったようにラファエルが、スキルであるにも関わらず、自我があるのかな、と思えるような振る舞いをします。
ヒナタとも和解し、テンペストの有り様に驚愕する様も面白かったですね。
次巻も続けて読むつもりです。
"Regarding Reincarnated to Slime" - 「転生したらスライムだった件 6」
「スライム VS 十大魔王!?
魔王種へと進化を遂げたスライム――リムルの元に『魔王達の宴(ワルプルギス)』が発動されたと報せが入った。それは10人全ての魔王が集う特別な会合。しかもその議題は魔王を僭称するリムルに処罰をというものであった……。魔王が蠢く宴に、スライムが殴り込みをかける!?」
- 2018.11.20 GC NOVELS「転生したらスライムだった件 6」より
真の魔王へと覚醒したリムルは、歴史に「人魔会談」と記される会議を開催し、戦後処理について話し合いをします。そこへ、ラミリスから「魔王達の宴(ワルプルギス)」開催の報がもたらされます。
復活したヴェルドラを紹介する様が面白かったですね。人魔会談がいきなり、休会となるほど(失神者も出たほど)。
更に召喚した悪魔のディアブロの正体も明らかになります。それをリムルが知らない、といのもまた。
シオンが脳筋で、ちょっと残念な性格であっても、その実力はベニマルに次ぐほどであることもはっきりとします。魔王クレイマンと渡り合えるほどということが。
無事、魔王クレイマンを倒し、魔王の一柱と認められたリムルでしたが。
次巻も読むのが楽しみですね。
"Regarding Reincarnated to Slime" - 「転生したらスライムだった件 5」
「魔王、誕生――
リムル不在のテンペストは、騒がしいながらも穏やかな日々が続いていた。しかしそれは、『武装した人間の集団がテンペストへ向かっている』との奇妙な情報がもたらされた事により終わりを迎える。騒然とする中、ついには主であるリムルとの思念伝達まで途切れてしまう。拠り所を失ったテンペスト幹部達。それは、絶望と狂乱の幕開けでしかなかった――。」
- 2018.11.19 GC NOVELS「転生したらスライムだった件 5」より
様々な想い、欲望などが複雑に絡み合い、リムルとヒナタの対決、テンペストを覆う結界、異世界人3人のテンペストの襲撃、が同時並行的に発生します。大混乱に陥るテンペストの住民たち。
そんな中、ハクロウ、ゴブタたちが重傷を負い、シオン、ゴブロウたち百人が犠牲に・・・。
ヒナタとの対決から脱出したリムルが見たテンペストの惨状・・・、特に犠牲者と対峙したリムルは呆然として・・・。
リムルは、犠牲者の復活を促すべく、進化を目的に魔王として立つことを決心する。魔王に進化する、その生贄となるのは、一万人もの人間の魂であった。
シオンが犠牲になったのは哀しい展開でしたね。それを見たリムルの悲しむ様には、思わず感情移入してしまいました。
(真に覚醒した)魔王へと進化したリムルでしたが、次巻では、そのリムルの反撃が始まります。
続けて第6巻に突入です。
"Regarding Reincarnated to Slime" - 「転生したらスライムだった件 4」
「スライム、先生始めました。
魔物の主スライムのリムルは、魔国連邦の盟主として着々と勢力を強めていた。そんな折、リムルはある夢を見る。それは自ら捕食した “爆炎の支配者” 井沢静江からの、教え子だった子供たちを救って欲しいという悲痛な叫び。そしてリムルは子供達に会うべく『イングラシ王国』へと旅立つ。――爆炎の想いを受け継ぐ者として。」
- 2018.11.18 GC NOVELS「転生したらスライムだった件 4」より
リムルが努力して(?)休むようになった結果、夢を見ることができるようになりましたが、その夢とは、シズさんの悲痛な願いを現したものだったのです。
その願いを叶えるため、イングラシ王国の王都へと向かうリムルでしたが。
無理矢理、召喚されて、その召喚された国から捨てられた5人の子どもたちを救う術を探るリムル。被召喚者であるゆえ、異常なまでの魔力量を秘めながら、制御できずに余命1年の子どもたちを救うことができるのか。
シズさんが、消滅すること無く寿命を長らえた秘密を解き明かしたリムルですが・・・。
それにしても終章で、いきなりリムルがあんなことになるなんて。次巻も続けて読むしかないぢゃないですか(!)。
"Regarding Reincarnated to Slime" - 「転生したらスライムだった件 3」
「破壊の暴君〟魔王ミリム来襲!
ジュラの森大同盟の盟主となったリムルだったが、ドワーフ王国の王、ガゼル・ドワルゴが訪れ、事態は急変する。さらには魔王の中でも別格の強さを誇る〝破壊の暴君〟ミリム・ナーヴァまで現れる始末。一筋縄ではいかない王と魔王に対して、リムルはどう立ち回るのか!?」
- 2018.11.18 GC NOVELS「転生したらスライムだった件 3」より
魔王たちが表に出てくる巻ですね。
オークによる暴走を鎮めたリムルたちですが、ドワーフ王ガゼルの突然の訪問、最も古い強大な魔王ミリムの襲撃、等次々と難題が降りかかります。魔物たちの町を建設中のリムルたちは、その難題の対処に追われることになりますが・・・。
ハクロウとガゼル王との意外な関係などから、リムルは(町から)国の盟主と認められ、友好関係を築くことに成功します。
リムルが魔王ミリムに対して採った手段も面白かったですね。ミリムの性格もまた。そしてリムルとミリムは「親友」の関係に。
極めつけは、「災厄級魔物」と称されるが、「災禍級」に相当するカリュブディスとの死闘でしたね。
テンペスト総出の戦力と、ドワーフ王国精鋭100騎を合わせて、カリュブディスに立ち向かうのですが・・・。
そして、魔王ミリムが戦闘に参加する・・・。
面白くて、一気に最後まで読んでしまいました。やっぱり、このまま止めておくことができなくて、次巻に突入です。
"MADE IN ABYSS" - 「メイドインアビス 7」
「深界六層に辿り着いたリコたちの前に、忽然と現れた “成れ果て村”。そこは住人たちが独特の勝ちを持ち、その価値を交換することで成り立っている村であった。
村を探索し住人たちとの交流をもつ三人。そんな中、ナナチの取った行動によりリコは後戻りのできない絶望的な状況に巻き込まれていく――。
神秘と日常が入り混じる大冒険活劇、第七巻!!」
- 2018.11.17 Takeshobo「メイドインアビス 7」より
前巻までのストーリーをまるで覚えていない(!)。なんと言うことでしょう。
「神秘と日常が入り混じる大冒険活劇」とあるように深界六層には、異形の者たち、「成れ果て」が村を形作っており、独特の価値観でもって暮らしています。リコは、そのような異形の者たちとも、嫌悪感無く普通に付き合えるようですね。とても強い心の持ち主です。
そんなリコですが、捕らわれたナナチを救い出そうとしますが・・・。
理解しがたい現状が淡々と描かれていますが、常に死と隣り合わせの危険な状況であるようです。
リコたちは、無事にナナチを救い出すことができるのでしょうか。レグの秘密は明らかになるのでしょうか。「三賢」の一人と知り合ったリコとの今後の展開に目が離すことができませんね。
"Regarding Reincarnated to Slime" - 「転生したらスライムだった件 1、2」
「モンスター転生ファンタジー、ここに開幕!
ある日通り魔に襲われて命を失った三上悟は、天文学的確率で異世界へと転生する。しかし生まれ変わった姿はなぜか最弱モンスターとして名高いスライムだった! 見知らぬ洞窟でお気楽スライムライフを満喫しようするが、天災級ドラゴン『暴風竜ヴェルドラ』と遭遇したことにより、運命は大きく動き出す!」
- 2018.11.16 GC NOVELS「転生したらスライムだった件 1」より
「化物 VS 化物!! 想いが交差する激闘の第2弾
ゴブリン族と牙狼族の主として日々を過ごすリムルの前に、突然現れた6人の鬼族(オーガ)。彼らの話ではオーク達の手によってオーガ達の村が殲滅させられたという。通常であればオークなどオーガの敵ではないはずなのに……。一方その頃、オーク達は次の標的をリザードマンと定め進撃を続けていた。果たしてこの異常事態にリムルはどう動くのか!?」
- 2018.11.16 GC NOVELS「転生したらスライムだった件 2」より
先日、TVアニメで「爆炎の支配者」が放送されていて、またエンディングアニメーションでオーガたちが描かれるようになりましたので、気になって、原作を読み直してしまいました。コミックも最新刊まであるのですが、まだ読んでいません・・・(おい)。やっぱり、小説の方が面白いので。
で、やっぱり、(小説は)「転成したらスライムだった件」は、面白いですね。
特に、第2巻でオーガたちが仲間に、臣に加わるところから、どんどんと面白くなりましたね。もう一気に最後まで読んでしまいました。シオンがお気に入りです。
20万のオークとの死闘には、はらはらしてしまいましたね。
結果は、無双したようになりましたが、実はリムルも一杯一杯だったりして・・・。
戦争後の後始末についても、良かったですね。なぜか、リムルが盟主に祭り上げられてしまったことが楽しい。
TVアニメがどこまでを描いていくのかも、興味がありますね。魔王との対決もあるのでしょうか。
"Death Marching to the Parallel World Rhapsody" - 「デスマーチからはじまる異世界狂想曲 15」
「ゼナから強くなる方法を教えて欲しいと乞われたサトゥー。仲間達も手を貸し、周囲の探索者達も驚愕のスパルタな育成がスタートする!そして急成長したゼナ達の訓練の仕上げは…。カリナも交えた二泊三日の迷宮ブートキャンプ!?そんな中、一行が『階層の主』討伐の功績で叙勲を受けるため王都に向かう日が迫る。だが、平和に旅立てるはずもなく、出発前からひと波乱が待ち構えていて―。ほのぼの異世界観光記、旅立ちの第十五巻!」
- 2018.11.15 KADOKAWA BOOKS「デスマーチからはじまる異世界狂想曲 15」より
リザ、ポチ、タマ、アリサ、ルル、ナナそしてミーアたちも知らない間に相当強くなっているようですね。リズに至っては「黒槍のリザ」という二つ名もあり、他の冒険者たちからも一目おかれるくらいにまでなっています。
サトゥーもまた「無傷のペンドラゴン」というように言われているようですが、そんな彼らを見たゆえでしょうか、ゼナに「強くなる方法を教えて欲しい」というお願いをされますが・・・。
僅か一週間という期間でしたが、ダンジョンにてパワーレベリング(?)を実施して、「レベルアップ酔い」に至るまで、一気にレベルアップを行うことができました。
そして、飛空船に乗って王都へ向かうサトゥー一行でしたが・・・。
久々のサトゥーの活躍が見られたような気がしましたね。ミーアの精霊召喚も久々に見たような・・・。
次巻では、またサトゥー一行の王都での活躍が見られるのでしょうか。楽しみですね。
"GOBLIN SURVIVOR" - 「ゴブリンサバイバー 3」
「七転八倒ゴブリン奮闘記、第三幕!
ゴブリンに転生した元・人間のゴブリオは、漁村 <ペシェール> から避難する住人の護衛を冒険者ギルドに頼まれた。大氾濫(スタンピード)により5,000匹ものモンスターの群れが進攻している。しかも大群を率いるのはボスオーガ。同族(オーク)の殲滅を誓ったオークのオクデラ、突然変異の新種族であるアニキ、受難続きの神官シニョンと結成したパーティー <ストレンジャーズ(奇妙な者たち)> が敗北した強敵である。
より安全な港町 <デポール> に到着するが、進攻を続ける大群は目前に迫っていた。ゴブリオと <ストレンジャーズ> の仲間たちは、それぞれの大切な人を守るために小舟で戦場へ赴く。
『シニョン、この前見せたゴブ。俺は死んでも復活するって』
仲間を背にひとりで敵と対峙する決断を下したゴブリオは、乱戦の末に死亡。コンティニューして得た新たな力で逆襲を開始するも、ボスオーガの影がすぐそこまで迫り――!?
七転八倒ゴブリン奮闘記、第三幕!」
- 2018.11.13 オーバーラップノベルズ「ゴブリンサバイバー 3」より
本当に3巻で、完結してしまいました。漁村で認められて、定宿の若女将とプティに懐かれて、今日もゴブリンとオークの討伐に勤しむ <ストレンジャーズ(奇妙な者たち)>。
でもそんな日常も長くは続かず、ボスオーガに率いられた 5,000匹のゴブリンとオークが、こちらに向かっていることが判明します。そこで、漁村の住民は港町へ避難し、籠城することに。
港町に入場することが認められなかったゴブリオとオクデラは、<ストレンジャーズ> だけで、港町の外で、ゴブリンとオークの大群に対峙します。
死闘に次ぐ死闘で、何とか凌ぐ <ストレンジャーズ> でしたが・・・。
ボスオーガとゴブリオとの死闘は迫力がありましたね。ボスオーガは、常に余裕を持って、ゴブリオに対応しますが、一方ゴブリオは、【回避】と【逃げ足】を駆使して、何とか死中に活を求めて奮闘します。
あと、戦闘終了後、<ストレンジャーズ> が港町の皆から <英雄> として迎えられる様には、ぐっときました。ゴブリオたちのように目から汗が・・・、ということはありませんでしたが、うるっとは来ちゃいました(汗)。
コメディタッチで、楽しい物語でしたね。
"GOBLIN SURVIVOR" - 「ゴブリンサバイバー 2」
「ゴブリンからニンゲンを目指し繰り返される生き戻りの輪廻。 モンスターが悪でニンゲンが善なんて誰が決めた――!?
ニンゲン語をようやく理解することができるようになったゴブリオはシニョンとの交流を深め、より ”ニンゲン” になることへのモチベーションを上げていた。一方、アニキとはぐれてしまったゴブリオたちは、アニキとの再会を信じつつ、手掛かりを求めてニンゲンたちの街へと訪れるのであった。そして、ゴブリンでありながら、冒険者ギルドに所属をし、日々依頼をこなしていた。
そんなある日、ニンゲンの街にオークとゴブリンが大挙して襲い掛かってきた。目の当たりにするのは、ニンゲンたちの、モンスターよりも外道な所業。本当にモンスターが ”悪” で、ニンゲンが ”善” なのか・・・!?
- 2018.11.12 オーバーラップノベルズ「ゴブリンサバイバー 2」より
最弱ゴブリンとして、生き返ったゴブリオですが、シニョンの持つスキル【受難】のおかげか、次々と試練が降り掛かってきます。
拠点としていた森の中でしたが、悪意のある冒険者から逃れるために、街を目指して、森を出ます。ゴブリンとオークですから、当然、街に入ることができずに、ゴブリオだけが街に忍び込み、更にモンスターを受け入れてくれる村を目指して、街を出ます。
無事に港町にたどり着いたゴブリオ、シニョン、オクデラの3人(?)でしたが・・・。
ゴブリオは、「森の臆病者」という称号を持ち、戦闘系のスキルは皆無ですが、勇敢に敵に立ち向かっていきます。
格上で、どうしても敵わないモンスターに対しても。実際に、頭を粉砕されて死亡してしまうのですが、その自分の無力さに悔し涙を流すのです。
今巻では、アニキが戻ってきたり、村の人たち、特に宿屋の若女将とその子どもに受け入れられたり、とゴブリオたちが涙する場面が多かったですね。
冒険者パーティ <ストレンジャーズ> の活躍もこれから、ですね。続けて第3巻に突入です。
"Fantasie Geshichte von Soldner in grosser Armut" - 「食い詰め傭兵の幻想奇譚 7」
「女傭兵の依頼で一攫千金の遺跡へ
規格外れに食費がかかるグーラが加入したことによってまたしても懐がさみしくなりつつあるロレン。
グーラをギルドへ登録をする際のトラブルから知り合った(業火剣乱)という女傭兵絡みの依頼を、
またしても金銭的な理由から引き受けざるを得なくなり――。
これは、新米冒険者に転職した、凄腕の元傭兵の冒険譚である――。」
- 2018.11.11 HJノベルス「食い詰め傭兵の幻想奇譚 7」より
今巻では、<業火剣乱> という二つ名を持つ傭兵でのあるティソーナが登場します。そして、ティソーナはロレンもまた二つ名持ちで <斬風> と呼ばれていることも明かします。ロレンは否定しているのですが。
それにしても、やっぱりラピスは、素晴らしい性格をしていますね。暴食の邪神であるグーラに対しても容赦ありません。
ティソーナの能力も半端ではありませんでした。性格はちょっと残念なところもありましたが。
そして、ひょっとして最強なのは、ロレンの中にいるシェーナでは、とも思わせる展開もありましたね。
次巻も、今から楽しみですね。
"MY SLIME IS THE STRONGEST ALL OVER THE WORLD" - 「僕のスライムは世界最強 3 ~捕食チートで超成長しちゃいます~」
「ネットで人気! 最弱従魔の下克上ファンタジー、最終巻!!
【捕食】スキルを持つ特別なスライムのライムを従魔にする少年ルゥと、同じくスライムテイマーの少女クロリアの二人は、近隣の森の探索中に柄の悪い冒険者に追われる不思議な少女と出会う。彼女は野生の魔物を従えるという超常の力を持つ一族の生き残りであり、その能力を悪用せんとする組織に追い回されていたのだ。理不尽な理由で少女の運命を弄ぶ巨大な闇組織相手にスライムテイマーパーティー、ルゥとクロリアが立ち上がる!」
- 2018.11.10 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「僕のスライムは世界最強 3 ~捕食チートで超成長しちゃいます~」より
えっ、これで「最終巻」(?)。と思わずにはいられない、物語はまだまだなところで終わっています。確かにひとつのエピソードとしては区切りがついてはいますが・・・。
「ネットで人気!」なのかもしれませんが、書籍としては、あまり売れなかったのかもしれませんね・・・。
とにかく、ライムは今巻では、「超成長」はしていません。ルゥが前衛で、ライムと一緒に闘うのと、クロリアとのチームプレーを考えるようになったことで「強く」は、なったようです。
元々が頭脳派プレースタイルですので、ルゥ自身のレベルが上がったわけではなく、冒険者レベルもDランクのままでした。
もう少し、チートな展開があっても良かったのでは、と思います。
「あの仲間たちと再会!?
王都での、ドタバタまったりライフ、始まる――。
セイゲンでのダンジョン攻略をひと段落させたテンマたちが、目指した場所は王都 “クラスティン王国”。
その道中で王国の王子、王女を助け、より王族との関係性を深めるテンマ。また、かつての師との再会を果たす。
王都到着後も色々と波乱に巻き込まれるものの、いつものゆったりした異世界ライフは続き――。
ククリ村生存者との再会や懐かしい仲間たちの再登場もある感動と笑劇の王都編、スタート!」
- 2018.11.10 MAG Garden NOVELS「異世界転生の冒険者 4」より
いきなり、王国の王子・王女を助けるテンマ。フラグ立てまくりです(笑)。
順調に王族・貴族と良縁を結ぶテンマです。王都に到着するとすぐに皇太子妃の病気を治したりします。
そして、いよいよ始まった「武闘大会」。テンマは、チーム戦でも眷属たちと出場して、無双します。
次巻は、個人戦の状況と決勝戦の様子が描かれるのでしょうか。今から読むのが楽しみですね。
「キュートな仲間たちと一緒に、楽勝モードでダンジョン攻略!!
最強なるテンマの新たなスローライフ、ゆるりと再開―――。
グンジョー市を離れ、次に向かった街はダンジョンを内包する都市 “セイゲン"。
早速ダンジョンへ向かうも、そこでもガラの悪い冒険者たちに絡まれ因縁をつけられるテンマ。
挙げ句、公爵の息子にも目の敵にされ……。
何とか解決するも、今度はその公爵の息子が誘拐されてしまい仕方なく助けるはめに……!
そんな日常でも、優しく頼りになる仲間たちとの出会いや協力もあり、
セイゲンでの暮らしは毎日楽しく過ぎていく―――。
さらに新ヒロインと眷属がパーティ入りし、テンマの周りは賑やかさを増す。
仲間と和気あいあいしながらの、マイペースなダンジョン攻略ライフが始まるッ!」
- 2018.11.9 MAG Garden NOVELS「異世界転生の冒険者 3」より
イラストのテンマは若年の優男風ですが、オーガも怖れる存在な様です。セイゲンでの最強の冒険者ジンとも対等につきあうほどの実力もあり、ジンからは「化け物」とも言われています。
そんなテンマにも、常に側にいる美少女と美女(メイド)が登場しました。テンマは、従来のライトノベルとはちょっと違い、基本善人ですが、敵対してくる者に対しては非情な対応をする(悪人に対して容赦なし)といった面も併せ持つ主人公です。
ですが、色恋沙汰にはまだウブな面もあり、ジャンヌとの距離感も微妙なところですね。そこがちょっと可愛いのかもしれませんが(笑)。ライトノベルの定番ですね。
次巻は、王都で開催される武闘大会に参加する様子が描かれるようです。楽しみですね。続けて読んでいくつもりです。
"Thanks to the Parallel World" - 「異世界転生に感謝を 7」
「異世界転生に、第二の人生に感謝を!
リエンツの街を襲った最大級の脅威は去った。
暴走は防がれ、街に再び平穏が訪れた……と思いきや!?
人生の節目として結婚報告をするべく、エルザたちの両親の元を訪れたジンたち。
そこに現れた、見たこともない異種族の集団。
彼らの正体は!? そしてジンたちは果たして無事に結婚できるのか!?
大人気ファンタジーノベル、感動の大団円!!」
- 2018.11.7 KADOKAWA eb! enterbrain 「異世界転生に感謝を 7」より
ここに至って「有角族」なるものの、この世界への転移があるのもびっくりでしたが、この世界には、このような現象が創世の頃からあって、異種族排斥の雰囲気よりも歓迎の雰囲気であることも、優しい世界であることが分かりますね。
ジンの実力が公になってしまったことによる周辺の煩わしさを避ける様子も、ジンの性格を表す上で、納得の行動でしたね。
相変わらずも、いわゆる極悪人が居ずに、感謝の念の絶えないジンですが、そのジンの周りにも、人徳でしょうか、優しい人たちが集まります。最終章の結婚式の様子は、その集大成でもあったように感じられました。
『異世界転生に感謝を』『この人生に感謝を』
「最強の職業は勇者でも賢者でもなく鑑定士(仮)らしいですよ? 5」
「アルファポリス『第9回ファンタジー小説大賞』優秀賞受賞作、第5巻!
元の世界へ帰還する方法を求め、地底都市テラダイナスを目指すヒビキ一行。見知らぬドワーフ達の転移に巻き込まれ目的地に到着したものの、いきなり侵入者として捕らえられる非常事態に!脱出を図るヒビキだったが、拷問された仲間を目撃したことで思わず禁じられたスキルを使用。自我を喪失し、命の危機に陥ってしまう。夢のお姉さん、そしてサポちゃんの尽力でどうにか意識を回復したと思ったら、今度は副作用で体が女性化していて……!?トラブル続出ながらも誤解を解き、無事に(?)在留資格を得たヒビキ達――異世界らしくない不思議な街に繰り出そう!」
- 2018.11.7 アルファポリス - 電網浮遊都市 -「最強の職業は勇者でも賢者でもなく鑑定士(仮)らしいですよ? 5」より
いきなり地底都市テラダイナスへと転移させられてしまったヒビキたち一行。そこで待ち受けていたのは。
拷問にあって瀕死の状態にあったクロードを助けるために、禁止されていたスキルを使ってしまうヒビキ。そのために今度は、ヒビキの存在が消滅の危機に。
ここで、ついに謎のお姉さんの正体が明かされます。そして、ヒビキを助けてきたサポちゃんの正体も。
サポちゃんの献身の努力により、存在を復活されたヒビキでしたが、サポちゃんの権能を超えた行為のために、サポちゃんが消滅したときには、うるっときちゃいましたね。
そして、神界もまた色々とありそうですが、12番目の神様の復活に尽力することになりそうです。仲間も勢揃いしたところで、次巻へと続きますが、とても気になりますね。
「最強の職業は勇者でも賢者でもなく鑑定士(仮)らしいですよ? 4」
「アルファポリス『第9回ファンタジー小説大賞』優秀賞受賞作、第4巻!
ダンジョンで転移罠に掛かり、たった一人で別の階層に飛ばされてしまったヒビキ。かつて命を救ったジェイド率いるパーティーと出会い、ボスとの死闘を潜り抜け、必死に仲間との再合流を目指していた!一方ヒビキを追いかけるクロード達は、魔物に襲われていた荷物運びの少女ユーリを助け、行動を共にすることになる。圧倒的戦闘力を持つ謎の女イヴェルの襲撃など、数々の困難を協力して乗り越えて、ついに再会を果たすヒビキとクロード達。ダンジョン攻略もいよいよ終盤へ……その前に、新しい仲間の歓迎も兼ねて再会の宴で盛り上がろう!」
- 2018.11.7 アルファポリス - 電網浮遊都市 -「最強の職業は勇者でも賢者でもなく鑑定士(仮)らしいですよ? 4」より
ヒビキの持つSS級レアスキルに対して、ジェイドたちが説教する様が面白かったですね。わざわざ出発の時間を遅らせてでも、ヒビキに説教をする様が。
ミミックに依ってスキルを次々と取り戻していくヒビキでしたが、謎のお姉さんのアドバイスによって復活したスキルにより、クロードたちの危機を救うことができたのは、うまい方法でしたね。ちょっと都合が良すぎるような気もしましたが(笑)。
とにかく、ヒビキとクロードたちは、無事に再会を果たし、ダンジョンの攻略に挑むことになりますが。
また、不思議な転移魔法により、何処かへ連れ去られてしまったようです。次巻がとても気になりますね。
「超個性的パーティ総動員! アマコの母親を救い出せ!!
ついに旅の最終目的地、獣人の国へやってきたウサト一行。
長年人間に虐げられた歴史を持ち、人間を激しく憎む獣人達が住まうこの国で、ウサトはかつてアマコと交わした約束、『眠りから覚めないアマコの母親を助ける』という大切な目的を果たさなければならないのだった。
ところが、獣人達も決して歓迎ムードではなかったが、思いのほか簡単にウサトはアマコの母親・カノコが眠る部屋へと案内される。そこでウサトはカノコへ治癒魔法を施すが、思いもよらない秘密が彼女には隠されていた。
カノコが目を覚まさない本当の理由、捕らえられたアマコ、人間に牙をむく獣人、そして突然現れた魔王軍の軍団長――ウサトに降りかかる火の粉は、もはや災害レベル!?
超展開の第八巻! 回復要員と仲間達の絆に刮目せよ!! 」
- 2018.11.5 MFブックス「治癒魔法の間違った使い方 ~戦場を駆ける回復要員~ 8」より
2年前にアマコの母親に何があって、意識を失ってしまったのかが明らかになります。そして、アマコが獣人の国に帰還した事により、ウサトたち一行は、捕らえられ拘束されてしまいます。
獣人たちの意図は、どこにあるのか(?)。また、アマコの母親を救うことができるのか。
やはり、ウサトは、獣人の身体能力をも大きく上回るようです。相対する者は、押し並べてウサトを化け物認定してしまいますね。
それから、魔族と人族との確執も明らかになります。魔族は、種族の存続を賭けて、人族に挑まざるを得ないという結論らしいですね。今後の展開がどのようになっていくのか、とても気になります。
「次なる冒険の舞台は獣人たちの王国!
ベルファストの王様を助けた報酬として王都中心部の家を与えられ、ユミナとの婚約話がますます現実味を帯びてきた冬夜。そして、その能力と人柄を認められ今度は獣王国ミスミドへの密使に抜擢されることに。重要な使者という役目を担った彼だが、相も変わらず人助けをしたりモノ作りをしたりと、のほほんとミスミドへと旅するのであった。『銃』や『自転車』、はたまた『将棋』まで作っちゃう!? ますます盛り上がる大人気ほのぼの冒険譚第2巻!」
- 2018.11.5 HJノベルス「異世界はスマートフォンとともに。 2」より
望月冬夜のチートな闇魔法が大活躍(!)。【ゲート】【モデリング】【プログラム】【アクセル】【ブースト】【マルチプル】などを見て聞いて、すぐに使えるようになります。また、スマートフォンのアプリに【エンチャント】することで、大幅な機能アップとあっては、何をか言わむをや。
また、バスルームでのお約束もまた健在です。ツボは外しませんね。
次巻以降もこのようなのほほんとしたストーリーでしょうか。読むのが今から楽しみですね。
「スマホを片手にほのぼの異世界冒険記!
神様の手違いで死んでしまった望月冬夜は、異世界で第二の人生をスタートさせる。彼にあるのは神様から底上げしてもらった身体と、異世界でも使用可能にしてもらったスマートフォン。持ち前の人の好さを発揮し、様々な人たちと出会い、大切な仲間を得ていく中で、いつしか主人公はこの世界の秘密を知る。古代文明の遺産を受け継いだり、お気楽な世界の王たちと力を合わせたりしながら、彼はのほほんと世界を巡っていく――。」
- 2018.11.4 HJノベルス「異世界はスマートフォンとともに。 1」より
異世界にもスマートフォンが進出するようになりましたね。私自身は、未だにガラケーなのですが。
それにしても、のんびりまったりとしたライトノベルらしいストーリーでしたね。主人公が高校生で、朴念仁で、かつ転生の際にチートな能力を授けられて、また転生先の異世界は剣と魔法の世界で、そこで美少女たちに囲まれる、という。まさに定番中の定番とも言えるストーリーでした。
まぁ、何らのストレス(?)無く、さくさくと読み進めることができました。
次巻も、続けてすぐに読むつもりです。
「ウサト、とうとう勇者の力まで手に入れる!?
次なる書状渡しの目的地、水上都市ミアラークへと向かうウサト一行。
その国を越えれば、長い旅の終着点――アマコの母親がいる獣人の国へと辿り着くのだが、やはり易々とはいかないのがお約束!?
ウサト達の前に立ちふさがった暴走した竜の力を持つ男、カロンをなんとか振り切ってミアラークへ入るも、そこに国民の姿はない。
訝しむウサトを待っていたのは、国の現状を憂うあまりポーション依存症に陥った女王ノルンと、この国で “勇者” の称号を持つ女騎士レオナだった。
彼女たちの話を聞き、カロンの暴走を止めなければ獣人の国へ向かうことができないと知ったウサトは、そこで新たな “必生技” と “武器” を手に入れることに――。
珠玉の異世界ギャグ&バトル、待望の第七巻!」
- 2018.11.3 MFブックス「治癒魔法の間違った使い方 ~戦場を駆ける回復要員~ 7」より
ウサトが手に入れるのは、「必殺技」では無くて、「必生技」ですか。言い得て妙ですね。
そして、ミアラークで出会ったのは、人だけで無く、神竜との出会いもありましたね。神竜が自らの体の一部を使って、武器を作成し、それを「勇者」に渡す。かつての勇者も、神竜から二振りの刀を譲られており、そのうちの小刀がウサトの手により、神竜の元に戻ってきたのでした。
今巻での登場キャラクターは、極端に少なくて、とても読みやすかったですね。いえ、私の認識能力の衰えが顕著なだけに(汗)。
次巻は、いよいよ獣人の国を訪れ、アマコの母親との対面が実現するようです。楽しみですね。
「次なる書状渡しの目的地、サマリアールに入ったウサトたち一行。
だが“祈りの国”と呼ばれ亜人を忌み嫌うこの国で、獣人であるアマコ、そして、魔物であるネアが突如として行方をくらませてしまう。
ウサトは状況が呑み込めず混乱するものの、まずは自身の旅の目的である書状渡しを完遂しようとサマリアール国王のルーカスに謁見する。
“魔王に対抗するべく連合軍を組みたい” という書状の内容をルーカスはあっさり承諾するが、なぜかウサトはルーカスの娘である王女エヴァと同居させられることに!?
果たしてアマコとネアは無事なのか、そして “常識破り” の回復要員すらたじろぐ “常識知らず” の姫君の秘密とは――!?
第六巻でもウサトの受難は続く!!
- 2018.11.2 MFブックス「治癒魔法の間違った使い方 ~戦場を駆ける回復要員~ 6」より
サマリアールの住民たちを救うために邪竜に立ち向かった勇者。死闘は三日三晩続き、邪竜を倒した勇者でしたが、その勇者への壮絶な裏切りがあり、その時から王家に「呪い」がかかることに。
サマリアール王の要請を受け、王女エヴァと数日同居することになったウサトが、その「ちょっとズレた」常識に振り回される様が面白かったですね。そして、王女にかけられた「呪い」を知ったウサトが、その解呪に挑む。
呪い、幽霊というオカルトティックな状況の中、奮闘するするウサト。治癒魔法が通じない相手にも力ずくで突破していく様が爽快です。また、最大にキレたウサトの様子に周りがどん引きになる様子も楽しかったですね。
次巻もすぐに読み進めるつもりです。楽しみですね。
「書状渡しの旅の道中、ゾンビに襲われていた少女・ネアを助けたウサトたち。だが、それはネアが巧妙に仕組んだ罠だった!!
ネクロマンサーと吸血鬼、二種族の血を引くネアの能力で、一時は護衛の騎士・アルクが敵の手中に落ちてしまうが、ウサトは相手にやさしい無慈悲な攻撃『治癒投げ』で仲間を取り戻すことに成功する。
しかし、ネアはかつて “勇者” に倒された古の魔物・邪竜を復活させウサトに反撃を試みる。かつてない強敵にウサトはどう立ち向かうのか。そして戦いの末、追い詰められたネアはとんでもない行動に出るのだった――。
お待ちかねのシリーズ第五巻、なんと今回は我らが救命団団長・ローズの過去にスポットを当てた初の特大書き下ろしも収録。
“治癒魔法の間違った使い方” が生まれた瞬間を刮目せよ!!」
- 2018.11.2 MFブックス「治癒魔法の間違った使い方 ~戦場を駆ける回復要員~ 5」より
かつて勇者が倒したはずの邪竜が、何らかの意図があって「生かされていた」ことが明らかになりましたが、これは伏線でしょうか。また、ウサトは勇者の小太刀(片刃の日本刀)を入手しましたが、これも何かの伏線でしょうか。
そして、「追い詰められたネアはとんでもない行動に出る」ということが、あれ、だったというのも面白かったですね。まぁ、ある意味、予定調和というものなのかもしれませんが。
「ローズの過去」というのも興味深かったですね。過去を忘れて封印するのではなく、積極的に過去と向き合い、前向きに生きるための糧とする、というのもローズらしくて楽しい。
私のお気に入りのキャラクターです。
「魔王軍の脅威に対抗すべく、魔導都市ルクヴィスと共闘の約束を結んだウサトたち一行。
ウサトはともに異世界にやってきたスズネ、カズキとルクヴィスで別れ、アマコ、ブルリン、そして護衛の騎士アルクと次なる目的地へ向かう。その道中、助けを求める少女の悲鳴を聞き駆け付けると、ゾンビの群れが少女を取り囲んでいた。
ゾンビを蹴散らしたウサトに、ネアと名乗った少女は懇願する。
『村を、私達を……助けてください』
ウサトは、“人の命を救う” 救命団の信念の下にその依頼を引き受けるが、ネアの住む村を襲う脅威には隠された理由があった!
人気シリーズ待望の第四巻、またもやウサトが厄介事に巻き込まれる!!」
- 2018.11.1 MFブックス「治癒魔法の間違った使い方 ~戦場を駆ける回復要員~ 4」より
ネアとの出会いが、そもそも怪しかったのですが、やっぱり・・・、といったところですね。
ただ、彼女がネクロマンサーでかつ吸血鬼とのハーフであって、ひとつの村を三百年に渡り、支配・占拠していたというのが新しかったかな。ただ、人間を食料にとか、吸血のために襲うのでなく、自身の知識欲を満たすために拘束している、というのも珍しかったかな。
また、今回初めて「魔術」使いに出会いますが、魔法とは違って、その習得に50年とかいう年月を要する強力な魔法、という設定が面白かったですね。
今巻では、決着が着かずに次巻に持ち越し、になりました。早く次巻を読みたい、と思います。
2018.10
"GOOD BYE, DRAGON LIFE." ー 「さようなら竜生、こんにちは人生 14」
「累計35万部! 元最強竜の村人転生ファンタジー第14章!!
最強最古の神竜の魂を持つ辺境の村人ドランは、黒薔薇の精と二人で王国東部の都市サンザニアへと繰り出した。そこで偶然再会したのは、“天人” の古代遺跡を研究して諸国を巡るエドワルド教授。彼の誘いで遺跡の発掘現場に赴いたドラン達だったが、何者かの手で古代遺跡の地下設備が再稼働されているのを発見する。施設を悪用された場合に発生し得る甚大な被害を危惧し、一行は遺跡中枢部を目指す。」
- 2018.10.31 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「さようなら竜生、こんにちは人生 14」より
ドランと1日二人だけで過ごす権利を得たディアドラでしたが、その休日を過ごそうと出かけたサンザニアにて、偶然出会ったガロア魔法学院の考古学教授エドワルド。表紙絵のようにドランとディアドラの二人だけのデートのはずが・・・。
古代遺跡に突入してからは、二人だけのデートを邪魔された鬱憤を晴らすかのようにディアドラが無双します。
また、敵がレイラインと同化して、星ひとつの力を得て立ち向かってくれば、ディアドラはドランの力を借りると、敵のそれを遥かに凌駕する力で圧倒します。やっぱり、ドランは、唯一無二のあまねく世界の頂点に立つ存在なのだということが分かりますね。
さて、今回の騒動でドランの庇護下に入ったリネットですが、今後どのように物語に関わってくるのか、興味がありますね。
"GOOD BYE, DRAGON LIFE." ー 「さようなら竜生、こんにちは人生 13」
「シリーズ累計33万部! 元最強竜の村人転生ファンタジー第13章!
最強最古の神竜の魂を持つ辺境の村人ドランは、王国の魔法学院の頂点を決める祭典『競魔祭』に学友と共に臨み、見事優勝を飾った。式典後の王都観光から宿舎に戻った彼らを待ち受けていたのは、冥界の王ハーデスの使者。転生を果たしたドランがなかなか顔を見せに来ない事に、ハーデスは機嫌を損ねているという。大人げない旧友を宥めるべく、一人死者の国へと旅立つドランだったが、そこで思わぬ頼み事をされる――」
- 2018.10.29 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「さようなら竜生、こんにちは人生 13」より
今更ながら、ドランが始原の七竜が一であり、竜種・龍種から見れば、人から見る神(大神)のような存在なのですね。
また邪竜教団の悪辣な所業を巡って、ついにドランの逆鱗に触れ、教団が壊滅させられましたが、久しぶりにドランの激昂した姿が見られました。レニーアとカラヴィスもえげつなかったですね。
さてまた、ドランが冥界を巡って、神々と挨拶を交わすのが面白かったですね。西洋と東洋の神々が一緒になり、それぞれの役割を語るのが面白かったですね。
次巻も読むのが楽しみです。
"GOOD BYE, DRAGON LIFE." ー 「さようなら竜生、こんにちは人生 12」
「シリーズ累計32万部! 元最強竜転生ファンタジー第12章!
最古の神竜の魂を持つドランは、級友達と共に王国の魔法学院の頂点を決める年に一度の祭典『競魔祭』の本戦に出場した。圧倒的な実力で順調に勝ち進み、ついに決勝戦。相手は南のジエル魔法学院。学生最強と名高い二刀の魔法剣士ハルトを擁する強豪である。意思を持つ魔剣と霊刀の力を借り、三対一の構図に持ち込もうとするハルトに対抗する為、ドランは天界から『とんでもない援軍』を呼び出す!」
- 2018.10.28 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「さようなら竜生、こんにちは人生 12」より
競魔祭も決勝戦を迎えますが、勝敗の行方よりも、如何にドランたちが勝利するかが焦点となっていますね。その中でも、ドランは、魔法学院最強と言われたハルトとの決勝戦に、強力なとんでもない助っ人を召喚します。
それにも増して、興味深かったのが、王国随一の大魔女メルルとの試合でしょうか。彼女の持つ業と闇をぬぐい去るように、ドランは彼女を叩きのめします。
メルルも人間でありながら、その頂点にある大魔女で、彼女の作成した魔道具もまたとんでもないものでしたが、ドランは、なんなくとそれを凌駕してしまいます。
競魔祭で、注目を集めたドランですが、次巻はどのような展開を見せるのでしょうか。とても気になりますね。
"GOOD BYE, DRAGON LIFE." ー 「さようなら竜生、こんにちは人生 11」
「累計26万部! 元最強竜の村人転生ファンタジー第11章!!
夏季休暇を終え、級友達と再会したドランは、王国の魔法学院の頂点を決める年に一度の祭典『競魔祭』の本戦に参加すべく王都に向かう。各校代表が顔を合わせる中、不遜な態度で挑発を繰り返す少年がいた。西の天才と称されるエクス。昨年の競魔祭でガロア代表のネルネシアを打ち破った実力者である。一触即発の空気の中、彼の内なる才能を見抜いたドランは、少年の驕りを打ち砕き、道を示すべく、己が力を見せつける。」
- 2018.10.27 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「さようなら竜生、こんにちは人生 11」より
帯の文に「転生竜、生意気貴族に拳で助言!?」とありましたが、それはもう制裁レベルでは(?)、というほど完膚なきまで叩きのめしましたね。エクスが召喚した大精霊もまた、ドランに対して、申し訳なさそうに・・・(笑)。
ガロア代表の4強+ドランは、やはり全員が規格外だったようですね。観客側にも大神様と呼ばれる方々も・・・。
はらはらするような場面は無くて、ドランたちが相手を如何に完膚なきまでに叩きのめすのかを楽しむ、という巻でしたね。
次巻は、競魔祭も決勝を迎え、ドランたちガロア代表が注目を集めるようです。続けて読んでいくつもりですが、今から楽しみですね。
「王からの書簡を手に、魔導都市ルクヴィスへと入ったウサトたち。
生まれ持った魔法の適性による差別や偏見がはびこるこの街で、ウサトは何者かに傷つけられた治癒魔法使いの少年と出会う。
“治癒魔法使いだから” という理由だけで壮絶なリンチを受けていた少年・ナックの話に激しい憤りを覚えるウサト。そこでスズネは主犯格である少女・ミーナに対し、ナックとの一騎打ちを提案する。
ナックを救うため、そして治癒魔法使いの矜持を守るため、ウサトは師であるローズ直伝の “救命団式訓練法” をナックに課す事を決意するのだった。
大人気シリーズの第三巻、受け継がれし救命団魂を見逃すな!!」
- 2018.10.25 MFブックス「治癒魔法の間違った使い方 ~戦場を駆ける回復要員~ 3」より
ルクヴィスの普通の魔法使いから見ると、ウサトはやっぱり「化け物」と映るようです。そんな彼に、紆余曲折があって、弟子を鍛えることになります。酷いイジメにあっていた、治癒魔法使いであるナックです。
ウサトは、自分がローズにされたようにナックを鍛えますが・・・、その様子が面白かったですね。
教える身になって、初めてウサトは、ローズの気持ちを理解したりしますが・・・。ウサトもローズに似てきたのかも・・・。
無事にルクヴィスの協力を取り付けたウサトたちですが、ルクヴィスを出てからは、それぞれ北、西、東へと方向を違えます。
次巻以降も早く読みたくなってきました。
"GOBLIN SURVIVOR" - 「ゴブリンサバイバー 1」
「転生したらゴブリン――!? 何度死のうとも、俺はニンゲンになる!!
ある男がふと目ざめると、そこには見知らぬ景色が広がり、そして全身が見慣れぬ緑色の異形。その姿はどうみても緑色の小鬼 "ゴブリン" ――
『名前も覚えてねぇが、オレは人間だぁああ!!』
いきなり出くわした冒険者(人間)から命からがら逃げ延びたその男は、ゴブリンである事を受け入れ『ゴブリオ』と名乗り、生きていくことに。
チート能力に一向に目醒めない! 人間の言葉もわからない! ハードモードのゴブリンライフ!
身を寄せたゴブリンの村で、運良く頼もしい仲間(ゴブリン&オーク)にも巡り会い、徐々に生きていく術を身につけていくゴブリオ。だが、村のゴブリンが人間の女の子を襲おうとしたその時、元人間の正義感と勇気を発揮し女の子を救出! しかし、その事件をキッカケに村での居場所を失い、さらに大切な仲間ともはぐれてしまい――!?
ゴブリンに転生してしまった男がニンゲン目指し七転八倒するハイテンションファンタジー開幕!
『そりゃ、死ぬゴブ…だってゴブリンだもの……』」
- 2018.10.25 オーバーラップノベルズ「ゴブリンサバイバー 1」より
最弱モンスターのゴブリンに転生したゴブリオ。前世の記憶は無いが、人間であったことは覚えています。そして、知性も前世を引き継いでいるらしいのですが、言葉がスキルの関係でゴブリン語しかしゃべられない。
多くのモンスターが徘徊する森の中、ただ一人、放り出されたゴブリオのサバイバルが始まります。
ゴブリオの戸惑い、困惑、そして恐怖がよく伝わってきます。スキルと称号しか確認できず、しかもチートなスキルが一切無い、というハードモードで、如何にサバイバルするのか、とても興味深く、楽しく読み進めることができました。
奇妙な仲間を得ますが、最も頼りになるアニキがゴブリンの里のゴブリンたちに叩きのめされて生死不明に。
それでも、何とか生き残るゴブリオでしたが・・・。
けっこう楽しめましたね。次巻以降も購入してみようかな、と。
「救命団での地獄の訓練を耐え抜き、初の戦場に臨むウサト。
訓練の成果を生かし順調に怪我人を治療していくウサトだが、共に戦場に立つスズネとカズキに危機が迫る!
二人の前に立ちはだかる、禍々しい鎧を纏った魔王軍の黒騎士。どんな攻撃も通さないその鎧になすすべもなく、二人はじわじわと追い詰められていく……。
そして、ついに黒騎士の凶刃が二人に迫る――。
大切な友を救うため、『治癒魔法の間違った使い方』を武器にウサトは戦場を駆ける!!
常識破りの“回復要員”が異世界で繰り広げる、大人気ドタバタファンタジー第二巻!」
- 2018.10.24 MFブックス「治癒魔法の間違った使い方 ~戦場を駆ける回復要員~ 2」より
戦場で魔族軍最強の戦士と相対し、ウサトが叩き潰す様が面白かったですね。「治癒魔法の間違った使い方」をしていたおかげで。
そして、ウサトに予知夢を見せていた獣人アマコの依頼を受け、獣人たちの国を訪ねることを決心します。
途中、王からの手紙を各国に届けながら、獣人たちの国に向かうことになりますが、まずは、ルクヴィスへ向かうのですが・・・。
それにしても、ウサトは周囲のものたちから、「化け物」と認識されているようですね。また、目力もまたものすごいことになっているようです。本人には、自覚がまるで無いようですが。
次巻以降も、ウサトの活躍に目が離せなくなりそうですね。
「平凡な高校生のウサトは、帰り道に偶然出会った生徒会長のスズネ、クラスメイトのカズキと共に、突如現れた魔方陣に飲み込まれ、異世界へと転移してしまう。
三人は魔王軍から王国を救うための『勇者』として喚び出された――が、勇者としての適性を持つのはスズネとカズキだけ。ウサトはただ巻き込まれただけだった!
しかし、ウサトにレア属性の『治癒魔法使い』の素養が見つかったことで事態は一変。救命団団長を名乗る女性、ローズに拉致され、強制的に救命団に加入させられてしまう。
そこでウサトを待っていたのはコワモテの同僚たち、そして『治癒魔法の間違った使い方』を駆使した地獄の訓練の日々だった――。
常識破りの“回復要員”が繰り広げる、ギャグありバトルありのドタバタ異世界ファンタジー、堂々開幕!」
- 2018.10.24 MFブックス「治癒魔法の間違った使い方 ~戦場を駆ける回復要員~ 1」より
対立の構図は単純です。魔族が人族の王国に攻め込んでくる。王国は止む無く異世界から「勇者」を召喚する。
強制召喚であり、日本に帰還することは不可能、ということで王様はじめ、家臣らは恐縮し、運命を勇者に託します。勇者として召喚されたスズネとカズキも性格はともかく、ナイスガイです。
ただし、この物語の主人公は、勇者召喚に巻き込まれたウサトであり、何らの取り柄の無い普通の高校生だった彼が、希有な「治癒魔法使い」の適性があったことから、回復士として、戦場を駆け回ることに。
ローズによる訓練の様子が面白かったですね。ローズの性格も素敵(?)です。
次巻は、いよいよ戦場の最前線に出たウサトの活躍が描かれるのでしょうか。スズネ、カズキの生死の行方も気になりますね。続けて第2巻を読み進めるつもりですが、今から楽しみですね。
"GOOD BYE, DRAGON LIFE." ー 「さようなら竜生、こんにちは人生 10」
「累計24万部! 元最強竜の村人転生ファンタジー第10章!!
最強最古の神竜の魂を持つ辺境の村人ドランは、魔法学院の夏季休暇を故郷のベルン村で過ごしていた。ある日ドランのもとに、彼の信仰を得たいという神の遣いが訪れる。その後も次々と神の眷属、下級神らが押しかけ、遂には最高神格が降臨する事態に発展。ちょうどその時、ベルン村を蹂躙せんと北方からゴブリンの大軍が迫っていた。ドランはこの者共を撃退し、王国から得られる多額の報奨金で貧しい村の財政を潤す為に一計を案じる。」
- 2018.10.24 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「さようなら竜生、こんにちは人生 10」より
全編ゴブリン討伐、ゴブリンとの戦争の様子が描かれています。
地上に降臨した至高神や眷族、天使たちの戦力が圧倒的ですね。能力を絞っている中でも、その人外な能力の凄まじいこと。
また、ゴブリンメイジが神に祈って魔法を駆使しようとしても、その神がドランと敵対するのを嫌い、協力しない、という。
その中でもクロノメイズの振る舞いが感動的でしたね。彼女(彼女神?)の権能を有した神器をバストレルに下賜したという一点において、ドランに対して非常に恐縮した態度で臨みます。そんな女神に対して、ドランの気遣いに感激するクロノメイズ。
ゴブリンを殲滅したドランたちでしたが、夏期休暇も終わり、また学院へ戻ることになります。婚約者二人を伴い(笑)。
次巻の物語の展開が楽しみですね。
"GOOD BYE, DRAGON LIFE." ー 「さようなら竜生、こんにちは人生 9」
「累計22万部! 元最強竜の村人転生ファンタジー第9章!!
最強最古の神竜の魂を持つ辺境の村人ドランは、魔法学院の夏季休暇を故郷のベルン村で過ごしていた。彼を慕うバンパイアの元女王が魔導結社の刺客に襲われた事を切っ掛けに、ドランはこの悪しき組織の壊滅を決意する。だが、待ち受ける魔導結社の総帥――大魔導は、かつて古神竜の心臓を貫いた聖剣ドラゴンスレイヤーを手にしていた! 数奇な運命に導かれ、最強竜と人類最強の魔法使いが激突する!」
- 2018.10.22 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「さようなら竜生、こんにちは人生 9」より
ドランが三千世界で、最強の古神竜であることが、改めて示されましたね。
竜界を訪ねたドランですが、兄弟たちとの性格が様々で面白かったですね。特にアレキサンダーがドランに対してツウデレな様子が微笑ましかったですね。
また、冒頭で暴虐の限りを尽くした、魔導結社オーバージーンの総帥バストレルですが、ドランとドラミナとの再会を邪魔にされたことで、ドランの逆鱗に触れ、討伐されることになります。ところが、バストレルの手には、かつてドラゴンの心臓を突いたドラゴンスレイヤーがあり、ドランと同格の力を持って対峙します。両者の激突の行方は・・・。
次巻は、ドランの村へ戻っての様子が描かれるようです。楽しみですね。
"Unmotivated hero's tale." - 「やる気なし英雄譚 6」
「深い因縁のある帝国に身を置くことになったユイ。あくまで外交大使としての赴任だったが、魔法公国フィラメントとの戦争を控えている帝国は、ユイの力を得るために様々な方法で彼を取り込もうとする。
ある秘策により、帝国を手助けすることになったユイの前に現れたのは、フィラメント出身の部下、ナーニャだった。各国の思惑に巻き込まれ、今回もまた彼は想定外の仕事をすることに!?
『この戦い、私が帝国軍に勝たせてあげるよ。それも完勝に近い形でね』
やる気なし英雄が贈る隠れヒーロー譚最終章、激動の第六巻!」
- 2018.10.20 MFブックス「やる気なし英雄譚 6」より
ついに完結巻となりましたね。とても読み応えがありました。
帝国と魔法公国フィラメントとの戦争、クラリス王国とキスレチンとの戦争、と二つの戦争の様子が描かれます。もう、ユイも休む間もなく(?)戦場へ駆けつけることに。
それにしても、一応完結はしましたが、ユイの恋愛事情については、保留のままでした。エリーゼとミリアとの関係はどうなるのでしょうか。気になりますね。
「最強の職業は勇者でも賢者でもなく鑑定士(仮)らしいですよ? 3」
「アルファポリス『第9回ファンタジー小説大賞』優秀賞受賞作、第3巻!
賢者が住むという地底都市を目指し、初めてダンジョンに足を踏み入れたヒビキ。主神からのサポートが制限される悪環境に戸惑いつつも、自らのスキルを鍛え、仲間と協力し、少しずつ攻略を進めていく……。しかし、そんな一行を悪意の罠が待ち受けていた!ボス戦の果てに見つけた黒い宝石を手にした途端、なんとヒビキだけが見知らぬ階層に飛ばされてしまう――。危険だらけのダンジョンにたった一人。ソロで行動するハメになったヒビキが、仲間と再び合流するために奮闘する!」
- 2018.10.18 アルファポリス - 電網浮遊都市 -「最強の職業は勇者でも賢者でもなく鑑定士(仮)らしいですよ? 3」より
初めてのダンジョン攻略に戸惑い、危機に陥るヒビキ。主神の加護もダンジョンでは、途絶えがちです。
ヒビキは、鑑定士であって、攻撃力はほとんどありません。従って、生き残るために仲間が、剣と盾が必要となるのですが・・・。
ヒビキ本人にも何らかの秘密があるようですね。主神が異常に庇うのも、何だか理由がありそうですね。
一人、ダンジョンの下層に飛ばされて、絶体絶命の危機に陥るヒビキですが、無事生還することができるのでしょうか。ヒビキの日本での友人たちも、ヒビキを助けるべく、ダンジョンに向かうようです。次巻も早く読みたいものですね。
「最強の職業は勇者でも賢者でもなく鑑定士(仮)らしいですよ? 2」
「アルファポリス『第9回ファンタジー小説大賞』優秀賞受賞作、第2巻!
友人達を見つけて日本に帰るため、異世界を探索することにしたヒビキ。白猫ヴェネをはじめ仲間達に教わりながら、魔法の修業をしたり、ギルドで依頼を受けてみたり……冒険者として着実にレベルアップしていく!そんなある日、ヒビキ達は森の中で見知らぬ美少女と遭遇する。彼女の情報を頼りに討伐対象を追跡する一行だったが、突然いるはずのない凶悪な魔物に襲われ、全滅の危機に陥ってしまう!駆け出し冒険者ヒビキはこの窮地を脱することができるのか――!?」
- 2018.10.18 アルファポリス - 電網浮遊都市 -「最強の職業は勇者でも賢者でもなく鑑定士(仮)らしいですよ? 2」より
ヒビキには、年上に対する「魅了」のスキルでもあるのでしょうか。主神にも気に入られて、様々なチートなスキルを授与されています。生命の危機に対しても、(ギリギリですが)他の神の力を借りてでも、ヒビキを助けようとします。
さて、イヴェルという美少女についても謎のままですが、その正体が気になりますね。
アナスタシアという人物についても、まだまだ分からないことが多くて、ちょっと気になります。
次巻は、街を出て、ダンジョンでの冒険が描かれるようです。今から読むのが楽しみですね。
「最強の職業は勇者でも賢者でもなく鑑定士(仮)らしいですよ?」
「アルファポリス『第9回ファンタジー小説大賞』優秀賞受賞作!
友人達と一緒に、突如異世界に召喚された男子高校生ヒビキ。しかし一人だけ、だだっ広い草原に放り出されてしまう!しかも与えられた力は『鑑定』をはじめ、明らかに戦闘には向かない地味スキルばかり。命からがら草原を脱出したヒビキは、エマリアという美しいエルフと出会い、そこで初めて地味スキルの真の価値を知ることになるのだった……!ギルドで冒険者になったり、人助けをしたり、お金稼ぎのクエストに挑戦したり、新しい仲間と出会ったり――非戦闘スキルを駆使した『鑑定士(仮)』の冒険が、いま始まる!」
- 2018.10.17 アルファポリス - 電網浮遊都市 -「最強の職業は勇者でも賢者でもなく鑑定士(仮)らしいですよ?」より
登場人物も少なくて、サクサクとストーリーは展開しましたね。主神も軽いノリでヒビキに相対します。
しかしながら、何故ヒビキたちが召喚されたのかは謎のままです。どうもヒビキ自身は、巻き込まれて異世界に転移したようですが。主神もそんな彼に色々と干渉して、チートなスキルを授けます。さすがに本人の性質から、戦闘職に任命することはできずに、「鑑定士」という職業を与えようとしますが、それさえもできず、「(仮)」ということで、授けます。
運命も彼に味方して、助力者なり、守護者なりをヒビキは得ることができました。
次巻からは、仲間と共に冒険が始まるのでしょうか。読むのが楽しみですね。
「最強の15歳、騎士団と貴族相手に大波乱!
ククリ村のドラゴンゾンビ夜戦から3年、次の舞台は貴族領地にあるグンジョー市。
この街で最強の15歳になった“テンマ”が、理不尽な騎士団や貴族を相手に立ち向かう!」
- 2018.10.17 MAG Garden NOVELS「異世界転生の冒険者 2」より
3年の月日が経ち、テンマは、15歳になったようです。
仮登録であった冒険者登録も、本登録になりました。で、Dランクからのスタートですね。12歳からの仮登録の時からの実績が認められたことになります。この頃から相当稼いでいたようです(笑)。
そして、最初の依頼達成で、いきなり Cランクへとランクアップします。盗賊退治という、いきなりの実績で。
また、この時点までで既に無双状態。
周囲の妬みや嫉みを煩わしく思い、街を出てダンジョン探索しようかとも考えています。
けっこう、非情な展開もあり、テンマもドライな性格なようです。向かうところ敵無しで、貴族に対しても遠慮というものがありませんね。強敵もドラゴンくらい、という。
これからも色々な困難に立ち向かうことになりそうです。次巻以降も読むのが楽しみですね。
"Unmotivated hero's tale." - 「やる気なし英雄譚 5」
「誰からも不可能だと思われていた僻地レムリアックの復興を成し遂げた、やる気なし英雄のユイ・イスターツ。
一方王都では、ユイが留守の間、虎視眈々と国の実権を狙っていた貴族院の策略によってクーデターが発生してしまう。混乱の中、王都を脱出した女王エリーゼは貴族院の包囲網と追手により絶体絶命の窮地に。さらにユイを危険視したクーデター部隊が王都から討伐軍を出発させた。
国の根幹を揺るがす危機的状況の中で、ユイのとった作戦とは!?
『普通に戦い、普通に勝つ。もちろんできる限り楽をしてね』
やる気なし英雄が送る隠れヒーロー譚、反逆の第五巻がここに登場!」
- 2018.10.15 MFブックス「やる気なし英雄譚 5」より
王都でクーデターが勃発し、ユイらを討伐するため、レムリアックへ討伐隊が派遣される。10倍もの兵力差をユイが、跳ね返すことができるかどうかが、見所(読み所?)でしたね。
戦略的に戦術を組み立て、討伐軍を翻弄するユイたち。風土病も味方に付けて、なるべく死者を出さないようにするところなどは、さすがでしたね。
またもや、英雄的活躍を見せたユイたちですが、次巻では、帝国に派遣されて、そこでの活躍が描かれるようです。楽しみですね。
"Unmotivated hero's tale." - 「やる気なし英雄譚 4」
「見事ラインドル王国の問題を解決し、意図せずして英雄としての確固たる地位を築いてしまったユイ・イスターツ。
そんな彼を疎ましく思う貴族たちは、ユイを王都から追放してしまおうと、エリーゼの女王就任を利用した罠を張り巡らせるのだった。
『さてこの時期に女王に就任されるのは、吉と出るか凶と出るか……サイコロの目には最近嫌われているけど、今回はいい方に出てほしいものだが、はてさて』
そして貴族との対決の結果、町を襲う死の病を相手にすることに。感染対策のカギは、亜麻色の髪の美女!?
やる気なし英雄が送る隠れヒーロー譚、激動の第4巻がここに登場!」
- 2018.10.15 MFブックス「やる気なし英雄譚 4」より
いきなり伯爵へと叙せられることにもびっくり、ですが、そのまま辺境の地(魔石埋蔵量は王国一だけど風土病があって過疎な領地)に赴くのも。風土病を根絶、というか治療法を捜すためにユイの持つユニークな魔法(もどき)を利用するというのも、面白かったですね。
次巻は、都で勃発したクーデターの行方が描かれるようです。無事、女王を救い出し、ク-デターを排除することができるのでしょうか。とても気になりますね。
"Unmotivated hero's tale." - 「やる気なし英雄譚 3」
「仕官学校の誘拐事件を見事解決した、やる気なし軍人のユイ・イスターツ。学校長として功績は収めるものの、軍上層部や貴族院に疎まれ解任させられてしまう。
そんな中、ユイが志願したのは、外務省。しかも仕官学校誘拐事件の首謀者ワルムの所属していたラインドル王国の駐在大使だった。
『まいったなぁ、はてさて……』
因縁浅からぬラインドルは、実権を握る宰相と彼に抵抗する者達との間でまさに乱政状態。自らにも監視がつく中、救国の英雄ユイが取る行動とは……!?
やる気なし英雄が送る隠れヒーロー譚、待望の第三巻がここに登場!」
- 2018.10.14 MFブックス「やる気なし英雄譚 3」より
ラインドル王国の政情不安の調査と誘拐された士官学校生(魔法士)の行方を追って、駐在大使としてラインドル王国に赴任するユイでしたが・・・。
状況が彼の停滞を許さず、あれよあれよと言う間に、政変に巻き込まれて、王を助けることになります。
ワルムの師匠との魔法対決が見物でしたね。同時に誘拐された12人もの魔法士を解放するという任務(?)も達成するなんて。
次巻も読むのが楽しみですね。
"Unmotivated hero's tale." - 「やる気なし英雄譚 2」
「帝国の侵攻からクラリス王国を救った、やる気のない軍人のユイ・イスターツ。
国内において英雄となった彼の存在は知れ渡ることになったが、その事実を快く思わない貴族院によって、ユイはまたもや左遷させられてしまう!?
『はぁ……なんで私がここに』
左遷された先は、かつて自らが在籍していた士官学校。今度こそ怠惰ライフを送ろうと意気込むユイだったが、学生たちへの講義、さらには優秀な三人の学生を有するゼミを任され、大忙し!
そんな最中、士官学校で連続して起こる学生の誘拐事件と不正経理問題。ユイはこの事件の真相を暴くことができるのか!?
やる気なし英雄が送る隠れヒーロー譚、待望の第二巻がここに登場!」
- 2018.10.13 MFブックス「やる気なし英雄譚 2」より
士官学校の校長として赴任するときに、最優秀な学生と遭遇し、不審者と見間違われて排除されそうになりますが・・・、まるでお約束な展開でしたね。そして、士官学校に蠢く陰謀と不正経理を暴く、という展開もまた。
士官学校時代のユイと仲間たちの様子も(ほんの少し)明らかになりましたね。彼らを知っている講師たちが少ない、というのは意外でしたが。また、ユイは、東方の出身らしいことも明らかになりました。伏線なのかもしれませんが。
次巻は、また左遷先での活躍、となりそうです。今から読むのが楽しみです。
"Unmotivated hero's tale." - 「やる気なし英雄譚 1」
「クラリス王国の首都から遠く離れた地にカーリンという街がある。そこに、ユイ・イスターツという軍役人がいた。
彼は怠惰であるともっぱらの評判で、与える任務は一向に進まないというやる気のなさ。ところが彼には、別の使命があった。昼行灯を装いながら、貴族の腐敗した行いを是正すべく、日々内部調査を進めているのだった。
そんな彼の前に現れたのは王女エリーゼ。彼女は強い正義感から自らの手で事態を解決しようとするが、それを良しとしない一派の手によって拉致されてしまう。エリーゼから『穀潰し』と言われてしまったユイではあったが、王女を救出するためにある計画を考えていた!?
やる気のない英雄(?)が送る、隠れヒーロー譚! 異色の戦記ファンタジー、第一弾!」
- 2018.10.12 MFブックス「やる気なし英雄譚 1」より
やる気なさげで、怠惰なユイですが、頭脳明晰で武芸も人並み外れたものがあるようですね。過酷な修行をしたとも思えませんが、やっぱり「天才」と呼ばれる類いの人物なのでしょうか。
また、地方都市カーリンで、癖がありながらも、特異な能力を有する部下も持っているのもまた、出来過ぎのような気がしますが・・・。まぁ、ユイ本人が怠惰で体力があまりなさそうであっても、その能力を部下の前では隠そうとしないと言うことなのかもしれませんね。
それにしても、ユイの風貌は日本人よりな(笑)。携えている剣も、本文では「長刀」とあるだけですが、イラストでは「刀」のように見えますね。他の登場人物が、ヨーロッパ風な諸刃の大剣であるように見えることから、違和感が半端ありません。
いずれにせよ、クラリス王国の英雄となったユイが、王女エリーゼと共にどのような物語を紡いでいくのが、とても気になります。
"Saga of Tanya the Evil" - 「幼女戦記 10 Viribus Unitis」
「幼女、転職決意!!
帝国という国家の砂はいずれ尽きる。
遺された時間は、あまりにも少ない。
砂時計の砂が尽きるまでに、人はそれぞれの決断を迫られる。
ある者は、そんなはずがないと運命に目を瞑る。
ある者は、破局を拒絶する道を選ぶ。運命だとしても、大人しく滅ぶ道理があろうか。
活路を求めて彼らはあがく。
そして、ターニャもまた『愛国者』という仮面の裏で誓う。
己は、絶対に沈む船から逃げ出す、と。
『……転職だ。転職活動しないと』
しかして、社会的動物に逃げ道は乏しい。
帝国軍とは必要の奴隷なのだ。
彼らは、手段をえらばない。」
- 2018.10.11 KADOKAWA「幼女戦記 10 Viribus Unitis」より
"Viribus Unitis" - フィリブス・ウニティス(戦艦):
フィリブス・ウニティス(SMS Viribus Unitis)は、オーストリア=ハンガリー帝国海軍の戦艦。テゲトフ級戦艦の1番艦。艦名の「フィリブス・ウニティス」(Viribus Unitis)はラテン語で「力を合わせて」の意味であり、フランツ・ヨーゼフ1世の個人モットー。当初は「テゲトフ」と命名される予定だった。
- 2018.10.11 Wikipedia より
読み応えのある本巻でした。
泥沼になって久しい戦局であっても、戦術的勝利をもぎ取る帝国軍にあって、その将来が無いことを確信し、「転職」を模索し始めるターニャですが。その道の何と困難なこと。戦争は片時も停滞することなく、次の戦場へ駆り出されるターニャたち魔導大隊。
一方で、参謀本部は、「予備計画」なるものの策定とイルドアへの侵攻計画の策定を、更に外交により講話の道を探る、という。
帝国が破綻するまでの時は限られ、また、いずれの道も険しく困難が待ち受けていそうですね。
次巻では、戦局が大きく動く予感・・・。とても気になりますね。
「ついに『竜神の匙』と『エルフの妙薬』を手に入れたレジスは早速ディン家に舞い戻る。
ウォーキンスや父との再会の挨拶もほどほどに、急いで母・セフィーナの治療を開始。『竜神の匙』を用いて『エルフの妙薬』を与えると、なんとこれまでの症状が嘘のように、セフィーナは見事に回復する。こうしてディン家に平穏な日々が訪れた……はずだったが、それを壊そうとするのが、あのアレクサンディアで……!?
以前から浅からぬ因縁が見え隠れしていたウォーキンスとアレクサンディア。レジスが意図的に触れずにいた二人の関係がついに明かされる!?
アレクサンディアの奇襲の意味するものとは? ウォーキンスの思いとは?
『ディンの紋章』堂々完結! 渾身の書き下ろしによる誰も知らない最終章が始まる!!」
- 2018.10.9 MFブックス「ディンの紋章 ~魔法師レジスの転生譚~ 6」より
最初は、レジスがアレクとウォーキンスの死闘を止めたことで、絶命しなかったことに「あれっ」と思いましたが、あとの説明を読んで、(やや)納得しました。ちょっとずるい方法でしたね。
ただ、今回の騒動で一応は邪神の復活は止められたのですが、大封印がそろそろ寿命となってきていることには変わりありません。
本巻で、完結編のようですが、邪神が復活するかもしれないのは確かですので、その後の物語が(あれば)気になりますね。
レジスも膨大な魔力を有しながらも、全部を魔法へと放出することができないために、中級止まりの魔法師に留まっています。今後の修行で、才能は開花するのでしょうか。気になりますね。
"STRANGER & BLACK CAT" - 「槍使いと、黒猫。 2」
「異世界美女たちと、迷宮へ挑め!黒猫様と行く冒険者ライフ第二弾!
自らキャラクターメイキングを行ない異世界の新種族へ転生し、無双の槍使いとなったシュウヤ。相棒の黒猫風の神獣・ロロとともに気ままな旅を楽しむうち、彼は異世界で初めての大都市『城塞都市ヘカトレイル』に足を踏み入れる! シュウヤはそこで、新たな異世界美女・エルフ騎士のキッシュと仲良くなったり、ギルドに登録して美人魔法使い・クナと魔迷宮へ挑んだりと、冒険者生活をたっぷり満喫することに! 『小説家になろう』で 3,000万PV突破の人気アクションファンタジー、第二弾!」
- 2018.10.9 HJノベルス「槍使いと、黒猫。 2」より
キッシュとチェリの二人同時にいい仲になるシュウヤ。前世のトラウマとかは無いのでしょうか(?)。羨ましい限りです。
さて、迷宮で裏切りに会い、窮地に立たされると見せかけて、難なく返り討ちにするシュウヤですが、ボスに対しては、実力差を見極めてさっさと退散するという柔軟さも併せ持ちます。普通、転生者で無双する、という展開でないのが新鮮ですね。
また、シュウヤが手に入れたアイテムボックスの中から、転移魔法アイテムを発見、起動することに成功します。
次巻からは、このアイテムに依って転移した先から、冒険が始まるようです。読むのが楽しみですね。
"PERRY RHODAN NEO SCHLACHT UM FERROL" - 「ローダンNEO 11 フェロル攻防戦」
「≪グッド・ホープ≫ は敵の攻撃で大破した。ローダンたちは異能者の能力によってかろうじて惑星フェロルに避難するが、ローダンとフェロン人のカクトールを中心とする一行と、タコ・カクタを中心とする一行に分かれてしまう。両チームとも負傷者を連れ密林地帯で待避するが、フェロルには容赦ないトプシダーの攻撃が続く。地球では独自の基準で地球の品々を収奪するファンタン星人と交渉するべくアダムスが接触するが…」
- 2018.10.7 ハヤカワ文庫SF「ローダンNEO 11 フェロル攻防戦」より
フェロルで分かれてしまったローダン一行たちと、地球でのファンタン星人との動向が、並行して描かれていきます。
それぞれに緊迫した情勢にあり、緊張感溢れる展開となっていました。
フェロン人、トプシダー、ファンタン星人と地球人とのメンタリティの違いが、良く書け分けられており、現代風のリアリティある構成となっていました。
次巻も、今から楽しみですね。トーラの行方が気になります。
"Cooking with wild game." - 「異世界料理道 VOLUME 15」
「アスタ、故郷の味・カレーに挑戦!?
マイムという料理のライバルが登場したことで、やる気を見せるアスタやレイナ=ルウたち。
サイクレウスが独占していた食材が使えるようになったことで、アスタはついに故郷の味、カレーの再現に挑む!!
そんな折、かまど番の勉強としてドムの集落から女衆がやってくる。しかし、彼女・レム=ドムの目的は、アイ=ファのような狩人になることで――
大人気異世界料理ファンタジー第15弾!」
- 2018.10.6 HJノベルズ「異世界料理道 15」より
アイ=ファに憧れる女衆が現われ、アイ=ファがたじたじとなる様子が可愛かったですね。
アスタは、料理の試作したり、忙しい日々を過ごしているようです。そして、ついにカレーを試作するまでに。
また、貴族の宴席の料理を依頼されるようです。
今巻は、「群像演舞」と称して、短編が三話ありました。けっこう楽しく読むことができました。
「モブ村で実戦訓練を開始した養護院の子供達。なにかと心配するルーセリスをよそに、あらゆる困難を子供達だけで乗り越えさせるべく、ゼロスは影から見守ることに徹する。その甲斐あってか、子供達は心身ともに大きく成長を遂げ、訓練は大成功に終わった。
その後、ゼロスはサントールの街へ帰る際、偶然にも勇者と遭遇。これをメーティス聖法神国の内部事情を知るチャンスと考えたおっさんは、嘘と誠を巧妙に交えた情報を勇者に吹き込み、面白半分に揺さぶりをかける。その大人げない作戦は見事ヒットし、勇者達は混乱するのだった。
そんなこんなで我が家に戻ったゼロス。その後も平穏な日々が戻ることなく、数日が過ぎて……。
『い、行くって……どこへ?』
突如現れたナグリとボーリングに、おっさんは何処かへと連れて行かれるのだった。」
- 2018.10.4 MFブックス「アラフォー賢者の異世界生活日記 7」より
うーん、第6巻の内容が思い出せない・・・(汗)。読み始めたときは、ちょっと戸惑いました。
でも、物語の展開に引き込まれて、最後まで一気に読んでしまいました。
国の思惑に惑わされずに、自分の立ち位置を堅持する姿が素敵です(態度はいい加減ですが)。本人がチートである能力を持ち、各国からも敵に回す事ができない、と思わせる過程も大人の対応ということで、うまい、と思わせるものでした。
反して、勇者は不憫ですね。ただ、自己の立場に甘えている時点で、「アウト」ですが。
おっさんは、どのような局面に立っても「おっさん」なのも面白いところですね。
次巻も今から楽しみですね。
「大人気の異世界ぶらり脱力系ファンタジー、第10巻!!
累計21万部突破! 大人気の異世界ぶらり脱力系ファンタジー、第10巻! 消えたセーラー戦士を追ってやってきた謎の星でタローたちを待ち受けていたのは、超難度の関門の数々。さすがにこれは無理! と思われたが、そこに現れたのは異世界最強戦力の仲間達。タローがセーラー戦士に告ると聞いて集まったらしい!? そんな彼らに背中を押され、タローは神のもとへたどり着く。そして全ての結末を引き受け、温存してきた魔力「八百万」を解放する!」
- 2018.10.3 アルファポリス - 電網浮遊都市 -「俺と蛙さんの異世界放浪記 10」より
タローの危機(?)に駆けつけた友達の助力により、ついに「神」と対峙する。
でもやっぱりタローは、タローなのでした。直接対決は避けて、セーラー戦士を助けにいくタロー。今度こそ命がけで。
そこで、初めて明らかになるタローの出自の秘密。
神をも凌ぐ魔力を身につけたタローでしたが、タローはタローなので、大団円であるはずがタローな状況なのでした。
それで、今巻でシリーズ完結なのですが、新シリーズが発刊されているようです。機会を見つけて(本を購入して)読んでみたく思います。
「大人気の異世界ぶらり脱力系ファンタジー、第9巻!!
累計20万部突破! 大人気の異世界ぶらり脱力系ファンタジー、第9巻! 地球へ戻る方法を求めて過酷な旅を続けていたセーラー戦士が、突如として姿を消してしまった。厄介なことに、世界を滅ぼしかねない装備「マジカル☆トンボセット」の封印を解いたトンボを連れて……。不吉な予感を覚えたタローは仲間達とともに、二人を探し求めて異世界全土を駆け巡る。大捜索の果てに彼らがたどり着いたのは、『神』が棲まうという謎の星だった――」
- 2018.10.3 アルファポリス - 電網浮遊都市 -「俺と蛙さんの異世界放浪記 9」より
表紙絵と裏表紙絵にも描かれているセーラー戦士ですが、本巻では、姿を消したままでした。
最初は、トンボが居ないことに気付いたタローたちですが、やがてセーラー戦士がマジカル☆トンボセットの封印を解いて、トンボと共にどこかへ行ってしまったことが判明。彼女の行方を捜して、放浪することに。そして、最後にたどり着いたのは・・・。
ずっと前から伏線であった、超高空にあった謎の存在、エルエルがどこから来たのか、とかが明らかになります。
次巻は、いよいよ「神」との対決となるのでしょうか。セーラー戦士は、地球に帰還することができるのでしょうか。次巻は、完結巻らしいのですが、とっても気になりますね。
「エルフの峡谷に脅威をもたらしていた竜の討伐に成功したレジスたち。『エルフの妙薬』を手に入れるために、残る脅威は峡谷周辺に現れる帝国兵の存在のみ。
障壁で守られている峡谷になぜ帝国兵が侵入できるのか? そもそも帝国兵の目的とは? 様々な疑問と共に、捜査線上にある人物の名が浮かび上がる。その名はシャンリーズ――かつてアレクサンディアと共に戦った大陸の四賢で……。
偶然なのか必然なのか、五百年の時を超えて再会した二人を待ち受ける運命とは!? そしてレジスは『エルフの妙薬』を手に入れることができるのか?
エルフの峡谷編完結! ついにレジスがウォーキンスとも再会を果たす、待望の第五巻!!」
- 2018.10.1 MFブックス「ディンの紋章 ~魔法師レジスの転生譚~ 5」より
目的も不明なまま、ついにエルフの峡谷に足を踏み入れる帝国兵たち。かれらが、神木を伐採するに及び、ついにエルフたちの反撃が始まる。しかしながら、帝国兵の異常なまでの強さに驚愕するエルフたち。彼らは一体・・・。
ということから、帝国兵とエルフとの激突に、レジスたちは、巻き込まれるように参戦します。
最後には、アレクと四賢の内のひとりとの死闘にまで発展することになりますが、果たして、その勝負の行方は・・・。ということで(?)、最後まで、わくわくしながら一気に読んでしまいました。
エルフの峡谷編も今巻で完結ですね。次巻は、実家に戻っての騒動ですね。読むのが今から楽しみです。
"STRANGER & BLACK CAT" - 「槍使いと、黒猫。 1」
「好(色?)青年、キャラメイキングして異世界へ!
ある日突然、ダークファンタジー風異世界に飛ばされた無職青年・シュウヤ。だが彼は異世界ライフを楽しむべく、自らそこでキャラクターメイキングを行い、光と魔の力を合わせ持つ強力な新種族に転生。サバイバル生活の中、スケベで陽気な彼は持ち前のバイタリティで、豪勇無双の槍使いへと成長する。やがてシュウヤは、契約を結んだ黒猫にして最強の神獣・ロロを相棒に、美女とスリルを求めて気ままな旅に出ることに!」
- 2018.10.1 HJノベルス「槍使いと、黒猫。 1」より
筆者は、「頭がいいですね。」と感じさせる知的な文章が並んでいました。いえ、単にそれらしい難しい単語を並べ立てていただけなのかもしれませんが(汗)。
VRMMO の初期設定のようにキャラメイキングしてから転生するのが新鮮でしたね。神様からチートな能力を与えられるのではなくて、自分で選んでという。
また、このようなライトノベルの主人公にありがちな朴念仁、いわゆる鈍い人でなく、普通の感性を持つ、というのも感情移入しやすかったですね。
異世界は、どうやら殺伐とした血なまぐさい世界のようですね。ことさらに正義感を振りかざすこと無く、主人公は、この世界を旅するようです。次巻以降も読みたくなってきました。
2018.9
「明かされる転生の秘密、レベルの謎。駆除人の新たな冒険が始まる!
エルフの里があるヴァージニア大陸を後にし、光の勇者の居場所の手がかりを探すため、北極大陸を訪れたコムロカンパニー一行。
ナオキは、ひょんなことから出会った光の勇者とともに、ヤル気十分で娼館を訪れる。
しかし一夜明け、女性と「コト」ができなかったナオキは、自身の身体に重大な異変が起こっていることに気づく。
『まさか、自分がEDになるとは……』
異世界に来てから初めてかかった病気!? かと思いきや、そこには神々のさまざまな思惑が隠されていた。
徐々に明かされる転生の秘密、『経験値』という概念の謎。物語のターニングポイントとなる8巻、堂々開幕!!」
- 2018.10.1 MFブックス「駆除人 8 ~旅する魂篇~」より
ポーラー族の元を訪ねて、色々なことが明らかになります。それにしても、ナオキは、前世の自分の顔もまともに覚えていなかったのですね。そして、魂が転生してきて受肉した体の正体が、あんなのだったなんて・・・驚愕の事実。
神や邪神の様々な思惑が交錯する中、ナオキがとった手段とは・・・。これにも、吃驚でした。
そして、空間の勇者と時の勇者をある島から解放するために、空間の精霊により、ある孤島に飛ばされてしまう。その島は、なんと・・・、という具合にどのようにその島から脱出するのか、ナオキたちの奮闘が見ものでしたね。
"Regarding Reincarnated to Slime" - 「転生したらスライムだった件 13」
「激突! 帝国 VS 魔国連邦
ジュラの大森林に攻め込む帝国94万の大軍勢。迎え撃つテンペストは、魔王ラミリスの権能により、ダンジョンへと町を避難させた。最前線で原初の悪魔であるテスタロッサ、ウルティマが猛威を振るう中、帝国軍はダンジョン攻略に乗り込む。しかしそこで待っていたのは、圧倒的な武力を誇るテンペストの凄まじいまでの虐殺劇であった……。」
- 2018.9.29 GC NOVELS「転生したらスライムだった件 13」より
帝国軍94万、魔導戦車2,000台、飛空船100隻でもって魔国連邦に襲いかかる帝国に対して、魔王リムルたちは、万全の態勢でもって迎え撃つ。
本巻まるまる帝国と魔国連邦との戦争の様子が描かれていました。
圧倒的な数で迫る帝国軍に、リムルたちは、個々人のこれまた圧倒的な戦闘能力で立ち向かいます。もう、格が違うのです。特に「原初」と呼ばれる悪魔達は。おまけに、原初に名前を与えたのですから、ディアブロが3人増えたのと同じ事に・・・。
94万人もの兵を殲滅したリムルたちですが、戦後処理はどうするのでしょうか。ちょっと気になりますね。
"ARTEMIS A Novel" - 「アルテミス 上・下巻」
「20世紀FOX映画化決定! 今度は月だ! 『火星の人』に続く、全世界待望の第二作
人類初の月面都市アルテミス──直径500メートルのスペースに建造された5つのドームに2,000人の住民が生活するこの都市で、合法/非合法の品物を運ぶポーターとして暮らす女性ジャズ・バシャラは、大物実業家のトロンドから謎の仕事の依頼を受ける。それは都市の未来を左右する陰謀へと繋がっていた……。『火星の人』で極限状態のサバイバルを描いた作者が、舞台を月に移してハリウッド映画さながらの展開で描く第二作。 」
- 2018.9.27 ハヤカワ文庫SF「アルテミス 上巻」より
「20世紀FOX映画化決定! 今度は月だ! 『火星の人』に続く、全世界待望の第二作
ジャズがトロンドから依頼された仕事は、企業買収が絡んだ破壊工作だった。普段の運び屋仕事と違う内容に戸惑うジャズ。だが、彼女は破格の報酬に目がくらみ、仕事を引き受ける。溶接工を父にもち、自らも船外活動の心得があるジャズは、友人の凄腕科学者スヴォボダの助けを借り、ドーム外での死と隣り合わせの作業計画を練っていく。地球の6分の1の重力下での不可能ミッションを描く、傑作サスペンスSF。」
- 2018.9.27 ハヤカワ文庫SF「アルテミス 下巻」より
読み始めは、感情移入がなかなかできずに、けっこう読むのに苦労しました。
主人公のジャズ・バシャラは、小悪党といった風情で、地球からの密輸で稼ぎながら、EVマスターを目指す様が描かれています。
何やらお金が要りような様子で、金儲けに精を出しています。そのためにもあり、アルテミスの億万長者からの依頼を受け、工場施設の自動機械の破壊を画策することに。
それから、ストーリーは怒濤の展開となります。様々な伏線が回収され、アルテミス全体を揺るがす陰謀に巻き込まれて、奮闘する様が次々と描かれていきます。
最後はめでたし、めでたしとなるのですが、それもまたアンディ・ウィアーらしくて、楽しく読み終えることができました。
この小説も映画化されるそうです。面白いかなぁ、どうかなぁ、まぁ、楽しみではあるのかな(おい)。
「王都全体を巻き込んだ反乱を鎮圧し、褒美として『竜神の匙』を貰い受けたレジス。これで母・セフィーナの病を治療するために必要な品目は『エルフの妙薬』のみとなった。
薬を求め、レジスはイザベルの先導でエルフの峡谷を目指すが、アレクサンディアも同行することになり……ソリの合わないイザベルとアレクとの旅は不協和音の嵐。
峡谷にたどり着くも、そこでも重大な問題が起き、『エルフの妙薬』作りどころではない!?
二人の女性に挟まれる受難の日々が続くとも、レジスは前世の無念を晴らし、重病の母を救うために奮闘する――。
王都魔法学院を後にし、新たなる舞台で波乱に満ちた展開へ突入する第四巻!」
- 2018.9.25 MFブックス「ディンの紋章 ~魔法師レジスの転生譚~ 4」より
帯の文にあるように「アレクとイザベル、まぜるな危険!」でしたね(笑)。ことごとく対立して、レジスは間に立っておろおろ。
またこの巻では、アレクが邪神の呪いにより水魔法を封じられていること、不死者であること、邪神の封印が約500年でまた補強するためにアレクの寿命を賭して魔力を注ぐ必要があること、など色々と気になることが判明しました。
レジスも「エルフの妙薬」を入手するためには、まだまだ色々な障害を排除する必要があるようです。
次巻も読むのが楽しみです。
「波乱の末、王都魔法学院の入試を突破したレジスだったが、入学早々、王都三名家の一つ・ラジアス家の刺客に襲撃を受けてしまう。幸いにして大事にはならず、刺客を撃退したことで騒動は終わりを告げるものの、レジスはすぐに思い知ることになる。これは王都全体を巻き込む大事件の始まりに過ぎなかったことを――
バラ色の学院生活とは程遠いレジスの日常。
母の病を治すため、そして友を守るため、彼の戦いの日々は終わらない!
学院編完結となる待望の第三巻!
王都で進行する貴族の陰謀を打ち砕くため、レジスの新たな戦いが幕を開ける!」
- 2018.9.24 MFブックス「ディンの紋章 ~魔法師レジスの転生譚~ 3」より
ラジアス家とジークの野望を挫くためにレジスは、死に物狂いの奮闘を。超絶的な兵器・炎鋼車に対して、立ち向かうのはレジスとエリックの2人のみ。2人は、本当にギリギリ一杯の薄氷の勝利を掴むのですが。
ここでもアレクの人外っぷりが発揮されます。50台の炎鋼車を瞬殺ですから。そのような彼女から毎日命がけの指導を受けているレジスもまた、人外なのかも知れませんね。
1年を待たずに「龍神の匙」を入手できたレジスは、次巻では、エルフの峡谷に向かうことになります。楽しみですね。
「没落貴族・ディン家の一人息子・レジスは、前世でニートとして生きた記憶を保持していたため、幼子とは思えない大人びた思考で周りの人間を驚かせていた。生まれながらにして膨大な魔力を有していた彼は、メイド・ウォーキンスの手ほどきにより、その魔法の力を開花させていく。
こうして十五歳となったレジスは、かねてより予定していた魔法学院への入学を果たすことを決意。
『すべては病に倒れた母を救うため』
決意を胸に秘め、推薦人のアレクサンディアとともに王都を目指す!
懐かしい仲間との再会、新たな友との出会い、王都を牛耳る貴族の陰謀――腐敗に満ちた学院で光と闇を見たレジスの運命は!?」
- 2018.9.23 MFブックス「ディンの紋章 ~魔法師レジスの転生譚~ 2」より
「第2章 学院入学編」ですね。前巻から8年後、レジス15歳となています。学院入学資格の最低年齢となり、推薦人が四賢人がひとりのアレクの推薦を受け、入学試験に立ち向かうレジス。魔力量は人外の域にあるようですが、日々の鍛錬、努力は欠かせないようです。転生者と言っても、チートな能力で無双する、ということではないようです。
そして、貴族間の激しい差別に会いながらも、レジスは友人を得ることができたようです。拳で命がけで語り合った仲ですが。何せ前世は引き籠もりのニートですから、感慨もひとしお、ですね。
「没落貴族として生を受けたディン家の息子・レジス。莫大な魔力を持つ彼は、ミステリアスなメイド・ウォーキンスに手ほどきを受け数多の魔法を操るようになる。しかし、そんなレジスには一つの秘密があった。日本でニートとして生き、激しく後悔した前世の記憶だ。
『今度こそ、やり直すんだ』
決意新たに日々を過ごすレジスだったが、母の重病や領地の切迫した経営状態など多くの苦難が立ち塞がる。さらには悪徳貴族がウォーキンスを妾に迎えたいと持ちかけてきて――。
前世の無念を晴らし、没落したディン家と大切な人を救うため、レジスの奮闘人生が幕を開ける!」
- 2018.9.22 MFブックス「ディンの紋章 ~魔法師レジスの転生譚~ 1」より
面白くて、一気に読んでしまいました。
剣と魔法の世界に転生して人生をやり直す。転生したときから、前世の記憶があり、魔力も莫大に持ち、(没落していますが)貴族に生まれつく。そして、身近に魔法の師匠がいて、彼女は万能の謎多き美少女。まるで、「無職転生 ~異世界行ったら本気だす~」のルーデウス、あるいは、「八男って、それはないでしょう!」のヴェンデリンのようですね。
それでも、僅か7歳にして、有力貴族を相手に決闘をして、強大な魔法を操りながら、相手を完膚なきまでにやっつける様には、わくわくして読み進めることができました。
次巻は、王立魔法学院へ入学する様が描かれるようです。続けて読んでいくつもりです。
「大人気の異世界ぶらり脱力系ファンタジー、第8巻!!
累計17万部突破! 大人気の異世界ぶらり脱力系ファンタジー、第8巻! 未知の魔法を求めて、ヒュドラの棲む沼地を訪れたタロー達。サクッとヒュドラを退治し、住民のキノコ達からお礼として魔法の薬を渡される。しかし、その薬で記憶喪失になってしまったカワズさんが大暴走!? カワズさんの記憶を取り戻すべく、タロー達は演劇で記憶を再現するという荒療治に乗り出す! 「蛙さん記憶喪失になる」ほか、書き下ろし短編全4話収録!」
- 2018.9.20 アルファポリス - 電網浮遊都市 -「俺と蛙さんの異世界放浪記 8」より
前巻と同じような連作短編集のようでした。
「白雪姫と七人の小人達」「蛙さん記憶喪失になる」「セーラー戦士の指輪物語」「エピローグ」の4話が収録されていました。
特に「蛙さん記憶喪失になる」では、前巻でほのめかされていた、蛙さんの魔王討伐の様子が描かれていました。そこで、入手した魔法書を解析して得た魔法についても。
また、「セーラー戦士の指輪物語」では、セーラー戦士を中心に、今の彼女の心情が描かれていましたね。
うーん、次巻以降も早く読みたくなってきました(汗)。
「大人気の異世界ぶらり脱力系ファンタジー、第7巻!!
累計15万部突破! 大人気の異世界ぶらり脱力系ファンタジー、第7巻! 妖精郷の女王様より、変わり者のエルフ族長の接待を押し付けられたタロー。ダークエルフのナイトさんとクマ衛門をそろえ準備万端のはずだったが、族長の思いつきに振り回され、なぜか人間の食堂の手伝いをすることに。しかも族長の秘書クーエルさんとナイトさんの間には険悪な空気が流れていて――。エルフ美女の給仕バトルを描いた短編『ナイトさんとセレナーデ様』のほか、書き下ろし短編5話収録!」
- 2018.9.20 アルファポリス - 電網浮遊都市 -「俺と蛙さんの異世界放浪記 7」より
タローとカワズさんは面白い(!)。本巻は、連作短編集のような感じでした。
「ネットがすごいことになっている件」「ファンクラブ結成します」「激闘! 魔王城お掃除バトル」「ナイトさんとセレナーデ様」「もしも『レベル』があったなら」の5つのエピソードが綴られています。
どれもが、お気楽な楽しいエピソードでした。また、カワズさんは、以前単独で先々代の魔王を撃破したようで・・・。
それから、ナイトさんの心情にもちょっと触れてみたり・・・。と、色々と今後の物語の伏線にもなるようなエピソードでしたね。
次巻も続けて読んでいくつもりです。
「大人気の異世界ぶらり脱力系ファンタジー、第6巻!!
累計12万部突破! 大人気の異世界ぶらり脱力系ファンタジー、第6巻! 最近、我が家のある妖精郷周辺が何やら騒がしいため、調査を開始したタロー。 異変の原因が神聖ヴァナリアという国の教皇であることを突き止めた彼は、カワズさんと共にお仕置きへ向かったのだが――。 今まで封印してきたタローの800万魔力がついに解禁!? 最強魔法使いの本気、ここにあり!!」
- 2018.9.19 アルファポリス - 電網浮遊都市 -「俺と蛙さんの異世界放浪記 6」より
教皇との直接対決が、(さすが)面白かったですね。タローの超絶的な魔法が爆発(!)。教皇の予想を遥かに超えて、国すらも一瞬で更地にしてしまう、という。
教皇も決して相手にしてはならない、ということを悟ったようです。
タロー本人は、実はそのような自分に恐怖しているのですが・・・。
「大人気の異世界ぶらり脱力系ファンタジー、第5巻!!
累計10万部突破! 大人気の異世界ぶらり脱力系ファンタジー、第5巻! 手に入れたチート級の魔力を駆使して、異世界ライフを満喫している平凡青年・紅野太郎。ある日、そんな彼の元を謎の3人組が訪れる。勇者パーティを名乗る彼らは、魔王討伐のため、協力を求めてやって来たのだった――。 提案に対して首を縦に振らない太郎を見かねた勇者達が提案してきたのはなんと決闘! しかも太郎パーティにはちゃっかり魔王のマオちゃんが参戦!? 果たして太郎は、この厄介事を上手く切り抜けられるのか!?」
- 2018.9.19 アルファポリス - 電網浮遊都市 -「俺と蛙さんの異世界放浪記 5」より
妖精郷のタロー家のリビングに皆が集合するとは、シチュエーションもさることながら、魔王を目の前にして、魔王討伐の助力を依頼する勇者一行との対応に困るタローも、その様が楽しかったですね。
成り行きで、勇者一行との対決になりますが、その勇者一行を圧倒するタローたち。特にタローが生意気な巫女を、魔法を使うことなく、圧倒する様は、読んでいて思わず笑ってしまいました。勇者カニカマ君になってしまったのも楽しかったですね。
次巻も読むのが楽しみですね。
「大人気の異世界ぶらり脱力系ファンタジー、第4巻!!
累計8万部突破! 大人気の異世界ぶらり脱力系ファンタジー、第4巻! 異世界へ召喚されてチート級の魔力を手に入れたタローは、相棒である蛙姿(元人間)の魔法使いカワズさん、ちびっこ妖精のトンボを引き連れ、最近誕生したらしい魔王様を一目見ようと魔王城を訪れた。 そこで彼らを待ち受けていたのは、魔王様秘蔵の四天王達――。次々と襲いかかる強敵を相手に、いたいけな妖精をダシに使った、タローの秘計が発動する!! 異世界人達がチャット上でやりたい放題!? 抱腹絶倒の特別書き下ろしも収録!!
- 2018.9.18 アルファポリス - 電網浮遊都市 -「俺と蛙さんの異世界放浪記 4」より
魔王に会いに行こうと、魔王城に出向くタロー、カワズさん、トンボたちと、四天王たちとの対決が楽しかったですね。
トンボに魔法少女様のコスチュームをさせて、それが魔法的に最強装備であるという。四天王もトンボに次々と撃破され、遂には魔王とも対決する。その魔王は、実は・・・。
また、別エピソードですが、タローが体調を崩して、「くしゃみ」をする度に魔法制御が甘くなって、周辺が大変なことに。
治療をお願いしに訪ねた「魔女さん」との対話も楽しい。
次巻も読むのが楽しみですね。
「大人気異世界ぶらり脱力系ファンタジー、第3巻!
累計6万部突破!大人気の異世界ぶらり脱力系ファンタジー、第3巻! 異世界へ召喚され、チート級の魔力を手に入れたタローは、蛙姿(元人間)の魔法使いカワズさんと共に、自身のうっかりミスによって誕生させた巨大な木を訪れた。観光地として賑わう光景を目の当たりにし、生みの親としてこの木にサプライズを仕掛けようと奮闘するタロー。ところが、気付けばなぜか超美人の女巨人と共に伝説の斧を探す事に…… 反則級の魔力を使ってやりたい放題!?お気楽青年の新たな旅が始まる!!」
- 2018.9.17 アルファポリス - 電網浮遊都市 -「俺と蛙さんの異世界放浪記 3」より
観光地化してしまった巨木の天辺に、サプライズを仕掛けようと画策するタローとそれを手伝わせられるカワズさん。
管理を任せようと巨人族に巨人を訪ねたのが、ひょんな事から、巨人族の族長と伝説の斧を探しに行くことに。ところが、実はその斧は、災厄を封印していたもので、うっかりそれを引きに抜いてしまったタロー・・・。
今巻も放浪を繰り返すタローたち。海へバカンスに出かけたり(お約束の水着サービスシーンは・・・)、はたまたシンデレラを助ける魔法使いに扮したり。いくつかのエピソードが連なり、楽しく読ませてもらいました。
次巻も、楽しみですね。
「累計4万部突破!異世界脱力系ファンタジー第2巻!!
累計4万部! 大人気の異世界ぶらり脱力系ファンタジー第2巻! チートな魔力を持つ最強魔法使いタローは、新たな目的地であるエルフの里に向けて旅立った。そんなタローたち一行の前に現れたのは、見目麗しいダークエルフの女戦士。ようやく登場したヒロイン候補に、タローのテンションは上がりまくり。心に深い闇を抱える彼女のために一肌脱ごうと、かつてない男気を見せる! 特別書き下ろしとして、異世界の住人達が思い思いに日常を綴った爆笑ブログも収録!」
- 2018.9.17 アルファポリス - 電網浮遊都市 -「俺と蛙さんの異世界放浪記 2」より
異世界で、パソコンを作り上げたタローは、何がしたいのか、良く分かりませんが・・・。どうやら、異世界にネットを普及させようとしているようですね。サーバーもなく、パソコンをばらまくだけでネットが形成されるようです。
今巻は、エルフの里でのてんやわんやが描かれています。そして、出会ったダークエルフの2人。クマ衛門を最初イラストで見たときは、ト○ロかと思ってしまいました。そして、ダークエルフの設定が変わっていましたね。
そして、巨人のためにドワーフたちが防具を作成するのに立ち会ったり。その防具の格好は・・・。
次巻は、どのような放浪を繰り返すのでしょうか。すぐに続きを読んでいくつもりです。楽しみですね。
「第5回ファンタジー小説大賞特別賞受賞作、待望の書籍化!
第5回ファンタジー小説大賞特別賞受賞作!! 新感覚異世界ぶらり脱力系ファンタジー! 平凡な大学生だったタローはある日、うさん臭い魔法使いの爺さんによって異世界に召喚されてしまう。自分の能力を調べてみると、なんと魔力が800万!? 『何このチート!? もはや化け物レベルじゃ?』規格外の超魔力を手に入れたタローは、手始めに全ての元凶である爺さんを蘇生させることにした…カエルの姿で。チートな魔力を持つ少年と、蛙として生き返った元最強魔法使いのカワズさん、二人の異世界ぶらり旅が始まった――」
- 2018.9.16 アルファポリス - 電網浮遊都市 -「俺と蛙さんの異世界放浪記」より
異世界の人類最強の魔法使いが、その人生最後の時に魔法の全てを継承させるために選んだのは、日本の大学生・紅野太郎であった。講義中に異世界召喚され、その際に魔法を付与されてしまう。
そして、異世界に召喚された太郎が最初にしたことは、寿命が尽きた老魔法使いを生き返らすことだった。蛙を依り代として。
とにかく、太郎と蛙さんの会話が楽しい。まるで、漫才で言うボケとツッコミですね。
太郎は、蛙さんとともに、国に属さずに放浪の旅に出かけます。行き先は、森の中の妖精郷。
また、妖精郷に居を構えた太郎たちは、竜の国に招待され・・・。
のんびり、まったりな異世界放浪記の始まりです。次巻以降の物語の展開がとても楽しみです。
"MY SLIME IS THE STRONGEST ALL OVER THE WORLD" - 「僕のスライムは世界最強 2 ~捕食チートで超成長しちゃいます~」
「ネットで人気! 最弱従魔の下克上ファンタジー、第2章!
【捕食】スキルを持つ特別なスライムのライムを従魔にする駆け出し冒険者の少年ルゥ。同じスライムテイマーの少女クロリアとパーティーを組んだ彼は、『野生モンスターのレベル変動事件』に関する依頼を受け、テイマーが集う街『テイマーズストリート』を訪れた。そこで、何者かが危険な副作用を持つレベルアップアイテムの実験を行なっているとの情報を得た彼らは、非道な組織の存在を暴くべく犯人の追跡を決意する!」
- 2018.9.16 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「僕のスライムは世界最強 2 ~捕食チートで超成長しちゃいます~」より
従魔であるスライムは、最弱モンスターですが、(ちょっとだけ)チートなスキルと、テイマーの知恵と勇気によって、難局を切り開いていく。もちろん、主人公本人の力だけでなく、仲間たちの助力も受けながら。そのようにして、いわば格上のモンスターテイマーを倒し、自身も成長していく。という、定番かつベタな展開で、物語は進行します。
ライトノベルの王道ですね。昔ながらのジュブナイルという感じでしょうか。
でも、ベタはベタなりに楽しく読み進めることができました。ライムが素敵です。
また、幼馴染みのファナとも再会しましたね。次巻も読んでみたくなりました・・・。
「最弱勇者×最強の袋! 大人気の異世界リベンジファンタジー第8章!
累計10万部! 大人気の異世界リベンジファンタジー第8章! 仮想世界『シルフワールド』をプレイ中に、神々の分身『人神』に襲撃され、シルフを奪われたシンイチたち勇者パーティ。すぐさま反撃に出るが、シルフの力で仮想世界の設定を思うがままに変更され、苦戦を強いられる。一方の人神たちは、シンイチたちに対処しつつ、『神』本体への反逆計画を進め、最凶戦艦『飛獄』を戦線に投入しようとしていた――『シルフワールド』を舞台に、神、人神、勇者パーティ、三つ巴の戦いの火蓋が切られる!」
- 2018.9.15 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「反逆の勇者と道具袋 8」より
シルフワールドでの戦闘が続きます。シルフワールドを創造したシルフを押える人神が圧倒的に有利なのですが。
ただ、シルフワールドは、ゲーム世界ということで、死亡しても棺桶が現われて、そこからすぐに復活するという。シンイチも何度か死亡してしまいます。
目まぐるしく攻守が交代し、どのように決着するのか、最後まで分からず、一気に読んでしまいました。
次巻以降は、異世界に転移した2人の人神と勇者シンイチとの死闘が描かれるのでしょうか。気になりますね。
「サクヤのおかげで、念願のドラグーンになることができたルーデル。
犠牲を払って夢を叶えた彼は日々鍛錬に明け暮れていた。
『……いつまでも女々しいな、俺も』
苦しみを抱えながらも、最高学年となったルーデルは仲間と過ごせる限られた時間を惜しむようになっていく。
そんな中、卒業前の一大イベントである学園トーナメントが開催される。そこで、ルーデルの前に立ちはだかったのは、なんと……イズミ!?
少年・少女たちによる、学園バトルファンタジー感動のクライマックス!」
- 2018.9.14 MFブックス「ドラグーン 4 ~竜騎士への道~」より
約10ヶ月ぶりに本書を読みましたが、いつものように(?)まるでストーリーを覚えていませんでした・・・。
でも、退屈することなく、最後までさくさくと読み進めることができました。せっかくドラグーンになったのに、竜騎士としての活躍がなかったのは残念でしたが。
また、ルーデルたちの恋の行方がどうなるのかも気になりましたが、結局何もなくて、ちょっと残念でした。
エピローグでも、続巻の伏線のように描かれていましたが・・・。
"accel world 23" - 「アクセル・ワールド 23 ─黒雪姫の告白─」
「黒雪姫の《秘密》が遂に紐解かれる――!
第四回《七王会議》の場で、白のレギオンの正体をついに暴いたハルユキたち。
しかしその代償は大きかった。黒雪姫と四人の王は、白の王ホワイト・コスモスの仕掛けた罠により、無限エネミー・キル状態に陥ってしまう。主力を欠きながらも、レギオンマスターを救出するため、ハルユキたちは最凶最悪のエネミー《太陽神インティ》討伐を決意する――!
一方で、己を捕らえる死の罠、そしてオーキッド・オラクル=若宮恵との思わぬ再会が、黒雪姫の心に影を落とす。
『……頼む……今夜は、私と一緒にいてくれないか』
黒雪姫の口から語られる、彼女の出生の《秘密》とは……!?」
- 2018.9.14 電撃文庫「アクセル・ワールド 23 ─黒雪姫の告白─」より
盛りだくさんの内容でしたね。《太陽神インティ》討伐の方策を考えているときに、そのための手段が次ぎ次と姿を現す、という若干都合の良い展開となりましたが。
それにしても、登場キャラクターが良く想い出せないのは、どうしたものか(汗)。アマテラスて、いつから居たの、という感じですね(大汗)。
次巻では、《太陽神インティ》を討伐して、王たちを救出することができるのでしょうか。今から読むのが楽しみですね。
"MY SLIME IS THE STRONGEST ALL OVER THE WORLD" - 「僕のスライムは世界最強 ~捕食チートで超成長しちゃいます~」
「ネットで人気! 最弱従魔の下克上ファンタジー、開幕!
冒険者を目指す少年ルゥは、生涯の相棒となる従魔に最弱のFランクモンスター『スライム』を召喚してしまう。戦闘に不向きな従魔では冒険者になれないと意気消沈するルゥだったが、このスライムが不思議なスキル【捕食】を持っていることに気づいて事態は一変。倒したモンスターのスキルを得て超成長する相棒とともに、ルゥは憧れの冒険者への第一歩を踏み出す!」
- 2018.9.12 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「僕のスライムは世界最強 ~捕食チートで超成長しちゃいます~」より
気軽にサクサクと読めてしまいましたね。
住民全員が(ほんの少しの例外を除いて)使い魔を召喚してテイマーとしてある時代。
大型の使い魔が召喚されたらどうするのでしょうか(ねぇ?)。
主人公のルゥは、最弱のモンスター、スライムが使い魔として召喚されてしまいます。酷く落胆はしますが、使い魔を決して粗略に扱うということはありませんでした。最初はペットとして、そしてパートナーとして接するように。その様子に好感を抱きました。
村を出て、冒険者になって、美少女のパーティメンバーを得て、これからいよいよ冒険が始まります。次巻以降が、とても楽しみですね。
"THE VILLAGERS OF LEVEL 999" - 「LV999 の村人 7」
「時を超えて、継がれた想い。村人VS世界、最終決戦へ!!
人類の敵『星喰い・デミス』の正体。
人類とデミスの戦争の歴史。アースクリアの秘密。
そして、今もなお、薄れゆく意識のなかで孤独に戦っている、英雄の存在。
一千年の時を超えて、村人・鏡へと受け継がれた、リーシアの願い。
すべてが明らかになり、そして鏡たちは立ち上がる。
今、世界を取り戻すための最終決戦が始まった。
『集え! 主義や理念を捨てて、我らがそこにいたという証しを守るために!』
『俺は、この世界を、こんな世界にした神をぶっとばす!』」
- 2018.9.12 KADOKAWA eb! enterbrain 「LV999 の村人 7」より
けっこう久しぶりに読んだ気分です。というのも、登場キャラクターのことが全然想い出せない・・・(汗)。
プロローグで、来栖とリーシアの関係が描かれています。デミスの侵略の様子も。
人類という種の存続をかけて、デミスに闘いを挑むヒーローたち。特にリーシアの活躍が感涙ものでしたね。
そして、千年後に目覚めようとしているデミスに人類は抗おうとしますが。
バッドエンドは、そのまま人類の滅亡に繋がるのか。
次巻が完結巻のようです。とても気になりますね。
「最弱勇者×最強の袋!異世界リベンジファンタジー第7章!
累計9万部! 大人気の異世界リベンジファンタジー第7章! 『天使の使徒』アーシャを倒し、荒廃した異世界の復興に乗り出したシンイチ。彼は貿易と流通を活性化させることで、異世界文明を大きく発展させることに成功する。一方、日本では、仮想現実世界『シルフワールド』がリリースされ、瞬く間に世界中に広まっていた。シンイチたちも楽しくプレイしていたが、そこへ『神』を名乗る謎の全身タイツ集団『人神』が現れる。そして、彼らに洗脳された仮想世界の妖精、黒シルフOSの群れが、シンイチたちに襲いかかろうとしていた――」
- 2018.9.11 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「反逆の勇者と道具袋 7」より
本巻の前半は、荒廃した異世界復興の様子を、後半は、日本で暗躍する古きギリシャ(風)の神々との対立を描いています。
何故、現在日本の地下深くにギリシャの神々が潜んでいたのかは、良く分かりませんが(笑)、彼らの使徒として地上に転生した神々の子孫に「悪魔の囁き」でもって、使徒に仕立て上げます。
「シルフワールド」の存在が邪魔なようです。それにしても、フルダイブ型のシステムが、シルフOSであっという間に実現できるのにはびっくりです。
今巻では、決着が付きませんでしたが、次巻では、決着するのでしょうか。気になりますね。
「最弱勇者×最強の袋!異世界リベンジファンタジー第6章!
累計8.5万部突破! 大人気の異世界リベンジファンタジー第6章! 進撃を続ける『天使の使徒』アーシャが、ついに勇者不在のヒノモト国への侵攻を開始した。圧倒的な戦力で襲いかかるアーシャの軍勢に対し、知恵と奇策によって抗戦するシンイチの仲間達。しかし、規格外の『使徒』の力により、次第に追い込まれていく……。もはやこれまでかと思われたその時、ついにシンイチが帰還を果たした。因縁の仇敵アーシャを相手に、覚醒した『最弱勇者』の反逆がはじまる!」
- 2018.9.10 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「反逆の勇者と道具袋 6」より
現代日本でシンイチが色々している内に、異世界では大変なことに。
「天使の使徒」アーシャの進撃が止まりません。シンイチの仲間たちの活躍により、アーシャを窮地に追い込むのですが、しぶとく生き残り、逆にパワーアップしてしまったりします。
一方で、シンイチの先祖にまつわる秘密が明らかになったりするのですが、なかなか異世界に帰還できず、やきもきしましたね。
でも、帰還してからのアーシャとの1対1の決闘には、すっきりしました。天使たちにも無双するのは、びっくり(笑)。また、その方法についてもちょっと予想の斜め上を行く手段でしたね。
次巻も続けてすぐに読んでいくつもりです。
"She continued destroy slime for 300 years" - 「スライム倒して300年、知らないうちにレベル MAX になってました」
「現世で過労死した反省から、不老不死の魔女になって、スローライフを300年続けてたら、いつの間にかレベル99=世界最強になっていました。
生活費を稼ぐためにこつこつ倒してたスライムの経験値が蓄積しすぎたせいみたいです……。そんな噂はすぐに広まり、興味本位の冒険者や、決闘を挑んでくるドラゴン、果ては私を母と呼ぶモンスター娘まで押し掛けて来るのですが――。『だから、道場じゃないんだから道場破りに来ないでよ……』
冒険に出たことないのに最強……って、どうなる私のスローライフ!?」
- 2018.9.10 GAノベル「スライム倒して300年、知らないうちにレベル MAX になってました」より
うーん、面白くはあったのですが・・・。
全体に本当にライトで、ほんわかしたエピソードばかりでしたね。主人公が美少女なのですが、登場するキャラクターも全部が美少女ですね。ハーレムにはならないのですが、それなりのサービスシーンもありました。
基本的にグロい、とかスプラッタな表現はありません。
基本、主人公のアズサは、非戦闘員で平和主義者なのです。
多分、続巻もこのような感じで進行するのでしょうねぁ。取り敢えずは、この巻でお腹いっぱいですね。また次巻以降を購入するにしても、古本のセールを待とうかな、と思っています。
"GOOD BYE, DRAGON LIFE." ー 「さようなら竜生、こんにちは人生 8」
累計20万部! 辺境から始まる元最強竜転生ファンタジー第8章!
最強最古の神竜の魂を持つ辺境の村人ドランは、美少女ラミアと共にガロア魔法学院に通っていた。故郷の村に帰省した彼は、友人達に招かれて深き森の都を訪れる。世界樹を中心に栄えるこの都は、祝祭の日を前に大いに活気づいていた。森の住民達の未知なる文化を堪能するドラン達。だが、そんな中突如現れた高位悪魔によって世界樹が奪われてしまった。美しき世界樹を我が物にせんとする悪魔を追ってドランは魔界に乗り込む!
- 2018.9.8 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「さようなら竜生、こんにちは人生 8」より
レニーア、クリスティーナそれぞれがそれぞれの夏季休暇を過ごす中、ドランとセリナは、エンテの森でユグドラシルの祝祭に参加する。そこで、また彼らが遭遇するトラブルは、未曾有のものであり・・・。
ドランの古神竜としての実力が遺憾なく発揮されますね。地上界から魔界へ渡っても、最強なのは変わらないようです。
また、セリナを含め、故郷の知己たちにドランの前世が古神竜ということが明らかになりましたね。魔界で暴れたために、魔界での知り合いにも正体がバレた(?)。
次巻も早く読みたくなってきました。
"GOOD BYE, DRAGON LIFE." ー 「さようなら竜生、こんにちは人生 7」
「累計15万部! 辺境から始まる元最強竜転生ファンタジー第7章!
最強最古の神竜の魂を持つ辺境の村人ドランは、半人半蛇の美少女を使い魔としてガロア魔法学院に通っていた。夏の長期休暇を利用して海辺の避暑地を訪れたドランは、友人達と過ごす休日を大いに満喫する。ところがそこに、おぞましき海の魔物「海魔」が来襲し、海辺の街はたちまち大混乱に陥ってしまった。異形の邪神を復活させ、地上世界へ魔の手を伸ばさんと企む海魔達に、ドランは仲間とともに立ち向かう!」
- 2018.9.8 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「さようなら竜生、こんにちは人生 7」より
海魔とか海魔獣、そして邪神と、果てしなく相手が強大になってきます。邪神に至っては、太陽系を一気に壊滅させてしまうということです。しかしながら、ドランは、神々の頂点に立つ最強の神古竜なのです。
巻を重ねる毎にエスカレートする敵側の戦闘能力ですが、ドランは、これを余裕を持って廃するのです。爽快でしたね。
次巻は、夏期休暇中に故郷で過ごすドランたちが描かれるようです。続けてすぐに読むつもりです。
"GOOD BYE, DRAGON LIFE." ー 「さようなら竜生、こんにちは人生 6」
「累計13万部! 辺境から始まる元最強竜転生ファンタジー第6章!
最強最古の神竜の魂を持つ辺境の村人ドランは、故郷の村を出て魔法学院に通っていた。そんな中、ドランは全国の魔法学院の頂点を決める対抗試合「競魔祭」の開催を知る。国家の重鎮が注目するこの大会での優勝を自らの将来への足がかりとする為に、彼はガロアの学院代表を決める予選会への参加を決意。立ちはだかるのはいずれ劣らぬ曲者達。競魔祭本戦に向けて生徒達の熾烈な戦いが今始まる!」
- 2018.9.7 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「さようなら竜生、こんにちは人生 6」より
ガロア4強+ドランが選ばれるのは予定調和ですが、レニーアとの激突は迫力がありましたね。
グラーフのエピソードは、さもありなん、という感じでしたが、ドランに敵う訳がないのです。返ってグラーフの小物感が際立って面白かったですね。
予選会も無事終了して、夏休みを挟んで、3ヶ月後に本大会が開催されます。それまで楽しみですね。
"GOOD BYE, DRAGON LIFE." ー 「さようなら竜生、こんにちは人生 5」
「累計11万部! 辺境から始まる元最強竜転生ファンタジー第5章!
最強最古の神竜の魂を持つ辺境の村人ドランは、故郷の村を出て魔法学院に通っていた。魔法学院斡旋の依頼を受け、天空に浮かぶ遺跡都市の調査に向かったドラン達。しかし、この時既に天空遺跡は太古の技術を狙う危険な組織の手中に落ちていた。奇怪な合成獣を従えた男から手荒い歓迎を受ける一行。神に造られし「超人種」と最強の竜種との戦いが今始まる!」
- 2018.9.6 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「さようなら竜生、こんにちは人生 5」より
ここに至って、ついにドランが竜、しかもかなりの格上の竜の転生者だということが、彼の周りを取り巻く少女たちに知られることになります。そして、天人の知識を悪用しようと暗躍する魔導結社が姿を現します。
同時に超人種とクリスティーナの関連も明らかになりますね。ドランとの関連もまた。
そして、レニーアの前世とドランとの関係も。ドランがカラヴィスに対して怒りを露わにする様が面白かったですね。
あ、ドランの前世古神竜として何と呼ばれていたのか、その名前も明らかになりました。
新たな敵が姿を現すと共に、これまでの謎が明らかになる巻でしたね。
"GOOD BYE, DRAGON LIFE." ー 「さようなら竜生、こんにちは人生 4」
「累計9万部! 元最強竜の村人転生ファンタジー第4章!!
最強最古の神竜の魂を持つ辺境の村人ドランは、故郷の村を出て魔法学院に入学した。新たな知己を得て学園生活に馴染みつつあった彼は、とある簡単な依頼で魔法花の咲き誇る美しい村へと向かう。しかし、平和な村は闇に生きる不死なるバンパイア達によって蹂躙されていた。その無慈悲な吸血王らの牙を受け、連れ去られた友人を救うべく、ドラン達は不死者の王国に乗り込む!」
- 2018.9.6 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「さようなら竜生、こんにちは人生 4」より
ドラン一行が行く先々で、史上希なる甚大なトラブルが待ち受けているようですね。
今度の相手は、バンパイア。しかも始祖6家に連なる強大なバンパイアとなります。しかも、バンパイア内で互いに敵対する勢力に巻き込まれる形で、ドランたちは関わることになります。
その中でもやはりドランは、古神竜である故に無敵ですね。ただ、無闇に敵を滅ぼすと、その強大な魔力によって、その地そのものも破壊してしまうため、加減しなくてはならない、という破格さ。
ここでも、ドラミナというバンパイアの元女王と親しくなりますが、これもお約束、ということで。
「ヴェンデリン、先生になる!
癖のある魔法使いリサが身内となり、賑やかさを増すバウマイスター伯爵家。
そんなすったもんだの日々を挟み、エルとハルカの結婚式がいよいよ明日へと迫っていた。
だが、和風な式場と和やかな雰囲気の中にあって、ただ一人殺気を帯びる者がいた。ハルカの兄、タケオミである。
限られた時間の中、彼は彼なりに思案を巡らせ、なんとか結婚を阻止できないかと足掻くのだが……。
一方、ヴェルは王都にある冒険者予備校の臨時講師を任されることとなった。
適任かどうかに疑問を持ちつつも、有能な生徒らと教え教われの関係を築き、その職務を全うしていく。
エルとタケオミ、ヴェルと教え子、悲しき男の生き様と次の世代の成長を描く第十四幕!」
- 2018.9.4 MFブックス「八男って、それはないでしょう! 第14巻」より
嫁たちが次々と妊娠していくとは・・・。ヴェンデリン、いつの間に(!)。
エルも結婚したと思ったらすぐにハルカが・・・。しかも、妻の目の前で、側室との婚約を決めるとか・・・(あり?)。
けっこう、貴族社会の実情をリアルに描いているのかもしれませんね。もちろん、想像の域を超えるわけではないのですが。
今巻もほのぼのとしたエピソードばかりでしたね。それにしても、ヴェンデリンの周りには美少女ばかりが・・・。お約束ですかね。
"The survived alchemist with a dream of quiet town life." - 「生き残り錬金術師は街で静かに暮らしたい 04」
「シリーズ累計15万部突破の大人気ファンタジー小説!!
『私、迷宮を斃したい』
リンクスはマリエラを守り、地脈に還った。
残された者は自らの無力を嘆き、友の死を乗り越えられずにいた。
ーー哀しみにくれる『木漏れ日』に迫る、
人ならざる強大な魔力にも、気づくことはなかった。
200年の眠りから覚めた『炎災の賢者』の正体とは?
『迷宮都市』を襲う『錬金術師誘拐事件』の目的とは?
ーーそして明かされる、『迷宮』と『エンダルジア王国崩壊』の真実!!
『このままだと……この地に人は住めなくなる』
シリーズ累計15万部突破の大人気ファンタジー小説、待望の第4巻!!」
- 2018.9.4 KADOKAWA eb! enterbrain 「生き残り錬金術師は街で静かに暮らしたい 04」より
「4巻です。師匠襲来です。ファイヤー。
いえ、4巻には師匠だけでなくて、マリエラとジークの成長や、ポーションの販売開始で大きく様変わりする迷宮都市の様子、キャロラインの誘拐事件と主人公を蚊帳の外に置き去りにしたロマンス、マルローさん家の重たい事情に、ジークの『精霊眼』の復活、そして、魔の森の氾濫<スタンピード>の真相まで、ページ数の許す限り加筆も加えてギュギュッと詰め込んでいるのですが、終わってみると師匠の印象しか残っていないのはどういうことでしょうか。少しキャラを強烈に作りすぎたかもしれません。」
- 筆者あとがきより
マリエラの師匠、サイコーです(笑)。豪快な性格、振る舞いでありながら、時に蘊蓄のある発言があり、誰も逆らうことができない「炎災の賢者」と言われています。
師匠も「仮死の魔方陣」により、200年後の今、目覚めた訳ですが、その理由が「ランタン」にあるとは。「ランタン」恐るべし。
次巻は、迷宮都市の命運をかけての迷宮討伐となりそうです。また、次巻でフィナーレとなるようです。今から読むのが楽しみですね。
"GOOD BYE, DRAGON LIFE." ー 「さようなら竜生、こんにちは人生 3」
「早くも累計7万部! 元最強竜の村人転生ファンタジー第3章!!
早くも累計7万部! 元最強竜の村人転生ファンタジー第3章!! 最強最古の神竜は、辺境の村人ドランとして転生し、第二の『人生』を満喫していた。一介の農民として暮らす中、ドランは村の将来のために魔法学院へ入学。半人半蛇の美少女ラミアを使い魔に従えて学園生活をはじめたものの、級友達から好奇と畏怖の目に晒される。さらには、強力な魔物であるラミアを危険視した生徒達に不穏な動きが……。平和な学園生活を守るため、ドランは新たな友人達と秘策に打って出る!」
- 2018.9.2 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「さようなら竜生、こんにちは人生 3」より
ガロア魔法学院に入学することにしたドランですが、ラミアであるセリアを連れて行くために使い魔の契約をして、学院へと赴く。
そして、彼の学園生活が始まるのですが・・・。
ふと気付くとドランの周りには、美少女ばかり。しかも、相当な実力を持った。そして、ドラン本人は、朴念仁(?)、いえ、彼女らの好意には気付いているのだが、それが自身の恋愛感情に結びついていない、と冷静に分析しているようです。
さて、次巻では彼の学園生活にどのような波乱が巻き起こるのでしょうか。今から、読むのが楽しみですね。
"GOOD BYE, DRAGON LIFE." ー 「さようなら竜生、こんにちは人生 2」
「早くも5万部! 元最強竜転生ファンタジー第2章!
早くも5万部! 元最強竜の村人転生ファンタジー第2章!! 最強最古の神竜は、辺境の村人ドランとして転生し、第二の『人生』を満喫していた。ある日、魔物が頻出するという森へ調査に赴いたドラン達は、魔界の軍勢と遭遇する。竜種の力を解放したドランにより一旦は退けたものの、敵将は三日後の再戦を予告して去っていった。彼らを放置しておけばいずれ自分の村の脅威となる――そう考えたドラン達は、魔界軍の掃討を決意。ついに迎えた決戦、元最強竜ドランの真の力が解き放たれる!」
- 2018.9.2 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「さようなら竜生、こんにちは人生 2」より
銘もない、ただの長剣で、ドランは無双します。ただ、むやみやたらと蹴散らすのではなく、一応、周囲の者たちには自分の出自は隠してはいるようですが。
魔界軍を敗退させ、事なきを得たドランですが、それが総統府に知られることにより、ラミアが召喚されることになります。村での居住処理(書類処理)のためという理由でしたが・・・。
次巻は、魔法学院での様子が描かれるようです。続けて読んでいくつもりです。楽しみですね。
"GOOD BYE, DRAGON LIFE." ー 「さようなら竜生、こんにちは人生」
「ネットで話題沸騰!辺境から始まる元最強竜転生ファンタジー!
ネットで話題! 辺境から始まる元最強竜転生ファンタジー、待望の書籍化! 悠久の時を過ごした最強最古の竜は、自ら勇者に討たれたが、気付くと辺境の村人ドランとして生まれ変わっていた。畑仕事に精を出し、食を得るために動物を狩る――質素だが温かい辺境生活を送るうちに、ドランの心は竜生では味わえなかった喜びで満たされていく。そんなある日、村付近の森を調査していた彼の前に、屈強な魔界の軍勢が現れた。我が村への襲撃を危惧したドランは、半身半蛇の美少女ラミア、傾城の美人剣士と共闘し、ついに秘めたる竜種の魔力を解放する!」
- 2018.9.1 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「さようなら竜生、こんにちは人生」より
異世界転生でなく、異世界輪廻転生ですね。古神竜自身が生に倦み、そのまま忘却の彼方へ着こうとしたところが、何故か人間に転生してしまいます。
魂が竜のままで、記憶と能力も引き継いでいるというのが新鮮ですね。また、女神とも魂のままで訪れることもできるという。
膨大な魔力も引き継いでいるようです。 16歳で、独り立ちして色々と村に貢献しているようでもあります。
色々な種族が共存する中、ドランは、ラミア、エルフ、狼人、アラクネたちと友誼を結び、魔界軍との対決に臨みます。
次巻の物語の展開が楽しみです。
2018.8
「最弱勇者×最強の袋!異世界リベンジファンタジー第5章!
累計7万部突破!大人気の異世界リベンジファンタジー第5章!
現代日本に強制転移させられたシンイチを呼び戻すべく、『勇者召喚魔法』を求めて奔走する異世界の仲間達。シンイチとの接触に成功し、一安心したのも束の間、『天使の使徒』アーシャによる反乱が勃発してしまう。各国が次々と侵略され、戦火の渦に呑み込まれる異世界――残虐な戦いを繰り広げる仇敵の大軍勢を相手に、シンイチを欠いた仲間達は持ちこたえられるのか!?」
- 2018.9.1 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「反逆の勇者と道具袋 5」より
シルフがネットワークに潜り込めて、AI のように振る舞える、というのは面白かったですね。また、シルフを無限にコピーすることができ、USBメモリを介して、スタンドアローンの PC にも常駐できるとは、面白い発想でしたね。
また、大企業の乗っ取りに成功し、家族に敵対する者を根こそぎ排除する、というのも爽快でした。
ヒノモト国に帰還できる目処もついたようです。アーシャによって、えらいこっちゃになっているオールフェイルですが、シンイチたちはこれを解決することができるのでしょうか。次巻も早く読みたくなってきました。
「最弱勇者×最強の袋!異世界リベンジファンタジー第4章!
累計5.5万部突破!大人気の異世界リベンジファンタジー第4章!
発展を続けるヒノモト国を訪れた、フリージア皇国の第三王女メルト。かつてシンイチを魔王の生贄に差し出した彼女は、またも牙を剥き、なんとシンイチを現代日本に強制転移させてしまう。突然の事態に混乱するシンイチだったが、再会した家族も窮地に陥っていた。道具袋や風の妖精……異世界の力を結集して、勇者シンイチが反撃を開始する!」
- 2018.8.31 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「反逆の勇者と道具袋 4」より
日本へ強制帰還させられたシンイチの日本での活躍が楽しかったですね。
日本でも、道具袋は機能するのですね。そして、道具袋に入っている金貨も自由に取り出せて、換金できるようです。
そして、シンイチの家族たちは、迫害してくるものたちへ反撃を開始します。
お父さんがけっこう頼もしい。また、家族全員でヒノモト国への移住を決心するのですが。
次巻の物語の展開も楽しみですね。
「最弱勇者×最強の袋!異世界リベンジファンタジー第3章!
累計4万部突破!大人気の異世界リベンジファンタジー第3章!
異世界オールフェイルに召喚された勇者シンイチは、人間と魔族が共存する平和な世界を実現するため、各国と親交を深めていた。それを快く思わない『天使』達は、道具袋を無効化できる強力な武器を作り出し、シンイチの抹殺を目論む。『魔族千体殺し』の異名を持つ冒険者までが武器を携え襲ってきたことで、道具袋を封じられたシンイチは窮地に追い込まれるが――!?」
- 2018.8.31 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「反逆の勇者と道具袋 3」より
天使たちがとても人間くさくて、しかも自らの楽しみのためだけに人族と魔族との間で戦争を起こさせようと画策してきたことが明らかになります。そこで、邪魔なシンイチたちを滅ぼすために「適当な人材」を選び、「天使の使徒」として利用しようとするのですが。
「適当な人材」のポンコツぶりが色々と笑いを誘います。それでも、ベルガンサは人間最強の人物で、シンイチを窮地に追い込みますが。ベルガンサにも秘密があり、また謎の女占い師ディオサの導きにより、運命的な再会を果たすことになります。
ディオサの正体が非常に気になりますね。
「最弱勇者×最強の袋!異世界リベンジファンタジー第2章!
累計3万部突破!大人気の異世界リベンジファンタジー第2章!
何もかもを吸い込む道具袋を使い魔王を倒したシンイチは、異世界オールフェイルで続く人間と魔族の争いを止めるべく、新国家 “狭間の国ヒノモト” を創建する。魔術兵団の結成、超快適都市の建設など、地球人としての知識と異世界の魔法を融合させ、理想の国づくりを進めていくシンイチ。そんな中、かつてシンイチを裏切ったフリージア皇国は、道具袋の力を恐れ、勇者を亡き者にせんと皇軍獅子騎士団の派遣を決定した。シンイチは仲間とともにこれを迎え撃つのだが――!?」
- 2018.8.31 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「反逆の勇者と道具袋 2」より
道具袋の価値は無限大(?!)。と言うように有用な使い方で、サクッとヒノモト国を造ってしまうシンイチ。
ちゃっかりと魔王城は、そのまま頂いているようですが(笑)。
そして、箱物だけでなく、急速に国としての体をなすすべ奮闘するシンイチですが、その様子が楽しかったですね。また、アーシャたち皇国獅子騎士団の襲撃を撃退する様も面白かったですね。
「ネットで人気爆発!異世界リベンジファンタジー誕生!
ネットで大人気の異世界リベンジファンタジー、待望の書籍化!高校生シンイチはある日突然、人間と魔族が争う異世界に召喚されてしまう。『勇者』と持て囃されるシンイチだったが、その能力は、なんでも出し入れできる『道具袋』を操れることだけだった。剣や魔法の才能がなく魔物と戦うなど不可能――のはずが、なぜかいきなり “魔王討伐” に送り出されることに。その裏では、勇者を魔王の生贄にする密約が交わされていた……果たして『最弱勇者』は不思議な道具袋だけで、絶体絶命の危機を乗り越えられるのか!?」
- 2018.8.30 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「反逆の勇者と道具袋」より
「シンイチ君はええ子やなぁ」というのが、第一の印象でしたね。ただ、彼の優しさ故か、現実世界ではいじめられっ子であり、幼馴染みからも馬鹿にされるような有様。
異世界から勇者として強制召喚されてからも、剣も魔法も使えない、体力も最低、ということで馬鹿にされる始末。挙げ句の果てには、魔族に生け贄として差し出されることに。
そんな彼でしたが、自身の持つ知識を武器に、魔王を斃し、魔王城ごと魔族を捕らえることに成功します。
ここから、シンイチの世界に対する復讐劇が始まるのか、と思ったのですが、やっぱり、「シンイチ君はええ子やなぁ」な展開となりましたね。
途中、グロい場面やイライラする場面もありましたが、彼の優しさ、善良さが描かれて、概ね楽しく最後まで読むことができましたね。
次巻も読むのが楽しみですね。
"The Black Create Summoner" - 「黒の創造召喚士 X」
「累計18万部突破! 異世界の扉を開くブラックファンタジー完結!
異世界の扉を開くブラックファンタジー、堂々完結! 『人族至上主義』を掲げる神聖国によって、大陸全土を巻き込む戦争がついに勃発した。さらに神聖国を率いる七煌教会教皇のイリスは、かつて世界に混乱と破滅をもたらした悪神オルクスの封印を解こうとしているという。このままでは、世界が再び絶望に包まれ、大切な仲間を失うことになるかもしれない。そう考えたツグナは、戦争を終結させるため、そして悪神の復活を阻むため、イリスとの決戦に臨むのだった――全ての魔書を集めることで手にした最強召喚師の最後の切り札が、悪辣なる陰謀を打ち砕く!」
- 2018.8.30 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「黒の創造召喚士 X」より
人類至上主義を掲げる七煌教会教皇のイリスは、国を簒奪し、人類(国民)に多大な犠牲を強いながら、世界を相手に戦争を仕掛ける。魔人を創造し、その圧倒的な軍事力を元に。
ツグナの仲間たちと『色持ち』たちとの死闘が各地で同時に展開されます。そして、ツグナは遂にイリスと対峙しますが・・・。
全編、戦闘シーンの描写、と言っていいほどの戦闘が繰り広げられます。そして、どの戦闘も絶体絶命の危地に陥るのもお約束でしょうか・・・。そして、それを救ったのは、古代竜たちであったのは、面白い展開でした。
そして、イリスが斃れた後、遂に復活した神オルクスとツグナの対決。
神の圧倒的な戦闘力に対してなすすべもなく倒されるツグナの従者たち。最後にツグナがある決断をすることにより、神に対抗しますが・・・。
ちょっと、ずるい解決法であったような・・・(?)。ちょっと、ご都合主義的な解決であったような・・・(?)。
でも、文章の勢いに乗って、最後まで一気に読んでしまいました。
"Fairytail Chronicle" - 「フェアリーテイル・クロニクル ~空気読まない異世界ライフ~ 18」
「邪神への殴り込みの準備が整っていないため、しばらくの間好きにして良いとダルジャンから言われた日本人メンバー。そこで、宏はかねてよりレイオットから頼まれていたインスタントラーメン工場の拡張と、ライン増設の作業を済ませることにした。
ところが、その裏ではウルスの商業組合を巻き込んだ、きな臭~い問題が発生していたのだった。
そんな中、ウルス北地区商業組合の組合長・チャールズが、斜陽化した産業のテコ入れを頼めないかとアズマ工房にやってくる。さらにはレイオットが、ラーメン工場にて新規に雇う従業員の選定を手伝ってほしいと追加で頼んできて……。
全ページ書き下ろしエピソードでお届けする邪神編第四弾! 邪神そっちのけで変な方向に慌ただしくなっていく宏達の明日は……どっち!? 」
- 2018.8.30 MFブックス「フェアリーテイル・クロニクル 18」より
邪神編であるにもかかわらず、邪神とは関わりないインスタントラーメン工場の話が続きます(笑)。そして、インスタントラーメン大好きエルフ・エルトリンデが、新規従業員10人の内の1人に選ばれますが・・・。
ただし、今回の従業員募集は、工場のライン作業者の募集でなく、新商品開発メンバーとしての活躍を期待しての採用ですね。また、宏たちは、従業員選抜、新人教育、新商品開発などに関わる訳なのですが、その様子が何だかリアルでの研修風景と重なって興味深く読むことができました。
そう言えば、アズマ工房での物作りとか、戦闘シーンとかは無かったですね。ちょっとこれまでの物語とは毛色の変わった、のんびりとした話でしたね。
「ザノバが帰郷!? ヒトガミの次の一手が打たれる!!
シーローン王国から、ザノバのもとに帰郷を求める旨の手紙が届けられた。
王国でクーデターが起こり、低下してしまった兵力を補うために国防力が必要ということらしい。
手紙の内容がヒトガミの罠だと悟ったルーデウス。
ザノバをみすみす帰国させるわけにもいかないと考えた彼は、ロキシーとともにザノバに同行する。
だが、シーローン王国で彼らを待ち受けていたのは、七大列強の第五位である死神ランドルフ・マリーアンだった。
誰が敵か味方か分からぬ状況で、ルーデウスはヒトガミの企みを潰すことができるのか!?
人生やり直し型転生ファンタジー第十九弾、ここに開幕!!」
- 2018.8.28 MFブックス「無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 19」より
これまでの雰囲気と異なり、かなり真面目な(?)雰囲気のある巻でしたね。ザノバが格好良すぎる(!)。
ルーデウスは、あれこれと気を揉むばかりで、空回りします。また、戦争とはいえ、殺人を犯すことに忌避感を覚えますが、何とか精神の安定を保つように頑張りますが・・・。
任務としては、失敗しますが、希望を見出す巻でもありました。
次巻も楽しみですね。
"Fantasie Geshichte von Soldner in grosser Armut" - 「食い詰め傭兵の幻想奇譚 6」
「帰らずの森の正体とは――?
黒鉄級冒険者に無事(?)昇格したロレンたち。次に受ける依頼を探していたところ、女たらしクラースからとある村への物資搬入を頼まれる。その依頼でロレンたちを待ち受けていたのは、入った者が誰も帰ることのない危険な森。変調をきたしてピンチに陥ったロレンの前に現れたのは、以前出会った邪神の一人・グーラで――。これは、新米冒険者に転職した、凄腕の元傭兵の冒険譚である。」
- 2018.8.27 HJノベルス「食い詰め傭兵の幻想奇譚 6」より
暴食の邪神グーラに対するのは、色欲の邪神ルクセリア。両邪神とも能力の違いはあれど、基本的に優劣はなく同等の力を有するために勝負がつかずに、グーラの代打としてロレンが指名されることに・・・(?)。
まるで理不尽な成り行きで、ロレンとルクセリアとの死闘が展開されることに。といっても、ルクセリアは加減しながら、ですが。
ロレンの人外な力が開放されますが、及ばずに斃れそうになる彼を救ったのは、ラピスの機転であり、その方法とは・・・?。
相変わらずのストーリーテラーですね。面白くても軽く読んでしまいました。途中のスプラッタな状況は、ままよ、とも思いましたが(汗)。
次巻も物語の展開がどのようになるのか、楽しみですね。
"All points are divided to VIT. Because a painful one isn't liked." - 「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。 4」
「新たな仲間とスキルを手に入れ、ギルド対抗戦に挑むメイプルのギルド【楓の木】。百人を超える大ギルド【集う聖剣】【炎帝ノ国】も参戦を表明する中、質・量ともに圧倒的な敵とメイプル達はどう戦うのか!?」
- 2018.8.27 カドカワBOOKS「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。 4」より
第4回イベントに「楓の木」というギルドで参加するメイプルたち。メイプル、サリーたちの活躍だけで無く、ギルド仲間の総合力としてイベントに参加して好成績を残すのが素敵ですね。
それでも、メイプルの無敵ぶりが際立つのが面白いところですね。
運営側もメイプルの動向は予想できないようで・・・。
次巻もどのような展開になるのか、楽しみですね。
"PERRY RHODAN NEO IM LICHT DER WEGA" - 「ローダンNEO 10 ヴェガ遭遇」
「米国からアルコンの宇宙船を取り戻したロー ダンたちはヴェガ星系から救難信号を受けて 救助に向かい、星間戦争に巻き込まれていく。
緊急通信を傍受したローダン達はトーラの操縦する“グッド・ホープ”でヴェガ星系に跳ぶ。そこで見たのは、ヴェガ星系を守るフェロン人の宇宙艦隊を容赦なく殱滅する、トプシダーの大型戦艦だった。地球では、突如飛来したファンタン星人の宇宙船に初めての接触を試みるためブル、シド、スーらが向かう。そして、謎のアンドロイド・リコは、身体を自己修復し海を目指すが…遂に外宇宙での星間戦争が幕を開ける新展開!」
- 2018.8.26 ハヤカワ文庫SF「ローダンNEO 10 ヴェガ遭遇」より
地球ではファンタン星人が、そしてヴェガでは、トプシダーが襲来していた(!)。ローダン一行はフェロン人を救出することができるのか。
地球人が、初めて経験する星間戦争です。全長60mの小型搭載艇「グッド・ホープ」で、トプシダーの艦隊に向かう様にわくわくしました。そこで、現われた全長800mのアルコン球形船は・・・。
オリジナルのペリー・ローダンでも、このシチュエーションがありましたが、今後の彼らの運命は・・・。
次巻が待ち遠しく思います。
"The Record by an Old Guy in the world of Virtual Reality Massively Multiplayer Online" - 「とあるおっさんの VRMMO 活動記 16」
「冴えないおっさん in VRMMO ファンタジー第16弾!
シリーズ累計70万部突破! 冴えないおっさんによるVRMMOファンタジー第16弾!
蹴り技の特訓のため、アースは久しぶりにダークエルフの里を訪れる。するとそれを見計らったかのようにダークエルフの守護者から呼び出され、ある任務を託されるのだった。その任務の舞台となる魔王領の開放に備えてサーズの街へ向かった彼は、かつて出会った人魚から助けを求められる。なんと、突如現れた巨大な怪物により、海に生きる者達が滅びかけているらしい――最大最悪最強のレイドボスが出現! 冴えないおっさん、VRMMOファンタジーで今日も我が道を行く!」
- 2018.8.28 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「とあるおっさんの VRMMO 活動記 16」より
闇の力が増大している、という情報を得て、魔族領へあるアイテムの運搬を依頼されたアースでしたが・・・。魔族領が開放されるまでの間に修行に励むことにしていました。
一応修行を終えたアースでしたが、人魚の里からの救援要請に応えて、「赤鯨」討伐に参加することに。
その赤鯨との死闘が今巻のメインイベントでしたね。
3頭の赤鯨討伐のために人魚族50名とプレイヤー120名とで立ち向かいますが、アースは遊撃手として活躍します。スリリングで迫力ある戦闘シーンでした。
次巻は、魔族領での活躍となるのでしょうか。今から読むのが楽しみですね。
「失格紋の最強賢者 5 ~世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました~」
「最強賢者マティアス、上位の魔族を追い隣国でも無双する!!
かつてその世界で【賢者】とまで称されながらも、『魔法戦闘に最適な紋章』を求め未来へと転生したマティアス。
マティアスは幸運にも一度目の転生で最強の紋章を手に入れるが、なぜか未来でその紋章は『失格紋』と呼ばれ、蔑みの対象になっていた。
魔法戦闘に最適な紋章が『失格紋』扱いされ、魔法理論さえ退化させられていた陰に魔族の陰謀を感じ取ったマティアス。
果たして懸念は現実となり、王都は突如魔族の急襲を受けることになった。
しかしマティアスは、栄光紋を持つ少女・ルリイや常魔紋の持ち主アルマ、ドラゴンの少女イリスたちとともに、見事それを迎え撃ち、退ける。
龍脈調査に向かった巨大迷宮でも魔族を倒し、そこで新たな手がかりを掴んだ彼らは、より上位の魔族に迫るため、ついに国境を越えて隣国へと足を踏み入れることになるが――!?
『小説家になろう』発! 超人気異世界『紋章』ファンタジー、第5弾!!」
- 2018.8.24 SBクリエイティブ「失格紋の最強賢者 5 ~世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました~」より
最新刊(2018/6/14)ですが、相変わらずの作風ですね。ストレスなくさくさく読めるのは良いのですが、なんだかキャラクターが薄っぺらく感じるようになってきて。
上位の魔族を追って隣国へ行くのはいいのですが、はて、マティアスは転生して何を目指すのでしょうか。今よりも最強を目指すのではなかったのか、それと魔族討伐とは・・・(?)。
お付きの3人の美少女たちも影が薄い。彼女らは何がしたいのか、よく分からなくなってきましたね。
「失格紋の最強賢者 4 ~世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました~」
「かつてその世界で【賢者】とまで称されながらも、『魔法戦闘に最適な紋章』を求め未来へと転生したマティアス。
マティアスは幸運にも一度目の転生で最強の紋章を手に入れるが、なぜか未来でその紋章は『失格紋』と呼ばれ、蔑みの対象になっていた。
魔法戦闘に最適な紋章が「失格紋」扱いされ、魔法理論さえ退化させられていた陰に魔族の陰謀を感じ取ったマティアス。
いつの間にか学園や魔族対策を担う魔法師団にまで潜入していた魔族は、マティアスの懸念そのままを脅威にして見せつけるかの如く、王都へと襲撃を掛けた。
それを迎え撃ち、栄光紋を持つ少女・ルリイや、常魔紋の持ち主アルマ、ドラゴンの少女イリスたちとともに魔族を退けたマティアスは、ついに学校を辞すことに決め、更なる鍛錬と龍脈の調査のため、4人で巨大迷宮へと向かおうとするが――!?
『小説家になろう』発! 超人気異世界「紋章」ファンタジー、第4弾!!」
- 2018.8.24 SBクリエイティブ「失格紋の最強賢者 4 ~世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました~」より
あっさり、すっきり、さくさくと読み終えました。相変わらず、文章がすかすかで、余白が目立ちます。1頁あたり、文章が8行なんてこともざらで、また、1巻あたりの頁数も少なめです。
ストーリーも何の困難もなく、さくさくと進みます。ダンジョン探索もあっという間で、魔族に対しても、戦術が尽く当たり、無双します。
ストレスなく読み飛ばすことができるのは良い点なのかもしれませんが、読み応えという点では、まるで満足するには至りません。
"Fairytail Chronicle" - 「フェアリーテイル・クロニクル ~空気読まない異世界ライフ~ 17」
「ウォルディス軍こと邪神教団のモンスター軍と、マルクト軍の戦いは泥沼化の様相を呈していたが、アズマ同盟の援軍や宏が悪ノリで作り上げた巨大ロボ・ダイアズマーの活躍によって、形勢はマルクト軍側に有利となっていく。
そんな戦況のなか、宏達は教団幹部であるオルディアの周到な罠に嵌ってしまい、春菜、達也、真琴が殺されるという最凶最悪の事態に陥ってしまう。
このピンチに春菜は、自身に秘められた神の力を行使して奇跡を起こし、自分と仲間を復活させる。そして戦力を立て直した宏達は、見事オルディアを葬るのだった。
残すは邪神本体のみとなり、アズマ工房の面々は束の間の平穏を手に入れるが……。
書き下ろしエピソード満載の邪神編第三弾! 神の力を手に入れてもモノづくり精神を忘れない宏と春菜。ある意味平常運転である彼らの活躍に注目♪ 」
- 2018.8.24 MFブックス「フェアリーテイル・クロニクル 17」より
春菜をママと呼ぶ謎の美少女。正体が判明し、「冬華エアルーシア」と名付けて、神の城で育てることに。
そして、宏たちは邪神との対決に備えて、準備を整える日々だったのですが、そんな宏にレイオットからインスタントラーメン工場の拡張工事を依頼される。
ひょんなことから国家を揺るがす大事件が発覚するのですが、それが、世界滅亡の危機に比べて「普通」の規模として認識していることが、なんだか愉快ですね。当事者たちにとっては、それこそ一大事なのは変わりないのですが。
経済活動に革命的、革新的事業をもたらしてしまったアズマ工房。今後、十年、二十年のスパンで対応することを模索する、というのも新鮮でしたね。
"Fairytail Chronicle" - 「フェアリーテイル・クロニクル ~空気読まない異世界ライフ~ 16」
「アンジェリカからの救援要請やカーバンクルの変異問題といった大きめの厄介事をあっさり解決した宏達。さらに冥界神・ザナフェルの復活や神の城の築城といった大業を成し遂げ、いよいよ元の世界に帰るための準備は最終段階へと突入する。
その裏で、邪神教団に掌握されたウォルディスは近隣国へと侵攻を開始し、ファーレーンを含む五大国がこれに対抗するべくアズマ同盟を結成。情勢はますますきな臭くなっていく。
これらの状況に、アズマ工房はモノづくりで同盟を支援することになるのだが、そんな中、レイニーから“ガストールの首都が陥落”の報が舞い込み、対ウォルディスの緊張は一気に加速。神の城は前線であるマルクト方面へと舵を取るのだった……。
巨大ロボも登場し、『フェアクロ』らしくて『フェアクロ』らしくない(?)衝撃の展開が盛り沢山の邪神編第二弾! アズマ工房×邪神教団の戦いの行方は!?」
- 2018.8.23 MFブックス「フェアリーテイル・クロニクル 16」より
邪神教団幹部との死闘で、アズマ工房宏の弱点をついて、宏以外の日本人が・・・。その直後、フェルミナにより異空間に誘われた春菜に究極の選択が迫られます。彼女が最後に下した決断とは・・・。
宏に続き、春菜も神へとなります。
外見及び振る舞いもあまり変わりませんが、エクストラスキルがとんでもないことになっています。
そして、遂に邪神教団との決着が付いたとき、アズマ工房では。
次巻は、遂に邪神との死闘となるのでしょうか、それとも(?)。
"Fairytail Chronicle" - 「フェアリーテイル・クロニクル ~空気読まない異世界ライフ~ 15」
「マルクトの宰相であるゼファー閣下から、幻獣がらみの異変が国内で散発しているのでその調査と解決に手を貸してほしいと依頼された宏達。一行はそれを快諾、手始めとしてユニコーンの森へと向かった。
そこでは、黒く変色し正気を失ったユニコーン達が悪事を働いていたが、宏達による浄化や地脈の調整といった地道な作業によって、事態は収束していくのだった。
こうしてユニコーンの森の問題が解決し、次の現場へ向かうべく準備をしていると、血相を変えて転移してきたアンジェリカが宏に助けを求めてきて……。
ついに物語は邪神編へと突入! 邪神教団の動きも本格化し、いくつもの大国を巻き込んだ争いへと発展していく。そんな中でもモノづくり精神を忘れない、マイペースなアズマ工房の活躍をとくと見よ!!」
- 2018.8.21 MFブックス「フェアリーテイル・クロニクル 15」より
いよいよ「神の城」の建造に着手する宏。コアを創るに際して、神綱作成が宏にダメージを与えるのが面白かったですね。そして、コアと建築資材を置いておくと自動的に「城」を建築してしまう、というのも。また、初期設定すると空中浮遊するというのも面白いですね。
そして、ウォルディスがガストールを侵略したという報がもたらされ、「神の城」マルクトへ出撃(!)となります。次巻の展開も楽しみですね。
"Fairytail Chronicle" - 「フェアリーテイル・クロニクル ~空気読まない異世界ライフ~ 14」
「隠れ里で知り合ったヴァンパイアのヘンドリック&アンジェリカと共に人形ダンジョンの攻略を進めていた宏達は、ファム達の誕生日の準備をするために攻略を一時中断し、ウルスに帰還した。
そこで彼らは、レイオットからウォルディス王国のリーファ王女を紹介され、ウォルディスの内情とリーファの置かれている状況を知る。そして有事の際は王女を守ってほしいと頼まれることに。
用事を終え人形ダンジョンの攻略を再開した宏達は、ようやく隠しダンジョンの入口を発見する。ついにボス部屋へとたどり着くのだが、アンジェリカはそのボスの顔を見るやいなや、みるみる表情が変わり……!?
世界編もいよいよクライマックスに突入し、舞台はファンタジー世界ならではの幻獣が多数群棲しているという大国・マルクトへ。人知れず進んでいた異変に対処するべく、珍しく冒険ミッション多めの日々を過ごすことになる宏達の行く先は、はたして!?」
- 2018.8.20 MFブックス「フェアリーテイル・クロニクル 14」より
えーっと、数日前に第13巻を読み終えたはずなのに、ストーリーをまるで覚えていない、という。ふぅー。
ダンジョンボスと対峙する前に、扉前で食事を済まして、通常運転な宏たち。また宏たちと同行していたアンジェリカはダンジョンボスを見てキレてしまいますが、過去に何かがあったようです。
ダンジョンボスを倒した後、宏たちは幻獣の異常を調査しに、マルクトへ。愉快な変質を示す、ユニコーンやペガサス。瘴気によるものでなく、地脈の異常によるものと判明しますが・・・。
"Fantasie Geshichte von Soldner in grosser Armut" - 「食い詰め傭兵の幻想奇譚 5」
「吸血鬼の神祖の依頼を達成せよ!
依頼の成功率は低いが、その実力を惜しんだギルドの要請でロレンは昇格試験を受けることに。その途中に割り込んできた少女・ディアに試験を中断させられたが、なんとその正体は強大な力を持つ吸血鬼の神祖だった。成り行きから彼女の依頼を受けることになったロレンだが……。これは、新米冒険者に転職した、凄腕の元傭兵の冒険譚である――。」
- 2018.8.19 HJノベルス「食い詰め傭兵の幻想奇譚 5」より
この世界には、真祖 <トゥルーブラッド> の上位に神祖 <エルダー> が存在するようです。そして、最も長命で、いえ、寿命も無いようですね。そして、ロレンもラピスも規格外であるようです。ラピスは元々は魔族な訳ですが、何だかとても強大な力を持つようです。
今巻では、ロレンの人外な力の秘密について、何やら伏線のような・・・?
傭兵時代の団長についても何やら謎が・・・?
次巻も読みたくなってきました。
"Fantasie Geshichte von Soldner in grosser Armut" - 「食い詰め傭兵の幻想奇譚 4」
「エルフの森で待ち受ける異変とは――。
依頼の失敗が続き気落ちするロレンを気遣って、ラピスは倒した敵を報告すれば完了になる討伐依頼を勧めることに。そして道中穏やかに済むはずもなく、案の定盗賊団に出会ってしまうロレンたち。盗賊団から助け出したエルフの少年からはまた面倒事の匂いがしていて――。これは、新米冒険者に転職した、凄腕の元傭兵の冒険譚である――。」
- 2018.8.18 HJノベルス「食い詰め傭兵の幻想奇譚 4」より
冒険者ギルドの依頼を受けるから「失敗」する、との理屈から、自ら魔物討伐に出かけるロレンとラピス。
ところが、道中で2百数十人規模の盗賊団と出会し、宿場町を略奪したのを見たロレンとラピスは、これを壊滅させるなど、無双する様が楽しい。そのために、ロレンはラピスに対して、シェーナの存在を明らかにせざるを得なくなったのですが・・・。
そして、その盗賊団から救出したエルフの少年の案内により、黒の森のエルフの村落を訪ねることになるのですが・・・。
前巻に続いて、邪神が登場するのですが、ちょっと安易な気がしなくもなく・・・(?)。
次巻の物語の展開が気になりますね。
"Fantasie Geshichte von Soldner in grosser Armut" - 「食い詰め傭兵の幻想奇譚 3」
「依頼先の迷宮で不測の事態が!?
探していたラピスの身体の一部があるという情報を掴んだロレンとラピスは、冒険者養成学校の卒業試験同行依頼を引き受けることになった。卒業生だというクラース達と再会し、学校へと赴いたロレン達は、学生パーティと目的の迷宮へと潜りはじめる。しかし、そこに待っていたのはモンスターの全く出現しない不審な迷宮で……これは、新米冒険者に転職した、凄腕の元傭兵の冒険譚である――。」
- 2018.8.17 HJノベルス「食い詰め傭兵の幻想奇譚 3」より
ひょっとして文字が大きくて、行数も抑えてあるのか、と疑うほどサクサクと読み進めることができました。いえ、面白かったのは確かですが(汗)。
今回もロレンは、容易いクエストのはずが、思わぬ事態に陥り、絶体絶命の危機に見舞われます。それでも、何とか危地を脱するのが楽しいでのですが。
相変わらず、ラピスのマイペースぶりが楽しかったですね。次巻も楽しみです。
"Fantasie Geshichte von Soldner in grosser Armut" - 「食い詰め傭兵の幻想奇譚 2」
「護衛する少女は訳あり――?
借金を返す必要性から、パーティを組むことになった元傭兵ロレンと神官ラピス。とりあえず地道に実績を重ねるべく、薬草摘みのクエストを受けたロレン達だが、その帰りに行き倒れた少女・シェーナを保護することに。訳ありそうなシェーナを家まで護衛をするクエストを受けたロレンたちだったが、その道中、周りの冒険者たちに不審死が多発して……。これは、新米冒険者に転職した、凄腕の元傭兵の冒険譚である――。」
- 2018.8.17 HJノベルス「食い詰め傭兵の幻想奇譚 2」より
2週間前に読んだところと言うのに、第1巻の内容をほとんど覚えていない、という・・・(汗)。
森の中で倒れていた少女を救出したロレンとラピス。彼女の正体が、このエピソードの肝、でしたね。
また、護衛依頼のクエストで同行することになった、クラースたちのパーティとも今後も一緒に冒険することになるようです。
ロレンが超人的に強いのはお約束ですが、魔法ができずに剣と頭脳だけで無双するところが新鮮です。ラピスの性格がアレなのも。
次巻以降の冒険も楽しみですね。
「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン VIII -フォース・スクワッド・ジャム <中>-」
「『このバトルは私のだ!』シリーズ累計100万部突破の話題作、最新刊!
恋愛には人一倍疎い香蓮に、突如持ち上がった若手実業家・西山田炎(にしやまだふぁいや)との結婚話。GGO 内で遭遇した彼のアバター・ファイヤのあまりに無粋な振る舞いに、レンは売り言葉に買い言葉で“結婚を前提としたお付き合い”をかけた勝負を約束してしまう――。
そうして始まった第4回スクワッド・ジャム。香蓮の人生を左右する勝負と並行し、今度こそ宿敵 SHINC との直接対決で決着をつけたいレンだったが……優勝候補であるレンたちを倒そうと手を組んだ卑劣な結託チームの中に、なぜか SHINC の名前があり――!?」
- 2018.8.16 電撃文庫「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン VIII -フォース・スクワッド・ジャム <中>-」より
ストーリーも佳境に入り、後半 LPFM と SHINC とのガチバトルが展開されます。さすが、優勝候補の2チームです。レン以外の仲間もいい仕事しています。なにげにフカ次郎が、楽しい。
この2チームが激突するまでにも、色々な展開もあって、あっという間に最後まで読んでしまいました。
次巻も今から楽しみです。
"Fairytail Chronicle" - 「フェアリーテイル・クロニクル ~空気読まない異世界ライフ~ 13」
「遭難や無人島生活といったトラブルに巻き込まれたものの、究極のモノづくり力と持ち前のマイペースさで、これを切り抜けた宏と春菜。
二人だけのシチュエーションだったことで、変にテンションが上がっていた春菜だったが、結局恋愛方面での進展はなく、相変わらず微妙な距離感のまま。
それはさておき、知の神・ダルジャンより“神器の名を得るにふさわしいものを作れ”との指示を受けた彼らは、素材を集めるべく各地の隠しダンジョン巡りを開始する。
そんな中、人形ダンジョンを訪れた宏達は、そこで大きな籠を背負い首に手ぬぐいをぶら下げた、ファンタジーのイメージとは程遠い風貌のヴァンパイアと出会い……。
実は急激に悪化していた世界情勢。今回も巻き込まれることになるアズマ工房の面々は、この状況にどう立ち向かう!?
巻末には番外編『チョコレート事件関係者のその後』を収録。」
- 2018.8.16 MFブックス「フェアリーテイル・クロニクル 13」より
ヴァンパイアに出会った状況が面白かったですね。いえ、真祖である二人と出会ったときの彼らの格好についてですが。
宏が新神様だからなのか、春菜が確率を無視して、出会いの場に出くわすのかはよく分かりませんが、適当なタイミングで適当な出会いが次々と発生します。
そして、ウォルディスの王女リーファが、ファーレーンに一人で亡命してきて、遂にアズマ工房の面々と邂逅を果たします。
世界情勢がきな臭くなってきていますが、今後の宏たちの活躍が楽しみですね。
"Fairytail Chronicle" - 「フェアリーテイル・クロニクル ~空気読まない異世界ライフ~ 12」
「下手なダンジョンよりよっぽど厄介な大図書館の禁書庫攻略を終えた宏達。障害は多いものの、知の神・ダルジャンから元の世界に帰る方法についても判明する。
そんな中、ファーレーンの第一王子・アヴィンとファルダニア王国の第一王女・プレセアの結婚に参列してほしいと頼まれる。挙式はファルダニアで行われるとのことで、元々向かう予定のあった宏達は好都合とばかりに快諾するのだった。
順調に航海すること数日。もうじき陸というタイミングで、突如巨大生物に襲われ宏と春菜が海に投げ出されてしまう!
漂流すること一日。彼らは謎の孤島にたどり着き……!?
物語は世界編に突入し、舞台は海洋国家・ファルダニアへ。トラブルによって孤島での生活を余儀なくされる宏と春菜。女性恐怖症の男とその男に恋心をいだいている女という、困ったカップルのサバイバルの行方は!?」
- 2018.8.14 MFブックス「フェアリーテイル・クロニクル 12」より
宏と春菜が巨大イカに襲われて、海に漂流する場面がスリリングでしたね。極度の女性恐怖症の宏が、必死になって気絶している春菜を抱きしめながら、様々な障害を乗り越えていく様が。
そして、漂着した島で、二人なんとか脱出を図る様が楽しかったですね。今回は、神の巫女の暴走が発端となっていましたが、その巫女が実は、巨大イカで、というのもまた。
次巻も続けて読んでいくつもりです。楽しみです。
"Fairytail Chronicle" - 「フェアリーテイル・クロニクル ~空気読まない異世界ライフ~ 11」
「ローレンの首都・ルーフェウスに到着早々、王室に呼び出されたアズマ工房の面々。そこでルーフェウス学院の発展と改善のため力を貸してほしいと頼まれた宏達は、なぜか不味い学食の代わりにアズマ食堂を開店させたり、購買商品の拡充をしたり、真琴が学院に入学したりと、相変わらず予想の斜め上の方向で奔走するのだった。
一方、ローレンでの目的である大図書館調査を本格化した達也は、知の神・ダルジャンの巫女で大図書館司書でもあるサーシャの助力を得るものの、成果を出せないでいた。
そんな中、ローレン全土を揺るがす大事件の足音が刻々と迫っており……!?
“知られざる大陸からの客人”の謎、禁書『フェアリーテイル・クロニクル』の秘密、そしてローレンの危機と、今回は一見シリアス路線かと思いきや、そこはモノづくり異世界ファンタジー。意外な展開に乞うご期待!! 造船もあるよ! 」
- 2018.8.12 MFブックス「フェアリーテイル・クロニクル 11」より
宏の誕生日パーティから、物語は始まるのですが、サイトにあったあらすじは、前巻のストーリーを説明していますね。
今巻は、ローレン王制を覆す騒ぎが勃発します。ところが、今回は、その騒ぎには直接関わることなく、ダンジョン化した禁書庫の攻略に出ていました。
すなわち、禁書庫に挑むアズマ工房の日本人メンバーたちと、ローレン国の騒動が並行して描かれており。
ダンジョン化した禁書庫の各フロアの守護者と対決し、禁書庫を開放していくのですが、それは、禁書「フェアリーテイル・クロニクル」を読み解くと同時に、過去に転移してきた日本人たちの行方を知り、無事に日本に帰還できるのかを知るためのクエストでした。
次巻は、新造した飛行船に乗って、また新たな冒険へと向かうものと思われます。読むのが楽しみです。
"Fairytail Chronicle" - 「フェアリーテイル・クロニクル ~空気読まない異世界ライフ~ 10」
「邪神教団絡みのごたごたの解決、レア素材の収集、装備品の新調など、充実の結果と共にフォーレを後にした宏達。次に彼らアズマ工房一行が目指すのは、知の国・ローレン。
その首都にはルーフェウス学院や大図書館などが存在するため、元の世界に帰る方法も見つかるのではと期待が高まる。
ところが、首都に到着早々にローレン王室から招集を受け、ルーフェウス学院の発展のために力を貸してほしいと国王&学院長に頼まれてしまう。
学院改革に大図書館の調査と、職人能力を活かせそうにないミッションばかりだが、そこは生粋の職人・宏。問題にかこつけ、かねてからの目標だったコーラ作りを始めて……!?
王道のモノづくり異世界ファンタジー第十弾が、満を持して登場!
予想の斜め上を行く”モノづくり異文化交流物語”を体験せよ!! 」
- 2018.8.12 MFブックス「フェアリーテイル・クロニクル 10」より
ルーフェウス学院の改革に一役買うことになったアズマ工房。従業員たちに講義を受講させることに。そこで巻き起こる波瀾万丈のエピソード・・・。というほど大それた話にはならずに、学院内の派閥争いに一石を投じる、くらいのものでした。
ただ、宏と春菜は、購買店と学食の改革に乗り出します。
どちらかというと、学院改革に対しては斜め上行く行動ですが、けっこう大事に至り、こちらの方が面白かったですね。
今巻は、強大な敵に対して死闘を、と言うことも無く、ほのぼのとしたエピソードが多かったような気がします。
次巻は、宏の誕生日パーティを皮切りに、ダンジョン化した禁書庫に挑むことになりそうです。続けて読んでいくつもりです。
"Fairytail Chronicle" - 「フェアリーテイル・クロニクル ~空気読まない異世界ライフ~ 9」
「フォーレに到着早々、鉱山のダンジョン化などいくつかのトラブルに巻き込まれる宏達。当然ながら、トラブルの裏には神殿絡みの問題が潜んでいるだろうと思いつつも、首都スティレンに工房を借りたり、採掘に鍛冶にと鉄の国にふさわしい生活を満喫していた。
そんなある日、達也がもうじき開催される武闘大会の話をしていると、『そこそこの腕の無名の選手が、装備の力で優勝したらおもろない?』と宏が言い出して、なにやらよからぬ企みを実行に移そうとするのだが……。
闇の組織の暗躍をよそに、いつにも増してマイペースな雰囲気でお送りするフォーレ編後編。
新規書き下ろしの真エピローグも、ある意味『フェアクロ』らしくない怒涛の展開にも注目!!」
- 2018.8.11 MFブックス「フェアリーテイル・クロニクル 9」より
闇の者たちが、色々と画策している中、春菜の作品に手を加えて「怪しい」露店で売り飛ばそうと、宏が企んでいると・・・。
トトカルチョで大儲けしてしまう宏に、思わず笑ってしまいました。これを見た、王たちの過大な評価もまた。
バルドの上司たち2人との対決は緊迫感あるスリリングなシーン描写でした。
次巻は、また別の国へ旅立つことになりそうです。読むのが楽しみですね。
"Fairytail Chronicle" - 「フェアリーテイル・クロニクル ~空気読まない異世界ライフ~ 8」
「砂漠の国・ダールでのあれやこれやの問題が一段落したものの、まったりと落ち着くことなく、慌ただしく新たな国を目指すことになる日本人一行。
それもそのはず、次の目的地は鉱物資源が豊富で、金属の加工技術に優れた国・フォーレ。職人魂あふれる宏にとって宝の山であり、春菜の鍛冶&精錬スキルアップが期待できるのだ!
前のめりな気持ちの一行だが、入国早々に謎の崩落事故に巻き込まれることに……。
ミスリル、オリハルコン、アダマンタイトと、聞いただけで胸躍る素材の宝庫であるフォーレが舞台!
春菜の本格的な鍛冶師デビューなど、モノづくり系異世界ファンタジーの本領発揮!
鉱山トラブルや闇の勢力の暗躍にも負けず、精錬、精錬、また精錬の『アズマ工房・精錬祭り』が開幕だ!!」
- 2018.8.10 MFブックス「フェアリーテイル・クロニクル 8」より
フォーレに入って鉱山見物中に出くわした落盤事故。大事には至らなかったものの、不審な事故の状況で、今後のフォーレでの道中に不安な影が差します。それは、フォーレ一の鉱石産出量を誇るクレストケイブで、不安が現実のものとなります。それは、坑道がいきなり異界化し、ダンジョンになってしまったという。
ダンジョン化したクレストケイブの調査に協力する宏たち一行。素材もちゃっかり採取することも忘れませんが。
ダンジョンボス討伐の様子が面白かったですね。素材を入手するために、ボスのリポップを待ち、連続討伐するとは・・・(!)。
次巻は、フォーレ編後編ですね。読むのが楽しみです。
"Fairytail Chronicle" - 「フェアリーテイル・クロニクル ~空気読まない異世界ライフ~ 7」
「ファーレーンを離れ、一時的に砂漠の国・ダールに拠点を移した宏達、日本人一行。
屋台や工房作りとマイペースな生活を送っていた彼らだったが、イグレオス神殿の使者・ノートン姉妹との出会い、古代人の作りし謎の地下神殿の探索、そしてバルドからの強襲と、ある意味では想定外であり、またある意味では予想どおりの洗礼を早々に受けることに。
そんな中、面倒事を避けるように行動していた宏達の思いとは裏腹に、ダール王室から直々にお呼びがかかり……。
帰還の手がかり、過去のトラウマ、恋バナなど、様々な新事実が明かされるダール編後編! 宏が抱える心の闇とは!?」
- 2018.8.10 MFブックス「フェアリーテイル・クロニクル 7」より
冒頭、レイニーがアズマ工房を訪ねるシーンからで、いきなり波乱の様子。更にダール王国女王ミシェイラとの謁見にて、驚愕の真実が明らかに・・・。義賊アルヴァンの正体が実は・・・。
間に小ネタを挟みつつもストーリーは、サクサクと進み、陽炎の塔での闘い、と思えば宏は何と塔そのものを破壊(笑)。塔内のモンスターと相まみえることなく一網打尽に討伐してしまいます。ところが、敵もさるもので、陽炎の塔がすぐに復活するやいなや、何と塔そのものが変形して、タワーゴーレムに。
楽しくて、一気に読んでしまいました。次巻も続けてすぐに読み始めるつもりです。
"Fairytail Chronicle" - 「フェアリーテイル・クロニクル ~空気読まない異世界ライフ~ 6」
「エルフの村の辺境、アランウェン神殿にて、森の神・アランウェンから助言を受けた宏達は、元の世界に帰るための手がかりを得るべく新天地を目指すことに。
彼らが向かったのは、炎の神・イグレオスを祀るイグレオス神殿のあるダール王国。春菜が『フェアリーテイル・クロニクル』にて拠点にしていた国であり、亜熱帯気候でエキゾチックな雰囲気漂うダールは、ファーレーンとはまた違った魅力に満ちていた。
灼熱砂漠や陽炎の塔といった脅威が冒険者の探求心を刺激するこの国で、はたして宏達を待ち受けるものとは!?
まあ、彼らが相変わらずのマイペースなのは確かだが……。」
- 2018.8.9 MFブックス「フェアリーテイル・クロニクル 6」より
ダール王国首都ダールに着いてすぐに屋台を始める宏たち。相変わらずのマイペースでの進行ですね。
また、砂漠に砂を採取しに行くはずが、地下の古代遺跡を冒険することになるとは、想像の斜め上行く展開でした。しかも、その古代都市にはトラップが一杯。そのトラップにも笑ってしまいました。
神殿と王宮にも伝手ができたようで、次巻は、王宮へ招かれて訪ねるところからですね。どのような展開になるのか、楽しみです。
"Fairytail Chronicle" - 「フェアリーテイル・クロニクル ~空気読まない異世界ライフ~ 5」
「元の世界に帰る手がかりを探るべくウルスを離れた東宏(あずま・ひろし)と日本人一行は、大きなトラブルもなく目的地である森の神・アランウェンの神殿にほど近い、エルフの村にたどり着く。
想像の斜め上を行くエルフ達との出会いをはたした宏達は、森の神・アランウェンの神託を受けたエルフの娘・アルチェムとともに、神殿に向かうことになるのだが、そこで異界化したダンジョンに取り込まれてしまい……!?
待望のエルフの森編の後編は、緊迫のダンジョン攻略、強敵との戦闘、アランウェンとの出会い等々、いつもの『フェアクロ』とは違った見どころがいっぱい! もちろんモノづくりもがんばる!!」
- 2018.8.9 MFブックス「フェアリーテイル・クロニクル 5」より
宏が絶体絶命のシーンからと思いましたが、決してそのようなことも無かったようです。宏と分断された仲間たちですが、なかなか一緒になることができずにフラストレーションが溜まる展開となりましたね。そして、表紙絵にもあるオクトガルが登場しますが、その言動が秀逸ですね。あっと、達也の突っ込みと込みですが(笑)。
ダンジョン攻略後は、さくさくと物語は進行します。
次巻は、ダール編に突入ですね。楽しみです。
"Fairytail Chronicle" - 「フェアリーテイル・クロニクル ~空気読まない異世界ライフ~ 4」
「宏をはじめとした日本人の面々が VRMMO 『フェアリーテイル・クロニクル』とよく似た異世界に飛ばされてから、すでに半年以上が経過していた。すっかりこの世界での生活になじんでいた彼らだったが、それはそれ。少しはマジメに活動しなければと、元の世界に帰る手段を探るべくウルスを離れることに。
目指す場所は森の神・アランウェンの神殿があるエルフの森。ようやく異世界らしい冒険の旅が、始まりを迎える……のか!? “モノづくり系異世界ファンタジー” 待望の新章突入!
住みなれたウルスを離れ、エルフの暮らす森へと向かう一同。
宏達を待つのは――波乱の物語か? それともお宝素材!?」
- 2018.8.7 MFブックス「フェアリーテイル・クロニクル 4」より
アランウェンの森にたどり着くまで、けっこうな時間がかかりましたね。また、エルフとかフォレストジャイアント、ゴブリンとかのイメージがこれまでのファンタジーものと印象が大きく変わっていて、新鮮でしたし、面白かったですね。
宏の関西弁もそうですが、エルフたちがなまっているのも楽しかったですね。
そして、神殿に到達するまでの道の確保、それからダンジョン攻略と続くのですが、最後に宏が・・・。
次巻も続けてすぐに読み始めるつもりです。楽しみですね。
"Fairytail Chronicle" - 「フェアリーテイル・クロニクル ~空気読まない異世界ライフ~ 3」
「大人気 VRMMO 『フェアリーテイル・クロニクル』によく似た異世界に飛ばされてから二カ月。クラフト職人・東宏(あずま・ひろし)とパートナーの藤堂春菜(とうどう・はるな)は、これまでの王室への功績が認められ、他のメンバー達とともに城で国王から歓待を受けていた。
一方、第四王女・カタリナとその側近・バルドは、度重なる作戦の失敗に業を煮やしていた。
『あの忌々しい者達……特にあの宏という男さえいなければ……』
大国ファーレーンを震撼させる大事件、その足音は間近まで迫っている――。
いよいよファーレーン編完結となる第三巻! いかにも重そうでシリアスな単語が並びつつも、そこは安定の“フェアクロ”クオリティ。宏達のマイペースっぷりは変わらない!」
- 2018.8.6 MFブックス「フェアリーテイル・クロニクル 3」より
ヘタレな宏ですが、やるときはやります。生産職であることを最大限生かして、色々な仕掛けやアイテムを作成して、敵を罠に嵌めます。ただ、敵勢力の(バルドの)規模と能力から一筋縄とはいかず、窮地に追い込まれることにもなりますが・・・。
エピローグにありましたが、ファーレーンを騒がせた事件解決後、宏たちは、各国の神殿を訪ねて、帰還の可能性を探ることになります。そこで、冬の間に新たにアズマ工房に従業員を雇い、営業と工房の管理を任せることにしますが・・・。
次巻は、エルフの村を訪ねるべく、大森林を目指すことになりそうです。読むのが楽しみですね。
"Fairytail Chronicle" - 「フェアリーテイル・クロニクル ~空気読まない異世界ライフ~ 2」
「VRMMO 『フェアリーテイル・クロニクル』によく似た異世界に飛ばされて以来、厄介事続きの日々を過ごす東宏(あずま・ひろし)と藤堂春菜(とうどう・はるな)。
ファーレーン王国の王太子・レイオットからの依頼を受け、宏は第二王女・エレーナの治療を開始する。まさか、その事が王国の一大事に発展するとは思いもよらず……!?
まったりモノづくり系異世界ファンタジー、待望の第二弾!
緊迫の物語展開とは裏腹に、至高のクラフト職人・宏の空気読まない異世界ライフは今日も続く!」
- 2018.8.6 MFブックス「フェアリーテイル・クロニクル 2」より
王女エレーナの治療、姫巫女エアリスを神殿に戻したり、と人知れず王国の危機に対処する宏たち。
一方で、湯治に行った先で「米」が自生しているのを発見。カレーライスを完成させる、という相変わらずのマイペースぶりが楽しかったですね。
王宮に招かれた時も同様でしたね。3級ポーションを目の前で作成して、度肝を抜いたり、楽しい展開でした。
次巻は、王国に反乱する勢力との対決、のようです。楽しみですね。続けてすぐに読むつもりです。
"Fairytail Chronicle" - 「フェアリーテイル・クロニクル ~空気読まない異世界ライフ~ 1」
「不慮の事故で飛ばされた異世界。そこには人気VRMMO『フェアリーテイル・クロニクル』と酷似した世界が広がっていた。
ゲーム内で生産職人として高いスキルを保持していた東宏(あずま・ひろし)は、異世界で再会したクラスメイトの藤堂春菜(とうどう・はるな)と共に、自給自足の生活を開始する。武具に薬品に料理に家具に……と、その生産品は留まることを知らず、ついには異世界に無い物まで作り上げてしまう始末で……!?
本来の目的であるはずの“元の世界へ帰る”はそっちのけで突き進む、モノづくり系異世界ファンタジー!」
- 2018.8.5 MFブックス「フェアリーテイル・クロニクル 1」より
「フェアリーテイル・クロニクル」に似た世界に転移させられた宏。転移した直後に春菜と出会い、いきなりモンスターとの死闘。
と半ばお約束の展開となります。ただ、主人公の宏の容貌は、イケメンでなく、不審者風であること、過去のトラウマから極度の女性恐怖症であること、そして何より、彼の職業が生産職であることが面白かったですね。
宏と春菜以外の転移者とも出会います。そして、これも半ばお約束のような展開で、王国の国王、王子、王女と交流を持つようになり、国家の一大事に関わることに・・・。
一方で、生産職である主人公のこだわりにより、色々な日本の料理を再現し、屋台で販売して糊口を凌ぐ様は、微笑ましく楽しく読むことができました。
次巻も続けてすぐに読むつもりです。
"All points are divided to VIT. Because a painful one isn't liked." - 「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。 3」
「第二回イベントを相棒のサリーとワンツーフィニッシュで飾ったメイプル。新たにギルド【楓の木】を創設し、仲間とともに強化に励むのだが……? 後に『人外魔境』『魔界』と恐れられる、最凶ギルドが産声を上げる!」
- 2018.8.4 カドカワBOOKS「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。 3」より
本当にライトな話で、物語がさくさく進み、あっという間に読み終えてしまいました。
メイプルの規格外っぷりは、運営側もあきれるほどで、ほぼ放置状態とも言うべき事態に至っています。ギルドメンバーからも、一人で放置するととんでもないスキルやアイテムを拾ってくる、と半ばあきらめられています。
その異常さは、ギルドメンバーにも伝染するようで・・・。
次巻は、ギルド間バトルがイベントとして開催され、その様子が描かれると思われます。とても楽しみですね。
「おっさん、一狩り行きたい子供達の保護者になる(独身)
ツヴェイトの護衛任務を完遂し、そこから少々の寄り道をして自宅へと帰ってきたゼロス。
一方、フェアリー・ロゼとの戦闘で自分の弱さを痛感していたイリスは、何を思ったのかコッコに教えを請い、格闘術の訓練に励むのだった。魔導士だというのに……。
同じく養護院の子供達もコッコから様々な戦闘訓練を受けて、そろそろ実戦を体験してもよさそうなくらいには、腕前を成長させつつあった。
『そろそろそれがし達も実戦を経験したいのだ。アンジェ達も狩りに行く気満々だぞ?』『ルーセリスさんと相談してからじゃないと駄目だね』
そんなやり取りも虚しく、結局子供達は狩りへ行ってしまう。必然的にゼロスとルーセリスは保護者として引率することになり……。」
- 2018.8.4 MFブックス「アラフォー賢者の異世界生活日記 6」より
養護院の子供たちとルーセリス、コッコ5羽と実戦を経験するために、狩りへと向かうゼロス。そんな、狩りへと向かう道中と子供たちの狩りの様子が描かれています。
中堅の実力を持つ傭兵を凌駕する能力を持つ子供たちですが、実戦経験が皆無であるための、その修業として挑んだ狩りですが、子供たちは、その能力を遺憾なく発揮します。その様子が面白かったですね。子供たち4人の性格が、もう個性的で(笑)。
そして、狩りから戻る道中で「勇者たち」と出会っての会話から、様々な疑問が出ることになります・・・。邪神復活の経過も気になりますね。次巻以降の物語の展開が楽しみです。
"Fantasie Geshichte von Soldner in grosser Armut" - 「食い詰め傭兵の幻想奇譚 1」
「凄腕傭兵、初心者冒険者に。
世話になっていた傭兵団が壊滅した。生き残ったロレンは命からがら逃げ出した先の街で生計を立てるため、冒険者になるという道を選択する。だが知り合いもなく、懐具合も寂しいロレンではろくな依頼も受けられそうにない。そんな途方に暮れたロレンに話しかけてきたのは、一つの冒険者パーティで――。これは、初心者冒険者に転職することになった、凄腕の元傭兵の冒険譚である。」
- 2018.8.3 HJノベルス「食い詰め傭兵の幻想奇譚 1」より
二つ名持ちの凄腕傭兵ロレンが食い詰めて、冒険者登録し、初心者冒険者に。
大剣を携えて、無双する有様は、まるで「ベルセルク」のようです。初めてパーティに参加して、行った冒険は散々な目に会いますが、そこで貴重な仲間となるラピスと出会うことになります。
彼女は、神官でありながらも冒険者となった稀有な存在。そして、彼女にはある秘密があり・・・。
全編まるまる冒険の様子が描かれていて、アクションシーンの連続。息つく間もなく、一気に読んでしまいました。
剣と魔法の世界ですが、ステータスやスキルというものはなく、けっこうリアル感のある世界設定でした。
今後の活躍も楽しみですね。
"All points are divided to VIT. Because a painful one isn't liked." - 「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。 2」
「バトルロイヤルイベントで全プレイヤー中3位という驚異的な成績を残し、一躍有名プレイヤーとなったメイプル。あらゆる攻撃を回避する相棒サリーとともに、今度は倒せないはずのボスだって楽々蹂躙しちゃいます!?」
- 2018.8.2 カドカワBOOKS「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。 2」より
規格外のメイプルの友人もまた、規格外なプレイヤーだったのですね。何故かは分かりませんが。
イベントの様子が、1巻まるまる使って描かれていました。
運営側もメイプルに注目して、色々と対策を講じるのですが、斜め行くその発想・行動には敵わないようです。そこが一種、爽快感となりましたね。
イベント終了後の報償として取ったスキルもまた、運営側の思惑とは違った発想で、最後には「浮遊要塞」とまで言われるように。思わず、くすっとしてしまいました。
次巻も読むのが楽しみです。
"All points are divided to VIT. Because a painful one isn't liked." - 「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」
「ステータスポイントを VIT のみに捧げた少女メイプル。その結果得たのは、物理・魔法攻撃・状態異常無効に強豪プレイヤーも一撃死のカウンタースキル!? 自らの異常さに気づくことなく、今日も楽しく冒険に挑む!」
- 2018.8.2 カドカワBOOKS「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」より
我慢できなくて(?)、このライトノベルに手を出してしまいました。
もぅ、本当にライトな話が続いていて、ストレスなくさくさくと読めてしまいました。あまりにもうまく行き過ぎて、そんな、と思う間もなくイベントが次々と発生して、あっという間に読んでしまいました。
次巻は、友人と一緒にイベントに挑みます。続けて読んでいくつもりです。
"The Cat and the Dragon, the Adventurous prince and the Lazy girl" - 「猫と竜と冒険王子とぐうたら少女」
「猛獣が跋扈する森の中。一匹の火吹き竜が、猫たちと共に暮らしていた。
猫に育てられた竜は、母猫が森を去ってからは猫を守り育てて暮らしてきた。
人間は、竜のことを、敬意を込めて「猫竜」と呼んだ。
猫竜は人間嫌いなのだが、困ったことに育てた猫は、おのおの気に入った人間を見つけてしまうのだ。
城を抜け出した王子と黒猫は、冒険を求めて隣国へ。孤児院のぐうたら少女は、白猫から魔法をいやいや教わる日々。
はぐれ猫ヤジュウロウは、ふらり訪れた森の中で人間の子供と出会う。竜、猫、そして人間の、温かくて少し不思議な物語。」
- 2018.8.1 宝島社「猫と竜と冒険王子とぐうたら少女」より
ほのぼのとしたストーリーが綴られていきます。短編連作集の形をとっていますが、それぞれの短編は前巻からの続編というような感じでした。
母猫と竜とも後年、再開しましたね。ちょっと年の経過が矛盾しているような、印象でしたが。4代目モシャモシャを知らなかった母猫は、少女に召喚されて、その少女は魔法学園の教師から校長になっているくらいの歳月ですね。うーん、ケットシーて短命なのでしょうか。まぁ、些末事ですが。
あと本編とは関係ありあせんが、誤字が多いのが気になりました。校正しているとは思われませんでしたね。ここぞというところで、漢字変換ミスがあると興が削がれる、というかミスに気が取られて興ざめでした。残念。
2017.7
"The Cat and the Dragon, This is a story of some cats and a dragon, raised up by a cat." - 「猫と竜」
―――魔法の世界。
猫に育てられた一匹の竜と猫、
そして人間との「絆」の物語
「なぁ、羽のおじちゃん。
おいら人間の子供に、魔法を教えてやりたいんだ」
一匹の母猫によって育てられた火吹き竜。本来であればこの世に生まれ落ちることのなかった存在。
とある理由で極度の人間嫌いの竜は、母猫への恩を返すかのように森の猫達に寄り添い続けた。猫達はそんな竜のことを親しみを込めて「羽のおじちゃん」と呼ぶ。森の猫達は十猫十色。
人間の王子と冒険の旅に出る猫。街に暮らし人間観察を趣味にする猫。代々猫じゃらしの畑を守り続ける猫。少女に魔法を教える猫。そんな好奇心旺盛な猫達を竜は助け、見守り続ける。
そして初めは人間を嫌っていた竜も彼らを通して人間を知り、やがて……。
これは猫に育てられた一匹の竜と猫、そして人間たちの、温かくて、不思議で、ちょっと切ない物語。
- 2018.7.30 宝島社「猫と竜」より
とても優しいお話ばかりでした。猫に育てられた火吹き竜と、同じ頃に一緒に育てられた猫の子孫たち、そして竜が生まれた洞窟で毎年子猫が生まれ、育ち、巣立っていく猫たちとその子孫たち。竜は、森に住む猫たちを育て、ずっと見守り続けます。
当初は敵対した人間に対しても、徐々に交流を深めていく竜と猫たち。
これぞまさにファンタジー(!)、といった話が綴られていきます。竜だけでなく、様々な猫たちの物語でもあります。
次巻も読むのがとても楽しみです。
「『君の行動が世界を破滅へと導いている!!!』
リュートに助けられたコーデリアは、ドラゴンキラーになれず、邪龍に殺される。龍王の言葉に衝撃を受けたリュート。だが、彼の瞳は、さらに先を見据える。『だったら――!!!』
ぶっちぎり最強譚、第2巻!!!」
- 2018.7.30 KADOKAWAドラゴンコミックスエイジ「村人ですが何か? 2」より
龍王との謁見から、邪龍との対決までが描かれています。わずか5話ですが、非常にテンポ良く物語が進みます。
原作のエッセンスをすくい取り、アクションを交え、うまくまとめていますね。ほんの少しですが、原作にない補足説明があり、非常にわかりやすくもなっていました。
リュートも少年から青年へと成長する姿が描かれていましたね。
次巻も機会があれば、購入して読んでみたいと思います。
「イストール魔法学院主催の実戦訓練は、おっさんが【あの頃のゼロス】になったりクロイサスが実験に失敗したりといったトラブル(?)はありつつも、無事に日程を消化していた。
ところが訓練開始から三日目、事態は急展開を迎える。なんとツヴェイトが暗殺者に強襲され、更に敵が展開した結界によりディーオ達と分断されてしまったのだ。
一方のおっさんはというと、護衛任務そっちのけで採掘作業に没頭してしまい、対応が後手に回ることに。ゼロスは慌ててバイクを走らせ現場を目指す。
『【バンカーシューター】、発射』
バイクに装備されたサイドカーから射出された杭が、眼前の結界を破壊! ゼロスは暗殺者と対峙することになるのだが、それは意外な人物で……!?」
- 2018.7.30 MFブックス「アラフォー賢者の異世界生活日記 5」より
うまくあらすじがまとめてありますね。と言ってもまだまださわりの部分だけですが。
ゼロスの天敵と言っても良い暗殺者に出会った時、容赦ない攻撃が面白かったですね。とどめが刺せなかったのは、ちょっと残念(?)といったところでしょうか。
さて、本筋から少し外れますが、ミスカの歳の秘密が明らかになります。本編にどのように関わってくるのか(こないのか)、ちょっと興味が湧きましたね。
そして、前回ゼロスと接戦を演じた【黒衣の魔導師】の正体と、その行動(の一部)もまたはっきりしてきました。これもまた、どのような展開になるのか、とても興味が湧きますね。
「おっさん賢者・ゼロスは、アルバイトをしたり畑仕事をしたり人助けをしたりといった、理想的なゆるめの日常を過ごしていた。そんな彼のもとにデルサシス公爵から依頼が舞い込む。
その内容は、【ラーマフの森】で行われるイストール魔法学院主催の実戦訓練に傭兵として参加し、ツヴェイトを護衛してほしいというものだった。
さすがに教え子の危機は放置できないと協力するゼロス。早速、護身用の魔道具や、なぜかバイクまで作り始め……!?
『ふむ、まずまずの乗り心地ですね』
ルーセリスに留守を任せ、ゼロスは訓練地であるラーマフの森を目指す。
イリス達をも巻き込んでの一大護衛作戦の行方ははたして!?」
- 2018.7.30 MFブックス「アラフォー賢者の異世界生活日記 4」より
表紙絵にあるバイクは、ヘッドライトもあるようですが、本文には記載がありませんでしたね。作った本人は、「玩具」を大きくしたもの、という認識でしたね。また、冒頭で、いきなり欠陥が露呈してしまったことには笑ってしまいました。
そのバイクにリアカーをつないで、傭兵3人と一緒にラーマフの森へと向かうゼロスたち。着いてからも、クロイサスと会って、意気投合したり、下級生たちの護衛と称して、「あの訓練」を施して人格改造してしまったり・・・。行く先々で問題を起こすゼロスは、通常運転でした。
次巻は、本来の任務であるツヴェイトの護衛ですが、果たして間に合うかどうかというスリリングな展開から始まります(のはず)。読むのがとても楽しみです。
「約束の二ヶ月間が過ぎ、ソリステア公爵家の娘・セレスティーナとその兄・ツヴェイトの専任家庭教師を終えた、おっさん魔導士ことゼロス・マーリン。
彼はこの世界に来た時と同じ【無職】状態に戻ってしまったものの、元公爵とその孫娘を救った褒美として畑付きの家を与えられ、ひとまずの安住を手に入れるのだった。
そんな中、ハンバ土木工業の現場監督であるドワーフのナグリから土木作業の手伝いを頼まれたゼロスは、激流の大河に橋を架けることになる。ところが、その現場で自分と同等の力を持つ正体不明の【黒衣の魔導士】に突然襲われ……!?
『参ったねぇ……まるで、自分自身と戦っている気分だよ』
家庭教師から農業に便利魔導具作り、果ては土木作業まで! 冴えないおっさん大活躍の異世界生活日記、第三弾!!」
- 2018.7.27 MFブックス「アラフォー賢者の異世界生活日記 3」より
表紙絵の機械は、脱穀機だったのですね。本編を読まないと分かりませんでした。しかも試作機3台の内、2台が空の彼方に飛んでいってしまうというオチには笑ってしまいました。
相変わらず自由気ままに異世界ライフを満喫しているゼロスですが、なんらか周りは不穏な雰囲気に。【黒衣の魔導師】などという敵役も登場しました。また、裏家業の怪しげなものたちもツヴェイトを狙っています。
次巻も読むのが楽しみです。
「おっさん、同郷の転生者に出会う! 異世界での平穏な生活は訪れるのか!?
剣と魔法がある世界に突如として転生した、大迫聡ことゼロス・マーリン。
魔法を上手く使うことができなかった公爵家の娘・セレスティーナと、更生し始めるその兄・ツヴェイトの家庭教師となったゼロスは、彼らに実力をつけるべく、危険な魔物が溢れるファーフラン大深緑地帯へ再び足を踏み入れていた。
いろんな意味で“危険”な魔物たちと遭遇する三人と騎士団一行。気付けば、皆一様にレベルを高め、屈強になっていくのだった。
サバイバルと背中合わせの訓練を終えたゼロスたちは、道中盗賊に捕えられた人々を救う。その中には現世のゲーム内で見覚えがあるアイテムを装備する少女がいたのだが――。
「もしかして、同郷の方ですかねぇ?」
平穏な日々は訪れるのか!? おっさんによる異世界生活日記、第二弾!!」
- 2018.7.27 MFブックス「アラフォー賢者の異世界生活日記 2」より
公爵家の兄妹を鍛えるために深緑地帯へ向かうゼロスたち。2人の護衛についた騎士団もついでに(?)訓練してしまう様が面白かったですね。たった1週間で、レベルが3倍に上昇し、生き残りに貪欲になる、というハードな訓練でした。
そして、夏期休暇の間だけの家庭教師も終わり、畑を耕し、農作物を育ててのんびりスローライフを目指しますが、「米」の発見により状況が変化するのもまた楽しかったですね。やはり、日本人には「米」ですね。
次巻も読むのが楽しみです。
「【朗報】40歳おっさん、ゲームの能力を引き継いで異世界に転生す!!
リストラに遭って以来、毎日畑の世話をしながら『ゼロス・マーリン』としてゲームにのめり込む日々を送っていた、無職のおっさん大迫 聡(40歳)。
オリジナルの魔法を作り、名実ともにトッププレイヤーに上り詰めた彼は、ラスボスを難なく攻略するが、ログイン中に発生したある事故によりその生涯に幕をおろす。
独りぼっちで死んだと思われた彼だったが、気づくと大深緑地帯の真っただ中に立たされていた。異世界の女神によれば、彼はゲームのステータスを引継いで転生したということらしい。
大深緑地帯でのサバイバルを経て、元公爵の老人と知り合ったゼロスは賢者の能力を買われ、魔法を使えない少女の家庭教師を依頼されるが――!?
『僕は日々平穏がモットーなんですがねぇ……』アラフォー賢者の異世界生活日記開始!」
- 2018.7.26 MFブックス「アラフォー賢者の異世界生活日記 1」より
凄腕プログラマーで、システムエンジニアでもあったようです。それが、理不尽な理由によりリストラされ、ゲーム世界でトッププレイヤーと称されるほどになりますが、ひょんな事からそのゲーム世界に似た異世界に転移を果たします。ゲームでのアバターの装備とレベル、スキルのままに。
主人公がアラフォーでかつ、レベル的には世界最強の人間であるはずが、なるべく異世界に不干渉でありたい、と願い、田舎での農民生活にあこがれる、というのが目新しかったですね。
異世界では、価値観が大きく異なるために知らずに革命を起こしていた、というのも面白いですね。
次巻も「おっさん」がどのような事件(?)に巻き込まれていくのが、読むのが楽しみですね。
"PERRY RHODAN NEO RHODANS HOFFNUNG" - 「ローダンNEO 9 グッドホープ」
「テラニアの建国宣言をしたローダンだが新国家の運営はすぐには軌道に載らず、世界の多くの人々もローダン支持にはいたっていなかった。ローダンたちは米国からアルコンの宇宙船を奪還するべく、姿を変えて米国に侵入するが……。世界最長スペースオペラのリブート新シリーズ、第二シーズン開幕!」
- 2018.7.26 ハヤカワ文庫SF「ローダンNEO 9 グッドホープ」より
小型搭載艇は大破して、スクラップになってしまったと思っていたのですが、自己修復機能が搭載されていて、既に恒星間遷移ができるくらいに修復されていたようです。
そして、ローダンはミュータントたちとヴェガへと向かうのですが。
うまくリブートされていると思います。よく知る名前が出てきたりしますが、違和感なくストーリーに引き込まれました。
次巻も楽しみですね。
"She professed herself pupil of the wise man" - 「賢者の弟子を名乗る賢者 4」
「冷厳なる大自然を、美少女召喚士ミラが駆ける!
今度の冒険は森林深く眠るダンジョン『天魔迷宮プライマルフォレスト』。大自然の中をミラが、ケット・シーが、縦横無尽に駆け回る!巷で話題の美少女転生ファンタジー第4巻!!」
- 2018.7.25 GCノベルズ「賢者の弟子を名乗る賢者 4」より
「巷で話題」なのかは知りませんでしたが(笑)、けっこう楽しく読み進めることができました。
主人公のミラもそうですが、ピュアラビットやケット・シー、コロポックル姉妹など、可愛いもの好きには堪らない(?)シチュエーションでしたね。
妖精を誘拐する謎の組織「キメラクローゼン」に対抗する組織「五十鈴連盟」が登場します。妖精が居なくなった場所は、マナの流れが滞り、一部で淀みが発生。そこから、魔物や魔獣が止めどなく湧き出てくることも判明しました。
究極の環境破壊者であるキメラクローゼン。今後もミラにどのように関わってくるのか、楽しみですね。
"She professed herself pupil of the wise man" - 「賢者の弟子を名乗る賢者 3」
「召喚術を駆使して、謎の図書館迷宮に挑め!!
九賢者の1人ソウルハウルの残した資料をルナティックレイクに持ち帰ったミラは、盟友ソロモンに資料の解析を任せる。そこで、資料を読み解くにはアルカイト王国の地下に存在する、『愚者の脅威の部屋(フール・ザ・ヴンダーカンマー)』を攻略する必要があることを知る。そんな中、当の本人にも超えなければならない試練が近づきつつあった……。
- 2018.7.22 GCノベルズ「賢者の弟子を名乗る賢者 3」より
ミラがアルカイト学園で召喚術を披露する様子が楽しかったですね。魔術科の代表を完膚なきまで圧倒する様子には、溜飲が下がりました。しかし、たった30年の間にここまで、召喚術が廃れるなんて、王国も平和ボケしているのでしょうか。
また、召喚獣が皆、ミラに懐いている様子が楽しい。30年ぶりに召喚されて、しかも美少女に生まれ変わっていても、何ら迷うことなく主人に懐く姿が健気です。
次巻は、ペガサスに乗って、祈り子の森へ向かったミラの冒険が描かれるのでしょうか。楽しみですね。続けて読むつもりです。
"Death Marching to the Parallel World Rhapsody" - 「デスマーチからはじまる異世界狂想曲 14」
「『階層の主』を倒した凱旋パーティーの最中、ゼナと再会を果たしたサトゥー。さらにカリナも来訪! 街を案内したりと賑やかに過ごす一行だったが、迷宮に潜ったゼナが怪物に攫われたという急報が飛び込み……!?」
- 2018.7.22 KADOKAWA BOOKS「デスマーチからはじまる異世界狂想曲 14」より
ユニークスキルと「神の欠片」とそして「魔王」との関連を調べるサトゥーです。
迷宮にて重傷を負い、黒い霧に掠われたゼナを救出すべく、迷宮下層に潜ったサトゥーですが、その迷宮下層で見たものは・・・。
転生者たちに会いに迷宮を訪れるサトゥーですが、その転生者たちがユニークでしたね。いずれも不死者で長年時を過ごしている、というのも。「神の欠片」についての情報も新たに得ることができました。
転生者は、転生前に神に会ってユニークスキルを授けられる、とのことですが、サトゥーの場合は転生ではなく転移で、かつ神にも会っていません。レベルも「331」というとんでもない数値となっています。
次巻以降で、この謎も明らかになるのでしょうか。楽しみですね。
"The Record by an Old Guy in the world of Virtual Reality Massively Multiplayer Online" - 「とあるおっさんの VRMMO 活動記 15」
「冴えないおっさん in VRMMOファンタジー第15弾!
シリーズ累計67万部突破! 冴えないおっさんによるVRMMOファンタジー第15弾! 腕を磨くべく「痛風の洞窟」に挑んでいたアースは、その奥に更なる修行の場を発見する。そこは、対戦者同士が互いの技を真剣に競い合いつつ、同時に「魅せる」ことに重きを置くという――ある意味プロレスじみた闘技場であった。漢の浪漫、ガチンコタイマン一本勝負で確かな成長を遂げ、街へと戻るアース。そんな彼を待っていたのは、獣人国の未来を左右する緊急事態だった――普段はアレでも、やるときゃやります! 冴えないおっさん、VRMMOファンタジーで今日も我が道を行く!」
- 2018.7.21 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「とあるおっさんの VRMMO 活動記 15」より
相変わらず、口絵の登場人物紹介が可愛いですね。3等身キャラですが、それぞれの特徴が伺えて、しかも本書のワンシーンを表していて、とても楽しいですね。
さて、アースの弓のスキルが成長限界を迎えますが、アーツを強化することによりさらなる強さを求めるようです。オールラウンダーであることを目指し、ほのぼのとマイペースで今回も「ワンモア」の世界で生きていますね。
特に、「ワンモア」世界存続の危機に一人で立ち向かう、というような設定も、それに伴う悲壮感というようなものもありませんが、影から「ワンモア」の世界を支えるアースが素敵です。
次巻の冒険も楽しみですね。
"Kumo desuga nanika?" - 「蜘蛛ですが、なにか? 9」
「魔族領に腰を据え、ひょんなことから完全復活した『私』。神化した転移能力ならどこにでも行けると言われ、ひらめいた。『私』を勝手に蜘蛛にしやがってくれた世界の管理者、『D』にも会いに行けるんじゃ……!?」
- 2018.7.18 KADOKAWA BOOKS「蜘蛛ですが、なにか? 9」より
「白」がかつての魔術を扱えるようになる過程が面白かったですね。ある人によると、100年くらいかかるのではないかとも言われながらも、2年で復活するようになりました。もちろん、まだまだほんの一部の魔術だけですが。
そして、帯にもあるように、「白」は「D」に会いに行きます。そこで、明らかになる驚愕の真実。第1巻からの謎(伏線)が、ここに収束して、明らかになる様は、一種爽快感が感じられました。
次巻も蜘蛛子の活躍が楽しみですね。
"The Black Create Summoner" - 「黒の創造召喚士 IX」
「累計16万部突破! 異世界の扉を開くブラックファンタジー第九章!
異世界の扉を開くブラックファンタジー第九章! 泡瀑竜アングレイトとの邂逅から三年――竜の試練を乗り越え、その証たる逆鱗を揃えたツグナは、アングレイトから“黒き竜”の存在を告げられる。始祖竜アイオゲートと呼ばれるその竜こそ、“黒”を忌み嫌う魔法理論の真実を知るのだという。長年求め続けた答えを得るため、ツグナは逆鱗より作製した魔法道具の導きによって、アイオゲートの住む天空の島へと足を運ぶ。ところが、そこで語られた真実は、ツグナの覚悟以上に残酷なものだった――ついに明らかになった過酷なる運命を、竜に認められし最強召喚師が切り開く!」
- 2018.7.18 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「黒の創造召喚士 IX」より
いきなり、前巻の竜の邂逅から三年が経っていて、黒竜に会いに行くという、怒濤の展開でした。物語の展開がワンパターンでダレるのを避けるという意味では効果的であったのかと。
黒竜との会見(?)によって、真実が明らかなるのであったが、さらに神ディエヴスの介入により驚愕の真実が。と言っても、うーん、大したことがなかったような(おい)。しかし、ツグナにとっては、究極の選択が迫られることになります。
そして、決断に躊躇している間にも事態は進行し・・・。エリスによる前国王の処刑風景が残酷で、トラウマになりそうなくらい悲惨でした。更にまた、戦火は大陸全土に及び。
ツグナは、この未曾有の危機に際して、生き残り信念を貫くことができるのでしょうか。次巻がとても気になりますね。
"The Black Create Summoner" - 「黒の創造召喚士 VIII」
「累計15万部突破! 異世界の扉を開くブラックファンタジー第八章!
異世界の扉を開くブラックファンタジー第八章! 王からの依頼を成功させた褒美として、ツグナは竜の居場所についての情報を手に入れた。それこそが、魔法理論の真実を解き明かすための最初の鍵となるのだった。そうして訪れたイシュヴァリテの街には、古くから伝わる伝説があった。近づいてはいけない島――禁忌に触れれば恐るべき災いが訪れるという秘所を目指す一行。しかしそこに、宿敵・七煌教会の精鋭が迫っていた――無比の力を持つ強敵の出現により、最強召喚師に最大の苦難が訪れる!」
- 2018.7.17 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「黒の創造召喚士 VIII」より
イシュヴァリテがリゾート地というのが意外でしたね。
今巻は、七煌教会の色付きと魔書使いとの対決がメインとなります。魔書持ちのユニーク魔法の規格外っぷりに翻弄されるツグナとその仲間たち。絶体絶命の危機に陥ったツグナが最後にとった手段とは・・・。
戦闘シーンに目が離せずに、一気に読んでしまいました。
次巻からは、竜を巡る度の様子が描かれるのでしょうか。読むのが楽しみですね。
"The Black Create Summoner" - 「黒の創造召喚士 VII」
「累計12万部突破! 異世界の扉を開くブラックファンタジー第七章!
異世界の扉を開くブラックファンタジー第七章! 王からの依頼を受け、魔法学院の落ちこぼれクラスを受け持つことになったツグナ。早速いつもの鬼軍曹っぷりを発揮して、「最弱クラス」という屈辱に甘んじていた生徒達を瞬く間にいっぱしの戦士へと鍛え上げるのだった。やがて迎えた学内の全クラスが参加する選抜戦において、彼らは遺憾なく実力を発揮し、後に続く学外対抗戦へと突き進んでいく。しかしその裏では、学校という枠を超えた恐るべき悪の陰謀が進みつつあった――常識外れの最強召喚師が、伝統の魔法合戦に嵐を呼び込む!」
- 2018.7.17 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「黒の創造召喚士 VII」より
様々な障害をものともせずに勝ち進む「最弱」チームたち。なんと学内選抜試合に優勝し、学外対抗戦へと駒を進めることに。その間にも学内にはびこる悪者を退治したり、と爽快な展開となりましたね。
学外対抗戦にも実力を発揮し、なんと・・・。
ただ、そこにも七煌教会の魔の手が伸び、ツグナとの対決に、とはお約束でしょうか。
次巻の物語の展開も楽しみですね。
"The Black Create Summoner" - 「黒の創造召喚士 VI」
「累計11万部突破! 異世界の扉を開くブラックファンタジー第六章!
異世界の扉を開くブラックファンタジー第六章! ある日、メフィストバル帝国を治める女帝から城への招待状が届く。その真意に疑問を抱きつつも、魔族の支配者の誘いを断ることなどできず、ツグナは再び帝国を訪れるのだった。しかし、自ら招いておきながら許しがたい侮辱を吐き捨てた女帝に対し、ツグナは迷うことなく実力行使を宣言。かくして、膨大な魔力を誇る魔族随一の使い手がツグナたちの前に立ちはだかる――己の存在意義に懸けて世界の歪みを正すべく、最強召喚師の挑戦が始まる!」
- 2018.7.17 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「黒の創造召喚士 VI」より
魔族の女帝リシュルの招きにより、帝国を訪れたツグナ。そこでの、御前試合(?)の様子が面白かったですね。もちろん、ツグナたちが無双するわけですが。サクヅキの頑張りが良かったです。
後半は、獅子王からの依頼により、王立学院で「最弱」と呼ばれている最底辺の学生たちを、学院最強の精鋭に育て上げる様子を描かれています。けっこう定番な展開、設定ですね。ただ、ツグナの鍛え方は、自身が師匠より鍛えられたのと同じ、生死を掛けた死闘の中に、生徒たちをたたき込むことだった。とまぁ、ちょっとくすっとする展開となりました。
次巻は、その生徒たちの成長ぶりが見られるようです。楽しみですね。
"The Black Create Summoner" - 「黒の創造召喚士 V」
「累計9万部突破!異世界の扉を開くブラックファンタジー第五章!
異世界の扉を開くブラックファンタジー第五章! 凄惨な過去に起因する世界への憎悪を呑み込み、真に魔書の使い手として歩み始めたツグナ。手始めに冒険者ギルドも持て余す難題を悉く片付け、彼の八面六臂の活躍は人々の噂になっていく。そんな快進撃が面白くない先輩冒険者達は、外道な手を使ってツグナの凋落を謀議。だがツグナも負けじと彼らの妨害を見破り、腕自慢の冒険者として白黒つけるべく、お互いの全てを懸けた決闘を持ちかけるのだった――自らの存在価値を示すため、最強召喚師は超絶無謀な大規模バトルに挑む!」
- 2018.7.16 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「黒の創造召喚士 V」より
レギオンズマッチと聞いて、あるライトノベルを想い出してしまいました。攻城戦というのも、お祭り騒ぎになってしまうというのも。ただ、「黒の創造召喚士」では、ヴァルハラが無双します。
しかし、この戦闘の間にも七煌教会の影が・・・。
このレギオンズマッチの精で、ユニーク魔法の所持者で最年少でAランク冒険者となったことで、有名になってしまいます。
次巻は、どのような展開になるのでしょうか。読むのが楽しみです。
"The Black Create Summoner" - 「黒の創造召喚士 IV」
「累計8万部突破!異世界の扉を開くブラックファンタジー第四章!
異世界の扉を開くブラックファンタジー第四章! 七つの魔書を集めるという目的を果たす為、ツグナは魔族の国を訪れる。しかし魔法の実力が全てを左右するこの国において、『魔法適性無し』である彼の扱いは人以下。あまつさえ無実の罪で投獄されてしまうが、その陰には実は邪悪な企みが蠢いていた。仲間達が手を尽くして救助に奔走する中、ツグナは己の心の奥底に潜む、闇よりもなお黒い感情に囚われていく――虐げられた苦しみはいつしか憎悪に変わり、世界を揺るがす最強召喚師の力が暴走を始める!」
- 2018.7.15 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「黒の創造召喚士 IV」より
魔族の国の領主に濡れ衣を着せられ、死刑に処せられるツグナ。そこで、「大罪」の力を召喚したツグナが、自我を乗っ取られ暴走を始める。また、魔書を巡り、ツグナの双子の妹が復習に燃えて立ちふさがることになりますが・・・。
気がつけば、ツグムの家族、仲間は全て女性になってきているような・・・(笑)。
過酷な現実に対して、たった一人で立ち向かうことを決心するツグム。次巻も楽しみです。
"The Black Create Summoner" - 「黒の創造召喚士 III」
「大人気! 異世界の扉を開くブラックファンタジー第三章!
異世界の扉を開くブラックファンタジー第三章! 街に迫った災厄級の怪物を撃退した《創造召喚師》ツグナは、その功績によって王宮の招待を受ける。そして王の前で自身が超レアなユニーク魔法の使い手であると宣言した結果、彼の名は世界に轟き始めるのだった。それからもあくまでマイペースに冒険者として活動を続けるツグナだったが、迷宮の最深部で第二の魔書を見出したことで、果てしない戦いの宿命に巻き込まれていく――魔書の力で世界の覇権を狙う邪悪な組織を相手に、最強召喚師の新たな魔法が炸裂する!」
- 2018.7.15 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「黒の創造召喚士 III」より
ブラックファンタジーと銘打っていますが、アンチヒーローものでなく、ダークな環境というか、現実感溢れる環境設定というような感じがしています。
さて、本の帯にもありましたが、「第二の魔書」が出現しますが、それよりも神さまより驚愕の真実が明かされます。曰く、地球の神さまとの密約で、ツグナを召喚し、転生させたことなど。「魔書」についての真実も明らかになります。
今後は、残りの魔書の争奪戦のような様相を呈しそうですね。
"The Black Create Summoner" - 「黒の創造召喚士 II」
「累計4万部突破! 異世界の扉を開くブラックファンタジー第二章!
異世界の扉を開くブラックファンタジー、待望の第二章! 神様の手違いにより、魔法とモンスターの脅威に満ちた異世界に転生したツグナ。望み描いた通りの怪物を召喚できる《創造召喚魔法》を覚醒させ、冒険者として新たな生活を始めた彼の元に届けられたのは、殺しても死なない怪物の撃退依頼だった――唯一無二のユニーク魔法で怒りを力に換えて、最強召喚師が破滅の尖兵を迎え撃つ!」
- 2018.7.15 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「黒の創造召喚士 II」より
召喚するモンスターたちに自我があり、召喚主であるツグナとのやり取りが楽しい。また、そんな召喚モンスターたちが魔書の中で談笑している様子も。ツグナも順調にレベルアップしているようです。また、召喚モンスターも一緒に成長しているようです。
冒険者仲間も2人に増えたところで、敵役の組織がキメラという怪物を創り出し、街の崩壊を企みます。
強大なキメラに対して単独で立ち向かうツグナ。その時、彼が召喚した武器は・・・。
けっこう迫力のある戦闘シーンでした。目を離すことができずに一気に読んでしまいました。
"The Black Create Summoner" - 「黒の創造召喚士」
「第7回アルファポリスファンタジー小説大賞特別賞受賞作、待望の書籍化!
創造×想像! ネットで超話題のブラックファンタジー! 神様の手違いで不慮の死を遂げた普通の高校生・佐伯継那は、その詫びとして『特典』を与えられ、異世界の貴族の家に転生を果たす。ところが転生前と同じ黒髪黒眼が災いの色と見なされた上、特典たる魔力も何故か発現しない。出来損ないの忌み子として虐げられる日々が続くが、ある日ついに真の力を覚醒させるキー『魔書』を発見。家族への復讐を遂げた彼は、広大な魔法の世界へ旅立っていく――」
- 2018.7.15 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「黒の創造召喚士」より
異世界転生もので、オーソドックスな展開です。チート能力として、「創造召喚」というのが目新しいくらいでしょうか。
転生先が有力貴族の次男、というのもありきたりでしたが、黒髪黒眼が忌み嫌われる「忌み子」として扱われる、という設定がちょっと変わっていて、「創造召喚」の魔法に目覚めるとすぐに家族に復讐し、家を出てしまいます。
「魔書」を最初見たときは、「DEATH NOTE」かと思っちゃいました・・・(汗)。
魔の森で師匠たちと出会い、そして家族を得るツグナ。12歳になり、冒険者登録を済ませ、冒険の日々が始まります。
敵役も登場しました。今後の彼の活躍が楽しみですね。
"The Record by an Old Guy in the world of Virtual Reality Massively Multiplayer Online" - 「とあるおっさんの VRMMO 活動記 14」
「冴えないおっさん in VRMMOファンタジー第14弾!
シリーズ累計64万部突破! 冴えないおっさんによるVRMMOファンタジー第14弾!
獣人連合の危機を救って肩の荷が下りたアースは、いよいよ新たなダンジョンに挑むことに。しかしその洞窟で自らの実力不足を実感し、今一度剣の腕を鍛え直そうと決意するのだった。ところが、特訓で愛用の魔剣を振るううち、不思議な違和感を覚え始めてしまう。その正体を知るべく、妖しい占い師の元を訪れた彼は、そこで驚愕の事実を知る――超絶レアドロップを巡ってまたもや大騒動が勃発! 冴えないおっさん、VRMMOファンタジーで今日も我が道を行く!」
- 2018.7.14 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「とあるおっさんの VRMMO 活動記 14」より
「痛風の洞窟」での冒険(特訓)の様子が楽しかったですね。ソロで挑むにはかなり無理があり、都合良くツヴァイらとPTを組んで攻略するのですが・・・。また、その特訓から、魔剣についての謎が明らかになっていき、その魔剣争奪戦が勃発する、という。
一つのことから次々と物語と繋がっていき、ついに完結をみる、というストーリー展開にはまり、一気に読んでしまいました。
カレーの話も、武器屋(道具屋)の話も面白かったですね。
次巻も早く読みたいものです。すぐに注文しなくっちゃ(汗)。
"The Record by an Old Guy in the world of Virtual Reality Massively Multiplayer Online" - 「とあるおっさんの VRMMO 活動記 13」
「冴えないおっさん in VRMMOファンタジー第13弾!
シリーズ累計56万部突破! 冴えないおっさんによるVRMMOファンタジー第13弾!
いよいよ開放された新エリア・獣人連合。良からぬ企みの情報を事前にキャッチしていたアースは、影から人々を助ける<義賊頭>として、真っ先に南の街へと向かう。到着した彼に、部下の小人たちはついに明らかになった陰謀の詳細を告げるのだった……この街に壊滅の危機が迫っている、と。そしてその陰謀を防ぐべく、影に生きる者達が結集しつつあるらしい――街の平和を守るため、黒尽くめの怪しい仮面ズと影の隠密同盟を結成! 冴えないおっさん、VRMMOファンタジーでこっそり我が道を行く!」
- 2018.7.14 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「とあるおっさんの VRMMO 活動記 13」より
獣人連合の南街を壊滅の危機から救うことになったアース。プレイヤーの誰も知らない裏イベントのようですが、この危機を回避できなければ、南街全体が廃墟となってしまいます。義賊頭のスキルを生かして、盗賊、忍者とともに影で活躍するアース。
死闘の果てに <サクリファイス・ボウ> を繰り出すアース。その代償は、長年付き添ってきた弓を犠牲にするということでした。
あっ、ピカーシャが復活したのは何よりでしたね。今後もアースと冒険を共にするようです。
バッファローとの闘いもはらはらさせられましたね。次巻も楽しみです。
"The Record by an Old Guy in the world of Virtual Reality Massively Multiplayer Online" - 「とあるおっさんの VRMMO 活動記 12」
「冴えないおっさん in VRMMOファンタジー第12弾!
シリーズ累計50万部突破! 冴えないおっさんによるVRMMOファンタジー第12弾!
盾なのになぜか最大四刀流が可能(?)となるハチャメチャ仕様の新装備を携えて、久々に妖精国を訪れたアース。そんな彼の耳に、新ダンジョン誕生の噂が届く。PTメンバーとバラバラにされてしまう一方、『死んでも死なない』などなど……そのダンジョンに存在する数々の謎設定の秘密を解き明かすため、アースは最奥で待つというダンジョンマスターのもとを目指す――不運も幸運に変えてドリームチーム結成! 冴えないおっさん、VRMMOファンタジーで今日も我が道を行く!」
- 2018.7.13 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「とあるおっさんの VRMMO 活動記 12」より
「ワンモア」のダンジョンのひとつが、なぜか突然ワンダーランド化(?)してしまった謎を探るべく、ダンジョンマスターに会いに行くことになったアース。
いつものごとく、他のプレイヤー達とは斜め上行くダンジョン探索となるアースでしたが。
個人専用のダンジョンで実力が試されるという仕様は新鮮でしたね。また、ダンジョンマスターに会うための最後の試練というのもまた、「黄龍変身」してもようやく、という過酷さも。
なんとか、クエストを無事終えたアースでしたが、まだまだ自分の弱点が多いことに気付かされて、しばらくは鍛錬の日々のようです。次巻も読むのが楽しみですね。
"The Record by an Old Guy in the world of Virtual Reality Massively Multiplayer Online" - 「とあるおっさんの VRMMO 活動記 11」
「冴えないおっさんin VRMMOファンタジー第11弾!
シリーズ累計42万部突破! 冴えないおっさんによるVRMMOファンタジー第11弾!
大切な友人を失った悲しみを引きずりながらも、ダークエルフの谷にたどり着いたアース。そこで見たのは、クラシカルなメイド服を着こなすダークエルフの家政婦達だった――話の流れでメイド三人娘の教育を手伝うことになったアースは、彼女達とPTを組んで谷底での冒険を開始。そして襲い来るモンスターを撃退して進んだ先で、思いもよらないお宝に出会う――密かな憧れの成就にどぎまぎしつつ、冴えないおっさん、VRMMOファンタジーで今日も我が道を行く!」
- 2018.7.13 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「とあるおっさんの VRMMO 活動記 11」より
例によって(?)称号「人災の相」によるものか、ダークエルフのメイドさんたちとPTを組んでダークエルフの谷での冒険をすることになるアース。そこで遭遇したレアモンスターとの闘いで、「黄龍変身」して対応せざるを得なくなったのだが。
闇の先で出会った主との対話が面白かったですね。また、そこから脱出した先がまた・・・。
アースは、プレイヤー間よりも、ワンモアの住人たちの方に知己が多くなってしまいましたね。PTを組むにしても必ず、ワンモアの住人がいる、という。
次巻は、妖精の国に戻っての冒険のようです。楽しみです。
"The Record by an Old Guy in the world of Virtual Reality Massively Multiplayer Online" - 「とあるおっさんの VRMMO 活動記 10」
「冴えないおっさん in VRMMOファンタジー第十弾!
シリーズ累計39万部突破! 冴えないおっさんによるVRMMOファンタジー第十弾!エルフの森の魔物の強さを思い知ったアースは、同行者のエルの伝手で仲間を募る。そうして出来上がったのは、アース以外の全員がエルフという超変則PTだった。長寿種族のベテラン戦士の実力は凄まじく、アース自身もレベルアップしながら大量の魔物との大混戦を切り抜けていく。しかしその裏では、過去に類のない災厄が森の奥深くから這い出つつあった――冒険に付きまとう不条理に必死で抗って、冴えないおっさん、VRMMOファンタジーで今日も我が道を行く!」
- 2018.7.13 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「とあるおっさんの VRMMO 活動記 10」より
黄龍変身後のアースと互角に戦うハイエルフにびっくりでしたが、「逆鱗状態」となっても互角、あるいはアースを圧倒するかのような実力に、アースが最後に取った手段とは・・・。
ここまで激昂したアースは、初めてでしたね。しかも運営側も、そして AI すらも戸惑う展開を見せるアースにも。
本書では珍しい哀しい結末となりましたが、あるおっさんの VRMMO 活動記は続きます。
次巻のほのぼのとした展開に期待、ですね。
"The Record by an Old Guy in the world of Virtual Reality Massively Multiplayer Online" - 「とあるおっさんの VRMMO 活動記 9」
「冴えないおっさん in VRMMOファンタジー第九弾!
シリーズ累計35万部突破! 冴えないおっさんによるVRMMOファンタジー第九弾!人魚や妖精との交流に勤しむ、『アース』こと会社員・田中大地。懐かしい再会や新たな出会いの日々の中、いよいよファンタジーの王道であるエルフの森が実装された。偶然出会ったエルフの美女とPTを組んだアースは、未知の冒険が待ち受ける秘境を目指して旅に出る――川へ森へと縦横無尽に駆け巡り、おっさんとスペシャル探検隊は今日も我が道を行く!」
- 2018.7.12 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「とあるおっさんの VRMMO 活動記 9」より
冒頭では、誰も知らないうちにドラゴンから街の壊滅を防いだり、サハギン族の絶滅を防いだり、マイペースで冒険を続けています。エルフの里が実装されたので、サーズへ向かうにしても、美人のエルフをお供にします。
エルフの森の案内人と契約するのも面白かったですね。とらちゃんもアースにとても懐いています。
次巻もエルフの森のモンスター討伐が主となるようです。楽しみですね。
"The Record by an Old Guy in the world of Virtual Reality Massively Multiplayer Online" - 「とあるおっさんの VRMMO 活動記 8」
「冴えないおっさん in VRMMOファンタジー第八弾!
シリーズ累計28万部突破! 冴えないおっさんによるVRMMOファンタジー第八弾!強大な黄龍の力を手に入れた『アース』こと会社員・田中大地。次は、新たに解放されたエリアを攻略へ……と考えた矢先、通常有り得ないはずのモンスター襲撃イベントに巻き込まれ、街の防衛戦に参加することになってしまう。そしてようやく辿り着いた新エリアでも、なぜか彼にだけ謎現象が発動し、未知との遭遇を果たすことになるのだった――魅惑の新種族にビシバシ刺激されつつ、おっさんは今日も我が道を行く!」
- 2018.7.11 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「とあるおっさんの VRMMO 活動記 8」より
前巻エピローグ挿絵のオーガのドアップには、驚きましたが、今巻はそのエピソードから直接続いていましたね。
掲示板にはいつも笑わせてもらっています。
そして、今巻でアースが出会う新たな種族なのですが、表紙絵をよく見ると分かります。アースの称号にもすぐに反映されていましたね(笑)。
また、新たに実装された「変身」能力ですが、アースの変身も話題になりましたね。また、そのぶっ飛んだ能力についても。<妖精言語> の隠された能力についても。
次巻も読むのが楽しみです。
"The Record by an Old Guy in the world of Virtual Reality Massively Multiplayer Online" - 「とあるおっさんの VRMMO 活動記 7」
「冴えないおっさん in VRMMOファンタジー第七弾!
シリーズ累計24万部突破! 冴えないおっさんによるVRMMOファンタジー第七弾!二度目の『龍の儀式』に挑むため、再び龍の国を訪れた『アース』こと会社員・田中大地。やんごとなき事情から二が武の街にある宿の美人女将、そしてギルド『ブルーカラー』のメンバーと同道することになりつつ、六が武を目指す冒険が始まる。しかしその途中、恐るべき超レア隠れボスが現れたことで、一行は全滅寸前のピンチに陥ってしまう――雨にも負けず風にも負けず、おっさんは今日も我が道を行く!」
- 2018.7.11 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「とあるおっさんの VRMMO 活動記 7」より
2度目の「龍の儀式」ですが、どのようなものになるのか色々と想像していたのですが、斜め上をいく展開でしたね。
まさか、神龍以外にもう一人来ていて、「龍の儀式」ではなくて別の試練を受けることになるとは。
そして、「謎の超レアボス現る!」ですが、ちょっと気になりますね。何かの伏線でしょうか。
次巻も物語の展開がどのようになるのか、とても気になりますね。
"The Record by an Old Guy in the world of Virtual Reality Massively Multiplayer Online" - 「とあるおっさんの VRMMO 活動記 6」
「冴えないおっさん in VRMMOファンタジー第六弾!
累計20万部突破! 冴えないおっさんによるVRMMOファンタジー第六弾! 突如始まった妖精国VSゲヘナクロス教国戦争に、義勇兵として参加した『アース』こと会社員・田中大地。戦争という普段とは違うただならぬ状況の中、彼はこれまでに培ったピーキーなスキルととんでもアイテムを駆使し、ドラゴン部隊を操るゲヘナクロス軍に立ち向かうのだった。魔族や獣人族なども加わって一進一退の攻防は続き、そしてついに決戦のときが訪れる――託された不思議な力で戦場を飛び回り、おっさんは今日も我が道を行く」
- 2018.7.10 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「とあるおっさんの VRMMO 活動記 6」より
ワンモアの住人である人族が起こした戦争に、妖精の国の義勇兵として参加するアース。ここでも、アースはプレイヤーたちには、あまり知られることなく、NPC たちと一緒に戦場に赴きます。
戦争での勝利に最も貢献したアースですが、プレイヤーたちからはあまり目立っていないのが、なんだかもどかしいですね。
NPC たちもアースの意を汲んで、大々的に公にはせずに、感謝の意だけを伝えるにとどめます。
悲惨、残酷な戦争描写もありましたが、次巻からはまたほのぼのとした雰囲気に戻るのでしょうか。次巻も楽しみです。
"The Record by an Old Guy in the world of Virtual Reality Massively Multiplayer Online" - 「とあるおっさんの VRMMO 活動記 5」
「冴えないおっさん in VRMMOファンタジー第五弾!
累計15万部突破! 冴えないおっさんによるVRMMOファンタジー第五弾! 新型VRMMO『ワンモア・フリーライフ・オンライン』における新エリア『龍の国』も後半戦へ。名高き双龍に実力を認められた『アース』こと会社員・田中大地は、双龍の片割れ・雨龍にしごかれつつ、クリアした者に大きな力を与えるという『龍の儀式』へと到達する。修行も終えていざ……と思いきや、ある条件がきっかけで、攻略難度は想定外の特別モードに大変動!? 浮世の風に吹かれようと、おっさんは今日も我が道を行く!」
- 2018.7.10 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「とあるおっさんの VRMMO 活動記 5」より
なんと言っても「龍の儀式」が、龍人が合格すると龍へと昇格する、というのが驚きでしたね。そして、アースは、その「龍の儀式」にて合格できるのかどうか、興味が尽きず、最後まで一気に読んでしまいましたね。
他のプレイヤーたちには知られることがなくとも、NPC たちの間では、有名なアース。ワンモアの世界においては、誰よりも好感をもって迎えられるようになっていますね。
"The Record by an Old Guy in the world of Virtual Reality Massively Multiplayer Online" - 「とあるおっさんの VRMMO 活動記 4」
「冴えないおっさん in VRMMOファンタジー第四弾!
早くも累計12万部突破! 冴えないおっさんによるVRMMOファンタジー第四弾! 新型VRMMO『ワンモア・フリーライフ・オンライン』に、待望の新エリア「龍の国」が追加された。マイペースなプレイスタイルを貫く『アース』こと会社員・田中大地も、新境地を求めて龍の国に足を踏み入れる。住人の龍人たちとの交流を重ねて、着実に信頼と実績を積み上げていくアース。目指すは、大きな力を得られるという最後の試練『龍の儀式』突破! 行く先々で渡世の義理に悩まされつつ、今日もおっさん一人旅は続く!」
- 2018.7.10 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「とあるおっさんの VRMMO 活動記 4」より
相変わらずマイペースで VRMMO を楽しむアースでした。NPC に対してもプレイヤーに対するのと同じように接するアースに、NPC たちも共感を覚えたようです。
宿の女将からの依頼にも真面目に取り組むアース。それに応える龍人のゴロウ。これが裏イベントとでもいうべき展開に繋がっていきます。
次巻の展開も楽しみで、続けて読んでしまうつもりです。
"The Record by an Old Guy in the world of Virtual Reality Massively Multiplayer Online" - 「とあるおっさんの VRMMO 活動記 3」
「冴えないおっさんによるVRMMOファンタジー、待望の第三弾!
早くも累計9万部突破! 冴えないおっさんによるVRMMOファンタジー、待望の第三弾! 新型VRMMO『ワンモア・フリーライフ・オンライン』において、マイペースなプレイスタイルで不本意ながらすっかり名を馳せてしまった『アース』こと会社員・田中大地。彼はある日、森の中に取り残されていた激レア種族・ドラゴンの赤ん坊を発見する。また厄介事かと思いつつも流石に見過ごせず、親ドラゴンに赤ん坊を返した所、今度はドラゴン族から興味をもたれることに。恩を仇で返すような要求にとうとう堪忍袋の緒が切れたアースは、平和な冒険ライフを取り戻すため、意地と根性で強大なドラゴン族に立ち向かう――」
- 2018.7.9 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「とあるおっさんの VRMMO 活動記 3」より
面白くて、第2巻に続けて本巻も夜を徹して読んでしまいました。
新たに追加された妖精の国での活躍が見物でしたね。
グリーン・ドラゴンとの対決にははらはらさせられました。そして、その結末にほっとしました。運営側もこの戦闘ログにはあきれていましたね。
また、ここではフェアリークィーンと少し距離を置くことを決断します。
次巻の物語の展開がどうなるのか、とても楽しみです。
"The Record by an Old Guy in the world of Virtual Reality Massively Multiplayer Online" - 「とあるおっさんの VRMMO 活動記 2」
「冴えないおっさんによるVRMMOファンタジー、待望の第二弾!
新型VRMMO『ワンモア・フリーライフ・オンライン』において、マイペースなプレイスタイルで名を馳せつつあるフツーのゲーム好き会社員・田中大地。彼はアースという名の弓使いとして、相変わらずトンデモ武器や絶品オリジナル料理の開発に勤しむ日々を過ごしていた。そんな中、満を持して新たなイベントが次々とスタートする。超極悪な罠とモンスター満載のダンジョン『死者の挑戦状』、未知の冒険が待ち受ける『妖精の国』。新天地を目指す冒険者達の熱狂をよそに、新装備を引っさげたアースは今日も我が道を行く――冴えないおっさんによるVRMMOファンタジー、待望の第二弾!」
- 2018.7.9 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「とあるおっさんの VRMMO 活動記 2」より
マイペースでソロプレイで、自給自足できる冒険者でもあるアース。自分で木を伐採して、鉱石を掘り出して精錬して、装備する武器を自作、ポーションも自作して、食材を(モンスターを)自分で調達し、料理をして露店で販売。
うーん、やりたい放題(笑)。しかも、リアルは会社員で、ログインする時間が限られるという生活。
それでいて、当初は屑スキルと言われた弓というスキルを取得して、鍛錬して、ソロプレイでダンジョンボスを撃破するという、痛快な展開。
次巻も、アースのマイペースでの活躍が楽しみですね。
"The Record by an Old Guy in the world of Virtual Reality Massively Multiplayer Online" - 「とあるおっさんの VRMMO 活動記」
「『第6回アルファポリスファンタジー小説大賞』読者賞受賞作、待望の書籍化! 超自由度を誇る新型VRMMO『ワンモア・フリーライフ・オンライン』の世界にログインした、フツーのゲーム好き会社員・田中大地。モンスター退治に全力で挑むもよし、気ままに冒険するもよしのその世界で彼が選んだのは、使えないと評判のスキルを究める地味プレイだった! やたらと手間のかかるポーションを作ったり、無駄に美味しい料理を開発したり、時にはお手製のトンデモ武器でモンスター狩りを楽しんだり――冴えないおっさん、VRMMOファンタジーで今日も我が道を行く!」
- 2018.7.8 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「とあるおっさんの VRMMO 活動記」より
フルダイブ型の VRMMO のようです。においも感じられるようです。
主人公が転生することもありませんでした。普通のゲーム感覚の「活動記」でした。チートなスキルもありませんでした。ただ、「おっさん」感覚でゲームを楽しもうというノリでした。
目立つことを望まず、地味に活動することを良し、としていた主人公ですが、ひょんなことから注目を浴びることに。ちょっと爽快でしたね。がつがつとした攻略に精を出すことなく、独自の道を歩もうとする主人公に共感を覚えました。
さて、次巻の活躍はどうなのでしょうか。とても興味が湧きます。
「神々から授かったチートで異世界を駆け抜ける!
事故に遭い命を落としてしまった鳳天馬。
しかし神々から気に入られた天馬は、複数のチートを授かり異世界に転生する。
膨大な魔力を駆使して魔法を習得したり、調教能力で魔物と仲良くなったりと、
チートを使って楽しい時間を過ごす日々。
ある日、そんな平穏な暮らしに陰りが見え始め―――。」
- 2018.7.8 MAG Garden NOVELS「異世界転生の冒険者」より
ストーリーは、けっこう淡々と、サクサクと進みます。退屈せずに一気に読んでしまいました。
転生者のテンマが、チートな能力を授けられるのも定番ならば、恵まれた環境のもと育ち、能力を開花させていくのも定番でした。
また、両親がその国の王と懇意であり、元冒険者であり、テンマを鍛える師というのも。
今巻は、テンマが異世界へと転生して、赤ん坊から少年まで成長し、チートな能力を開花させ、生まれ育った村を出るまでが描かれています。
次巻以降は、そんな村を出た少年の冒険譚が描かれるのでしょうか。興味があります。
「巨大ロボット・テーミスを中核とした国連地球防衛隊の創設から9年。ついに恐れていた事態が訪れた――未知の巨大ロボットが突如、ロンドン中心部に現れたのだ! だがその男性型ロボットは人類の呼びかけにも答えず、ただ不気味にたたずむのみ。恐怖に駆られた人類の強硬策は、かえって空前の大惨事を招く。彼らの意図は? 人智を超えた圧倒的存在に対し、人類の生き残りを賭けた戦いが始まる……。『巨神計画』待望の第二部登場!」
- 2018.7.8 創元SF文庫「巨神覚醒 上巻」より
「人類はなすすべもなく滅亡の淵に追いやられた。400万人の犠牲を出したロンドンをはじめ、世界各地の大都市に現れた12体の巨大ロボット――彼らに対し、あらゆる対抗手段は無意味だった。テーミスを発掘したのは過ちだったのか? 異星人は己を過信した人類を罰するために来たのか? 犠牲者は増加の一途をたどり、滅亡のタイムリミットは容赦なく迫る。そしていよいよ、国連地球防衛隊にとって最後の戦いが始まる――!」
- 2018.7.8 創元SF文庫「巨神覚醒 下巻」より
前作「巨神計画」の続編ですね。前作と同様にインタヴュー形式、報告書類形式で物語が描かれており、ちょっと戸惑うこともありましたが、すぐに慣れて一気に最後まで読んでしまいました。
6千年前にテーミスをバラバラにして埋め、また現在に突如現れた巨大ロボットを操る異星人たち。彼らのその行動の謎が明らかになります。そして、彼らが人類1億人を抹殺した理由もまた。
とても、SFらしい展開でした。次の展開がまるで読めずに次々を頁を繰ってしまいました。
今巻も第3部へと続く衝撃的なラスト(エピローグ)を迎えます。次巻が楽しみですね。
"The Summonor aim to only fight the way" - 「サモナーさんが行く V」
「召喚士(サモナー)、トッププレイヤーに爆弾発言!?
復讐者(アヴェンジャー)・ラムダを鍛えることになった召喚士(サモナー)のキースは、ラムダに実戦で稽古をつけながらVR(ヴァーチャルリアリティ)ゲーム「アナザーリンク・サーガ・オンライン」を攻略していく。
エリアイベントの追加実装により各地で魔物が不穏な動きを見せるなか、プレイヤーが集まり古い村を立て直す『風霊の村復興プロジェクト』が開始されたことを知ったキースは、多くのトッププレイヤーが集結する風霊の村で復興プロジェクトのミーティングに参加する。
『キースです。昨夜、彼女達とユニオンを組んで狩りをした。今、説明した対策は有効だ』
弟子のイリーナが提供した攻略情報に不満げなプレイヤーたちを一言で黙らせたキース。さらにキースがもたらした情報は、並み居るトッププレイヤーを騒然とさせる!?
Web未公開の書き下ろしエピソード収録。『小説家になろう』で3億PV突破――最大級の戦闘録(プレイレポート)、スタート!!」
- 2018.7.6 オーバーラップノベルズ「サモナーさんが行く V」より
いくつものエリアポータルを開放したキースですが、プレイヤーの誰もが知るサモナーとなっているようです。
アヴェンジャーの格闘技を鍛えるかたわら、もう2人のサモナーたちとユニオンを組んで、大量の闘牛狩りに勤しんだり、未踏破地域の探索、自身のレベルアップにも余念がありませんね。
「死に戻り」させられた魔物に対してもきっちりとリベンジするのもさすがです。
次巻もキースの成長ぶりに目が離せませんね。今から次巻の発刊が待ち遠しく思います。
"The Summonor aim to only fight the way" - 「サモナーさんが行く IV」
「武闘派召喚士(サモナー)、まさかの死に戻り!?
土霊の祠にてイベントモンスター・ノッカーを倒したキース。その結果、 VRゲーム『アナザーリンク・サーガ・オンライン』運営 より、『エリアポータルが開放され、広域エリアマップが実装された』というインフォメーションが届く。ログイン・ログアウトができるエリアポータルが各地点にあれば、本拠地に縛られることが減り、プレイに幅が出来る。運営からのメッセージでエリア・ポータルが各地に点在することを知ったキースは、それらを解放するため動き出す。高山、廃村、荒地など様々なエリアを進むキースは次々にイベントモンスターを倒し、複数のエリアポータル開放を成功。繰り返す戦闘で得た未知の素材を活かすべく、キースはフィーナから宝飾職人のマルグリットを紹介してもらう。マルグリットとの交渉も問題なく進み、冒険も順風満帆かと思った矢先、未知のモンスターに思わぬ一撃を受けたキースは、気づけば最後に立ち寄ったエリアポータルの廃村にいて……。
『そうか。 これが死に戻りって奴か』
WEB未公開の書き下ろしエピソード収録! 『小説家になろう』最大級の戦闘録、新章突入!」
- 2018.7.6 オーバーラップノベルズ「サモナーさんが行く IV」より
表紙絵と口絵は、宝飾職人マルグリッドですね。ずっと死蔵していた宝石の加工を依頼していましたね。マルグリッド自身は以前から登場していたのですが、今巻でキースと(やっと)出会うことになりました。
そして、キースの初めての「死に戻り」体験。デス・ペナルティは金銭のみとステータス減でした。やっぱり、VRゲーム上の物語(成長日記?)であったことを再認識しました。
また、このゲームには、PKを狩るPKKというのもあるのですね。職業として、アヴェンジャーがあり、カルマ値というのがあるというのも新鮮でした。でも、そのアヴェンジャーに稽古をつけるサモナー(キース)って(笑)。
探索エリアも拡がり、まだまだ強くなっていくキース。今後の彼の行動に目が離せませんね。
"The Summonor aim to only fight the way" - 「サモナーさんが行く III」
「『……本当に、召喚士(サモナー)……ですよね…………?』
召喚士でありながら、モンスター召喚禁止の闘技大会に出場することになったキース。普通の召喚士であれば魔法を駆使して戦うところだが、規格外の彼はトンファーを自作し、嬉々として修行に励むのであった。
そして迎えた闘技大会。全プレイヤーが注目する中、キースはロッドで殴打し、蹴りを放ち、裏投げを決め――と、実に召喚士らしからぬ派手な立ち回りを見せ、観客を震撼させる!
しかし、順調に勝ち進んでいると思われたその時、とある試合にてアクシデントが発生し――!?
『イヤアアアアアアアッ! この格好何? もうヤダやめてヤダいや助けて犯されるうううう!』
様々な意味で伝説の試合が、今幕を開ける!
Web未公開の書き下ろしエピソード収録。『小説家になろう』最大級の戦闘録(プレイレポート)、待望の最新刊!!」
- 2018.7.4 オーバーラップノベルズ「サモナーさんが行く III」より
闘技大会で快進撃を続けるキース。本選にも出場し、とある試合にてとんでもないことが・・・(口絵参照)。
大会終了後の人気試合投票でも第1位を獲得した試合でした(笑)。ただし、この試合の録画公開は運営側より拒否されて、スクショも削除されましたが。
そして、この大会でキースが使用した多彩な魔法が話題に。後の検証でも、驚愕の事実が判明し、ゲーム内掲示板がえらいことに。
当のキースは、自覚はありませんでしたが、掲示板の炎上ぶりが大変楽しかったですね。現実の掲示板のようであり、思わず笑ってしまいました。
さて、ソロで冒険を続けるキースでしたが、次巻はどのような展開になるのでしょうか。とても楽しみです。
"The Summonor aim to only fight the way" - 「サモナーさんが行く II」
「『ふうん、これがPKってやつか』
激闘の末、ドッペルゲンガーを倒し称号を獲得した見習い召喚士のキースは、密かに周囲から注目を集めつつあった。しかし、VRゲーム『アナザーリンク・サーガ・オンライン』をマイペースに楽しむ彼は攻略には興味を示さず、今日も今日とて弟子のアデル、イリーナと共に修行を続けていた……のだが、頭角を現しつつある青年はPK(プレイヤー・キラー)行為の標的となってしまう。仲間のいない召喚士は悪意あるプレイヤーから見れば格好の的。弟子達と別れ一人で行動していたところを狙われたキースは果たして生還することが出来るのか!? いままでの魔物相手とは勝手の違う対人戦にキースが選んだ戦法とは……。『小説家になろう』で2億PV突破! 超人気シリーズの最新刊が早くも登場!」
- 2018.7.2 オーバーラップノベルズ「サモナーさんが行く II」より
一人でいるところを複数人の PKer に囲まれますが、キースは召喚モンスターの助けもあり、これを撃退。けっこう、さばさばとしていましたね。
称号を得て、未踏の領域へ一番乗りを果たすキース。様々なモンスターに出会いますが、キースの戦闘スタイルは変わりません。サモナーらしくない戦闘術に師匠も苦笑を禁じえません(笑)。そこで、運営主催の闘技会に師匠がこっそりとエントリーするという荒業に。サモナーはモンスター召喚が、エルフは精霊召喚ができないルールの闘技会にキースは、どのように挑むのか。次巻も楽しみですね。
普段はあまりコミック版になったライトノベルには興味がないのですが、ライトノベルで面白かったものには、興味が湧きますね。
ストーリーとかは、コミック版では(当然)省略されたものも多いのですが、大筋は外すことなく、エッセンスを抽出して描かれていて、あまり気になりませんでした。ほんの少しですが、補足された表現もあり、楽しく読むことができました。
たった5話で、竜の里で、竜王に謁見するとこにまで至っています。非常にテンポ良く、本当に一気に読んでしまいました。
続巻もまた機会があれば、読んでみたいですね。
"The Summonor aim to only fight the way" - 「サモナーさんが行く I <下>」
「『なぜだ……』
パーティメンバー募集掲示板の前、首を傾げるその声の主は一人、今日も今日とて佇んでいた――キースだ。VRゲーム「アナザーリンク・サーガ・オンライン」を開始し、しばらくが立ち、右も左も分からない見習い召喚士の青年はオレニューの下で修行を積み、着々と力をつけてきた……のだが未だ仲間はいない。なぜだ。出口の見えない悩みに一人考え込んでいた――その時だった。『見習い召喚士が一人前になるまで指導して欲しい』ギルド長から思わぬ形で依頼が舞い込んできた。突然の頼みに戸惑いつつも、つい先日までの自分の境遇が脳裏をよぎり、その申し入れを引き受けることに。そして間もなく。現れたのは『目指せ、モフモフ帝国!』『アデルちゃん、落ち着いて……!』何とも対照的な性格の女の子、アデルとイリーナ。キースは師匠として教え導いていくが、召喚モンスターと肩を並べて戦う彼の姿は、少女たちの想像していた召喚士とはかけ離れていて!?」
- 2018.7.1 オーバーラップノベルズ「サモナーさんが行く I <下>」より
召喚したモンスターもまたプレイヤーと同じパーティメンバーの一人としてカウントされる、素晴らしいゲーム仕様のため、ソロプレイを余儀なくされるキース。
ゲーム運営スタートから、ずっと一人だけであったサモナーですが、そこにやっと2人の女性プレイヤーが参入してきます。やったね。
サモナーは、本当に強力な職業ですね。錬金術、魔法も使えて、召喚モンスターもまた強力で、かつプレイヤーと同様にどんどんと成長していくという。ある意味一人無双できる状態ですね。
しかもキースは、自ら戦闘に加わる、という。
今後の彼の成長も楽しみですね。
"The Summonor aim to only fight the way" - 「サモナーさんが行く I <上>」
「『事前調査は必要だよなあ』
出会いの酒場、パーティメンバー募集掲示板前。そこに一人途方に暮れる青年、キースがいた。βテストを終え、本サービスを開始したVRゲーム『アナザーリンク・サーガ・オンライン』。碌にゲームの説明すら読まずにログインした彼が、偶然に選択したのは召喚士――召喚モンスターを使役する職業にして魔法使いだった。そして間もなく、予備知識のない彼を待っていたのは『召喚士は不人気である』という事実。そう、このゲームで、召喚士は『不遇職』『ネタプレイ』扱いをされていて、キースはまだ仲間を見つけられずにいたのだ。
右も左も分からないキースだが、ギルドの紹介でどうにかこうにか召喚士、オレニューの下へ弟子入りすることになり、教えを乞うことに。そして、それは召喚モンスターのヴォルフと修行するある日の事。情報掲示板にも入手方法が記載されていないアイテムを、意図せず手に入れて――!?」
- 2018.7.1 オーバーラップノベルズ「サモナーさんが行く I <上>」より
VRゲームなのに、匂いを感じることができるようです。しかもフルダイブ以上に自由に行動できるのが不思議ですね。
文章スタイルも何だかVRゲーム日記のようです。サモナーという強力なキャラクターを初心者が選んで、その後の成長する姿を淡々と描いているような・・・。
主人公のリアルの職業も気になりますね。とにかく武芸の素養があるようです。ひょっとしたら、プロレスラー(?)かもしれませんね(それを伺わせるような記述が・・・)。
2018.6
いつもは新刊図書購入しているネット通販が、電子書籍も扱っていまして、第1巻~第3巻まで無料でしたので、ダウンロードして読んでみました。
当初は、いわゆるスポ根ものかな、と思っていたのですが、さにあらず。コメディタッチで楽しく、一気に3巻を通して読んでしまいました。
登場人物が多くて、見分けがあまりつかずに戸惑いましたが、それも圧するような迫力あるバドミントン試合シーンと、また羽咲綾乃のバカッぷりが、とても良いコントラストで、面白かったですね。
TVアニメ化もされるようです。放送も楽しみですね。
「地球最後のゾンビ ─NIGHT WITH THE LIVING DEAD─」
「ともに行くのは笑顔が似合う死者の少女――。
これは終末の世界で始まる、夜の旅路の物語。
全世界を襲ったゾンビパンデミックから5年後――、人類はほぼ全滅していた。
荒廃した東京をひとりさすらう少年ユキトはある日、『死ぬまでにやりたい10のこと』のため北海道を目指し旅をしている少女エコと出会う。いつも笑顔で明るい彼女だが、その正体は他に例のない“ゾンビ化していないゾンビ”だった。
彼女の死を見届けるため、人類の敵とふたり旅に出ることにしたユキト。決意を胸に、朝日とともにいざ出発しようとするとエコがかわいく抗議の声を上げた。
『ゆっくんは、デリカシーがないなあ。支度はすぐだけど、昼間は出たくないの』
尖った口先が、つまらなそうに続ける。
『腐っちゃうから』」
- 2018.6.30 電撃文庫「地球最後のゾンビ ─NIGHT WITH THE LIVING DEAD─」より
終末期にある彼女の願いを叶えるために一緒に旅をする、というのは定番のような気がしますが、その彼女がすでに肉体的には死んでいるゾンビだというのが新鮮(?)でした。また、彼女がゾンビであるがゆえのシチュエーションもまた。
奇跡が起こらない限り、ハッピーエンドはない訳ですが、それにしても切ない最後でしたね。ちょっと、感動してしまいました。
「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン VII -フォース・スクワッド・ジャム <上>-」
「第4回スクワッド・ジャム。熾烈な銃撃戦の裏側で、香蓮の人生をかけたもう1つの戦いが幕を開ける!
『結婚を前提に、香蓮さんとお付き合いがしたいと思っております』
香蓮の父親のもとに届いた一通のメール。それは、父に付き添ったパーティー会場で出会った若手実業家からの、リアルな結婚の申し入れだった。しかし、香蓮は『ピーちゃんみたいなのがタイプ……』と取りつくしまもなく――。
そんななか開催が決定した第4回スクワッド・ジャム。今度こそSHINCとの決着をつけるべく参戦を決めた香蓮だったが、首都グロッケンでの作戦会議中、突如レンの前に現れたハンサムな男からある勝負を持ちかけられ……。」
- 2018.6.30 電撃文庫「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン VII -フォース・スクワッド・ジャム <上>-」より
大層な煽り文句ですが(「香蓮の人生をかけたもう1つの戦いが幕を開ける!」)、やっぱり面白いコメディタッチの展開でした。
互いに銃で殺し合うという殺伐としたゲームのはずですが、ゲームと割り切って楽しい娯楽であることには間違いないですね。
レンとフカ次郎、ピトフーイとの会話も色々と楽しい。
さて、レンにお付き合いを求めてきたファイアですが、その勝負の行方もとても気になります。次巻の発刊が今から待ち遠しいですね。
「灰と幻想のグリムガル Level. 13 ─ 心、ひらけ、新たなる扉 ─ ドラマCD付き特装版」
「夢と現が交錯する世界『パラノ』――新たな冒険譚が始まる!!
海賊の島を後にしたハルヒロたちは、オルタナへ向かう隊商を見つけるためヴェーレという街に立ち寄った。そこで貿易商ケジマンと出会い一路オルタナへ。その道中、数々の逸話をもつ『レスリーキャンプ』という謎の“テント”に遭遇し、好奇心を抑えきれないケジマンとハルヒロたちは、足を踏み入れてしまい――!?」
- 2018.6.29 オーバーラップ文庫「灰と幻想のグリムガル Level. 13 ─ 心、ひらけ、新たなる扉 ─」より
ユメがチームを離れて、寂しさを隠しきれないハルヒロたち。半年後の再会を信じてオルタネへと向かうのですが。
今巻ではランタの代わり(?)として、ケジマンが登場しました。ランタ以上のぶっ飛んだ性格であるようです。
そして、道中に迷い込んだ「レスリーキャンプ」。そこから、「パラノ」という他世界へと転移させられてしまう。そこは、悪夢のような異形の怪物たちが闊歩する世界であった。
孤立してしまったハルヒロを間一髪救ったのは、アリスCと名乗る少女でしたが・・・。
なんかとんでもなく異質な世界のようでしたね。まるで常識が通じません。物理法則もいろいろと異なっているようです。
ハルヒロは、無事に仲間と再会できるのでしょうか。とても気になりますね。
「若き皇帝からの依頼を契機に、帝国に巣食う暗部から狙われることとなったセイジたち。今回彼らに接触を図ってきたのは、謎の能力を持つ美女・ヘラだった。多くの人々を人質に取り、皇帝の依頼から手を引くことを求めるヘラに対し、セイジたちは帝都からの撤退を迫られる。
一方、故郷へと戻ったレンは、謎に満ちたヘラの能力を解き明かすヒントである過去の真実を知ってしまい、その身に危機が訪れる。
仲間のため、セイジはついにヘラとの対決を決意するが、ヘラ攻略の方法はセイジにとってあまりに危険すぎるものだった――。
立ちはだかる最強の敵に、セイジは仲間と共に立ち向かう!100%の自分を目指すセイジの物語は、ついに感動のフィナーレへ!」
- 2018.6.28 MFブックス「ライオットグラスパー ~異世界でスキル盗ってます~ 7」より
大団円でした。全てがうまく収まるようにまとめられていたように思います。
ただ、セイジの「盗賊の神技(ライオットグラスパー)」が縛りを超えて、しかも成功するというのはちょっとずるいかな。いや、面白くてすかっとしたので良し、かな(汗)。
「拠点を襲った魔族との激闘を制したセイジ。魔族であるアルバを仲間に招き入れ、獣人の少女・リムも無事に母親との再会を果たしたことで、拠点に平穏が訪れるかに思われた。
そんな中、新たな依頼を受けて帝都へと赴いたセイジは、偶然出会った皇帝から助けを求められる。「手紙を届けるだけ」の任務が、邪悪な陰謀によって帝国を揺るがす問題へと彼らを巻き込んでゆく――?
スキルを保存できるようになったセイジのスキルビルドは絶好調。仲間を強化して「盗賊の神技(ライオットグラスパー)」で、帝国の闇に立ち向かえ!
100%の自分を目指すセイジの異世界冒険譚は次のステージへ!」
- 2018.6.28 MFブックス「ライオットグラスパー ~異世界でスキル盗ってます~ 6」より
魔族から放逐されたアルバもセイジの拠点に。 そして、燐竜のルークが進化して元竜になり。スキルを保存できるスキルオーブを手に入れたセイジは、これまでにも増してスキル収集に精を出すことに。
一方、皇帝の婚約発表式典に招待されたティアモの身辺警護のため帝都を訪れたセイジが、皇宮で窓から降ってきた女皇帝を助けるというのもベタで面白かったですね。
物語がこの後どのような展開を見せるのか、とても楽しみですね。
「異世界イーリスへと転生し、手に入れたチートスキル《盗賊の神技(ライオットグラスパー)》――直接触れることで他者から有用なスキルを盗み取る技――で日々自らを鍛えながら生活するセイジ。
竜人の少女・シャニアに連れられ、セイジは竜人の遺跡へとやってきた。そこで魔族との大戦で猛威をふるったという凶悪な『大罪スキル』を知るも、セイジの興味は目の前の遺跡!
魔道具、古代龍言語、失われし遺産(ロストテクノロジー)……と男心(少年心?)をくすぐる遺跡で、仲間たちとの共同生活が始まる!
異世界で100%の自分を目指すセイジの成長物語、寄り道しながら第五幕!!」
- 2018.6.28 MFブックス「ライオットグラスパー ~異世界でスキル盗ってます~ 5」より
古代遺跡を拠点とすることを決意するセイジ。これまで集ってきた仲間たちも拠点に集まってきます。
前巻で、寄り道したアモルファスですが、このような伏線だったのですね。そして、セイジは、「七つの大罪スキル」の存在を知り、《盗賊の神技(ライオットグラスパー)》もそのひとつだと知ることに。
しかし実際に領主リク・シャオと会ってみると噂とは違い、なにやら立派な領主といった感じでしたね。
ディノとの対決もはらはらどきどきものでした。
次巻も続けてすぐに読むつもりです。
「異世界イーリスへと転生し、手に入れたチートスキル《盗賊の神技(ライオットグラスパー)》を磨きながら生活するセイジ。
離れ離れになった獣人の少女・リムを追って、双子のレイ、レンと共にセイジはついに敵地スーヴェン帝国へ。目指すは東部のトグル地方……のはずが、手に入れた貴重な素材で新たな武器を作ったり、テイムスキルを使ってモンスターを仲間にしたり、とマイペースに脱線気味!? さらに近隣に出没した盗賊団に思わぬ場所で足止めをくらう。セイジは無事リムの元へとたどり着けるのか?
異世界で100%の自分を目指すセイジの成長物語、第四幕!」
- 2018.6.28 MFブックス「ライオットグラスパー ~異世界でスキル盗ってます~ 4」より
ドラゴニュートから半ば無理矢理もらい受けた「燐竜晶」で、セイジは新たなる剣を作る。そして、セイジは二刀流へ。中二廟満開のセイジです(笑)。
そこで、今巻ではまた新しく獣人とのハーフのセシルが登場します。バトルジャンキーな彼女とも一戦を交え、親しくなるセイジ。
そして王からの依頼を受けて、帝国領トグルのエリンダルへ向かう途中で、アモルファスという街で、領主ティアモから盗賊団捕縛の依頼を受けるのですが・・・。
雷獣ヌエとの死闘が迫力がありましたね。セイジは規格外の存在となっていきますが、なかなか無双するほどでなく、いつもギリギリの死闘となります。そこでも成長する姿が楽しいのですが。
次巻は、いよいよエリンダル領主との会談(?)ですね。楽しみです。
「『……せいぜい、足掻いてみせろ』
異世界イーリスへと転生し、日々自らを鍛えながら生活するセイジ。
王都へ向かったセイジはついに、イーリス最強の種族ドラゴニュートと対峙する!
圧倒的な戦闘能力を持つドラゴニュート。しかも堅い外殻は鎧のようなものらしく、触れても《盗賊の神技(ライオットグラスパー)》――直接触れることで他者から有用なスキルを盗み取るセイジのチート技――が発動しない!
スキル、種族、戦闘経験の全てが圧倒的な差を見せるドラゴニュートの武人に、セイジはどう戦う……!?
一方リムは行方不明の母親を探すため、陰謀渦巻くスーヴェン帝国へと入っていた。そこで出会ったドラゴニュートの少女、シャニアとともに、母の手がかりを求めてトグル地方へと向かう。セイジとリム、それぞれ分かれた道の先は……。
異世界で100%の自分を目指すセイジの成長物語、第三幕!」
- 2018.6.26 MFブックス「ライオットグラスパー ~異世界でスキル盗ってます~ 3」より
ドラゴニュート最強(!)ですね。ひょんな事からドラゴニュートと決闘することになったセイジですが、本当に死闘と呼ぶに相応しい闘いとなりました。絶体絶命の危機に陥ります。
一方、リムは別の道を行く訳ですが、運命は二人を導くように・・・。
次巻もどのように物語が展開していくのか、楽しみですね。
「他者から有用なスキルを盗み取るチート技――《盗賊の神技(ライオットグラスパー)》を所持して異世界イーリスへと転生したセイジ。自らを強化しつつ、獣人の少女リムと共に異世界での暮らしを満喫していた。
敵から入手した白魔水晶を売却しようとしたセイジは、偶然にも領主の娘マリータと執事ロギンスに出会う。同世代の友達がいないマリータから、友達になりたいと告白され、セイジ達は護衛の任務を依頼される。だが、謎の二人組から襲撃を受けマリータは誘拐されてしまう……!?
犯人を追ったセイジ達の前に現れたのは、まさかの人物。さらにはスーヴェン帝国の陰謀が絡み出し、物語は最高潮を迎える。事態を解決すべくセイジの取った行動とは……!?
異世界で100%の自分を目指すセイジの成長物語、第二幕が始まる!」
- 2018.6.26 MFブックス「ライオットグラスパー ~異世界でスキル盗ってます~ 2」より
何故か領主、王と知り合うことができたセイジ。しかもため口(笑)。
王、領主そして領主の娘、ともええ人やぁ。能力的にも、統治者としても立派でしたね。
対して、典型的な敵役としてスーヴェン帝国の諜報員たちが登場します。ちょっと痛い場面もありましたが、敵役として十分なものでしたね。
「『やっべえよっ! 隠しスキルきたこれっ』
現世で事故死してしまった主人公のアガツマセイジ。死後の転生先を剣と魔法の異世界に決めた彼は、ライオットグラスパー(盗賊の神技)というチート技を習得し、新天地に降り立った。
他者の有用なスキルを盗み取る――ライオットグラスパーの力を使って、セイジは己を強化して行く。さらには獣耳の少女との新たな出会いが彼に転機を与えて……!?
魔物はもちろん、街の乱暴者――時には仲間からもスキルを奪い取り、セイジは大切なものを守るために戦い抜く。“スキルを盗る”という行為を通じて100%の自分を目指すセイジの成長物語。」
- 2018.6.25 MFブックス「ライオットグラスパー ~異世界でスキル盗ってます~ 1」より
異世界転生ものとしては、定番(?)のチートスキルを伴っての「剣と魔法の世界」への転生で、転生先の世界で無双する、というものですね。
しかしながら、主人公は、18歳の高校生で、転生先の世界でも等身大の言動となりますね。また亜人への差別もあまりなくて、魔族に対してさえ一方的な敵意を抱くことはありませんでした。
また、チートスキルを無闇に人に対して行使することなく、主に魔物相手から、というのも好感が持てましたね。
スプラッタ要素(戦闘状況描写)も少なく、基本ほのぼのスローライフ系なのも読んでいてストレスありませんでした。
次巻も続け読むつもりです。楽しみですね。
"She professed herself pupil of the wise man" - 「賢者の弟子を名乗る賢者 2」
「わしかわいい第2弾!!
九賢者たちを探すべくミラが向かったのは、鎮魂都市カラナック。そこでは大量のゾンビが出没するという異状事態が起きていた。これは賢者の1人が関係しているかもしないと考えたミラは、早速賢者がいるであろうダンジョン、『古代神殿ネブラポリス』へ向かうのだが……。少年タクトと、冒険者エメラを引き連れて、美少女召喚術士ミラの地下迷宮攻略が始まる!!」
- 2018.6.24 GCノベルズ「賢者の弟子を名乗る賢者 2」より
ゲーム世界に転移したミラですが、転移した時期に30年ものばらつきがあり、ミラは最も遅く転移したプレイヤーですね。
国王ソロモンの依頼により、9賢者の1人を探しにダンジョンを探索するミラでしたが・・・。
召喚術士としてもトップレベルの実力を持つミラの無双ぶりが爽快でした。
それにしても謎は深まるばかりですね。続きが読みたくなってきました。
"She professed herself pupil of the wise man" - 「賢者の弟子を名乗る賢者 1」
「老練の賢者様が美少女に大変身!?
VRMMOで、九賢者の一人という渋い召喚士「ダンブルフ」としてプレイしていた咲森鑑(さきもりかがみ)は、ゲームの世界へと飛ばされてしまう。しかも可憐な少女の姿となって。このままでは賢者の威厳が失墜してしまう! そう考えた咲森鑑ことダンブルフは、賢者の弟子「ミラ」と名乗るのたが――。美少女転生転生冒険ファンタジー、華麗に開幕!」
- 2018.6.24 GCノベルズ「賢者の弟子を名乗る賢者 1」より
VRMMO の世界に閉じ込められて、ログアウトできない、というよくある設定ですが、主人公が召喚術士で老練な風貌でロールプレイしていたのが、完璧美少女になってゲーム世界へ転移、というのが新鮮でした。
また、プレイヤーが幾人もログインしており、しかもゲーム世界では、1日で30年が経っており、親友のソロモンが30年ゲーム世界で過ごしていたという、ちょっと信じられない状況でもありましたね。
第1巻は、人物紹介、環境紹介のようでした。次巻から事態は大きく動くのでしょうか。
「火の精霊を駆除し、久しぶりにアリスフェイ王国に戻ってきたコムロカンパニー一行は、害獣駆除など本来の仕事に精を出す。
しかしそんな日常もつかの間、エルフの里に滞在しているベルサの師匠から手紙が届く。それは、蜂の魔物が大量死する原因を探って欲しいという仕事の依頼だった。
「蜂群崩壊症候群か……」
ナオキたちは原因究明のため、ヴァージニア大陸にあるエルフの里に向かう。
やっとのことで辿り着いたエルフの里は農作物が壊滅状態で、想像以上に酷い有様だった。ナオキたちは少しでも状況を好転させようと奮闘するが……。
衝撃のラストが待ち受ける異世界お仕事ファンタジー第7弾、ここに開幕!」
- 2018.6.22 MFブックス「駆除人 7 ~風の結び目篇~」より
問題が次々と襲いかかり、都度対応することになるのですが、今巻はあまりにも問題が多すぎて物語が散漫になってしまったように感じました。いや、ひょっとして老化現象かな、理解が及ばず次々と問題が出てきて、主人公たちもあっちこっちと右往左往(?)していたような・・・。
最後に、エルフの里で問題の元凶が明らかになります。何だか、右見て左見たら、問題解決していたような・・・、急展開でした。
まぁ、面白かったのですがね。
「累計62万部! 薄幸系男子の異世界ファンタジー、待望の第14巻!!
勇者響の待つリミア王国を訪れたクズノハ商会一行。手厚く歓迎されるかと思いきや、真の姿を見るなり巫女が卒倒して大騒ぎに。人の本質を見抜く力を持つという彼女は、真の中に一体何を見たのか。更に、日頃なら主への無礼に容赦のない澪も、巫女を咎める事なく妖しく微笑むのみ。彼らの訪問がただの“ご挨拶”で終わるはずもなく、水面下で様々な思惑が交錯する。」
- 2018.6.21 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「月が導く異世界道中 14」より
帯の文にあるように「神眼の巫女、僕の顔見て巫女さんがぶっ倒れました。」というイベント(?)もありましたが、真たちは、リミア王国の歓待を受けます。
澪の思惑もあり、リミア王国の勇者である響とクズノハ商会代表である真は、2人だけで上位竜リュカの卵を届けに、ある湖を訪れることになります。そこで、交わされる会話の数々。
勇者として接する響と、先輩後輩の同郷の士として接しようとする真。真は持つ強大な力に対して、単純、純真なままでありたいという心情を明らかにします。ヒューマン、亜人にかかわらず、困った人を助けると。
後にまた2人だけで、心情を吐露し合いますが、どうしても埋めることができない溝があることに、双方理解することに。今後の真がどのように道を進んでいくのが、大変興味が湧く展開でしたね。
次巻の発刊が待ち遠しく思います。
「累計55万部! 薄幸系男子の異世界ファンタジー、待望の第13巻!!
魔族領への訪問を終え、久々に学園に顔を出した真を待ち受けていたのは、部屋いっぱいに溜まった大量の書類。不在の間に彼の講義に関する問い合わせが殺到し、学園の事務局はパンク寸前になっていたのだ。真が生徒の増員を告げると、たちまち僅かな受講枠を巡って乱闘寸前の騒ぎに!? 一方、亜空では新たに出来た “海” への移住希望者の選考も始まって……。真の忙しい日々は終わらない。」
- 2018.6.21 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「月が導く異世界道中 13」より
著しい復興を遂げる学園都市ロッツガルドに戻った真たち。
冒険者ギルドのロトが満身創痍でベットに横になり、その経緯を聞いたときには、思わず笑ってしまいましたね。巴とグロントが、寝込んでいるロトを笑顔でボコボコに・・・、という。
学園でも亜空でも、そしてリミア王国への出張魔物退治と、忙しく過ごす真たち。
次巻は、いよいよ真たちがリミア王国へと訪問するようです。楽しみですね。
「累計51万部! 薄幸系男子の異世界ファンタジー、待望の第12巻!!
魔族領を訪れた真たちは、魔王から破格とも言える手厚い歓迎を受けていた。そんな中、真と魔将の親善試合の会場に反魔王勢力の刺客が乱入するという事件が発生。襲撃者は無事鎮圧されたものの、彼らが使った神器により恐るべき上位竜が降臨する。大破壊をもたらすブレスから街を守るため、クズノハ商会一行が立ち向かう!」
- 2018.6.21 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「月が導く異世界道中 12」より
魔族領を訪れている真と澪、識の3人ですが、魔王たちも彼らの圧倒的な力に翻弄されてることになりましたね。真の立ち位置の不安定さ、神をも凌ぐ圧倒的な力に対して畏怖を覚えるほどに。
そして、魔族においても思想の違いから敵対勢力があることも分かりました。その彼らによるテロの結果、とんでもない上位竜が召喚されて、国を滅ぼすくらいの攻撃を受けてしまいますが、そのとき真がとった手段とは・・・。
次巻も続けてすぐに読むつもりです。
「累計45万部! 薄幸系男子の異世界ファンタジー、待望の第11巻!!
変異体騒ぎに端を発する混乱から各国が立ち直りつつある中、真は帝国や王国のお偉方から呼び出しを受けて、挨拶回りに奔走していた。そんな中、以前から打診されていた魔族の王との会談に応じることを決めた彼は、ヒューマン未踏の魔族の都に招かれ、魔王から直々に歓待を受ける事に。一介の商人に対しては異例の待遇に、真もタジタジ!?」
- 2018.6.20 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「月が導く異世界道中 11」より
響と真との邂逅、というかやっと顔を合わせて話を交わす二人に、澪の乱入が楽しかったですね。
澪と響はすでに出会っていたのですが、澪は響が勇者とは知らず、よって真と同じ異世界人で、同じ高校の在校生で先輩、後輩の間柄であることも知らず、というのもまた。
真がグリトニア帝国の勇者にお灸を据えるのも、(ちょっとだけですが)すかっとしましたね。意外と彼に、そして彼の国に対して淡泊な態度で接していたのも、ちょっと意外でした。
そして、真たちは、魔族の国へ向かうわけですが。そこでの出来事にも、とても興味が湧きました。
次巻も楽しみですね。
「累計40万部! 薄幸系男子の異世界ファンタジー、待望の第10巻!!
魔族の襲撃から勇者を救出するためにリミアの王都に飛ばされた真と識は、正体を隠しつつ巨人の魔将を見事に撃退。ところがそこに、新たな乱入者が現れた! ヒューマン最強の女剣士――竜殺しソフィアと、刃竜ランサーのコンビ。彼らが降らせた光の剣の雨で王都は壊滅状態になってしまった。倒した上位竜の力を吸収して更なるパワーアップを遂げた狂戦士が、真に襲いかかる!」
- 2018.6.19 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「月が導く異世界道中 10」より
ソフィアとランサーを撃破したマコトと識。迫力ある戦闘シーンが描かれていましたね。特に識の死闘が見事でした。
一方で、ロッツガルドの復興に尽力するマコト(ライドウ)が、亜空で出迎えた神々との交流が楽しかったですね。そこで、明かされる驚愕の事実。あわやマコトが・・・。
次巻も物語の展開が楽しみですね。
「累計34万部! 薄幸系男子の異世界ファンタジー、待望の第9巻!!
ロッツガルドの変異体騒ぎに乗じて、魔族の軍隊がリミア王国とグリトニア帝国の都に迫っていた。四腕の魔将イオを前に、絶体絶命の王国の勇者。そんな中、再び女神に拉致された真は、危機に瀕した勇者の助勢を約束させられる。魔族や女神にいいように振り回される真だが、彼はここで思いもよらない逆転の策を打ち出した! 混迷を極める戦場に、魔族、ヒューマン、亜空、それぞれの思惑が交錯する!」
- 2018.6.19 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「月が導く異世界道中 9」より
楽しくって一気に読んでしまいました。
またもや女神にXXされたライドウですが、心理的に何かされたのではないかと、ちょっと心配ですね。というのも、戦闘に際して「入り込む」だの、「戻ってくる」だのという描写があったものですから。
それにしても、マコトは夏休みの間に圧倒的な力を得ていましたね。それこそ、魔将も竜殺しも寄せ付けないほどに。
そして、マコトは、魔族支配地域に新たな(いや、元征服された)国を興そうとしているようです。次巻も楽しみですね。
「累計32万部! 薄幸系男子の異世界ファンタジー、完全書き下ろし番外編!
薄幸系男子の異世界成り上がりファンタジー、完全書き下ろしの番外編! ロッツガルドが夏休みに入ったのを機に、真は自身の魔力の出力アップの訓練に取り組んでいた。そんな折、ふと手にした『魔力の物質化』に関する論文に着想を得て、真は亜空を守る新たなる力を手にする。真の圧倒的な魔力量と精神集中によって実体を帯びた変幻自在の魔力、その名も『魔力体』! 亜空の猛者達も唖然とさせるその力とは!?」
- 2018.6.19 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「月が導く異世界道中 8.5」より
夏休み中の出来事が中心に描かれていました。本編中でも一言で触れられていた内容ですね。
巴がロトに対して、上位竜であっても一方的に蹂躙されるだろう、と。
そして、マコトが魔力を物質化して、それを足場に空を跳躍できるようになったこと。
一方、マコトの教え子たちも夏休み中も鍛錬を続け、最後には仲間たちだけで亜竜にリベンジを果たすまでに。学園祭に見せた能力が、ここで発揮されていましたね。
次巻は、また本編に戻ります。読むのが楽しみですね。
「累計26万部突破!薄幸系男子の異世界ファンタジー、第8巻!!
早くも累計26万部! 薄幸系男子の異世界成り上がりファンタジー、待望の第8巻! 学園都市ロッツガルドの学園祭を彩る一大イベント、闘技大会決勝戦の直後、激闘を制した真の教え子達の前に、敗北したはずのイルムガンドが化け物へと変異して再び立ちふさがった。彼の変貌を皮切りに街は化け物で溢れ返り、壊滅の危機に瀕するロッツガルド。学園の講師である真は、事態の収束と原因の究明を目指し、従者と共に行動を開始した――。残念風雲児・深澄真、混迷を極める学都防衛に奔走する!!」
- 2018.6.18 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「月が導く異世界道中 8」より
闘技大会で、ジンたちマコトの教え子に敗れたイルムガンドが、異形の化け物となり、ジンたちに襲いかかる。同時に学園都市ロッツガルド中で、ヒューマンが変異した化け物が発生し、破壊の限りを尽くす。マコトたちクズノハ商会は、この困難にどのように立ち向かうのか。
戦闘場面の描写は迫力がありましたね。また、様々な思惑が絡み合い、単純に化け物の討伐、といかないところがリアリティがあって面白かったですね。
次巻も期待、ですね。
「累計23万部突破!薄幸系男子の成り上がりファンタジー、第7巻!
早くも累計23万部! 薄幸系男子の異世界成り上がりファンタジー、待望の第7巻! 本業である商人活動を気にかけつつ、ロッツガルドでの教師生活を満喫している真。 いよいよ始まった学園祭、そしてメインイベントである闘技大会を前に、彼の教え子達のテンションも最高潮に達していた。 ところが、そんな空気に水を差すかのように、真とその生徒達に次々と災難が降りかかる――。残念風雲児・深澄真が押し寄せる厄介事に立ち向かう!!」
- 2018.6.18 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「月が導く異世界道中 7」より
学園祭のメインイベントである闘技大会で、様々な妨害にあうマコトの教え子たち。それでも圧倒的な技量差でもって、個人、団体で優勝する教え子たち。
一方、クズノハ商会での商売が存続の危機に。マコトの甘さが招いた事態ですが、今後の行方が気になりますね。
一方外伝で、巴と澪、それぞれの勇者との邂逅、再会の様子が描かれていましたね。本編でも言及されていて、あれっと思っていたのですが、これですっきりすることができました。
次巻も楽しみですね。
「累計20万部突破!薄幸系男子の成り上がりファンタジー、第6巻!
早くも累計20万部! 薄幸系男子の異世界成り上がりファンタジー、待望の第6巻! 学園都市ロッツガルドで、生徒になるつもりがなぜか教師として働くことになった真。これまでの学園にはなかった実戦重視のハードな講義内容に、最初は生徒達から『鬼教師』と疎まれていた真だったが、次第に成果が表れてくると、意図せず株があがってしまう。揚げ句、熱心な生徒達から、来る学園祭のイベントに向け夏休み返上の特別訓練まで請われてしまい……。『僕、本業は商人なんですけど……』厄介事を引き寄せる残念風雲児、深澄真の学園都市生活、まだまだ波乱の予感――!」
- 2018.6.17 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「月が導く異世界道中 6」より
マコトの学園生活(講師生活?)を中心に描かれていましたね。少数精鋭で臨んだ講座ですが、ハードな内容にもかかわらず、生徒たちは頑張って付いてきてくれているようです。夏休みの間も特訓するマコトたち。
そして、季節は夏から秋へ、学園祭の季節へ。
亜空もまた順調に開発されているようです。住人も徐々に増えつつあり・・・。
次巻の物語の展開も楽しみですね。
「学園都市に、G. T. M(グレート・ティーチャー・真)爆誕!
早くも累計17万部! 薄幸系男子の異世界成り上がりファンタジー、待望の第5巻! 様々な苦難を乗り越え、ようやく目的地である学園都市ロッツガルドへとたどり着いた平凡高校生・真。彼は異世界についての見聞を広めるため、この地に存在する『学園』に生徒として入学することを目論んでいた。 ところが真の受けた試験は入学試験ではなく、なぜか教員採用試験――。 厄介事を引き寄せる残念風雲児、深澄真の奇妙な学園生活が幕を開ける!!」
- 2018.6.17 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「月が導く異世界道中 5」より
魔族とヒューマンとの戦争をよそに学園都市ロッツガルドへ赴くマコトと識。学生になるつもりが、書類の手違いにより、臨時講師になってしまったマコト。採用試験の内容も面白かったですね。
そして、「学園」臨時講師として、学生を教育するマコトと識。学生たちとのやり取りもまた面白かったですね。
さて、学園都市ロッツガルドでも色々な陰謀やら、暗躍する影(?)があるようです。学園都市で商売を始めたマコトですが、その商売の行方もまた気になりますね。
「薄幸系男子の大人気異世界ファンタジー第4巻!!
早くも累計14万部! 薄幸系男子の異世界成り上がりファンタジー、待望の第4巻! 突如異世界に召喚された平凡高校生・真は、ツィーゲでのひと悶着を無事解決し、次なる目的地である学園都市ロッツガルドを目指して珍道中を再開していた。 ところがその旅の最中、彼は意識を失い、何者かに拉致されてしまう――。 行きついた先は、なんと戦場のど真ん中。そして目の前では、獰猛な笑みを浮かべた謎の女が、真に向けて大剣を振り下ろさんと構えていたのだった。 厄介事を引き寄せる残念風雲児、深澄真はこの最大のピンチを切り抜けられるのか!?」
- 2018.6.17 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「月が導く異世界道中 4」より
自分以外の2人の勇者と女神の思惑にかかわらず、自由に生きようとするマコトですが、女神がどうやら放ってておいてはくれないようです。登場こそしませんでしたが、マコトの転移をインターセプトして、戦場に放り込んでしまいました。
生き残りを掛けて戦闘に入るマコト。相手は竜殺しの冒険者と討伐されたはずの上位竜。
からくも脱出に成功するマコトでしたが、彼が最後に放った魔術のせいで、戦場はえらいこっちゃに。そして、マコトは「魔人」と噂されるようになります。本人に自覚が無いのがなんとも(笑)。
「早くも10万部!薄幸系男子の異世界ファンタジー第3巻!
早くも累計10万部! 薄幸系男子の異世界成り上がりファンタジー、待望の第3巻! 突然召喚された異世界で、元竜と元蜘蛛の人外従者と共に旅を続ける平凡高校生・真。 旅の途中に滞在しているツィーゲの街からほど近い森で、『森鬼』と呼ばれる亜人と遭遇したのが災厄の始まりだった――。 厄介事を引き寄せる残念風雲児、深澄真の受難、ここに極まれり! 商会を立ち上げた真のために頑張ります!――ツィーゲで一番の大商人、レンブラントの奮闘を描いた特別書き下ろしも収録!」
- 2018.6.16 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「月が導く異世界道中 3」より
巴と澪と3人目の従者を得るマコト。「森鬼」とい種族の出自、結界を作ったのが元上位竜であった巴だったというのは、楽しかったですね。そして、アクアとエリスの姉妹の登場。名前を聞いただけで、クスッとしてしまいましたね。登場キャラクターの名前を覚えるのが苦手な私でも、すぐにおぼえてしまいました(笑)。
また、前巻ではレンブラントの裏の顔が垣間見えた程度でしたが、今巻では、ひとつのエピソードとして描かれていて、面白かったですね。
「薄幸系男子の大人気異世界ファンタジー、待望の第2巻!!
早くも累計6万部!薄幸系男子の異世界成り上がりファンタジー、待望の第2巻! 魔物達が跋扈する、過酷な『世界の果て』横断の旅を終えた真。 商人としての第一歩を踏み出すため、街を仕切る大商人、レンブラントとの接触を試みるが、彼の家族が凶悪な『呪い』をかけられていると聞かされて――。 面倒事を引き寄せる残念風雲児、深澄真の苦難はまだまだ続く!! 住人達よ、奮起せよ!亜空No.1を決める格闘大会を描いた特別書き下ろしも収録!」
- 2018.6.16 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「月が導く異世界道中 2」より
ツィーゲの豪商レンブラントの妻と娘2人にかけられた「呪い」を解呪すべく、討伐依頼のルビーアイを持参するマコト。
「亜空ランキング」も楽しかったですね。ちょっと安直すぎるような気もしましたが。
それにしても、「呪い」を解いてレンブラントとの知己を得る。そのレンブラントは、ツィーゲでは名士で通っており・・・、というだけで終わらないのが、このシリーズの魅力でしょうか。主人の心情を慮って、レンブラントの裏の顔を伏せておくようにする、巴もまた素敵です。元トップランナーの冒険者を「隠密」として使う、というのもまた。
「第5回ファンタジー小説大賞読者賞受賞作、待望の書籍化!
アルファポリス『第5回ファンタジー小説大賞』読者賞受賞作!! 薄幸系男子の 異世界成り上がりファンタジー! 平凡な高校生だった深澄真は、両親の都合により問答無用で異世界へと召喚され た。しかもその世界の女神に『顔が不細工』と罵られ、最果ての荒野に飛ばされ てしまう。人の温もりを求め荒野を彷徨う真だが、出会うのはなぜか人外ばかり。 ようやく仲間にした美女達も、元竜と元蜘蛛という変態&おバカスペック……と ことん不運、されどチートな真の異世界珍道中が始まった――!!」
- 2018.6.15 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「月が導く異世界道中」より
異世界召喚ものですね。転生した異世界で、主人公が無双するのはお約束ですが、召喚した神さまに気に入られずに(加護ももらえずに)ポイされる、というのは斬新かな(?)。
月読さまは、同情的で、異世界で生き抜くための能力を授けてくれたり、使命を無視して自由に生きるようにとアドバイスしたりします。おかげで、主人公マコトの異世界珍道中が始まるのですが。
そして異世界で出会うのが、人外ばかりで、残念な性格なボスキャラだったりして。楽しくて、一気に読んでしまいました。
自由に生きようとするマコトですが、神さまより授けられた能力(魔力)の膨大さにより、周囲が放っておかないようです。
次巻も読むのが楽しみですね。
「南半球に魔素を拡散させ、北半球に戻ってきたコムロカンパニー一行。久しぶりのグレートプレーンズだが、ひと息つく暇もなく火の国との侵略戦争に巻き込まれてしまう。一度は戦争に関わらないと決めたナオキだったが、仲間の故郷が奪われる危機を目の当たりにして、その決意はゆらぐ。
ナオキは火の国の軍のトップである火の勇者駆除とともに、戦争の終結を早めるためサポートすることを決意し、火の国を訪れる準備を始める。
一方で、ナオキの仲間であるボウとリタの間に子供ができたことが発覚。社員総出で結婚式を計画し、盛大に祝福することに。だがそれは、彼らとの旅の終わりを意味していた。
「駆除業者としては、戦争を長引かせたくはないよな」
新たな文化との出会い、盟友との別れ。さらに、懐かしのキャラも再登場! 盛りだくさんの異世界お仕事ファンタジー第六弾!」
- 2018.6.14 MFブックス「駆除人 6 ~火の国の商人篇~」より
「盛りだくさんの異世界お仕事ファンタジー」の通りの展開でしたね。きっちりと仕事をやり遂げているのはさすがです。しかも、勇者を殺すことなく、退ける方向で解決するとは。
前巻は、南半球でしたが、今巻は北半球で火の国にまで足を伸ばし、ほぼ世界一周してしまいましたね。
次巻は、いよいよ北極大陸に挑むのでしょうか、それとも。今から読むのが楽しみですね。
「水の勇者をクビにし、ひょんなことから南半球に足を踏み入れたコムロカンパニー一行。彼らは魔素を吸って大量発生したスライム駆除の依頼を邪神から受けるが、打撃も魔法も効きづらいスライムたちを目の当たりにして途方にくれてしまった。
スライム駆除に奮闘しながら、ナオキたちは南半球の調査を進めていくと、洞窟でひっそりと暮らすドワーフたちと出会う。彼らによると、巨大な世界樹が魔素を大量に吸い、暮らしを脅かしているという。解決するには世界樹を開花させるしかないと知ったナオキたちは、社員総出で世界樹の手入れを行うのだった。
「いやぁ、南半球を舐めてたな。ハハハ」
スライム駆除から畑仕事、はては剪定作業までお任せあれ!? 大人気“お仕事”異世界ファンタジー第五弾、ここに開幕!」
- 2018.6.13 MFブックス「駆除人 5 ~南半球篇~」より
南半球に連れてこられて、スライム駆除、果ては魔素拡散のために世界樹の世話と開花を促す、というまるで世界の管理人のような様相を呈していましたね。
また、これまでの異世界ものと世界観が独特で、なんだか新鮮な気持ちで読了しました。
何度も死にかけましたが、最後には世界樹の開花、お花見までできるようになりました。ドワーフたちとも親交を重ね、後顧を託すようにして、北半球に戻ってきたコムロカンバニー一行。
帰ってきた途端に「戦争」の報がセーラよりもたらされましたが、次巻ではどのような展開を見せるのでしょうか。今から読むのが楽しみです。
「水の勇者を駆除するため、東の大陸・グレートプレーンズに上陸したコムロカンパニー一行。一年に一度大雨で冠水する町モラレスに辿り着き、さっそく情報収集を開始するが、そこに住む人々は全員、男性は水の勇者、女性は水の精霊を自称していた!
「ルールがわからん!」
調査が暗礁に乗り上げたとき、ナオキたちは花売りのリタに出会う。さらに、彼女の母親である考古学者のレミと共に、思いがけず古代の養魚場を復興させることに。養魚場復興計画は国の女王までも巻き込んで、なぜか水の精霊をクビにする大規模な計画へと発展するのだった。
ナオキたちは水の精霊をクビにできるのか? 国民全員水の勇者である理由とは? 大好評の異世界日常もの、待望の第四弾!」
- 2018.6.12 MFブックス「駆除人 4 ~水の精霊篇~」より
出会う人々が全員、何らかの因縁を持つ関係者、というのは物語のお約束(?)。 これまで出会った元勇者や、自由人として接してきた人も関係者であった、というのもまた。
様々な因果が絡み合い、謎が解けたときに、ある種の爽快感がありましたね。こんなに都合良く行くかな、という感想は野暮、ということで(汗)。
神さまは相変わらずですが、邪神は謎の行動。そして最後の最後では・・・。次巻も楽しみですね。
「土の勇者の住む村ノームフィールドをあとにしたコムロカンパニー一行。
港町フロウラで次なる勇者の情報を得た彼らは、東の大陸を目指し出航する。道すがら群島を巡る彼らの元に、気付けば仕事の依頼が集まってくるのだった。
そして、大きな港町イーストエンドにたどり着いた彼らは、漂流していた船と謎の遺体を拾ったことにより、牢に閉じ込められてしまうのだが――!?
さらに、WEB版では無かった新章を大量加筆!
夜光虫に囲まれた島サーズデイに到着したナオキは、商業ギルドによるサンゴの乱獲を危惧するネクロマンサーの老婆・ミナチと出会う。サンゴを守る秘策はクジラの骨!? 大海原へ旅立った駆除人が見たものとは如何に!? 大好評の異世界日常もの第三弾!!」
- 2018.6.11 MFブックス「駆除人 3 ~東方見聞篇~」より
外洋へ出るのに表紙絵にあるような小舟で大丈夫なのか、ナオキ。いえいえ、本編では、3本マストの船長室他いくつもの船室がある立派な船のようなのですが。
それはさておき、ナオキたちは、コロムカンパニーとして清掃・駆除を生業にして航海を続けようとするのですが、巻き込まれる事件が斜め上の展開で目を離すことができずに夜を徹して一気に読んでしまいました。
勇者は登場しませんでしたが、またもや海の環境問題の解決に奔走することになりましたね。またその解決策が詐欺的というか、ユニークでしたね。それでも、そうはうまく事が運ばずに、あわや捕縛ということになるのですが、運命的な天災の襲来により難を逃れることに、と言っても自然災害が相手ですから、もう必死に防災・人命救助に奔走することになります。
次巻は、勇者を求めて東へと航海するようです。物語がどのように展開するのか楽しみですね。続けて第4巻に突入です。
「ルージニア連合国の南西に位置する、港町フロウラに辿りついたナオキたち一行。神と邪神から増えすぎた“勇者駆除”を依頼されたナオキは、駆除業社・コムロカンパニーを設立! まずは人手を増やすため、求人募集を開始する。
そんな時、造船所で修理中のナオキたちの船に、黒猫族の獣人・セスが忍び込む。侵入者ではあるが、ナオキは彼の操舵スキルを買い船長として雇うことに決めるのだった。さらに入社を希望する巨乳の羊族・メルモを加え、新人を伴った駆除作戦に乗り出す!
そして、砂漠での作戦中に竜巻から現れたのは、駆除対象の“土の勇者”だったが――。精霊と勇者の善行により、副産物的に引き起こされたのは予期せぬ環境問題だった!?
前世の知識で異世界のトラブルシューティング! 異世界日常ものの決定版第二弾!!」
- 2018.6.10 MFブックス「駆除人 2 ~土の勇者篇~」より
煌害を防いだり、環境問題の解決に奔走したり、かと思えば、風土病(グール化)の原因を特定して治療法を確立したりと八面六臂の活躍を見せるナオキたち一行。今巻もエピソードがてんこ盛りでしたね。
妖精が勇者を認定(指定?)する、というのもまた新しい設定でしたね。神さまが妖精をクビにすると、勇者が勇者で無くなり、妖精が悪魔になってしまう、というのもまた。
次巻はまたどのような冒険が展開するのでしょうか。楽しみですね。
「現代で清掃員兼害虫駆除の仕事をしていた男コムロ・ナオキ。
彼は不慮の事故で死亡してしまうが、運良く神に拾われ異世界の生活をはじめていた。
前世の知識を活かし魔物駆除を生業とするナオキ。順調に収入を得られるようになり、薬屋の二階に腰を落ち着けた頃、彼はある異変が自身に起きていることに気が付く。
弱い魔物だけ退治していたが、駆除業者となれば倒す数も普通ではない。そのため、冒険者と比べても考えられないスピードで成長していたのだった――。
気ままな異世界ライフをスタートさせたナオキのもとに、元奴隷の少女や、バトルジャンキーな女戦士、魔物学者など彼を慕う仲間たちが集まり始める。
やがて、この世界を見て回る旅に出かける駆除人! 異世界日常ものの決定版開幕!!」
- 2018.6.10 MFブックス「駆除人 1 ~ツナギを着た転生者~」より
「討伐でなくて駆除」というセリフが印象的ですね。転生して3日目で、もう駆除の仕事で稼いでいるナオキ。第1巻ということもあるのでしょうが、ストーリーがもうてんこ盛りですね。
異世界ということで、レベルとかステータスはあるのですが、ヒットポイント(HP)とかはない様です。魔力切れはありますが、マジックポイント(MP)はない様です。また、経験値は、サクサクと入るようですね。それが最弱のモンスターであっても。
総じて、ナオキには優しい世界のような気がします。
「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア 10 ドラマCD付限定特装版」
しばらくぶりの「ソード・オラトリア」です。例によって、前巻の内容をほとんど(いや、全然、全く)覚えていません(冷汗)。
「剣姫は懊悩し、 勇者は覚悟する。
「怪物のせいで誰かが泣くのなら──私は怪物を、殺す」
そして、『その日』はやって来た。
人造迷宮の『鍵』を探し求める【ロキ・ファミリア】に訪れる運命の契機、オラリオに動乱をもたらす異常事態。地上に出現した『武装したモンスター』によって、あらゆる勢力が巻き込まれる中、待ち望まれていた『英雄』は零落し――新たな『愚者』が生まれる。
剣姫は懊悩する。
勇者は覚悟する。
人と『怪物』を巡る戦いの中で、様々な想いが決戦の舞台、迷宮街で交錯する!
これは、もう一つの眷族の物語、
──【剣姫の神聖譚】──
- 2018 .6.8 SB Creative 「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア 10」より
えーと、「ソード・オラトリア」て、剣姫の話なんですよね(?)。というのも、剣姫については、あまり触れられていなくて、どちらかというとロキ・ファミリアを中心とした群像劇のようです(そのように感じています)。
今回のエピソードは、本編とも密接に関わっています。
ベル視点からの本編に対して、ロキ・ファミリア側からの視点である外伝、ということで読み比べてみると面白いかも、というよりもう一度、本編を読み返したくなりますね(筆者の思うつぼ?)。
この後のアイズの葛藤がどのように描かれていくのか、大変興味が湧きますね。
最新巻(第13巻)をやっと読むことができました。
「トンネル騒動が落ち着き、ヴェルと妻となったカチヤとの結婚式がオイレンベルク領で挙げられた。ところが、結婚式はマロイモや特産品を使った料理が並び、物産展の様相を呈していた。 一方、新婚旅行に至っては、魔の森で狩りをしているだけにしか映らないものの、つつながく行事として消化されていった。 だが、予期せぬ地雷が眠っていた。 不運が重なって連絡が届かず、式の存在すら知らなかったカチヤの師、リサがお冠なのだ。式がどうこうではなく、ただ先を越されたのが腹立たしいのだという。 そんなリサから近々会いに行くという手紙を受け取ったカチヤは、不安な夜を過ごすはめになるのだった……。 テレーゼに魔法の才能!? それがなぜかリサとの決闘に発展! 大幅加筆と書き下ろし短編で送るドタバタの第十三弾!」
- 2018.6.6 MFブックス「八男って、それはないでしょう! 13」より
ヴェルと事を致すと、相手は魔力が開花したり、増えたりするようです。また、テレーゼともいつの間にか、そのような関係になったようで(笑)。まさにヴェルのハーレム状態(!)。
前巻のドタバタの末にカチヤと結婚することになったヴェルですが、そのカチヤの師匠であるリサがバウルベルクへとやって来ます。「ブリザードのリサ」と異名をとる魔法使いであり、またもや波乱の様子。
何だか、物語がパターン化、マンネリ化してきたように感じています。次巻はもっと波乱が巻き起こるのでしょうか。新たな展開を期待します。
「サン・フルーヴ帝国医薬大学校の教授となったファルマはすっかり大学に馴染み、そして加速度的に日々の多忙さは増えていった。
そんな折、ファルマは大神殿による自身への度重なる干渉に決着をつけるべく、女帝エリザベート二世たちと共に神聖国へ向かう。
そこでファルマは、この“異世界”に隠された真実のひとかけらを、そして神聖国の大神官が辿る呪われた運命を知ることになるのだった。
時を同じくして、ファルマが不在となったサン・フルーヴ帝都にも異変が起き始めていた。それまでほとんど帝都に姿を現すことのなかった悪霊が、突如として大量に発生したのだ。
悪霊に立ち向かうエレンは、ある一つの仮説に思い至り戦慄する。この未曽有の大惨事は、ファルマの力の“揺り戻し”ではないか、と――。」
- 2018.6.4 MFブックス「異世界薬局 6」より
かなりくわしくあらすじが書かれていますね。
ファルマが持ち込んだ世界は、現代医学が通用するとともに神術で現れる神力というのがある世界。また、魔物はいないようですが、悪霊と呼ばれるものがいる世界です。
ファルマは現代医学の知識とともに、薬神の力も有する存在として、この世界にやってきましたが、元の世界との繋がりも(奇妙な形でですが)あります。
そんなファルマのいる世界に悪霊が猛威を振るう事態に。また、異世界ならではの(?)色々な秘密があるようです。
事態は緊迫の様相を呈してきました。次巻では、ファルマはこの危機的状況を覆す様子が描かれることになるのでしょうか。また、この異世界の秘密にどれくらい迫れることができるのでしょうか。今から楽しみですね。
面白くて、ついつい夜を徹して読んでしまいました。
「ついに蓮弥達を乗せてクリンゲを発進した戦艦は、一路魔王の待つ魔族領へと駒を進めることとなった。
再度姿を現すカレン、行く手を遮る見えない壁や魔王側戦力の襲撃を潜り抜けつつ蓮弥達は魔王城を目指す。そして始まる勇者達と魔王の戦い。
それは決戦と呼ばれるものになるはずであったのだが……。」
- 2018.6.3 HJノベルス 「二度目の人生を異世界で 18」より
今巻は、これまでの鬱憤を晴らすかのような、戦闘、死闘シーンの連続でしたね。息つく間もなく、どんどんと一気に読んでしまいました。
また、蓮弥が絶体絶命の危機になります。これまでは、どんなことになろうと、生命の危機にまでは陥ることはなかったのですが。シオンも大変なことになりましたね。
「カレンの乱入により魔王城突入用の戦艦を壊されてしまった蓮弥達は、修理の間に訓練の度合いを深めることとなった。そんな中蓮弥は幼女神様から、改めて世界の崩壊を止めて欲しいとの依頼を受ける。やがて修理を終えた戦艦は、魔王討伐の遠征軍を乗せクリンゲの地下工場より魔王城へと向けて発進したのであるが……。」
- 2018.6.2 HJノベルス 「二度目の人生を異世界で 17」より
戦艦が飛び立つ姿は、あるアニメの一場面を見るようで・・・(笑)。いや、アニメというよりは、「海底軍艦」の方が近いのかな。実際には海に浮かぶでもなく、潜るでもなく、飛ぶだけなのですが。
そして蓮弥とカレンとの対決も面白かったですね。
なんだかんだあって、遂に魔族領に侵入を果たした蓮弥と勇者たち。次巻は、いよいよ魔王との対決になるのでしょうか。
「龍人族を救出し、クリンゲに戻ってきたレンヤたち一行は、戦時体制ながらも日常を取り戻していた。
日々の書類仕事に忙殺されかかったレンヤだが、対魔王の準備が整いつつあることから、最後のけじめとしての結婚の話が浮上して――。」
- 2018.6.1 HJノベルス 「二度目の人生を異世界で 16」より
クリンゲ領主の蓮弥に秘密で建造していた、対魔王決戦兵器が秀逸でした(!)。
その建造にフラウとエミルが加わると・・・。色々と楽しい仕様変更が。
そして、兵器建造の魔王側のサボタージュがあり。
蓮弥の婚約披露もあり。楽しいイベント盛りだくさんでした。面白くて、一気に読んでしまいました。
次巻も続けて読んでいくつもりです。
「対魔王の為の戦闘訓練開始。
魔王に対しての対策本部として認定されたクリンゲ。そこには、行方不明の龍人族を除く勇者たちが一堂に会していた。個人主義の勇者たちの連携を強化するために戦闘訓練が開始されるが、勇者複数相手に訓練をつけられる人物など限られていて……。果たして勇者たちはレンヤのしごきに耐えることが出来るのか――絶好調やりたい放題異世界冒険譚、勇者絶体絶命!?な15巻!」
- 2018.6.1 HJノベルス 「二度目の人生を異世界で 15」より
魔族領から脱出してきた蓮弥たちでしたが、戻ってみるとクリンゲが騒々しいことに。
そしてその騒動の日々をよそに蓮弥は、ただ一人クリンゲを去った龍人族のアルベルトを連れ戻しに龍人領へ赴きます。大天使ギリエルもお供に。ここでも珍道中といった風情であって面白かったですね。
さて、無事にアルベルトを連れ戻すことに成功した蓮弥たちですが・・・。次巻も読むのが楽しみです。
2018.5
「温泉が湧いたクリンゲの町に、シオンの母親である大公が訪ねてきた。温泉施設ににつかりながら用向きを聞いたところ、どうやら神のお告げによりローナを聖女認定するとの事。そして、そんないつも通りのクリンゲをよそに、世界的には大きな出来事が起きていた。魔族の領域が突如、結界のようにおおわれて交流が不可能になったとの事。その情報がレンヤに伝わった後、エミルはその姿を消してしまい――。」
- 2018.5.31 HJノベルス 「二度目の人生を異世界で 12」より
第12巻に戻って読みました。第13巻を読んでいて違和感のあった内容が、全て判明してすっきりしました。
戻って読んでみても、退屈することなく、一気に読み進めることができました。面白かったですね。先の展開が読めていても、楽しめました。
次は、第15巻に突入ですね。
「町を丸ごと携えて――魔族領から大脱走!!
エミルを回収することに成功したレンヤ達は、魔族領からの脱出を試みる。その方法とは、レンヤの魔力量にあかせたとんでもないものだった! このまま脱出されてなるものかと、魔王陣営も魔術による妨害や、転生者の追手を差し向けてくる。果たして、無事に魔族領を脱出することが出来るのか――。絶好調やりたい放題異世界冒険譚、全力脱出な14巻!」
- 2018.5.30 HJノベルス 「二度目の人生を異世界で 14」より
障壁をくぐる方法がユニークでかつ面白かったですね。フラウが大活躍。そう言えば、彼女はシルキーなのですが、蓮弥と同じように規格外な存在になっていました。
そして、蓮弥たちの前に姿を現したギリエルによる状況の説明の様子が愉快でした。ギリエルと蓮弥の漫才を見ているようでした。
次は、第12巻に戻って読むつもりです。
「魔族の領域へと侵入を果たしたレンヤ一行は、エミルがいると思われる首都の方向へとドラ君を駆って乗り込むことに。領域深くまで歩を進めるも、一人の魔族とも出会わないことに違和感を感じ始めるレンヤだが、その時黒煙が上がっているのを見つける。そこには、変わり果てた魔族の姿が……。果たして無事エミルと合流できるのか!?
やりたい放題異世界冒険譚第13巻!!」
- 2018.5.29 HJノベルス
「二度目の人生を異世界で 13」より
前巻の内容がまるで思い出せないまま読んでしまったのですが・・・。読み終わってから(いえ、実は第14巻も読み始めているのですが)、第12巻が未読であったことが判明しました(汗)。なんということでしょう。
でも、最初こそ違和感があったものの、すぐに気にならなくなり、一気に読んでしまいました。やっぱり、レンヤは規格外(!)。
魔族領に侵入してからも、その規格外っぷりが遺憾なく発揮されます。「レンヤだから・・・。」ですべてが納得できてしまう、というのがその規格外の様を言い表していますね。そして、エミルと無事再会したレンヤが、彼女を連れ戻すのに採用した手段は・・・。
とりあえず先が気になりますので、第12巻に戻らずに、このまま第14巻を読み進めることにします。
「ルーデウスは今日も世界を駆け回る!!
強敵を退けて、アリエルを次期アスラ王にするという指令を完遂したルーデウス。
その後も数々の指令をこなしたり、奴隷商人からリニアを助けたりしながら、一年半が経とうとしていた。
そんなある日、リニアのもとにドルディア族の村から手紙が届く。
『大変だ、聖獣様が行方不明になった! 至急捜索を!』
大森林へ事情を話しに行くことを決めるルーデウス。そして再び訪れることになる思い出の部屋(牢屋!?)。
なんとそこに閉じ込められていたのは……!?
人生やり直し型転生ファンタジー第十八弾がここに始まる!!」
- 2018.5.28 KADOKAWA 「無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 18」より
エリスが拾ってきた猫(実はリニア)が面白かったですね。その拾ってきた経緯も(笑)。
アスラ王国の騒乱から約1年半、ルーデウスの日常が描かれていました。緊張感などはありませんでしたが、うふふ、と思わず笑ってしまうようなエピソードが続いていました。
次巻からは、また物語が大きく動く予感。楽しみですね。
"Cooking with wild game." - 「異世界料理道 VOLUME 14」
最新刊(2018/5/24)の第14巻です。
「サイクレウスとの因縁を断ち切ったアスタと森辺の民は、町の人々との交流をさらに深めていた。
アスタによる新メニューで屋台が活気づく中、ミケルが娘のマイムを連れてくる
。彼女の料理の腕前はアスタを唸らせるほどで……。
ルド=ルウやダン=ルティムが主役のエピソードもあって盛りだくさんな、大人気異世界料理ファンタジー新章突入の第14巻!!」
- 2018.5.28 HJノベルズ「異世界料理道 14」より
平和ながらも忙しい日々を過ごすアスタたち。物語は大きな山場を超えて、次章への助走段階、というところでしょうか。そういう意味では物足りなさを感じる巻でした。ただ、本編+短編集というような構成であり、楽しんで読み進めることができました。
次巻では、物語が大きな展開点を迎えるのでしょうか。楽しみですね。
"Cooking with wild game." - 「異世界料理道 VOLUME 13」
「サイクレウスの要請により、森辺の民と貴族の会談の場に同行することになったアスタ。覚悟を決めた彼は、森辺の族長達と共にその場へと乗り込む。
待ち受けるサイクレウスを前に、真実を明らかにするための会談がついに始まる。そして、森辺とジェノスの関係を決定づける瞬間がついに――!!
大人気異世界料理ファンタジー第13巻!!」
- 2018.5.27 HJノベルズ「異世界料理道 13」より
まず表紙をめくって、口絵のアイ=ファの眼光鋭い決意の溢れた表情に驚かされます。サイクレウスの言いがかりに一歩も引かずに敢然と立ち向かうアイ=ファの姿勢に感動します。
それに、会談の名の通りに、物的証拠無しに関係者の証言とディベートで審問するのですね。アスタたちが、貴族の思う通りの野蛮人であれば、うまく言いくるめることも可能だったのかもしれませんが、ところが森辺の民の方が理路整然と、そして証人を用意しているのは、貴族たちにとっては(サイクレウスにとっては)意外だったのかもしれませんね。そこで、非難の矛先をアスタとカミュア=ヨシュに定めたのかもしれませんね(単なる憶測ですが・・・)。
今巻で、「陰謀編」はひとまずは完、だそうです。次巻からの物語の展開が楽しみです。続けて読んでいくつもりです。
"Cooking with wild game." - 「異世界料理道 VOLUME 12」
「宿場町では商売を再開させ、森辺では新たな料理の作製に励み、アスタは慌ただしくも満ち足りた生活をその手に取り戻す。そんな中、サイクレウスから森辺の民に新たな言葉が届けられた。それは、数日後に行われる貴族との会談の場に、ファの家のアスタも同行させるべし――という内容だった!! 大人気異世界料理ファンタジー第12巻!!」
- 2018.5.26 HJノベルズ「異世界料理道 12」より
いよいよ貴族サイクレウスとの会談が間近になってきましたね。その会談の結果、森辺の民とジェノスと一戦を交えるとしても、狩人の誇りを守り抜く、という決意を持って。
アスタも森辺の民の同胞として認められて、胸が一杯になっていました。
次巻で、サイクレウスとの決着は着くのでしょうか。読むのが今から楽しみです。
"Cooking with wild game." - 「異世界料理道 VOLUME 11」
「アスタがさらわれた!?」とセンセーショナルな文が帯に踊ります。
それなのに表紙絵はアイ=ファが描かれています。本を手にとって、わくわくしながら読み進めることができました。
アスタがこの世界に転移してから、70日程度しか経っていませんが、アスタが森部の民を結んだ縁、町の住人たちとの絆、そういうことが、この事件を通じて明らかになります。
「偽森辺の民事件の真相を追いながらも、新メニューを開発しつつ屋台を続けるアスタ。
膠着状態が続くと思われたその時、アスタは何者かにさらわれ、気が付くととある屋敷の一室で目を覚まし――!!
大人気異世界料理ファンタジー第11巻!!」
- 2018.5.24 HJノベルズ「異世界料理道 11」より
次巻も読むのが楽しみです。
「86 ―エイティシックス― Ep.4 ―アンダー・プレッシャー―」
遂に再会を果たしたレーナとシンたちエイティシックス。これは、彼らの新たな戦争、戦場での物語です。
「二人の奇跡を歯牙にもかけず。戦争は続く。ただひたすらに。
ついに運命の再会を果たしたシンとレーナ。どことなくいい雰囲気を醸し出す二人に、フレデリカとクレナは戦慄し、そして気を揉むライデンらの苦労は留まることを知らない。
しかしそんな束の間の休息を破り、レーナを作戦司令とする新部隊に初任務が下った。 共和国85区内北部、旧地下鉄ターミナル。地下深くに築かれたレギオンの拠点が、その口をあけて彼らを待つ。
そこに見えるのは闇。レギオンの、共和国の、そして彼の国が虐げた者たちの、闇。
シンとレーナ、二人の共闘を描く『Ep.4』登場!
“地の底からの呼び声が、彼らに新たな試練を告げる。”」
- 2018.5.24 電撃文庫公式サイトより
ただひとつの戦闘が、この巻で描かれています。レーナの心情、シンの心情が丁寧に描かれています。「86」の4人が生き抜いた戦場、そのために彼らが払った代償とは・・・。
重いテーマが続きます。また、レギオンとの絶望的な戦闘が続きます。
今後、人類は生き残ることができるのでしょうか。打開策があるのでしょうか。とても興味が湧きますね。
"Cooking with wild game." - 「異世界料理道 VOLUME 10」
アクションシーンはほとんどありませんでしたが、アスタの新料理、屋台、宿屋への料理デリバリーとか相変わらず忙しいアスタの日常が描かれています。
「新メニューに『肉じゃが』登場!
領主・サイクレウスとの話し合いが混迷を極める中、新たに浮上した因縁“赤髭党”とその生き残りであるジーダ。何らかの突破口を探しながらも屋台を続けるアスタたちの下に飛び込んできたのは、森辺の民の格好をした何者かが狼藉を働いているという情報で……。新メニューも続々登場! 大人気異世界料理ファンタジー、大台の第10巻!」
- 2018.5.21 HJノベルズ「異世界料理道 10」より
アイ=ファの水浴びシーン(サービスシーン?)とかを織り交ぜつつ、日常が刻まれてていく中、サイクレウスの思惑、ジーダとの対峙とか、徐々に物語が織り込まれていきます。次巻で大きく展開しそうな雰囲気ですね。
今巻では、ヴィナ=ルウの出番が殆ど無かったのがちょっと残念でした。
「ソードアート・オンライン プログレッシブ 006 黄金律のカノン <下>」
アクションシーンの描写は、さすがですね。いくつかのソードスキルを駆使するのですが、それが無双すること無く緊張感を持って対等に対峙します。
今巻は、キズメル他 NPC が何人か登場しますが、全て AI とは思えない自然な会話と各人固有の記憶を持っているように振る舞います。
SAO が正式公開から数ヶ月しか経っていないにもかかわらず、NPC が、10年以上も前の記憶を有しているのです。しかも、クエストで登場する NPC がです。そのクエストも PKer たちによって強制中断されているという。
また、色々な疑問の残る展開でしたね(あるいは、これが伏線になっているのかも、ですが)。
次巻も楽しみですね。
"WOLFSMUND" - 「狼の口 <ヴォルフスムント> 第1巻、第2巻」
やっぱり、ちょっとグロかったですね。そして、第1巻は立ち読みで(おい)読了していた、という。
でもやはりけっこう面白かった、ですね。人は、どんどん死んで(いや、処刑されて)しまいますが。
しかし、主人公というのは出てこないのかな。全編を通して出てくるのは、弾圧する(処刑する)側だったりして。宿屋の女将が、そうなのかなぁ、とも思ったりしましたが、あっけなく・・・。
淡々と物語は進みますが、まるで歴史書の記述のようですね。
"The survived alchemist with a dream of quiet town life." - 「生き残り錬金術師は街で静かに暮らしたい 03」
忙しいながらも、金銭的、精神的にはゆったりと街で、「木漏れ日」で過ごすマリエラ。巻頭の漫画には、笑ってしまいました。マリエラがマルエラ、とは・・・。また、その様子を描いた絵が微笑ましい(笑)。
でも、そののんびりと過ごすマリエラの周辺は、やはり迷宮都市と言われるだけあって、迷宮討伐、魔物討伐と死と隣り合わせな環境でもあります。そして、この街唯一人の錬金術師であるマリエラも、そのポーション作成を通して、無関係ではおられず、大事な友人を・・・。そこで、本の帯にある文と言うことになるのですね。
エピローグには、あの気になる人が出てきましたが、どのようにマリエラと関わってくるのでしょうか。今から大変気になりますね。次巻の発刊が待ち遠しく思います。
"Re: Monster" - 「リ・モンスター外伝 斧滅大帝の目覚め」
やっと読み終えました(外伝)。でも、本編よりけっこう退屈することなく読むことができました。
「最弱ゴブリンとして異世界に転生し、どこまでも進化し続けるオガ朗。その伝説の陰には、数々の冒険譚が秘められていた――外の世界を知るべく、故郷の森から旅立った最強傭兵団《パラベラム》のオガ吉達は、怪物蠢く迷宮の攻略に挑む。その最下層で待ち受けていた最強の脅威……それは、無類の力を誇る黒き大鬼にして彼等の主・オガ朗だった!? その他、本編の謎に迫る六つの物語。」
→ 2018.5.15 アルファポリス - 電網浮遊都市 - より
本編の主人公であるオガ朗のエピソードが、一番つまらなかったのは何故(?)。他のエピソードは、そこそこ楽しめました。帯の文とか、アルファポリスのサイトの紹介文ほどではありませんでしたが(苦笑)。
とにかく、これで「リ・モンスター」シリーズはコンプリートですね。
やっと読み終えました。相変わらず、スキル大辞典のようで、意味の無いスキル名が並んでいます。
「最弱ゴブリンとして異世界に転生し、喰えば喰うほど強くなる【吸喰能力】で金剛夜叉鬼神・現神種にまで進化した結果、【世界の宿敵】となったオバ朗。そんな彼を討つべく、【英雄】【勇者】【獣王】【魔帝】といった最強者達が決戦の場である【鬼哭神火山】に駆けつけた。互いに【大神】の加護を持つ、オバ朗と【救世主】の常識外な能力が暴威を振るう中、突如として誰も予期せざる史上最高級の超越存在まで参戦。世界崩壊を招く寸前だった死闘は、ついに限界領域へ突入する――大幅書き下ろしのオリジナルバトルを見逃すな!」
- 2018.5.12 アルファポリス - 電網浮遊都市 - より
散々に引っ張ってきた「聖戦」ですが、ひたすらうざい(と、感じてしまいました)。戦闘狂の馬鹿者たちの饗宴、といったところで、使命感、悲壮感などまるでありませんでした。たとえて言うなら、戦闘シーンに緊張感がまるで感じられませんでした。
「聖戦」の終わり方も唐突であり、何らの感慨も湧きませんでしたね(どうしたものか)。
続巻が発刊されていないことからも、あまり評判にもならなかったのかも知れませんね。
購入して直ぐに読んでしまいました。やっぱり面白かったですね。
第2巻では、蜘蛛子を含め、人間は誰一人も出てきません。登場するのは全てモンスターです。前巻最後に冒険者から逃れるために誤って飛び込んだ縦穴で、ダンジョンの下層へ行ってしまいます。
上層でも最弱のモンスターであった蜘蛛子が、より強力なモンスターが徘徊する下層へ行ってしまったことによる壮絶なサバイバルが始まります。
ちなみに帯にある文「最下層」は間違いですね。
コミック版では、小説にあった地上の他の転生者については、一切触れられていません。蜘蛛子しか出てきませんね。
また、小説と違って、コミックはビジュアルで動作がイメージし易いですね。魔法を行使しようとしたポーズには笑ってしまいました。
"OVERLORD 13 The Paladin of the Holy kingdom" - 「オーバーロード 13 聖王国の聖騎士 <下>」
シリーズ中、最も分厚い巻ですが、一気に読んでしまいました。
「アインズ・ウール・ゴウン死す。
四万の亜人連合の軍勢に包囲された聖王国。聖王国最強の聖騎士レメディオスの指揮のもと、防衛作戦が実行されるも疲弊した人間軍は亜人の蹂躙を止められない。王としての約束を果たすため、魔導王アインズは魔皇ヤルダバオトとその配下メイド悪魔にたった一人で立ち向かう。そして――紅蓮の炎につつまれた聖王国は救済されるのか――正義に導かれる13巻。」
- 2018.5.6 「エンターブレイン」より
読み応えがありましたね。アインズが一人でヤルダバオト(魔将)と亜人連合軍に立ち向かうシーンは、迫力がありました。
個人的には、聖王国の王女が復活しなかったのは、残念でしたが。
また、ネイア・バラハがアインズに心酔していく様が丁寧に描かれていましたね。今後の彼女の動向にも要注目ですね。
やっと読み終えましたね。とても時間がかかりました。
「【鬼神】にまで進化し、世界に宣戦布告を果たしたオバ朗。その敵となるか、はたまた味方となるか、生きとし生ける全ての者は今、選択を迫られる――若き女狩人ラン・ベルは、【狩猟の勇者】たる師匠から課された試練に挑んでいた。その果てに、思いも寄らない戦いが待ち構えているとも知らずに……オバ朗との【聖戦】において切り札となる【神器】を、彼女はいかにして獲得したのか? その他、避け得ぬ運命に巻き込まれる人々を描いた七つの物語。」
- 2018.5.5 アルファポリス - 電網浮遊都市 - より
【聖戦】前夜のオバ朗以外の陣営の状況を描いたもの(?)とでもいったら良いのでしょうか。
短編集となっており、それぞれのエピソードはそれなりに面白いのですが・・・。
"I am a villager, what about it?" - 「村人ですが何か? 3」
日付が変わって、寝間に入って、ふと気になって本を手にとって読み始めたのが運の尽き・・・(汗)。
そのまま一気に読んでしまいました。
やっぱ、アホです、はい。
眠たくなっても、読み進めるのをやめることができませんでした。それほど、面白かった。
「圧倒的な力で試験に合格し、晴れて『アルテナ魔法学院』への入学に合格したリュート。しかし振り分けられたのは、なぜか最下級クラスであった。その中であってすら、『村人』とリュートを嘲るクラスメイトもいる中、最強の村人リュートの成り上がりが静かに始まる。大人気転生ファンタジー第3巻!!」
- 2018.5.4 MICRO MAGZINE 「新刊のご案内」「村人ですが何か? 3」より
この巻では、新たにヒロインが登場します。東の倭国からの留学生で、巫女であるという彼女。彼女は、A級冒険者に匹敵する実力の持ち主ですが、あるトラウマにより実力が発揮できない状態でした。日本人の転生者であるリュートは、(当然ながら)彼女に親近感を抱いたようですね。
「蜘蛛ですが、なにか?」のコミカライズです。
最近読んでいるライトノベルの大半が、アニメ化やコミカライズされているのですが、そのコミックを購入することはめったにありませんでした。
今回も立ち読みでさらっと見るだけにしようかと思ったのですが、思いの外面白くて、つい衝動買してしまいました。
何と言っても蜘蛛子がかわいい。作画自体はそんなに緻密でもなく、写実的でもない漫画チックな作風ですが、動きの描写がそこそこ様になっており、蜘蛛子も仕草が可愛く書けています。
セリフもモノローグが大半で、吹き出しも蜘蛛子のものだけです。
そのセリフもまた、原作に忠実でありながら、厳選して抽出してあるようで、違和感がまるでありませんでした。
次巻以降も機会があれば購入しようかな、と思っています。
2018.4
"I am a villager, what about it?" - 「村人ですが何か? 1、2」
「リ・モンスター 8.5」を読んでいるのですが、飽きてきたので、お口直し(?)に「村人ですが何か?」を読み直してみました。
第1巻だけで済まそうかな、と思っていたのですが、面白くてつい、第2巻まで続けて読んでしまいました。
やっぱり、リュートの言動に目が離せなくなりました。村人という最弱の職業転生でありながら、様々な抜け道、あるいは本当に血のにじむような努力の末、勇者よりも強くなる様が爽快です。
勇者に対して過保護に過ぎるのも愛嬌があって面白い(笑)。
第4巻まででも、まだまだ語られていない、リュートの修行の過程、仙術の取得、悪魔たちを取り込む過程、などがあるようです。想像するだけでも楽しいですね。
第5巻以降の発刊が待ち遠しく思いますね。
もう第8巻(?)、それなのにやっていることは前巻と変わらず(!?)。
「【鬼神】への最終進化と同時に【世界の宿敵】という厄介な立場を得たオバ朗。世界中の強者が彼の討伐に集う中、ヤラれる前にヤってやれ、と来る【聖戦】を迎える準備を着々と進めていく。そしていよいよ開戦間近となった頃、仕上げとばかりに、傭兵団《戦に備えよ》を挙げての前夜祭――オバ朗自ら趣向を凝らした地獄の特訓を開催するのだった。一方その頃、オバ朗も感知しないはるか遠方で、【英勇】【帝王】【救聖】に続く未知の強敵が参戦の名乗りを上げていた……前人未到の書籍オリジナル展開に刮目せよ!」
- 2018.4.29 アルファポリス - 電網浮遊都市 - より
訓練内容に目新しさはあるものの、それだけ、という感じでした。途中で、飽きてきました(おい)。あらすじを紹介している文にあるのが全てでしたね。
次の第9巻で、【聖戦】を描くとして、その後続巻が出ていませんので、何だか【聖戦】までを必死に引き伸ばしているような・・・。
本を売る都合が優先されたような気がするのは、(心の)目が曇っているからでしょうか・・・(汗)。
もう第7巻(?)、それなのにやっていることは前巻と変わらず(!?)。
「超難度の【神級】ダンジョン攻略成功により、ついに【鬼神】へと最終進化を果たしたアポ朗改めオバ朗。と同時にあまねく【英勇】達から【世界の宿敵】として認識され、オバ朗討伐は回避不能の【聖戦】の様相を呈する。しかしオバ朗はそんな状況を嘲笑うが如く、人間の各国のみならず【魔帝】の治める魔族の国、【獣王】の治める獣人の国にまで、ある過激な『メッセージ』を送りつけるのだった――斯くして迫る最終決戦を前に、オバ朗は自らの軍勢の超絶強化を断行する!」
- 2018.4.26 アルファポリス - 電網浮遊都市 - より
軍勢強化のため何をするかというと、ダンジョン攻略。オバ朗は、現神とほぼキャップ状態。【世界の宿敵】と認識されてオバ朗は、これを勝手に【聖戦】と名付け、各国にメッセージを飛ばします。
またこれをオバ朗主導でゲーム感覚のように、自らがダンジョンボスとして挑戦状を叩きつけて、日時まで指定して、その【聖戦】までの間に軍勢の強化を図るのですが・・・。なぜ、オバ朗がそのようなルールを勝手に設定できるのか不思議ですね。挑戦された各国の動きは分かりませんので(書かれていませんでしたので)、本当にそのような設定で、【聖戦】が行われるのかは疑問ですが。
次巻の展開に(ちょっとだけ)期待、ですね。
やっと読み終えることができました。前巻ほどではありませんでしたが、それでも読み進めるのに苦労しました。
「超難度の【亜神級】ダンジョンを攻略してますます力を増したアポ朗。次に目指すは、更に過酷な【神級】ダンジョン! これまでで最も危険な環境とモンスターが立ちはだかる中、アポ朗は腹心の八鬼達と共に突き進み、ついに最奥で待ち構えていたボスドラゴンの元へと至る。地上最強種の圧倒的パワーの前に空前絶後のピンチを迎えた一行は、ついにこれまで秘めてきた全力を解放する!」
- 2018.4.24 アルファポリス - 電網浮遊都市 - より
満を持して「神級」ダンジョンに挑むのですが、やはりアポ郎たちは、強力で危機感があまり募ってきませんでした。最後のダンジョンボスとの一騎打ちだけは、アポ郎も必死にならざるを得ず、瀕死の重傷を負いながらも辛くも勝利します。ただし、最後には仲間の援護があっての撃破でしたが。
アポ郎は、ダンジョンボスを撃破することにより、【存在進化】を果たし、特殊能力【世界の宿敵・飽く無き暴食】を獲得することになりますが、この能力の存在が全世界の勇者、英雄たちにアナウンスされてしまい、全世界を敵に回すことになります。
次巻以降はアポ郎対全世界との死闘となるのでしょうか。
「"勇者" すら退けたアポ朗の前に規格外の化け物達が立ち塞がる! 王国を揺るがしたクーデターを完全鎮圧し、いまや他国にもその名を轟かせる存在となったアポ朗。"魔王" "獣王" といった強敵達が待ち受ける中、最強黒鬼アポ朗はひたすら己の覇道を突き進む!」
- 2018.4.17 アルファポリス - 電網浮遊都市 - より
アルファポリスのサイトからの引用ですが、本編は、ひたすら「神代ダンジョン」を攻略する様が描かれています。第50階層までの階層ボス戦、ダンジョンボス戦がです。
何らの危機的状況に陥ること無く、さくさくと攻略していくのですが、正直読み進めるのが苦痛でしたね。番外編(短篇)の方が読み応えがありました。だって、階層ボス戦 → ボスの設定と戦闘スタイル → 勝利してアビリティ入手 → 宝箱と死体を食材として確保 → 次の階層ボスへ・・・、が延々と繰り返されるのですから。
モンスターの設定集をまとめながら、アポ郎つえー、が繰り返されるようで、まるで設定集を読まされているようで、読み物で無いような感じがしました。
ここから、次巻へ繋がるような伏線がどこかにあったのでしょうか、それとも(?)。次巻は面白い展開があると期待して読み進めることにします。
「最弱ゴブリンとして異世界に転生し、喰えば喰うほど強くなる“吸喰能力”で、強大な使徒鬼・絶滅種にまで進化した俺ことアポ朗。
以前旅の途中で知り合ったシュテルンベルト王国のお転婆姫に実力を見込まれた俺達は、反乱を企てる “貴族派” に対する切り札として雇われる事になった。
迷宮でのボス狩りや、謎の女武者との決闘で更なる力を蓄えてその時を待つ中、遂に “貴族派” が決起する。奴等の最高戦力は “神” に選ばれし勇者とあって、相手にとって不足なし!
冒険者の命を呑み込み続ける奥深き迷宮、異常な熱狂に包まれた闘技場、そして血で血を洗うクーデター…
新たな戦場を踏み越え、新たな敵を喰らい、どこまでも成り上がってやる!」
今回は、サボって表紙裏にある文を転載してみました。
相変わらずのアポ朗無双です。多分に卑怯な手法を採るのもいつも通りです。
それにしても付属書の「アポ朗 所持アビリティ目録」を見て思うに、著者は頭が良い!、ということでしょうか。これまで大半を読み飛ばしてきたアビリティですが、ちゃんと考えて書いていたのですね。設定を考えるだけでも大変な作業です。あっ、でも、この目録を書いたのは編集部の誰かなのかな(?)。
「故郷の森を旅立ち、まだ見ぬ新天地で下剋上サバイバル!」と帯の文にありますが、オガ朗無双であることには変わりないようです。それにしても、スキルがばんばん入るし、またまた進化してしまうしで、どんどんと強くなってしまいます。
また、旅の途中で、子供たちが誕生したのには吃驚でしたね。しかもオガ朗たちのように成長のスピードが半端ない、という。
そして、王国のお姫様と偶然(?)出会い、国元まで護衛を請け負うのもお約束でしょうか(笑)。
ストーリーは、さくさくと何らのストレスなく進んでいきます。スキルとか世界観とかの説明不足は相変わらずですが。都合良すぎるくらい物語は進みます。
で、ここまで読んでですが、オガ朗は一体この世界に転生して何をしたいのでしょうか。ふと疑問に思ったりします(汗)。
エルフの長老から娘を人間から助けたことにより感謝されると共に、人間と闘うことを要請されます。それに対して、オガ朗は、傭兵団としてエルフに協力することを約束します。
何だかずるい、ですね。まぁ、人間に与する理由は特に無い、ということですから損得勘定のみで判断するのもありかも。そもオガ朗は、人間では無く弱肉強食を生き抜いてきたオーガですものね。
そして、人間との戦闘ですが、一方的な蹂躙となります。実力差は元より、奇襲することにより、数の劣勢を覆う戦略眼が素敵です。
また、戦争中であっても、戦力の増強を常に図り、かつ訓練を絶やさない、というのもこれまでの異世界無双ものとは異なりますね。
オガ朗の個人的な戦記で無く、オガ朗率いる先頭集団の戦記のようで、統率者としてのオガ朗を描いているようです。
でも、オガ朗自身が無双しているので、それがちょっとご都合主義的かな、とも思います。
戦争も終結し、次巻は森を出て商売でもするのかな(?)、な様子です。続けて読んでいくつもりです。
けっこう期待して読み始めたのですが・・・、期待ほどでなく・・・、それでもけっこう面白かった(!)。というのも読み始める前までは成り上がりに苦労するのかと思えば、さくさくと強くなっていきます。
また、ちょっと強引な展開もありましたが、それでも主人公の動向に目が離せなくて、一気に読んでしまいました。
それにしても、主人公の前世の状況がよく分かりません。現代の日本では無いような描写です。本人は、ESP 持ちで、強化人間だったとか、荒事に慣れていただとか・・・。特にチートスキルの「吸喰能力[アブソープション]」が前世に持っていた能力だったとか。うーん、よー分からん(?)。
また、本人は意外と(?)非情で酷薄な面もあります。弱肉強食の世界で当然とかいう言い訳をしているのですが。まぁ、やむを得無いかな、と。
進化の方法も、スキルの習得も都合良く行われ、それがちょっとあざといかな。まぁ、面白いからいいか、という感じですね。
次巻は、エルフと人間の闘いにちょっかいをだすような気配。どのような展開になるのか楽しみですね。
帝国医薬大学校の教授として教鞭を執ることになったファルマですが、首席で入試合格したエメリッヒとの神術試合が面白かったですね。
ついつい本気を出してしまい、試合場を完膚なきまでに破壊してしまい、莫大な修繕費を請求されてしまったことも。
そして、今回は、遺伝子治療を行うことになります。地球の治療でもまだできない施術を、異世界の神術という手段を併用して、治療を行う様が興味深かったですね。著者の医学知識の豊富さに改めて吃驚させられます。
そして、際限なく増える神力についても。異界である研究室とファルマとの関係もどうなっているのか、どうなるのか興味が付きません。
次巻も早く読みたくなってきましたね。どうしよう・・・。3/24 に発刊されているのですよねぇ、うーん。
異端審問官であったが、ファルマを薬神と認め、帝国の神官長となってファルマに色々と協力していたサロモンが行方不明になり、神聖国に捕らわれていたことが判明します。
神聖国の降臨してきた神の扱いが何とも世俗的で、宗教関係者としては噴飯物の所業に及ぶところが独特ですね。崇拝の対象であるはずの神を捕らえて幽閉し、その神力を奪って何らかの目的を達成しようなどと・・・。
ファルマ自身が薬神であることに懐疑的で、その正体を究明しようとするのもユニークです。また、「大秘宝」があれなのは面白いですね。しかも異界の自分の研究室に通じているという。この世界のシステムに何か人為的なものも感じますね。
次巻も続けて読んでいくつもりです。
相変わらず殺人的スケジュールを毎日こなすファルマ。腱鞘炎になった手書き新聞屋の兄妹の症状緩和のために謄写版を発明したり、ピンホール写真機を発明したりと忙しさは増すばかりです。
そこで、ファルマが考えた対策というのが、人材育成に注力し、自身の仕事の効率向上化を図るということが何だか現代的で、納得できることですね。そのためにも教科書作りに励むファルマですが。
ロッテのイラストレーターの才能を見出だせたのもよかったですね。
そして、ド・メディシス家の嫡男パッレがノバルート医薬大学を首席で卒業して、帰ってきます。ところが彼の様子がおかしい。ファルマが診察すると、なんと・・・。
パッレの性格が面白いですね。ファルマはそんな兄の存在がどうも苦手だったようですが、闘病生活を共にすることで、色々と認識に変化があったようです。
次巻も続けて読んでいくつもりです。
"I can speak with Animal and Monster." - 「俺、動物や魔物と話せるんです 3」
なんとこの巻でシリーズ完結となります。まぁ、特に究極の目的とかは無かったのですが・・・。
ジェドとレイチェルは、スモーキーを連れて、「幻惑の森」にある大樹を探検しにエーテルを離れることに。
聖獣あり、結界あり、そしてエルフの村ありと、ジェドの「全言語理解」の能力を活かしながら次々と冒険をこなしていきます。あまりにも都合よく物事が進むのはお約束かな(笑)。なんらのストレス無く、さくさくとストーリーが進みます。一気に読んでしまいました。基本、極悪人というのは登場しませんし、陰謀というか陰湿な出来事もなく、ほっこりとした展開でした。
"I can speak with Animal and Monster." - 「俺、動物や魔物と話せるんです 2」
ジェドは、幼馴染のレイチェルと共に冒険者になるためにエーテルへと。そして街に向かう馬車の中には、予期せぬ密航者がおり・・・。
帯の文にあるように「動物好きにオススメのハートフル異世界冒険譚!!」でしたね。特に動物好きというわけでもない私でも、ハートフルな物語でほっこりしました。
冒険者と魔物という立場ゆえ、戦闘(討伐)が無いわけではないのですが、まず話し合ってからというのがユニークですね。
また、魔物もユーモラスな感じで、読んでいて楽しかったですね。
次巻も読むのが楽しみです。
"GOBLIN SLAYER ! SIDE STORY: YEAR ONE" - 「ゴブリンスレイヤー外伝: イヤーワン」
シリーズ初の外伝です。ゴブリンスレイヤーが冒険者となってから1年間の出来事が綴られています。
ゴブリンスレイヤーが一人の冒険者からゴブリンスレイヤーと呼ばれるまでが描かれていました。
受付嬢もまだまだ新米でしたね。
それから、ゴブリンスレイヤーが冒険者になるまでの5年間の修行の様子も興味深かったですね。
"GOBLIN SLAYER !" - 「ゴブリンスレイヤー 7」(ドラマCD付き限定特装版)
このシリーズも第7巻となりました。
ドラマCD付き特装版も第4巻、第6巻と続いて第3弾となりますね。
コミカライズもされていますので、けっこう人気がある作品なのかも知れませんね。
さて、今巻の物語の舞台は森人<エルフ>の里となります。でも、舞台が変わってもゴブリンスレイヤーの行くところ、ゴブリン退治となります。冒険者5人対ゴブリン無数となるのも、いつもの通り(?)。
女性陣の入浴シーン(サービスシーン?)もありました。
ちょっとマンネリ化しつつありますが、戦闘シーンの描写はさすがですね。退屈することなく一気に読んでしまいました。
"Kumo desuga nanika?" - 「蜘蛛ですが、なにか? 2」
やっぱり読んでしまいました、第2巻。
今回も誇り高く生き抜こうとする蜘蛛子の奮闘ぶりが健気で、一気に読んでしまいました。
本の構成も凝っていました。「1 神様はきっと蜘蛛嫌い」から始まり、「終幕 神様は蜘蛛が好き」で終わります。また、章立ても、通常のアラビア数字だけでなく、"Y"、"S" と数字の前に付けて、(蜘蛛子から見ての)近未来の章、未来の章を表しているようです。
改めて読み直してみると、物語が多層的に進んでいることが分かります。第1巻からこのスタイルで、最新刊まで続くストーリーの伏線もまたありましたね。
ステータスはそれほどでは無いが、スキルと頭脳で敵を屠る蜘蛛子が(やっぱり)素敵です。ずっと独り言なのですが、彼女の台詞もまた楽しい。初めて支配者の存在を感じ取り、危うく燃え上がりそうになってしまう様もまた確かに永久保存版なのかもしれませんね。
2018.3
"Kumo desuga nanika?" - 「蜘蛛ですが、なにか?」
また読み返してみました。蜘蛛子のサバイバルをもう一度読んでみたくなりまして。
で、やっぱり面白くて、一気に読んでしまいました。
第2巻の冒頭に、第1巻のダイジェストがあるのですが、やっぱりそれはもう壮絶なサバイバルでしたね。絶命の危機に何度も瀕します。
最弱の蜘蛛に転生した事実に心が折れること無く、必死に生き抜こうとする姿が健気です。
常に誇りを持って、それでも命が大切と信念を曲げて逃げる、という生き様が見事です。
そして、読み返して分かる作者のレトリック。蜘蛛子と他の転生者との邂逅がなかなかなされないという、なんて憎い演出でしょうか。
うーん、次巻も続けて読んでみたくなってきました。どうしよー(おい)。
"Re: Life in a different world from zero" - 「Re:ゼロから始める異世界生活 16」
ロズワール邸襲撃事件から1年が経っています。スバルとベアトリスがとても仲良くなっているのが印象的でしたね。スバル自身もこの1年で大分鍛えたようです。
そして、エミリアは、アナスタシアから水の都プリステラへ招待を受ける。パックを呼び戻すための魔晶石を入手する伝手があると。
プリステラへと向かうスバルたち。ところが、プリステラへ到着した一行を待っていたのは・・・。
本編以外で語られていた商人と歌姫との再会、そして、一堂に会する王選候補者5人とその騎士、従者たち。そこにまた魔女教大罪司教が現われ・・・。
スバルの「死に戻り」ループがまた始まりましたね。今後の物語の展開に目が離せなくなりそうです。
「灰と幻想のグリムガル Level. 12 ─ それはある島と竜を巡る伝説の始まり ─」
副題が全てですね。ここに至るまで、相当苦難な旅が続いたはずなのですが、そこにはあまり触れられていません。
今巻は、あとがきにもあるように「予告どおり、明るく楽しい、ほんわかした冒険物語だったのではないかと思います。」な感じでした。
これまでが、生き抜くことに必死で、ハルヒロが必死で、時にははらはら、時には哀しくなることもあったのですが、一転今巻は冒険物語風で楽しく読んでしまいましたね。
それにしても最後は、あのような別れが待っていようとは・・・。びっくりでした。
次巻では、ハルヒロたちはいよいよオルタナへ帰還することが叶うのでしょうか。とても気になりますね。
"Cooking with wild game." - 「異世界料理道 VOLUME 9」
帯の文にあるように「ついに領主と会談が始まる―!!」というのがメインイベントなのかもしれませんが、アスタは実際にはこの会談に臨むことはありませんでした。だって、族長筋でもないファ家の家人で屋台を出すのに大忙し、ですから。
東の民と南の民との別れは胸に迫るものがありましたね。僅か、1ヶ月程度の屋台の店主と客との付き合いにもかかわらず。特に<銀の壺>の団長シュミラルが、思いの丈をヴィナ=ルウに告げ、覚悟を示す様は感動的でしたね。
別れもあれば、出会いもあります。新たな出会いは、今後アスタにどのような運命をもたらすのでしょうか。次巻も読むのが楽しみですね。うーん、最新刊まで購入しようかなぁ。古本もけっこう高いし・・・。
魚が食いたい(!)と思うのは日本人の性なのでしょうか(笑)。蓮弥は海に面した国へ訪れ、海産物を得ようと、またクリンゲに輸入する伝手を得ようと考え、行動します。
クリンゲからの道中もちょっとしたハプニングがあったのですが、それはさておき(笑)。
ゴールドナー男爵領に到着直後にゴールドナー男爵と決闘したり、海に不可侵の神とも言える魔物がいるため漁ができないことを知らされたり・・・。平常運転(?)な蓮弥なのですが、釣りすらも絶対禁止されている海岸で、堂々と釣りをする「旅の商人」キリエと再会するところには笑ってしまいましたね。
蓮弥は釣りではなく、海に潜って漁をし、あまつさえクトゥルーを食物と認識するに至ってはもう神の領域に迫るほどの無敵ぶりです。
また、ここに至ってシオンの成長っぷりが半端ないことになってしまい・・・。
次巻も読みたくなってきました・・・(!)。
龍人族の首都を奪還すべく進軍する、龍人族軍と勇者たちと蓮弥。首都には住民のみならず魔物の気配すらなく、龍人族軍は蓮弥の制止を無視して城壁に向かいます。そこで現われたのが、全身黒鎧に覆われた<反勇者>ですが・・・。
<反勇者>と蓮弥の激突(!)が面白かったですね。<反勇者>の鎖とクルツの黒いもや、蛇との攻防に加え、クルツを足場に<反勇者>と互角以上に闘う蓮弥。その蓮弥も身体強化を行うことにより、更なる無敵ぶりを発揮して、<反勇者>を粉砕します。
「幕間」で功刀蓮弥の一生を振り返ってみたのも興味深かったですね。第1巻で、さらっと触れられた蓮弥の前世が語られていました。前世でトラウマとなった出来事が、異世界に転生しても残っているというのも。
次巻も読むのが楽しみです。
今巻の闘いの舞台は龍人族の国。転送門を使って龍人族の国へ向かう蓮弥と勇者一行。
転送門から出た蓮弥たちは、龍人族の近くの都市まで千数百キロの距離があることを知りますが、そこへの移動手段として、竜を使うことを考えるのが面白かったですね。
しかも、竜を手なずける様がまた楽しい。蓮弥の規格外っぷりが発揮されます。
それは、龍人族の都市攻防戦においても発揮されますが、古竜もびっくり、な訳です。
「制限突破」の能力で魔力を無限に等しく持つに至った蓮弥ですが、魔術の使い方は素人で、力の加減ができない、というのも蓮弥らしくて面白いですね。
一方、クリンゲに残してきたフラウもまた、魔族との闘いに、籠城戦を仕掛けます。と言っても、魔族と魔物たちにとっては、災難以上の蹂躙劇に見舞われる訳なのですが。
次巻もまた蓮弥の規格外っぷりが見られるのでしょうか。楽しみですね。
シリーズ完結巻です。「吹雪」「宇宙」「図書」「喪失」「睡眠」「沈黙」「終末」を含みます。
都市最上階を目指すチトとユーリ。用途すら分からない都市の残骸の中を凍えながらも進みます。一面雪景色の中、寒さをしのげる場所もなく、かまくらを作って二人で互いに温めあいます。
テッケンクラートもついに寿命を迎え、荷物を分担して、担いでも先に進む二人。想い出の品も、銃も投げ捨てても。燃料も食料も残り少なくなりながらも、大事な本や日記を燃料代わりに燃やしながらも、進みます。
そして、ついにたどり着いた都市の最上階。そこで二人が見たものは。物語の最後に交わす二人の会話がこのコミックの象徴的なものでしたね。
「ねぇ・・・これからどうする?」
「・・・さあね」
「とりあえず食べて・・・」
「少し寝て・・・」
「それから考えよう」
"Death Marching to the Parallel World Rhapsody" - 「デスマーチからはじまる異世界狂想曲 13」
迷宮に籠ってレベルアップに勤しむ仲間たち。もちろん、迷宮内に温泉宿を作って休憩したり、マイペースですね。
一方、探索者学校を始動させたりもしています。
そして、ついに仲間たちだけで挑む「階層の主」。ところが召喚したはずの「階層の主」の前に、とんでもないものがやって来て。
サトゥーを自分のマスターと勘違いしつつも戦闘に発展する。サトゥーも最終的に封印していた最終兵器を起動するほど。
そして、ユニークスキルと「神の欠片」という言葉の関連とその因果が判明し・・・。
サトゥーの無双ぶりが爽快ですね。次巻も楽しみです。
「失格紋の最強賢者 3 ~世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました~」
イリスを仲間に加え、編入試験にも合格させることにも成功します。例によって(?)試験会場を破壊しまくりながら(笑)。
一方、王都結界を構築するための材料調達のため、第1学園の生徒の動員を企むマティスは、第1学園との対抗戦の再戦を利用します。第1学園長をとっちめる、処分することも忘れずに。
そして、迎える魔族との決戦。と言っても、いつものごとくあっさりと撃退してしまうのですが(笑)。
えーと、やっぱり緊張感があまりありませんね。あっと驚くギミックも無し。物語の伏線も見当たらず・・・。
次巻は、よりパワーアップして、お送りする予定(あとがきより)だそうですが、どうしようかなっと・・・。ちょっと飽きてきちゃったかな・・・、うーん・・・。
「失格紋の最強賢者 2 ~世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました~」
さっくり、あっさりと読んでしまいました。
この人の文面をよく見てみると、会話などにおいて、各人の発言が段落ひとつ費やすばかりか、次の発言の前に必ず空白行を設けているようです。従って、会話が続くと、空白行が目立つことになり、一頁に10行程度しか文が無いようなことになります。
まぁ、読むには楽で良いのですが、読み応え、と言う面においては非常に不満が残る文章構成となっています。
さて、ストーリーもサクサクと進みます。主人公は魔族に対しても、竜に対しても無双ぶりを発揮します。緊張感があまりないのも物足りないところです。主人公一人いれば、問題全て解決、という風にもなります。
また、敵役の魔族ですが、前世よりもかなり弱体しており、やっぱり役者不足ですね。
"Kumo desuga nanika?" - 「蜘蛛ですが、なにか? 8」
ついに最新刊(第8巻)になりましたね。
蜘蛛子改め「白」が、あんなことになってから2年の月日が経っています。が、白は相変わらずの様子です。幸いにも魔王と対立すること無く、4人(人間は一人もいませんが)で旅を続けています。そして旅は、魔族領に渡る直前にまで来ています。
ゴブリンに転生し、鬼人にまで進化した笹島京也が哀れでしたね。それにエルフもそうでしたが、ゴブリンの性格が従来のファンタジーと認識が異なっているのも興味深く思いました。
様々な運命が交錯し、転生者が出会い、敵対し合うとは・・・。各人の人生模様が多様で、これもまた興味深く、目を離すことができませんでしたね。未来での出会いがもう既に描かれているだけに、なお一層、ストーリーに目を離すことができず、一気に読んでしまいました。
次巻は、どのような展開が待っているのでしょうか。今から待ち遠しく思います。
"Kumo desuga nanika?" - 「蜘蛛ですが、なにか? 7」
魔王、白(蜘蛛子)、吸血っ子とメラの旅が続きます。魔族領へ向かう4人(人間は一人もいませんが)が、小国家群の荒野で蟻の魔物に襲われ、これをさくっと撃退すのですが。その蟻の魔物の潜んでいた地下のその奥底にとんでもないものが埋まっており・・・。
全編、バトルバトルしていましたね。しかもファンタジー世界にあるまじき SF チックな敵戦闘機械たち。しかも迎え撃つ陣容は、最古の神獣・魔王アリエル、エルフの族長ポティマス、管理者ギュリエディストディエス、神言教教皇ダスティン、と神を除いて最強者が揃うという。
その中で、蜘蛛子が「ないわー」と言いながらも重要な役割を果たす。なんと最後の最後にとんでもない行動に(!)。思わず笑ってしまいました。D のお気に入りなのも納得です。
次巻は、更なる進化を遂げた蜘蛛子の話ですね。読むのが楽しみですね。
"Kumo desuga nanika?" - 「蜘蛛ですが、なにか? 6」
蜘蛛子が「白」と魔王から呼ばれ、真祖であるソフィアと従者のメラゾフィスと共に奇妙な旅の様子が描かれていました。
過去のある時点での出来事ですが、蜘蛛子とその他転生者と時系列的に同期していましたね。
「この六巻はこれまでと比べてちょっと毛色が異なる感じになっております。
本編より未来の話だったS篇がお休みとなり、全編通して同じ時系列上のお話となっています。
それだけでなく、これまでバトルバトルしていた中身も、それぞれの登場人物の内面の葛藤だとか人間関係だとかに焦点が当てられておりました、そういう意味でもこれまでと違った感じになりました。」(あとがきより)
ストーリー上、すっぽりと抜けていた部分がきれいに補完されたようで、なるほどと思える感じでしたね。悪夢の残滓についても解明されましたし(やっぱり、ベビーズが・・・)。
続けて次巻も読むつもりです。楽しみですね。
物語は目まぐるしく次々と紡がれていきます。
大神殿からの異端審問官の派遣、薬師ギルドとの軋轢、帝国に忍び寄る黒死病。ファルマは異世界薬局を運営、診察、治療を続ける中、それぞれと対峙し、かつ対応していきます。
黒死病との対決(?)にははらはらどきどきさせられましたね。この世界初の治療薬の作製と防疫体制の構築、自身の持つ神力による大神技の行使。悪霊との対決。
また、ファルマに影が無いことの理由も明らかに(?)。ファルマ自身のアイデンティティーに関わるようなことでしたが・・・。
異世界薬局も繁盛して、市民にも認められてきました。ギルドも立ち上げて、国民の間での衛生観念の改革も順調です。
次巻は、どうやら薬剤製作工場が立ち上がるような気配が。読むのが楽しみですね。
「失格紋の最強賢者 ~世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました~」
あっさりと読んでしまいました。けっこう面白かったですね。「蜘蛛ですが、なにか?」を読んだ後では、ちょっと物足りない(読み応えがない)くらいでした。まさにライトノベル(!)。
「本作品は、魔法の進んだ世界のでさえ圧倒的に最強だった主人公が、魔法の衰退した未来へと転生し、無双するお話です。それと、無双するついでに、常識とか歴史とか色んなものを片っ端から破壊していきます。後にはペンペン草も残りません。」(あとがきより)
あとがきにある紹介が全てですね(笑)。手の甲に表れる紋章には、4種類あって、その評価が転生前と大きく異なっていること、詠唱魔法が常識となり無詠唱魔法が失われた技術となってしまっていたり、と状況が変わっている世界に最強賢者が転生してくる。
そこで、転生してきた最強賢者が無双するわけですが、彼の究極の目的は人類を存続させ、宇宙にいるという魔物を退治すること、かな(?)。
今後、どのようにして目的を達成していくのかとても楽しみですね。第2巻以降も購入することにします。
"Kumo desuga nanika?" - 「蜘蛛ですが、なにか? 5」
これまで、蜘蛛子と地上との時系列的なものに違和感があったのですが、それがやっと解消しました。そして、蜘蛛子が誰の転生者なのかも。
後はベビーズがどのように進化して、未来にどのように関わってくるのかとか、悪夢の残滓とは・・・、といったいくつかの謎がまだあるのですが。大体、今巻で蜘蛛子の進化の物語と、現在地上での出来事が繋がったように思います。
うーん、なるほど。第1巻から、このような展開を考えて伏線を張っていたのですね。もう一度読み直してみると色々な発見(再発見)がありそうですね。
でも今は、早く次巻が読みたい(!)。うーん、どうしようかなっと・・・。
"Kumo desuga nanika?" - 「蜘蛛ですが、なにか? 4」
やっと地上に出られて、うまいもの食い放題、の生活が送れると思いきや、まさかのマザーの襲撃に遭うとは・・・。しかもマザーは地上に出てくるために迷宮をぶっ壊して、さらに私に攻撃するために地形を大幅に破壊しながら・・・(!)。
まぁ、このような絶体絶命の危機を乗り越える蜘蛛子が素敵です。しかも、逃げ込んだエルロー迷宮でも罠が貼ってあり、これも辛うじて回避する蜘蛛子。
進化の過程で得たスキルには、毎回笑わせてもらっています。
また、時折現れる管理者(邪神)Dとのやり取りが面白いですね。そして、ついに蜘蛛子は魔王とも激突することに。海竜のうじゃうじゃいる海の上をぷかぷかと浮きながら、海竜退治しているときに。
一瞬で粉みじんされたにもかかわらず、復活する蜘蛛子。なんと言うことでしょう。
それからは、魔王との(命がけの)鬼ごっこ。そして、マザーとの対決。
次巻の物語の展開にも目が離せません。
"Regarding Reincarnated to Slime" - 「転生したらスライムだった件 12」
相変わらず面白かったですね。東の帝国との戦争前夜の緊張感あふれる様が描かれていました。
魔国連邦の戦争準備の様子が、まるでドキュメンタリー映画を観るように感じられました。リムルが配下になった「原初の悪魔」に名前を付けてしまったことに改めて気付く場面が面白かったですね。
リムルを含め3人の魔王、ヴェルドラ、そして魔人たちととんでもなく強力な個人が集い、また新たな監視衛星の設置、衛星からのレーザー攻撃という新兵器も擁した魔国連邦。対する帝国100万の精鋭兵士と科学と魔法を融合させた新兵器。いよいよ戦争となり、次巻では両国が激突します。今から次巻が発刊されるのが待ち遠しく思います。
"Kumo desuga nanika?" - 「蜘蛛ですが、なにか? 3」
面白くって、つい夜を徹して読んでしまいました。
最弱の蜘蛛型モンスターである蜘蛛子が、火・炎が弱点であるのにもかかわらず、中層のマグマ地帯を何とか渡っていくのが、もうはらはらどきどきでしたね。
鰻型モンスター、ナマズ型モンスターとの死闘の末、レベルアップ、進化を果たし、徐々に強くなっていく様子が爽快でもありましたね。
地上では、ユーゴーの謀略により、大変な騒ぎになっていましたが。
そして、蜘蛛子のスキル、禁忌が Lv10 に到達したときに明らかになった、この世界の真実・・・。
蜘蛛子はこれまで以上に強くなることを決意します。そして、ついに地上に出てきますが・・・。
うーん、続きが早く読みたい(!)。
"Kumo desuga nanika?" - 「蜘蛛ですが、なにか? 2」
中層に戻った蜘蛛子の冒険、いえ命がけのサバイバルが始まります。どのようなとんでも展開になるのかとても楽しみで、一気に読んでしまいました。
一方、地上の転生者の様子も綴られているのですが、その格差に愕然としますね。蜘蛛子が必死になって手に入れた知識も、学園で学んでいるという。
ステータスの低い蜘蛛でありながら、スキルを鍛え、格上の魔物を倒していくのが爽快ですね。
途中で、管理者なるものの声を聞くことになり、ゲームのような世界の管理者かと恐怖する場面もありました。いわゆる神さまの存在が感じられた瞬間ですね。蜘蛛子の前途がとても気になります。
それから、物語は、地上の転生者と地下の蜘蛛子とで、並行して語られているのですが、何だか時系列的に同期しているような、していないような。
地上では、転生してから十数年経っているのですが、蜘蛛子も生まれてから迷宮を彷徨っている時間もそれだけかかっているのでしょうか。ちょっと違和感があります・・・。
や、やばい、何も覚えていない・・・。
・・・ ・・・ ・・・
獣人族の国に招待された蓮弥たちですが、その獣王の居る王宮とは・・・。いきなり、楽しい展開でしたね。獣王と実質的な実権を握る王妃とのやり取りがまた。王子の勇者が特別ということでなく、そのカエデとの関係もそのまま獣王と王妃との関係そのままでしたね(笑)。しかも王妃とカエデが犬猿の仲という。
勇者を倒してしまったために世界からの注目を浴びてしまった蓮弥。そのために叙爵し、領地を賜ることに。領地整備もドラゴンを動員してのとんでもない方法で行い、また破格の条件で領民を募集する蓮弥。また、冒険者ギルドと養成学校を設立し、とんでもなく充実した施設を作ってしまう。
事務方が十分でないということもありましたが、王女を事務方トップに据え、何とか稼働するしているようです。外交も、人族の勇者を擁するということで、他種族の勇者が次々と蓮弥の領地を訪れることに。それも様々な様子で(笑)。勇者とは、残念な性格な者が多いようで・・・。
特に獣人族の勇者は・・・(笑)。お付きの巫女たちの対応もまた面白かったですね。
そして、蓮弥たちは、獣人族の国に招待され・・・。
次巻は、獣人族の国での活躍が描かれるようです。楽しみですね。
"Kumo desuga nanika?" - 「蜘蛛ですが、なにか?」
楽しく読ませてもらいました。
ぼっちの女子高生がひょんなアクシデントから、クラスメイトともども異世界に転生させられてしまいます。ところが、「私」の転生した先はなんと「蜘蛛」のモンスター。卵から生まれ落ちたところから、受難が始まります。いわゆる、共食い、そして上位種と思われる巨大な蜘蛛の襲来。
個体としては最弱で、素早さだけを武器に知恵と勇気で困難を回避して生き延びていきます。特にチートなスキルがあるわけでなく、もう必死で、何度も死にそうになってしまいます。その様子が健気で、応援したくなっちゃいました。
それと対比するように人族に転生した元クラスメイトたちの様子が描かれています。王子であったり、最弱な蜘蛛とは比べられないほどのチートなステータスであったり。蜘蛛の方は、毎日が生存競争で弱肉強食の世界で生き抜いているというのに・・・。
さて、まだまだ LV が低ーい蜘蛛ですが、それでも特異種として人族に目をつけられた「私」に、この世界の勇者が向かうことになります。「私」は、迫り来るこの危機を回避できるのか。次巻の展開がどうなるのか、とても楽しみですね。
相変わらず煙草臭がしていましたが、気にならずに一気に読んでしまいました。
蓮弥が大公からの依頼で訓練していた兵士たちの合宿の様子から楽しい。瘴気の森での野営地作りが、立派な砦になっていたり、訓練の魔物狩りにても、周辺の魔物を根絶やしにしてしまったのも。
そして、ヴァータン公爵の貴族軍との模擬戦でも完膚なきまでに相手をたたきのめします。かなり無慈悲な場面もあるのですが、爽快、でした。
一方では、聖王国の勇者の提言により、聖王国を中心とした連合国軍がトライデン公国に宣戦布告をし、総勢10万の軍勢でもって攻め込んできます。迎え撃つトライデン公国兵は、3万。この圧倒的不利な条件で、蓮弥は、敵勇者を殲滅すべく単身敵陣に殴り込みを敢行します。その姿が立派です。もう、ちぎっては投げ、ちぎっては投げ、獅子奮迅の活躍です。そして、ついに勇者と相まみえた蓮弥は・・・。
いやーもう、敵兵が本当に気の毒でしたね。蓮弥と共に突入した鎧兵(?)の活躍も目を見張るものがあり。
次巻も今から読むのが楽しみですね。
えーと、本自体はとても面白かったのですが、古本で購入したもので、先の所有者がどうも喫煙者であったようで、読んでいると煙草臭がしてきて・・・、苦労しました。私、非喫煙者です、はい。
で、読み終えるまで今まで掛かったのですが、本の内容自体は面白かったですね。勇者に毒を浴びせかけるシーンがあるのですが、ひょっとして本書自体が(煙草の毒を浴びせかける)ギミックが仕掛けられていたのでは、と思ったりしました(笑)。
元々が蓮弥が転生者なのですが、それは幼女神による直接の依頼があってのことで、転生先のリソース不足を解消するのが目的だったりするのです。そして、勇者とは、人族側の管理者が適当な条件で選んだ者をチートな能力を付与して転生させた者で、その目的は、ゲームに勝つこと(!)。
管理者がゲームとして、勇者や魔王を召喚できるようになったのも、蓮弥が転生してきたおかげなのですが・・・。ここら辺のやり取りが幼女神側からの視点で語られている様子が面白いですね。
そして、クズな勇者と蓮弥が衝突するのは避けようもなく。次巻はもっと派手なぶつかり合いが予定されているようです。楽しみですね。
復活した魔竜が何故か盾の勇者に惚れ込んで味方になっているのが、面白いですね。そして、かつて魔竜が支配していた地へと赴き、魔竜の宝物庫から強化方法を探る様がまた楽しかったですね。
フィーロがあんなことになったのはちょっとかわいそうでしたが。
そして、その魔竜の地で、魔竜が行った制裁が元で、セインの姉やヴィッチたちと対峙することになる尚文ら。
そこで、本書の帯の文にあるように、「内なる怒りを解き放て!!」となるのですが・・・。ヴィッチに対する恨みと憎しみがこれほど強いとは・・・(笑)。
とにかくもまだまだ強化が必要な尚文たち。一方、尚文たちの世界にも危機が訪れようとしているようです。次巻の物語の展開が今から楽しみですね。
ついこの間第17巻を読み終えたはずなのに、何だかよく分からなくなっていて、読み進めるのに苦労してしまいました。うーん、物忘れが酷くなっていくような・・・(汗)。
鏡の盾にあった強化方法は、食事すること(!)。ナオフミは絆の世界の勇者たちのため、仲間たちを強化するため、思いっきり料理の腕を振るっています、という導入からなんだかにやりと。
挙げ句の果てにナオフミの料理からの負担を減らすため、王国一の料理人の元を訪ね、彼を雇うことを画策しますが。すったもんだの末、何だか料理対決、ということになり(笑)。
異世界料理というのが、この手のライトノベルの定番商品となっているようですね。しかも、セーヤというかの料理人が波の尖兵だというオチ。当然のごとく、戦闘ということになるのですが。
セインの姉までが参戦してきて・・・。
図書館兎のエピソードもありましたが、今巻はなんだか幕間劇のような、ゆるーいノリであったような。それでいて、重要な事柄がさりげなく提示されていたりなんかして。楽しく読み終えることができました。
次巻も続けて読んでいくつもりです。
2018.2
帯の文にあるように、「今語られるアドリアナという物語」千年前に生きた先代魔法工学師アドリアナの生涯が描かれていました。
工学魔法の創始者で、ゴーレム作製の先駆者でもあります。
父が仁と同じく日本人で、転移者でもあったというのが判明。科学と魔法との接点が彼によってもたらされた、ということが判明します。彼は、200年生きて、アドリアナに看取られて亡くなりました。
晩年、アドリアナが蓬莱島を整備して礼子と過ごした様子が淡々と綴られていましたね。
礼子が仁により修復され、アドリアナの墓地を訪れたときの光景が感動的でした。
"I am a villager, what about it?" - 「村人ですが何か? 4」
オーガエンペラー、鬼神を瞬殺したリュートでしたが、これからもコーデリアの側にいて彼女を守るためには、現在認定されているランクの不足を痛感し、冒険者ギルドを訪れ、冒険者登録をしようとします。その受け付けでもひと悶着あったのですが、その様子もまた楽しかったですね。その後のランクアップのための冒険の様子もまた。すでに SS ランクオーバーのリュートですから、目立つことなく、無双する様子にくすっとさせられます。
そのような時に、スラムで行き倒れになりそうな少女を助けるリュートとリリスだったのですが、その少女は実は、ハイ・エルフと獣人とのハーフだという・・・、また色々と謎がありそうです。
一方、勇者コーデリアですが、バーサーカーという二つ名が災いして、汚れ仕事専門の聖騎士団に派遣されることになります。残虐非道・鬼畜な所業に及ぶ聖騎士団の有り様にコーデリアは憤慨、唾棄しますが、聖騎士団長が転生者で、チートなスキル持ちであることから窮地に立たされることになります。そこで、リュートの登場(!)。颯爽と現れ、コーデリアをさくっと助ける様が素敵です。
次巻が発刊されるのが今から待ち遠しく思います。
"I am a villager, what about it?" - 「村人ですが何か? 3」
やっぱり面白くて、一気に読んでしまいました。
リュートとリリスが、コーデリアが所属するアルテナ魔法学院の入学試験を受ける場面から始まります。なるべく目立たないように受けるはずが・・・。すでにこの時点で楽しくなってきますね。
そして、リュートは村人ということが災いして、最底辺のクラスに入ることになり、魔の森にある廃校舎での1ヶ月の合宿参加することに。魔術・身体強化を封じられた状態での純粋な筋力を競うときでもリュートはぶっちぎりの無双ぶりだったのも楽しかったですね。
また、この合宿で、三枝心春で知り合うわけですが、彼女の出自とスキルにも謎があり・・・。
圧巻は、オーガエンペラー、鬼神との戦闘ですね。
「通りすがりの村人」は、鬼神に対しても無双なのでしたが、それがまた・・・。
次巻もとても楽しみです。
岡田卓也は、不治の病である発光病を患って入院している渡良瀬まみずをクラス代表として見舞うところから物語は始まります。
帯の文とか、チラシの文を見ると「感動作!!」とあるのですが・・・、確かに感動的なストーリーなのですが、もう歳なのでしょうか、感涙、というほどの感動はありませんでした。感受性がもう鈍りまくっているのでしょうか(汗)。
登場人物は主人公、ヒロイン、友人を含め、皆心に傷を負っています。対人関係が素直に結べない、というか、臆病になっているというか、抑圧されたものを抱えているようです。そのような少年と少女が病院で知り合い、お互いに惹かれあうが素直にそれを表に出すことができない・・・。切ない、ラブストーリー、でしょうか(こういう表現をすると何だか本当に安っぽく聞こえますが)。
"PERRY RHODAN NEO TERRANER" - 「ローダンNEO 8 テラナーズ」
ついに第1シーズン完結です。最後の最後までどのような結末になるのか不明で、わくわくしながら読み進めることができました。
ローダン、ブルをはじめミュータントたち、トーラもクレストを救出すべく裁判が行われているワシントンに集結します。
迎える大統領側も一枚岩とはいかずにクレストが拉致されてしまうことになります。
それにしても、まだまだ謎が残ったままとなりましたね。金星基地の存在、小型搭載艇の破損(修復できるのか)、不死の秘密について・・・。
第2シーズンも訳出されるのでしょうか。是非、発刊してもらいたいですね。
"Merchiant meets spicy wolf." - 「狼と香辛料 XX Spring Log III」
ほのぼの、ほっこりとする話ばかりが続きます。一部、昔に亡くなった遺体の話がありましたが・・・。
相変わらず仲の良い2人です。ホロは、いまだ見た目が14,5歳の少女のままです。娘のミューリとも姉妹のように見られてしまうほどです。
密かに異端審問官が「狼と香辛料亭」に投宿したときの話は感動的でした。繁盛している理由は最後まで不明でしたが、最後には・・・。
また、人ならぬ者たちの間では、伝説となりつつあるような湯屋になっているようですね。また、ホロとロレンスの行商の旅は、英雄譚のように伝えられているようでも・・・(笑)。
次巻も、非常に楽しみですね。
"I am a villager, what about it?" - 「村人ですが何か? 2」
ちょっとだけ続きをと思い、・・・読了しました(笑)。
幼馴染みの勇者を邪神の襲撃から救い、コーデリアがアルテナ魔法学院でリュートに再会する間のリュートとリリスの修行の様が描かれています。
前巻で既に邪神(邪龍)を余裕で抹殺できるくらいだったのですが、更に高見を目指しての修行です。その前にリリスの奴隷紋からの解放とレベルアップがあったのですがね。
そしてなんと言っても「陽炎の塔」攻略の様が圧巻でしたね。あっ、いえ、試練の突破でなく、聖剣の向こうにあるアポカリプスを目指して、守護者との死闘の話です・・・。
そこで最後に対峙するものは、何と・・・。
また、リリスの心情についても細かに描写され、途中にレトリックも挟み、どうなるのかやきもきさせられましたが・・・。ついつい引き込まれて最後まで一気に読んでしまいました。
次巻も読んでみたいものです。どうしよーかなー(おい)。
"I am a villager, what about it?" - 「村人ですが何か? 1」
ちょっとさわりだけ、と思って読み始めたのが、あっという間に読了してしまいました。
とにかく勢いのあるストーリー展開ですね。幕間にあるショートストーリーもまた、本編との関わりが楽しみとなるように描写されていて、ついつい読み進めてしまいました。
それにしても、転生先が異世界で、役割が「村人」として分かっている時点で、スキルに「死に戻り」と「叡智」を選ぶなんて。 そして転生したら、死ぬまでをチュートリアルとして次の転生に生かすとは・・・。チートですが、よく考えられていますね。
それでも(それこそ)必死の努力でもって強くなる様には感動さえしました。リリスという仲間も得ました。次巻の活躍にも期待、ですね。
いきなりでのゴブリン、オーク、魔物退治となります。レンヤ無双、が爽快ですね。実際の戦闘描写では、スプラッタ状態でしたが・・・。
その魔物退治をきっかけに世界がレンヤを放っておかなくなりそうですね。そして、魔族の大物であるレミアもまた。
それにしても、竜を狩りに行って、ワイバーンを狩っている間に竜が逃げ出してしまうなんて(笑)。レンヤの規格外さを竜も感じたのでしょう。しかも生け贄(贈り物)まで用意しておくなんて。
もう、やりたい放題なレンヤですが、次巻の展開もまた楽しみですね。
「ソードアート・オンライン プログレッシブ 005 黄金律のカノン <上>」
フロア内クエストがけっこう詳しく描かれています。が、PKer の介入により中途半端になっていますが、次巻で何らかの解決をみるのでしょうか。そうだとすれば、伏線としてどれが仕込んであったものなのか興味が湧きますね。
そして、次のクエストであるダークエルフ関連のものですが、それもまた端緒に就いたばかりで、今巻はかなり不満の残る展開でした。
次巻にきれいにつながるのか、ちょっと不安・・・。
"THE VILLAGERS OF LEVEL 999" - 「LV999 の村人 6」
惑星サイズのモンスター、デミスとの決戦前のひととき・・・が、アースクリアに戻っての訓練、戦闘準備に費やす日々となっています。そんなときにグリドニア王国の管理者セイジとの連絡が途絶え、合わせるように旧時代の超兵器が稼働し始めます。眠りの状態にあるデミスが目覚め、地球滅亡の危機が迫ります。
そこで、グリドニア王国に乗り込んだ鏡ら一行は、そこで驚愕の風景に出会います。そして、セイジに対峙した鏡らが知ることになる驚愕の真実。
でも、そこでもやっぱり、「LV999 の村人」は規格外の強さを発揮するのです。特にスキルについての説明が面白かったですね。ただかっこいいとだけ説明のあったスキルが実は・・・、というところとか。これに卒倒してしまうセイジもまた(笑)。
次巻から、いよいよデミスとの闘いが始まるのでしょうか。とても気になります。
「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 5周年記念 書き下ろし付き スペシャルストーリー集 [本編編]」
先日読み終えた第13巻に付属していた「5周年キャンペーン!!!!!」のスペシャルストーリー集を読みました。
表紙イラストは、第1巻のものですね。何だか懐かしく思えます。
本書は、200頁にも及ぶ短編集で、けっこう読み応えがありました。とらのあな、ゲーマーズ、アニメイト、Amazon 等の特典としてあったものを一挙に集めたもののようです。
私が、初めて目にするものばかりで面白かったですね。第13巻を購入すると短編集がもう1冊おまけについてきた、といったお得感がありましたね。
本の内容は、本編を何度も読み返していますので、登場キャラクタが分からない、と言うことも無く、サクサクと読み進めることができました。
楽しいエピソードばかりでした。
"The Bride's Stories 10" - 「乙嫁語り 第10巻」
カルルクが健気です。アミルが可愛いです。繊細なタッチで緻密に描かれていますね。裏表紙絵にあるカルルクの鷹狩も迫力ある描写がされていましたね。
そして、久しぶりに登場のヘンリー・スミス一行。何とか無事に旅を続けているようです。しかしまさかあの人がアンカラで待ち受けていようとは。この邂逅がスミスにどのような運命をもたらすのでしょうか。
次巻もまた楽しみですね。
「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 13 (ドラマCD付き限定特装版)」
やっぱり面白い。息もつかせぬ展開で、一気に最後まで読んでしまいました。
ヘスティア・ファミリア初の遠征を何とか終えて、18階層に戻ってきたベルたちに驚愕の報がもたらせられます。「疾風」が冒険者を殺害して、下層方面へ向かった、と。
それにも増して、不安な道行きを暗示するカサンドラの「悲劇の予言」がありました。カサンドラとともにその「予言」を読み解きながら、それを回避しようと画策しますが、その予想をも上回る「悲劇」と「絶望」が彼らを待ち受けていました。
もう本当に容赦のない戦闘というか、蹂躙でしたね。ベルも瀕死の重傷を負ってしまい、もはやこれまで、というところまで追い込まれます。
今巻で話が完結せずに次巻に持ち越し、ということですが、この絶望的な状況から生還することができるのか、次巻の展開がとても気になりますね。
"Cooking with wild game." - 「異世界料理道 VOLUME 8」
帯の文によると大層な状況かな、と思われましたがそうでもなく、森辺の民の日常の1頁といった風情でしたね。それでも森辺の民にとっては初めての出来事なのかもしれません。
今巻は、ジェノスの貴族たちとの対決の前日譚、といったところで、著者曰く「連作短編集」のような構成でした。
それにしても、アイ=ファの狩人としての身体能力は傑出しているようですね。狩人の力比べでも、ルウ家氏族の内の4傑に入るのですから。
そして、アスタがこの世界に来てから、60日経ったということですが・・・。わずか、60日間の出来事なのですね。町に屋台を出すようになってから、ファ家の資産も莫大なものとなっているようですね。
次巻は、いよいよ貴族との話し合いがされるようです。どのような展開になるのか、とても気になります。
※ 前巻の裏表紙にはアイ=ファが、今巻の裏表紙にはアスタが、とってもかわいい仕草で佇んでいますね。あの、いえ、それだけのことですけど(笑)。
"Cooking with wild game." - 「異世界料理道 VOLUME 7」
スン家の滅亡の後始末もそこそこに町へ屋台に、そして、宿に晩餐を卸すことになったアスタ。屋台再会の夜のファ家に捕縛・監禁されていたはずのスン家の長兄と次兄が押しかけると・・・。
森辺の民、ジェノスの町の民、それぞれの確執が絡み合い、衝突する場面にアスタは行き逢うことになるのですが、何だか運命的なものを感じますね。町で屋台を開き、ギバ肉が、森辺の民が認められようというときに、一気に過去の亡霊が襲ってくることになるのもまた。
かなり重たい雰囲気でしたが、何とか解決でき、前向きに未来を歩もうとするアスタたち。次巻の展開も気になりますね。
何故か読み終わるまで、けっこうな時間が掛かってしまいました。忙しくて読書に時間があまり取れなかった精かもしれませんが、読み始めても直ぐに微睡み始める、ということであったのかもしれません・・・。
取り敢えず、悪人は出てきません。モンスター退治ですので生命の危険には晒される訳ですが、こうなんというか、緊迫感はあまり感じませんでした。
また、イラストがアニメチックで、ポロがまるでピカチュウの様でしたね。イラストがさいとうなおき、という人なのですが。どうもポケモンのキャラデザをした人(?)なのかも・・・(よく知りません、はい)。
とにかく、生まれ育った村を出て、冒険者になるべく町へと向かう主人公のアース。冒険の始まりです。テイマーとしての能力もまだまだ未知数です。次巻が楽しみですね。
少女戦隊もの、というものでしょうか。どうも物語の背景の説明があまりなくて良く理解できませんでした。
戦闘シーンがこれでもか、と言うくらいに連続します。それなりに迫力があり、スピード感満点で、息付く間も無く、一気に読んでしまいました。原作がアメコミ風(?)で、読者の理解を配慮せずにどんどんとストーリーが進みます。作画が日本人ですので、作画も丁寧で破綻もありませんでした。人物の書き分けが素晴らしい。
まぁ、細かいことは言わずに、各人各様の戦闘シーンを楽しめればいいのかと(笑)。
第3巻で新しいキャラクターが追加されましたね。それが、人間で無く妖精という。シルキーと呼ばれる種族で、家に憑く妖精だとか。幼女体型でメイド姿というのはお約束でしょうか(笑)。
彼女の性格も色々と屈折、というか楽しい設定ですね。特に、家に来る暗殺者の撃退シーンとか。
レンヤの性格もまた、国立冒険者育成学校の生徒たちを撃退(?)するシーンで遺憾なく発揮されます。それはもう、情け容赦なく(笑)。撃退(殲滅?)された生徒たちの末路は、エピローグで判明しますが・・・。
鍛えてきた魔術も半端なく発揮されます(笑)。普通の魔術師数百人に相当するという、とんでもないものとなっていますね。
そして、エルフの国への物見遊山の訪問であるところが・・・。次巻がとても気になりますね。
リソース不足を補うべく異世界に転生させられた主人公。大往生を迎えたうえ、神様に乞われて転生するわけで、その際にチートな特性も得てしまいます。今巻の冒頭、魔術が使えるように訓練するのですが、本来の魔力量が極小であったにもかかわらず、とんでもない量にまで成長することになります。まるで、「無職転生」のルーデウスのようですね。
そして、パーティで初めての冒険がダンジョン探索なのですが、これが実は・・・。
レンヤの規格外っぷりが発揮されますね。一種清々しいほどのチートっぷりです。
少し気持ち悪い場面もあったのですが、まるで動じることなく、冷静に対処していきます。また、主人公の性格が、いわゆる正義ばかでなく、過酷なまでに自分本位であるのも、なんだか新鮮に感じました。
次の巻も続けて読むつもりですが、楽しみです。
"Cooking with wild game." - 「異世界料理道 VOLUME 6」
入念な準備な上、家長会議の晩餐に臨むアスタたち。そこで見たスン一族の女衆の姿に違和感を覚えるアスタ。
どのような悪辣な一族かと思っていましたが、やや予想と違い、禁忌を犯して堕落した一族、といった体でしたね。悪辣なのは間違いなかったのですが。そして長姉が本当に望んでいたのは、一族の滅亡を避けるため、あるいは滅びるのを見届けるためだったような気もしてきましたね。一方で長兄、次兄の馬鹿さ加減には呆れてしまいましたが・・・。
今巻で森辺の民のガンであったスン一族の問題は一応の解決をみましたが、ジェノスの町との関わり方が今後の大きな課題となりそうですね。次巻の物語の展開がとても気になります。
"Cooking with wild game." - 「異世界料理道 VOLUME 5」
新メニュー「ミャームー焼き」をひっさげて改めて屋台に挑むアスタでしたが・・・。
アスタのお店の快進撃が爽快ですね。宿場町での出店というのが功を奏したのかもしれませんね。また、スン一族以外の悪役が出てこないのが良いですね。ライバル店が無くて、そこら辺の軋轢がない、というのがちょっと物足りない、というか、いやそれがほっこりとしていて逆に良い、というか。
さて、次巻は家長会議の晩餐にスン一族の元に乗り込むことになります。楽しみですね。
"Cooking with wild game." - 「異世界料理道 VOLUME 4」
ひょんなきっかけからアスタは、町に出店(屋台)を出して、ギバ肉を販売することになります。そして、そのギバ肉を売り出すときの商品は、「ギバ・バーガー」というファーストフード(!)。なんだか、ログ・ホライズンで売り出したクレセント・バーガーを想い出したりします。
もちろん、異世界での出店ですので、色々な制約や条件があり、また色々な懸念事項もあります。
入念な準備の上、出店を運営するアスタでしたが・・・。もう次からの展開が気になって仕方がありませんね。これから、というところで、次巻へと言うのは憎い、というか・・・(笑)。
"Death Marching to the Parallel World Rhapsody" - 「デスマーチからはじまる異世界狂想曲 2」
アリスとルルのことが気になって、さわりだけ、と思いながら読み始めましたが・・・、あっという間に一気に最後まで読んでしまいました。
この巻では、不死王<ノーライフキング>ゼンとサトゥーとの対決が主となりますね。サトゥーの無双ぶりが発揮されるのが爽快な気分にさせてくれます。
それにしても読み返してみると分からないことだらけですね。何故ゼンはミーアを誘拐しようとしたのか。何故どのような経緯で、「トラザユーヤの揺り篭」を本拠地にしたのか、そして赤兜は何故ミーアを助けようとしたのか。
うーん、ついつい続けて読みたくなりますね。
"Death Marching to the Parallel World Rhapsody" - 「デスマーチからはじまる異世界狂想曲」
TV放送が第4話まで放映し、原作が気になって、ちょっとさわりだけ、と思ったのが運の尽き。そのまま第1巻を一気に読んでしまいました。TV放送も第4話で、丁度第1巻の内容となっているようですね。改めて原作を読み返してみると、TVアニメもうまくまとめられているようです。もちろん、アニメでオリジナルなところもあり、原作から省いたところもあるようですが。
プロジェクトがデスマーチ進行して一息ついたところで、いきなり異世界召喚。その後、チートくさいスキルにより、「神殺し」の称号、様々なスキル、お金、アイテム等を入手し、迷宮でリザ、ポチ、タマを拾い、さらにアリス、ルルと出会うまでが描かれています。
サトゥー本人は、異世界観光をメインにして各世界を巡ることを画策していますが、さて彼を取り巻く状況がそれを許してくれるのやら・・・。やっぱり、面白いですね。
"Cooking with wild game." - 「異世界料理道 VOLUME 3」
帯にある海法紀光の推薦文、「これは現代人が異世界を変革する物語ではない。ささやかな歴史の転換点に出くわした一人の少年。半人前の料理人が、大勢の人と出会い、大勢の人と共に、未来への道を模索する物語だ。」がこの本の内容を的確に表しています。
女性でありながら、一人で狩人として生きてきたアイ=ファと半人前の料理人であるアスタとの運命的な出会い。
狩人になれるほどの体力はありませんが、その料理の腕と真面目で真摯な態度で、集落の一員として認められていきます。氏族内の婚儀の祝いの席でのかまど番を任されるほどに。
このささやかな出会いがこの世界にどのような影響を及ぼしていくのか、とても興味が湧きますね。
届けられてから直ぐに読み始めたのですが、何故か余裕が無くて、就寝前に続きを読んでいると、面白くて(つい)夜を徹して読んでしまいました(アホです、はい)。
帯の文にあるように、「敵は裏切り者だらけ!?」ですね。
絆を救出するためにラフタリアを追って、絆の世界へ旅だった尚文たち。
いきなり、ラルクやグラスとの戦闘に巻き込まれてしまいます。そこで、絆の世界が陥った深刻な状況が明らかになります。
また、世界を渡ったことによる弊害を克服しつつも戦闘力アップに努める尚文たちでしたが、予想を上回る敵が待ち構えていました。その敵とは、「裏切り者だらけ!?」な訳ですね。
ここでも様々な出来事があり、スリリングな戦闘シーンが繰り広げられ、目を離すことができませんでした。
うーん、次巻も早く購入して読んでみたいですね。
アリエスを玉座に据えるため、アスラ王国へ向かうルーデウス一行。
強敵の襲撃を辛くも躱しながらもアスラ王国に入国するも、アリエスを玉座に据えるためにはまだまだいくつもの難関があり。
ルーデウスはあくまでもバックアップに徹していて、直接戦闘に参加するということも無く、ちょっと拍子抜け(笑)。
しかしながら、王国貴族たちの権力闘争の様子、オルステッドの秘密のひとつが明らかになるという、けっこう読み応えのある巻でした。
次巻以降は、魔法都市シャリーアに戻ったルーデウスの今後の展開が描かれるようです。発刊されるのが今から楽しみですね。
惑星アルスを月の落下から救った仁が月より帰還してから3年が経ちました。帰還してからも仁とエルザは災害復興に尽力しています。それはショウロ皇国のみならず全世界に及び、各国から名誉貴族に列せられるまでに感謝されるようにまでなっています。
そのような世界情勢で、世界会議を開催しようという趨勢を受け、各国を代表して太子と仁が鎖国をしているレナード王国に世界会議への参加を呼びかけに派遣されることになります。
レナード王国の鎖国の状況から、ひょっとしてと思いましたが、予想違わずの結果となりましたね。
管理魔導頭脳の暴走により世界無差別攻撃に出る寸前であり、都合良く現れた仁と礼子にその命運が託される、というのも。
仁はこの世界にて居場所を見出し、妻を、家族を、そして友人を得ました。帰るべき故郷も。仁は、この星と共に生きることを改めて誓うのでした。
本巻でこのシリーズは完結と思いましたが、次巻より「アドリアナ編」が始まるようです。発刊日(2018/2/24)が待ち遠しく思います。
月が落ちてくる(!)。
月といっても衛星で無く、一定間隔を保つ準惑星とも言うべき天体で、実は移住用の宇宙船であったという。「始原者<オリジン>」と呼ばれる人々であり、現人類の始祖であり、長い年月を掛け、テラフォーミングの後、移住してきたという。
仁が宇宙船を作る過程が面白かったですね。宇宙空間もエーテルがあるのですね。魔法で宇宙船が飛んでいくという。しかも、試作機を最初に飛ばして、月に着陸、調査結果を持って、本命の宇宙船が飛来するという。月の推進装置の修理過程もスリリングで緊迫感があり、目を離すことができずに一気に読んでしまいました。
ただ一人、月の落下を回避するために月への飛行を決行する仁。仁だけにしかできずに、また彼のみにしかカタストロフィーを回避することができない、というプレッシャーはただ事ではないものであったと思います。
2018.1
ショウロ皇国女皇帝に新たな飛翔機を作製したり、カイナ村に雪室を作ったりの仁の平和な日常生活が続いています。そのようなときにも、正体不明の自動人形<オートマタ>が情報収集していることを仁の自動人形が察知します。
その一方で、正体不明の自動人形の管理者が、集めた情報を元に行動を起こします。それは、人類殲滅という戦争であった。
仁が蓬莱島防衛のために準備していたゴーレム軍が圧倒的でしたね。敵の正体もさっくりと判明し、仁が制圧に成功します。うーん、こんなんで良いのだろうか、というくらいに(笑)。
すなわち、仁は世界を相手に圧倒する軍事力を有している、ということであり、個人で管理できる範囲を大きく逸脱しているのではないかと(ふと)思ったりします。まぁ、物語の上での話ということで、単なる懸念ということでしょうけれども(汗)。
"PERRY RHODAN NEO FLUCHT AUS TERRANIA" - 「ローダンNEO 7 エスケイプ」
テラニア近辺で核融合爆弾が爆発し、避難民を収容するためにエネルギーバリアを解除せざるを得なくなってしまう。避難民と共に中国兵がなだれ込み、テラニアを占拠。ローダンとブルは辛くもテラニアを脱出し、オーストラリアへ。
いよいよ物語は最終局面へと。わくわくしながら次の展開を見守るように一気に読んでしまいました。トーラのその後が描かれていて面白かったですね。金星調査中に攻撃され、墜落したトーラでしたが、ここで、金星基地が出てくるとは。
ペリー・ローダンの世界をベースに新たな物語を紡ぐ、ということなのですが、実際にペリー・ローダンにて登場した設定が背景を換えながらも出てくると、なんだか楽しくなってきます。
次巻で、第1シーズンは完ですが、どのような展開になるのか、今から楽しみですね。
本当にさくっと読めてしまいました。
著者の薬学に対する知識の豊富さに圧倒されますね。しかも、転生した世界で魔法により自分で物質を創造できる能力が素敵です。左手で創造、右手で消去というのもユニークです。
前世の年齢が31歳で、とある大学の准教授、それが転生すると10歳の天才少年(あるいは、薬神の生まれ変わり)で、魔法も特別な能力を持つというのは「お約束」ですね。
また、有力な貴族であり、それが自身の能力を活かして平民に尽くす、その際にはその国の王とも知己を得る、というのも「お約束」かも(笑)。
とにかく、意地悪な妨害もなく、順風満帆で「異世界薬局」を開店・運営するまでが描かれていました。次巻への「ひき」もエピローグにあり、その展開が楽しみですね。
少し読んでは微睡みとしつつ、読み終えるまでけっこう時間がかかってしまいました(笑)。
前巻の内容が全て(と言っていいくらい)飛んでいってしまい、関連を思い出すのに苦労しました(決して、ボケたとは思いたくないこの頃)。
それでも、物語はさくさくと進み、問題は解決の目処がついて、戦争を回避できるようです。主人公に甘い世界とは言え、ようやく、といった感じですね。
そして、なんだかんだ言いながらも、ついに「聖剣」を手に入れ、四属性の精霊の加護を受け、エルフの族長をして「まるで伝承に残る初代勇者のようだ」と言わしめたドイルの勇姿に爽快感さえ覚えました。
さて、エラトマとの決戦が開かれたところで、本巻は終わりましたが、次巻がどうなるのか今から楽しみですね。
ショウロ皇国の首都の東外れに屋敷を構える仁とエルザ。
サキの依頼により「錬金術博覧会」出展のアドバイスをすることになり、見事優秀賞を得たサキ。
平和な日常が続きますが、仁がある自動人形を修理したことにより、古代の遺跡の存在が明らかになり、ショウロ皇国は調査隊を派遣することになります。その遺跡で発見された驚愕の真実。
今巻も仁の活躍が冴えますね。決して前面で戦闘などで活躍するのではなくて、あくまでも「魔法工学士」としての役割を全うすることで、世界規模の危機を救うところなどは好感を持てますね。
そして、仁のいる世界の真実の一端が明らかになります。今後の展開が楽しみですね。
次巻も早く読みたいものです。
"I fall in love with you through a robot" - 「僕はロボットごしの君に恋をする」
昨年、新刊購入していたのですが、それをやっと読むことができました。
頁を繰りながらうとうとしつつ読んでいたのですが、半ばを過ぎるところから目が離せなくなり、一気に読んでしまいました。
とにかく、設定がユニークですね。最新警備ロボットを遠隔操作する主人公が幼馴染の女性に恋する、というのは。
主人公の彼女との触れ合う想い出が、現在の警護状況と交錯して、主人公の切なさが伝わりますね。
そして、ロボットに恋の眼差しを向ける彼女をロボットごしに見守る、という状況も。
最後に驚愕の事実が明らかになるのですが、まぁ、これはお約束というレベル。
物語は、(盛大な)矛盾を含みつつも、終局へと向かうわけなんですが、読後感はまぁまぁと言ったところでしょうか。帯の文にあるような「最新&最高傑作」というほどの感動はありませんでしたが、面白く最後まで退屈すること無く読むことができましたね。
何度も読み返したくなる、というほどではなくて、それがちょっと残念でした。
エルザがまたもや失踪し、仁が大慌てで捜索する様が微笑ましく思えますね。そのエルザの失踪先(転移門に誤って入ってしまった)が、あのカイナ村であったというのは、ちょっと出来過ぎかも。
そして、迷子になったエルザが真っ先に出会うのがハンナだということも(笑)。いずれにしても、仁はカイナ村へ帰還を果たし、仁もまたカイナ村を第2の故郷、と思っているようです。元々が孤児であった仁が、マーサやハンナ、村人の皆から「おかえり」と迎えられて涙ぐむところなんかは、ちょっと感動してしまいました。
一方で、蓬莱島の増強に余念のない仁。そして、魔導工作士の修行を続けるエルザの師弟関係も微笑ましく思えますね。
ラインハルトとベルチェとの結婚式、ラインハルトとエルザ、ベルチェの幼馴染で錬金術師のサキとの出会い、ゴーレム展示会への参加と、会場での事故、などイベントが続く中、ついに仁はあることを決心します。礼子も祝福してくれそうでよかったですね。
さて、ここまでで懸案事項であったことの大半が解決したのですが、今後の展開はどうなるのでしょうか。なるべく早く続巻を購入して読んでみたいものですね。
統一党の野望を挫き、首謀者であった自動人形エレナを初期化し、懐古党として復興に努めさせるようにした仁。
一方で、仁は、エルザとミーネを崑崙島で匿いますが、二人は母子の絆を確かめつつあるようです。伯爵家の名を捨てたエルザですが、やっぱり故郷が恋しいようであり、その意を察する仁が、ショウロ皇国での自分の発言権の強大化を図る、というのが面白いですね。また、その手段が、ショウロ皇国への環境保護の提言、というのもユニークです。
そして、実際に手柄を立てるのが、ショウロ皇国の古代遺物である巨大ゴーレムの暴走を止めることだったというのが如何にも、ですがちょっと都合が良すぎるような・・・気がします。
次巻も読むのが楽しみですね。続けて読んでいくつもりです。
エルザが自身の婚約話を聞かされ、乳母ミーネとともに失踪します。行方を心配する仁の元へ、ミーネが重傷を負い、エルザが誘拐されたとの報がもたらされ、仁はエルザ救出に注力します。
そして、エルザを誘拐したのが統一党であることを知った仁は、エルザを救出するとともに統一党に最後通牒を突きつけます。もう、仁の怒り爆発(!)ですね。
それから、統一党との決戦に備える仁なのですが、その過程がまた工学的手法に則っているところが面白いですね。仁自身がエンジニアであることを自覚しながら、戦闘経験を持つ自動人形アンにアドバイスを求めたり、老君を作成・運用するところなど、本人が戦闘の前線に立とうとしないところが面白く感じました。
また、無益な殺生をしないことを貫いているのも、(なぜか)ほっこりします。
統一党との決戦を終え、その後始末を考えるのもまた、仁らしいところですね。次巻の展開も楽しみです。
ゴーレム園遊会騒動の後もクズマ伯爵のプロポーズやエルザの嫉妬など、仁の周りは慌ただしく過ぎていきます。ゴーレム園遊会で負傷(?)したロッテの修復と改造も忘れてはなりません。
仁がエルザの誕生日プレゼントを考え、作成するエピソードが微笑ましくも楽しかったですね。
そして、鉱山での観光、採掘でのエピソードもまた。潮干狩りのように、観光客用に予め鉱石を埋めておく、という発想が楽しかったですね。仁が工作した鉱石を少女が掘り出すのが面白い。
そして、本巻最後に古代兵器のギガースと礼子が対決する様子が面白かったですね。
300年前の遺跡から発掘された魔晶石が暴走し、ギガースになるということ、ギガースがなぜか(?)高いところへ向かう、というのも何となく面白く、礼子の無双ぶりも楽しかったですね。
次巻は、いよいよ統一党と仁との決戦になるようです。今から読むのが楽しみですね。
ブルーランドに到着した仁らは、ビーナと再会。
そして、ラインハルト、エルザ、ビーナを崑崙島に招待して、案内する仁でしたが。カモフラージュもうまくいったようですね。でも、仁の生まれをごまかすにしては、ちょっと無理があるような気がするのですが・・・。
それにしても、ゴーレム園遊会、というのがユニークで面白かったですね。
ロッテの活躍が見物でした。そしてまた礼子の無双ぶりも。
そして遂に敵の正体が、分かりましたね。その目的も明らかに。
仁も気ままなフリーの魔法工作士から、国家間の陰謀に巻き込まれていくようです。次巻の物語の展開が楽しみですね。
ゴーレム艇競技を終え、蓬莱島に戻ったジンは、ジェットエンジンから航空機、自動車、ゴーレム艇等の開発に余念がありません。ゴーレムによる空軍、海軍、陸軍まで組織します。
そして、空撮による地図作製から、近隣周辺の探索、無人島の開発(崑崙島)まで短期間でこなしてしまいます。
そして、ゴーレム艇競技で知り合ったラインハルトの待つエリアス王国の首都ボルジアを迎えに来たとエルザと共に目指します。このときのエピソードが微笑ましいですね。特にエルザに嫉妬して拗ねる礼子がとても可愛い。
さて、のんびりと旅を続ける一行に忍び寄る敵の影。仁と礼子は、立ちはだかる困難に対しても、その無双ぶりを遺憾なく発揮させるわけですが、敵の正体がなかなかはっきりとしませんね。次巻では、敵はその正体を現すのでしょうか。楽しみですね。
今巻の舞台は、海ですね。
ヨットレースならぬゴーレムが漕ぎ手で女性が操船する競争艇での海上レースとなります。
主人公に声を掛けてくるのは、やはり美人と決まっているようです。そして、レースに必要なゴーレムの作製を依頼されるジン。
レースに参加させる競争艇が双胴船<カタマラン>というのはまだ良いのですが、ゴーレムが駆動する推進装置が(スクリューでなく)水車というのはユニークですね。スクリューの開発は、駆動部のギアの開発に(まだ)難があるようです。その理由がリアルで、著者のエンジニアに対する知識が光ります。
色々な妨害があっても、それをものともしない最強自動人形<オートマタ>の礼子が素敵です。その無双ぶりには爽快感すら感じますね。
次巻も続けて読んでいくつもりです。楽しみですね。
第2巻もさくっと読めてしまいました(笑)。行間隔が広いのか、1行文字数が少ないのか・・・。
物語の舞台は、前巻から異なり、城壁下に広がる街の露天商となります。そこで、魔導具を細々と並べている新米魔法工作士(マギクラフトマン)ビーナと出会います。
病気の弟・妹と借金を抱えるビーナは自作した魔導具を販売してお金を得ようとしていたのですが、商品がさっぱり売れず。そこで、ジンが色々とアドバイスし、様々な魔導具を共同開発していくのですが・・・。
商品開発において、その顧客ニーズを図り、商品仕様を立案し、試作・検討という、現代の商品開発手法を、魔導具の開発にさらりと当てはめているのには笑ってしまいました。いえ、元エンジニアの端くれとして、感心してのことですが。
さて、次はどの国、地方へ行って、何を作るのでしょうか。次巻が楽しみですね。
さくっと読めてしまいました。まさにライトノベルですね。
異世界転生ものですが、異世界でたった一人の魔法工学士(マギクラフト・マイスター)が、その後継者を捜し求め、それに応じたのが主人公である二堂仁、という設定が新鮮ですね。しかも、ジンが事故に遭い、命を落とす直前に破損した身体を修復し、かつ召喚するという。ちょっと出来過ぎなタイミング、シチュエーションであるのは、物語のお約束でしょうか。
ジンを探し出すまで先代が亡くなってから、1,000年後になるというのも面白い設定ですね。
世間知らずな主人公が、自身の異常ともいえる高度な技術を何のてらいも無く行使してしまう、というのも納得です。また、現代知識を駆使して、異世界で魔導具を作製してしまうというのも面白かったですね。
次巻も続けて読んでいくつもりです。
"PERRY RHODAN NEO DIE DUNKLEN ZWILLINGE" - 「ローダンNEO 6 ツインズ」
エリック・マノリ、フランク・M・ハガードとクレスト・ダ・ツォルトラルがアメリカ国土安全保障省に捕らわれたまま、大統領の元にまで連れられていきます。
ここに来て人類の愚かしさが際立ってきましたね。
ミュータントたちも実は褒められたものでは無いのですが、アメリカ国土安全保障省側のミュータントたちも同じような程度ですね。
副題の「ツインズ」は、元ネタをうまく生かしていますね。マノリとハガードがクレストと共に連れ去られた訳に納得です。
ファースト・シーズンも残すところ2巻となりました。ローダンたちの今後とテラニアの運命がとても気になりますね。
早く続きが読んでみたいものです。
"Re: Life in a different world from zero" - 「Re:ゼロから始める異世界生活 短編集 3」
5編の短編から成る短編集です。主人公が各短編で異なります。
基本的には、ほのぼのとしたストーリーが続きます。読んでほっこりとする話ばかりですね。
あっと、アナスタシアの冒険譚はちょっと別かも知れませんが。
本編の隙間を埋める話としては、楽しい設定ですね。
ペトラが王都へ出て、服を作る仕事をしたい、と夢見ていたのがどうしてロズワール邸のメイド見習いとなったのかも納得できました。
アナスタシアと子猫人の姉弟とどのようにして出会ったのかも楽しいエピソードでしたね。そして、その子猫人の加護の内容も新鮮でした。
"Re: Life in a different world from zero" - 「Re:ゼロから始める異世界生活 15」
第4章完結編ですね。
いきなり死闘場面の描写から始まったのには戸惑いました。
もう全編、死闘、戦闘場面が続きます。もう、終わりが無いのでは、と思わせるほどに。
ガーフィールの強さが際立ちましたね。また、エルザの正体も明らかになりました。彼女の強さも奈辺にあったのかと納得でした。
それにしても、王都でも、ロズワール邸襲撃でもエルザを雇ったのは彼だったのは、どうしても納得できません。動機がいまいちよく分からないのです・・・。ひょっとして、老化現象が進んで分からないのは私だけなのかも知れませんが・・・(汗々)。
次巻からはまた新章が始まりますね。楽しみです。
"Clover's Regret" - 「ソードアート・オンライン オルタナティブ クローバーズ・リグレット 2」
前巻の内容をまるっと忘れてしまって、読み始めは戸惑いました。が、登場キャラクターが数人と限られていて、しかも特徴のある人ばかりなので直ぐにストーリーに没頭することができました。
地名、アイテム、クラス名などが日本語独特の特徴的な言い回しに換えられているのも新鮮ですね。著者の知識の豊富さを垣間見る思いです。
まぁ、ストーリー展開の都合上、様々なアイテムが都合良く手に入るとか、因果関係が次々と明らかになる、とかはありますが。
仮想世界のことのはずが、現実世界の都合が反映されているというのは、真実なのかも知れませんが、ゲームを楽しむユーザーには本来関わりの無いはずの事なのですが。現実世界の犯罪行為の結果が仮想世界に反映される、というのはちょっと後味が良くないような・・・。いえ、読んでいる間は楽しくて、面白くて一気に読んでしまったのですけどね(汗)。
プログラマーの悲哀も感じさせる楽しい(?)お話でした。
"Saga of Tanya the Evil" - 「幼女戦記 9 Omnes una manet nox」
"Omnes una manet nox" - 「オムネース・ウーナ・マネト・ノクス」と読みます。「すべての人々をたった一つの夜が待ち受ける」と訳せます。その夜は別名 mors (モルス)、すなわち死です。ホラーティウスの詩に見られる表現です(Hor.Carm.1.28.15)。
- 2018.1.15 「山下太郎のラテン語入門」より:http://www.kitashirakawa.jp/taro/?p=1579
「幼女(バケモノ)さえ抜け出せぬ混沌。
療養・再装備のため、帝都へ帰還したレルゲン戦闘団。
そこで目にしたのは、死という非日常に慣れてしまった祖国の日常だった。
激烈に損耗し、閉塞感に囚われた帝国の世論は
あまりにも『勝利』を渇望してやまない。
そして新たにターニャに与えられた「無理」な仕事は、
潜水艦による敵戦隊の捜索撃滅。
秘密兵器は MAD 手製の大型魚雷。
死力を燃やし尽くしてなお、その先にも暗闇が横たわる。
己に平穏を――。
ターニャのささやかな願望さえも、あまりに遠い。
出口のない戦争は激化の一途をたどる。」
- 2018.1.15 "KADOKAWA" サイトからのあらすじのコピー: https://www.kadokawa.co.jp/product/321707000978/
泥沼の東部戦線から、帝都への帰還。そこで目にしたもの。また「無理」な任務を終えたターニャは、帰路イルドアを経由して帰国することに。またそこで目にしたもの。
戦争の泥沼から、生存の可能性を模索するターニャの奮闘ぶりが面白いですね。本国での物資の欠乏ぶりは、目を覆うほどであるのもかかわらず、戦争続行を政府は望む愚かしさ。文民統制を堅持する軍人の葛藤。それでも、クーデターの気配におののくターニャの様子が面白い。
じり貧で、荒廃していく祖国を目の当たりにして、愛国心を鼓舞されること無く保身をまず考えるのがターニャらしいですね。それでも必死に活路を見いだそうとするのもまた。
ますます時代に翻弄されていくターニャの動向に目が離せませんね。
無事トンネルが開通したと思えば、地図にも名前が載っていない小さな騎士爵領に。貴族同士のしがらみというか、勢力争いというか、色々と問題があるものですね。
小さな農業を生業とするオイレンベルク騎士爵領では、領主のみならず、その嫡子もまた農作業に勤しんでいる、という。スローライフを満喫している訳ですね。
そこで、トンネルによる利権争いに巻き込まれてしまう訳ですから。
それにしても、やはりというか、最後にはヴェンデリンがおいしいところを持って行ってしまうのですね。また、妻が増えてしまった(笑)。
次巻は、どのような展開を見せるのでしょうか。今から楽しみです。
面白くて、一気に読んでしまいました。
大事な仲間を殺されたことによる復讐を誓うナオフミ。そこで、七星勇者たちに会うべく、フォーブレイを訪れたナオフミたちは、玉座に座る鞭の勇者タクトと相対する。そこで、彼から告げられた驚愕の事実。
ナオフミたちは完膚なきまでにやられて、ほうほうの体でメルロマルクへ逃げ帰るはめに。
圧倒的な Lv 差に対して、真正面から闘う、いえ闘えるということが面白かったですね。Lv だけが実力で無く、これまで修行してきた成果が存分に発揮されることに。
また、復讐劇といって敵を拷問によって公開処刑するということも、残酷でありながら、これまでのライトノベルにないリアルな表現で説得力がありました。
謎の黒幕により、絆の世界も蹂躙されているようです。次巻は、絆の世界に乗り込んで、その世界を救う活躍が描かれるのでしょうか。早く読んでみたいですね。
クテンロウから帰還して、来る鳳凰との闘いに備え、村での修行が続く日々。そんな中、フィトリアからの依頼を思い出したナオフミは・・・。
4聖のうち行方不明であった元康とも何とか和解し、鳳凰に4聖全員で立ち向かえことになりましたが、その時のドタバタが愉快でしたね。元康の心情にどのような変化があったのか理解に苦しみますが、フィロリアル愛であることは分かりました(笑)。あぁ、ナオフミは、ラフちゃん愛ですね。
それにしても、これだけ準備していたのに鳳凰戦で、犠牲が出たのはとても残念でしたね。まさか、あの娘が犠牲になるとは・・・。特にナオフミを助けるために犠牲になったなんて。ナオフミの嘆き、哀しみが身に迫ります。そして、死してまでナオフミのそばにいたい、という健気な心意気に涙してしまいました。
次巻も続けて読んでいくつもりです。
"Cooking with wild game." - 「異世界料理道 VOLUME 2」
小さな集落での濃密な人間関係としがらみの中、様々な禁忌があり、それなりに秩序を保っていますね。アスタは、そのような集落に異界人として排斥されそうなものですが、そこに集落から孤立しているアイ=ファと出会うことにより、居場所を得ることができましたね。
狩人としての矜持、料理人としての矜持、アスタの奮戦がけっこう際立ち、面白く一気に読んでしまいました。
次巻以降もとても気になりますね。
"Cooking with wild game." - 「異世界料理道 VOLUME 1」
例によって異世界転生ものですね。17歳の料理人見習いが、不慮の事故により死亡したと思った途端に異世界に転移。
ただ、いつもはその異世界というのが剣と魔法の世界であるはずが、今のところ魔法の存在はありませんでした。また、剣はありますが、狩猟用の剣であり、小さな村の中でも孤立したヒロインと出会います。ヒロインは、例に漏れずに美人なのですが、どうもツンデレ特性のようです。
主人公であるアスタは、料理人の矜持でもって、味の不毛地帯である村でも料理をしようと奮闘することになります。
主人公が転生してから1週間くらいしか経っていませんが、ヒロインにも、有力な家の長老にも認められたようです。
次巻も続けて読んでいくつもりです。
"I can speak with Animal and Monster." - 「俺、動物や魔物と話せるんです 1」
田舎伯爵家の3男として転生した主人公は、前世の反省から、創造の女神メリアリナから「全言語理解」の能力を授けてもらう。そうして生まれ変わった世界で、ジェドは動物だけで無く魔物とも会話が交わせるようになるのでした。
しかも、その言語理解は魔法言語にまで及び、6属性全ての魔法を使えるようになるのでした。
そして、12歳を迎えたジェドは、幼馴染みの治療師の娘レイチェルと共に生まれ育ったアスマ村を出て冒険の旅を始めます。
ほのぼのとした世界で、根っからの悪人は登場しません。また、魔物も会話できる限りにおいて概ね温厚であり、特にゴブリンの3匹とは友情を感じるほどになります。魔物も無闇に人を襲うことはありませんでした。
物語は始まったばかりで、次巻からが冒険の旅の物語になります。読むのが楽しみになりますね。
"MADE IN ABYSS" - 「メイドインアビス 6」
遂に深界六層へと到達したリコ、レグ、ナナチの三人。そして、リコの胸にはプルシュカ、肩にはメイニャが。
裏表紙に、「理性と本能が入り交じる大冒険活劇、第六巻!!」とありましたが、正にその通りの展開でしたね。理解できない生き物、「成れ果て」が一杯。いつ頃からいるのかも不明。
そこで出会ったファプタもよく分からない存在でしたね。レグとは因縁浅からぬようでしたが。また、レグの口癖である「度し難い」という言葉が、ライザの口癖であったことが明らかになりました。レグの正体は、次巻以降で明らかになるのでしょうか。
早く次巻を読みたい、ですね。
"MADE IN ABYSS" - 「メイドインアビス 5」
遂にボンドルドとプルシュカの正体が明らかになりましたね。そこにはおぞましくも哀しい真実が。そしてボンドルドの非業悪辣さが際立ちます。アビスに取り憑かれた狂人そのものでしたね。
今巻は、リコとレグ、ナナチたちとボンドルドとの死闘のシーンが頁の多くを占めていて、セリフは少なくて、直ぐに読み終えることができました。
プルシュカの想いを受けて、深界六層の階に立つ三人。
その先に何が待ち受けているのか、とても気になり、読むのが楽しみですね。
"MADE IN ABYSS" - 「メイドインアビス 4」
意識不明の状態から目覚めたリコ。リコは夢の中で見たミーティの事を話します。そして、ナナチと共にアビスの深界を目指すことに。準備を行うリコ、レグとナナチ。
深界六層に向かうためには、その入り口、前線基地(イドフロント)を支配するボンドルドと対峙することが必要でした。そのとき、前線基地で三人の前に出迎えに現れた少女はは、プルシュカ。何とボンドルドの娘と名乗り、この深界の生まれだと言うのでしたが・・・。
ちょっとグロテスクな場面もありましたが、ストーリーの方が面白くて、ついつい頁を繰ってしまいました。まだまだ謎が多くあるようです。ボンドルドの正体、プルシュカの正体、そして三人は無事に深層へと向かうことができるのか。
次巻が、とても気になりますね。
"MADE IN ABYSS" - 「メイドインアビス 3」
オーゼンの元を離れて、更にアビスの深界を目指すリコとレグ。ところが、深界四層でタマウガチと遭遇し、リコの左手に毒を受けてしまう。更にまたタマウガチから逃走するため上昇せざるを得なくなり。全身から血を吹き出して苦しむリコ。そこに姿を現したのは・・・。
TVアニメもこの巻までのエピソードでしたね。如何にTVアニメが原作に忠実に、かつ丁寧に作製されていたのかが、よく分かりました。また、ミーティの哀しい運命に涙する場面もまた同質のものでしたね。
次巻も続けて読んでいくつもりです。
"MADE IN ABYSS" ー 「メイドインアビス 2」
アビスへと挑むリコとレグ。アビス内の独特な生態系に翻弄される二人。特に「アビスの呪い」と言われる上昇負荷に悩まされることになります。いきなり、リコが掠われて食べられそうになったり、レグの火葬砲が出たり、色々なことがありましたが、何とか深界二層に到達します。
不動卿オーゼンが不気味で、いい味出してましたね。これまでに無いキャラクターで新鮮な感じでした。そして、リコの出生の秘密が明らかになります。これもまた驚きでしたね。次巻は、表紙絵によるとナナチが登場するようです。楽しみですね。
"MADE IN ABYSS" - 「メイドインアビス 1」
探窟家の雛、リコと機械人形(ロボット)のレグとの出会い、そして二人がアビスへと出発するまでが描かれます。
アビスがある独創的な世界観、探窟家という職業のユニークさに惹かれます。また、「アビスの呪い」の存在もまたユニークでかつ、アビスへの冒険行きが一方通行であることを確信させ、相当な覚悟を主人公に強いることになります。
色々な謎が提示されますが、それが明らかになるのかどうかもとても興味が引かれるところです。さぁ、冒険の始まりですね。
シリーズ最新刊です。「水路」「怪我」「美術」「衣服」「煙草」「爆発」「忘却」「故郷」の8編となります。
謎の生命体から、「地球の終わり」を告げられても上層への旅を続けるチトとユーリの二人。水や食料、燃料を探して補給しながら教えてもらった上層への昇降機を探します。途中、昔の人の残した文化に触れながら。
死後の世界について考えていましたね。生きることに精一杯な二人ですが、常に死と隣り合わせな危険な旅でもあるのですね。
故郷についても少し触れられていました。何だか哀しい状況でしたね。
次巻は、どのような終末世界を見せてくれるのでしょうか。今から楽しみですね。
「電車」「波長」「捕獲」「文化」「破壊」「過去」「接続」「仲間」の8編となります。
電車に乗って移動するチトとユーリ。行き先に当てがあるでもなく、行けるところまで。
そして、驚異の生物(?)「ヌコ」と出会います。都市の廃墟の風景も工業施設風の廃墟に変わり、戦争の爪痕もそこかしこに見られるようになります。そして、様々な巨大兵器も、未だ稼働しつつも打ち捨てられています。その破壊の巨大さに驚愕する二人。
かつての人類の愚かさがひしひしと伝わってきますね。
人類の過去の一端に触れて、二人はどのように想ったのでしょうか。
TVアニメもこの巻までのエピソードが放映されていましたね。次巻は、まだ見たことの無い風景が広がるのかと、楽しみです。
「迷路」「調理」「記憶」「月光」「螺旋」「技術」「水槽」「生命」の8編となります。
チトとユーリの旅行(?)は続きます。行く当てもなく、目的地もなく、ひたすら生きぬことを優先して迷路の中を、螺旋の中を彷徨います。
終末の風景の中で、何気ない会話の中で真理が語られていくよう・・・。
でも、二人に悲壮感はありません。ただ淡々と生き抜いていくのです。廃墟の中、それでも様々な出会いが、驚異の出来事が彼女らを待っているのです。
次巻も続けて読んでいくつもりです。
「写真」「寺院」「住居」「昼寝」「雨音」「故障」「技術」「離陸」の8編となります。
積層都市の下層から上層の世界へ。そこには下層と違った風景が広がっています。ただ、廃墟であるのは間違いないのですが。
少女達にとっては日常であることであっても、廃墟が連なる世界は、終末観が漂います。何気ない会話の中に、何故か心に残る言葉が響きます。特に、ユーの何気ない言葉がそうですね。
港町にクテンロウ攻略の橋頭堡を築いてから、旧都を占拠することに成功したナオフミたち。
それにしても敵側(王命側)の馬鹿な政策にはあきれるばかりですね。生類憐れみの令を発布すること自体が愚策の極みだというのに。
自滅する敵をその勢いのまま攻略してしまう、ナオフミたちもその実力の様が顕著ですが。それにしてもナオフミは、一国を攻略する指揮官というか、将軍の様に指示を出すことに違和感がないようですね。実際に戦闘には、その前線に立っているのですが。
さて、ラフタリアを天命(王)にしたナオフミですが、次巻はどのような展開となるのでしょうか。楽しみですね。
クテンロウへ行くために、まずはシルトヴェルトへ向かい、船を調達しなければならず・・・。クテンロウへ着くまでが大変でしたね。
シルトヴェルトが盾の勇者を神と崇める国であり、また亜人たちの国であるとは聞いて知っていても実際にその国にいて肌に感じるのでは大違いですね。
しかしこの場面で、フォウルとアトラが活躍するとは意外でした。アトラの啖呵にはすっきりとしましたね。また、獣人化だけでなく獣化というのもあるとは。亜人たちの基本スペックには侮れないものがありますね。
何にしてもクテンロウに着いた、いや向かう船の上でも刺客との死闘がある始末。しかも水龍まで絡んできて。
クテンロウで何が起こるのか、とても楽しみですね。続けて次巻を読むつもりです。
剣の勇者も村の住人に混じり、修行に励む毎日が続きます。忙しくも平和な日常、と思いきや様々な事件が発生してきますね。
ドラゴンの卵はどこから(?)、という疑問もありますが、そのガエリオンと名付けられたドラゴンも色々な事情があってユニークでしたね。今後も活躍も楽しみです。
そして、弓の勇者との出会いもまた面白かったですね。結局、ヴィッチは四聖勇者全員を裏切ったことになりました。ヴィッチぶりがぶれないですね。
それにしても、この時点でラフタリアの出生の秘密が出てくるとは・・・。次巻は、彼女の国へ乗り込んでの活躍が楽しみですね。