書斎 - Books 2021
平積みになった本の中から最近読んだ小説の数々を、順不同にピックアップしていきます。それと感想をちょっぴり。
※ 簡単な感想を併記していますが、やっぱり表現が難しい。自分でも駄文だとは思いますが、仕方ないですよね。それにしても、ついさっき読み終わったばかりの本だというのに、内容の大半がはっきりと思い出せない・・・。どうしたものか・・・。
※ 一部ネタばれしていますので、未読の方は、ご注意ください。
※ 表紙絵の画像は全て所蔵する現物をスキャンして得ています(帯があるものはそのまま)。従いまして、このイメージの2次使用を禁止いたします。
※ 念のため、画像の解像度及びサイズは、"Thumbnail" 並に落としてあります。ネット通販サイトなどで見られる画像より「確実に」落としてあります。
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2021.12
"God bless me?" - 「私、能力は平均値でって言ったよね! 16」
「私たちが最強!!!『赤き誓い』は、魔族の村へ。そして、全てを知る存在と邂逅する!
異世界へと転生したマイル。ごく普通の平凡な女の子を目指し、S級ハンターなんかにならないように気を付けつつ、お姫様を助けたり、古竜と戦ったり!? そのマイルたち少女4人の『赤き誓い』が、古竜に乗って魔族の村へ! これで全種族をフルコンプ♪ レーナたちの思わぬ再会もあって、しかも魔族には “神子” という小さな少女が!? 彼女を救い、孤児院も助けつつ危機に備えるマイルたちの前に、全てを知るもの(スロー・ウォーカー)が……大人気シリーズ、もうすぐ決戦です!」
- 2022.12.15 SQEXノベル「私、能力は平均値でって言ったよね! 16」より
「大好きな庶民との平穏な生活を守るため、街を脅かす悪敵を成敗!
イザベラのもとに舞い込んできた事件――貴重な髪色の人間を誘拐する『カラーズコレクター』出現。ゲーム内では語られなかったその正体を暴き、成敗するため、イザベラはおとり捜査をすることに……!?」
- 2021.12.23 KADOKAWA BOOKS「悪役令嬢は、庶民に嫁ぎたい!! 2」より
「破天荒すぎる悪役令嬢が、一途で苛烈な求婚で没落シナリオを書き換える!?
転生したら、やり込んでいた乙女ゲームの悪役令嬢だった。王子に騎士に魔術師……ハイスペックな攻略対象なんてお断り! 大好きだった『庶民』キャラと結ばれるため、破滅フラグをぶち折って全力で求婚します!!」
- 2021.12.23 KADOKAWA BOOKS「悪役令嬢は、庶民に嫁ぎたい!! 1」より
2021.11
"Star- slasing ★ Kenshi" - 「星斬りの剣士 2」
「ミナウラでの騒動を経て、王都に帰還したユリウス。
リレアの情報によるとここ最近、王都では『魔法使い狩り』が出没するという。 魔法使いのみが狙われる事件に興味を抱いたユリウスは自身を囮に『魔法使い狩り』に立ち向かう。
高みを目指すべく、再び自ら進んで面倒へ首を突っ込んでいくユリウスに、ソフィアやリレアは『今度はせめて手の届くところでやってくれ』と懇願。 いざ『魔法使い狩り』と対戦するが、事件には何か裏があるようで――」
- 2021.12.23 EARTH STAR NOVEL「星斬りの剣士 2」より
"The Grestest Demon King in the Other World" - 「異世界最強の大魔王、転生し冒険者になる」
「冒険者になった魔王様は、無双も恋愛も料理も異世界の全てを楽しみ尽くす!
神と戦い、神に見捨てられた人々を救い出した最強の大魔王ルシル。
戦いから千年後、ただの人に転生した彼は世界を楽しみ尽くすため、旅に出るのだが――
『一度魔術を使うだけで魔力が倍増した、これが人の成長か』
そう、ルシルは知らない。
眷属が用意した肉体には数万人の技・経験・知識が刻まれ、前世よりも遥かに強くなる可能性が秘められていることを。
千年間、そして今も、魔王を敬い愛してやまない眷属たちがただひたすら彼のために暗躍していることを。
潰れかけの酒場〈きつね亭〉を建て直すために、看板娘のキーアとダンジョン探索、お店経営を共に始めるところから世界は動き出す―――。
転生魔王による、冒険を、料理を、恋愛を、異世界の全てを《楽しみ尽くす》最強冒険者ライフが始まる!」
- 2021.12.16 電撃の新文芸「異世界最強の大魔王、転生し冒険者になる」より
"God bless me?" - 「私、能力は平均値でって言ったよね! 1」
「私、普通の女の子です!!!
ユーモラスなファンタジーの傑作、登場!
私、アスカム子爵家長女、アデル・フォン・アスカムは、10歳になったある日、強烈な頭痛と共に全てを思い出した。
自分が以前、栗原海里(くりはらみさと)という名の18歳の日本人であったこと、幼い少女を助けようとして命を落としたこと、そして、神様に出会ったことを……
出来が良過ぎたために周りの期待が大きく、思うように生きることができなかった海里は、望みを尋ねる神様にこうお願いしたのであった。
『次の人生、能力は平均値でお願いします!』
なのに、何だか話が違うよ!
3つの名前を持つ少女、剣と魔法の世界で、うっかりS級ハンターなんかにならないように気を付けて普通に生きて行きます!
だって、私はごく普通の、平凡な女の子なんだから!
小説家になろう連載開始直後から人気爆発!
全38万作品の中で、四半期ランキング第2位となったユーモア溢れる傑作が早くも書籍化!」
- 2019.6.3 EARTH STAR NOVEL「私、能力は平均値でって言ったよね! 1」より
"The Maiden Called Hero or Monster" - 「勇者、或いは化け物と呼ばれた少女 下巻」
「腐臭がする――それは魔物か、人間か。
はるか昔、勇者には三人の仲間がいた。
そして、今このときも。
勇者は何のために戦うのか。
世界の平和のため、愛すべき仲間のため、それとも自分のため?
腐臭が漂えば、少女は立ち上がり剣を取る。
何度でも這い上がり、いつまでも闘い続ける。
血は枯れ、肉が削ぎ落ち、身体が朽ち果てたとしても――
それが、勇者の使命。
仲間の未来を繋ぐため、己の使命を果たすため、勇者は魔物との最後の戦いに臨む。
『私が私であるために』」
- 2021.12.6 KADOKAWA eb! enterbrain「勇者、或いは化け物と呼ばれた少女 下巻」より
"The Maiden Called Hero or Monster" - 「勇者、或いは化け物と呼ばれた少女 上巻」
「魔物は、殺して殺して殺し尽くす。
かつて少女は “勇者" と呼ばれ、賞賛された。
そして “化け物" と呼ばれ、恐怖された。
魔物を殲滅させるまで、少女の足は止まらない。
殺して殺して殺し尽くす――
それが、勇者の宿命。
過去を失い、新たな仲間を得ても、少女の目は魔物を追い続ける。
理由は、ただひとつ。
『私は、勇者だから』」
- 2021.12.6 KADOKAWA eb! enterbrain「勇者、或いは化け物と呼ばれた少女 上巻」より
"Silent Witch II Secrets of the Silent Witch" - 「サイレント・ウィッチ II 沈黙の魔女の隠しごと」
「魔力測定&恩師の赴任――最強の魔女、正体バレの危機に思わず失神!?
護衛対象の王子を脅かす敵を極秘裏に “処理” したモニカ。次の難関は、魔力測定で常人を遥かに上回る魔力量を隠すこと!? ごく普通の学園生活が試練の連続なのに、その裏で王子を狙う更なる悪意も動き出し……?」
- 2021.11.12 KADOKAWA BOOKS「サイレント・ウィッチ II」より
モニカの第二王子護衛のための学園潜入が続いています。しかし、王子の護衛のはずが、竜退治したり、自身が襲撃に遭ったり、毒殺されそうになったりと予想外、想定外の事態に見舞われています。
また、正体ばれの危地にも陥ったりするのですが・・・。
モニカの魔術師としての能力とコミュニケーションの無さ(極度の人見知り)、運動神経皆無の鈍臭さなどのギャップがとても面白く、またモニカの成長もまた微笑ましく思えます。
そんなモニカを取り巻く学園生たちの振る舞いもまた、微笑ましいものがありますね。
色々と次巻への引きもありましたが、次巻の発刊が楽しみですね。
「滅龍王ティアマット――その精霊を体に取りこみ、 龍殺しとなったノゾム。
しかし、絶大な力は自身のスキル ””能力抑圧”” で抑えられていたため、周囲からの評価は相変わらず低いまま……。
しかし、学園の実力者のアイリスやティマ、問題児のマルスと穏やかな時間を過ごすことで、ノゾムは傷ついた心が和らいでいくのを感じていた。
そんなある日、冒険者ギルドでエルフの少女、シーナと出会う。
家族を失い、精霊の加護を失い、笑顔を失った彼女。周囲から蔑まれながらも、果てのない努力を続け、もがき続けるその姿にノゾムは自分を重ね合わせるのだが……。
(ああ、そうか……。彼女はまだ、折れていないのか……)
彼女の瞳に宿る、強い意志。自分と異なるそれを見るたびに、停滞していたノゾムの心は大きく揺さぶられていく――!
足りないのは、自信か、力か。
――これは、心の歩みを止めた少年が、最初の一歩を踏み出す物語。」
- 2021.11.11 一迅社「龍鎖のオリ II -心の中の“こころ”-」より
かなり読み応えがありましたが、読み始めるとあっという間に最後まで読み進めることができました。
エルフの少女、シーナが今回の物語の中心となって、物語が展開します。出会いは最悪でしたが、魔獣との死闘をくぐり抜ける内に、ノゾムが傷だらけになりながらも、シーナの命を救う内に、シーナのノゾムに対する感情が揺れ動いていきます。
一方で、アイリスディーナもまたノゾムと行動をともにする内、少なからず想いを寄せるようになっていきます。
魔獣との死闘もまた、はらはらどきどきの展開でしたね。
ノゾムが「能力抑圧」の鎖を解放しても、それで無双できることもなく、自身の体もまた傷つけるという諸刃の刃のような・・・。また自身の鎖によって縛られている滅龍王ティアマットもその軛から外すかも、という危険もはらんでいます。
今後の物語の展開に目が離せませんね。
「ツィツィー(嫁)が可愛すぎて結婚式まで待てないんだが――!!\心の声/
他人の心の声が聴こえる小国の姫ツィツィーは、紆余曲折の末、氷の皇帝ガイゼルと思いを通わせる。
延期になっていた結婚式を行うこととなり、ドレス姿を想像しては『尊すぎる』ティアラを準備しては『宝石が霞む』と心の中で狂喜乱舞するガイゼルに、ツィツィーも赤面するばかり。
そんななかガイゼルの養父に会うことになるが、二人の仲は険悪で!?」
- 2021.11.9 ビーズログ文庫「陛下、心の声がだだ漏れです! 2」より
今巻も甘々ラブコメでした。
大体2つのエピソードからなっていましたね。ウェディングドレスを作る際の謎のデザイナーの話と、ティアラを作製するときの宝石を巡る話と。
また今回も主要キャラクターにおいては、極悪人とか敵役などは登場しません。ほのぼのまったりとしたエピソードが続きます。一部、密猟者に襲われて、命の危険に晒されましたが、あっという間に救助されたりします。
楽しく、途中砂糖を吐きながらも、さくさくと最後まで読んでしまいました。
続巻があるのかどうか、(ちょっとだけ)気になりますね。
「魔導具師ダリヤはうつむかない ~今日から自由な職人ライフ~ 7」
「オルディネの冬を暖める、ダリヤの開発した暖房器具とは――!?
新たな仲間を迎え、ロセッティ商会をさらに発展させていく女性魔導具師のダリヤ。
日々寒さを増していく晩秋の季節、彼女は開発途中だった『暖房器具』の制作を進めようと思い立つ。前世では馴染み深かったその暖房器具は、『手足が温まる』『酒が欲しくなる』『ずっと離れたくない』と、ヴォルフやロセッティ商会員たちをすぐさま虜にする。
『なんだこの、行動力も意志も奪う『堕落座卓』は……』
ダリヤが開発したその魔導具は、ギルドや商会の要人をも巻き込みながら、瞬く間にオルディネに広がっていき――!?
魔導具師ダリヤのものづくりストーリー、ぬくぬく冬支度の第七弾、開幕!」
- 2021.11.8 KADOKAWA BOOKS「魔導具師ダリヤはうつむかない 7」より
やっぱりこのシリーズは楽しくて、なにより面白い。
アクションシーンはほとんどありませんが、クラフト系として、現代社会の家電製品を異世界での技術でもって再現し、普及していく様は、やはりとても楽しい。
「温熱座卓」をプレゼンしていくのに、鍋料理と東ノ酒、みかんとお茶を用意してまったりとした雰囲気で実体験させるとはさすが、というか、思わずにやりとさせられましたね。
またダリヤとヴォルフの魔剣作りがちょっと大事になってきましたね。
次巻の物語の展開も楽しみです。
「タイシに決断の時が迫る……! 人気シリーズ、ここに堂々完結!!
無事帰還し侵略軍も退けたタイシは、勇魔連邦を国として機能させるための土台作りに乗り出す。だが様々な人種が寄り集まる連邦には難題も山積みで、嫁達と共に奔走することに。さらに、そこに古代人が襲来し……!?」
- 2021.11.8 KADOKAWA BOOKS「29歳独身は異世界で自由に生きた……かった。 10」より
戦時賠償として亜人奴隷を全て勇魔連邦で引き受けたり、勇魔連邦の「国是」を制定して、国中の村に徹底させるべく根回ししたりと、タイシは急速に国としての形を整えつつあります。
タイシ本人は自由気ままに生きたいと思い、そのように行動しているのですが、国を興し、国王(魔王)になってしまうと色々な柵が発生し、窮屈に思うこともありますが、それでも自由に生き抜いていこうとします。
最後は、「拳で語り、納得させる」姿勢にブレはありませんが・・・(笑)。
そして最後には、世界の管理者とも対立し、やっぱり「拳で語る」ことになるのですが。
今巻でこのシリーズは完結です。一応の区切りは着いた、という感じでしょうか。物語がだれること無く完結できたのはよかったですね。
「最安値の奴隷から世界を揺るがす英雄へ! 最強ロボットファンタジー!
クラスメイトもろとも別世界に飛ばされた少年・勇太。
そこは、人が内包する特殊な力『ル-ディア』で『魔導機』と呼ばれる人型機械を運用している異世界で、値の高い傾向にある地球人を召喚し、使役していた。
多くの仲間たちが高値で買われていく中、勇太のル-ディア値はたったの “2” ……。『最安値』で買われ、奴隷に身をやつす勇太だったが、白き魔導機『アルレオ』との出会いが彼を強者へ覚醒させ――!?
クラス最安値の奴隷から、世界を揺るがす最強の英雄となる新生異世界メカバトルエンタメ開幕!」
- 2021.11.6 電撃の新文芸「クラス最安値で売られた俺は、実は最強パラメーター」より
面白かったんだけども・・・、読み応えはありませんでした。物語はさくさくと進みます。基本的にロボットによる戦闘、戦争のシーンの連続です。
主人公の勇太は、「基本いい人」のようですが、戦闘においては、相手を何の躊躇もなく、容赦なく殲滅します。コックピットを狙えば、相手は絶命するのですが、描写としてはロボットが破壊されるだけ、というもので、そこには悲壮感も使命感も何も感じられません。傭兵になってからは、金儲けと奴隷にした国を滅ぼすことを目的に無双します。
また「魔導機(巨大人型ロボット)」についても、スペックが表記されるだけで、正体はブラックボックスのまま操縦したり、武器を扱えたりするのですが、あまりにも都合の良い兵器だと思えます。最初に魔導機あり、の世界設定です。
総じて(やっぱり)面白かったかな、という感想のみでした。時間つぶし程度にはなりました。
"Grimgar of Fantasy and Ash" - 「灰と幻想のグリムガル level.18 わたしは世界に嫌われている」
「何もかも思いだした――こんな世界、大嫌いだ。
多くの犠牲を払いながらもお嘆き山攻略を成し遂げた辺境軍。その元に、オークや不死族ら南征軍の大部隊に攻囲され窮地に立つドワーフ族の “鉄血王国” から救援を求めて使者がやってくる。辺境軍総帥モーギスはドワーフ族が “新兵器” を用いて敵に対抗していることを知り、取引するべく使節団の派遣を決断。使節団のメンバーに選ばれたハルヒロたちは、恐るべき巨人や危険な野獣が闊歩する風早荒野を踏破し、遠路はるばる黒金連山の鉄血王国を目指すことに。曲がりくねった旅路の向こうで、待ち受けるのは交渉か、決戦か、それとも――!?
絡み合い、重なる運命の果てに “それ” が姿を現し、世界が一変する……!」
- 2021.11.5 オーバーラップ文庫「灰と幻想のグリムガル level. 18 わたしは世界に嫌われている」より
バルバラ先生が亡くなったときにも感じたのですが、何と運命の苛酷で無慈悲なことかと。
オルタナを奪還したハルヒロたちには休む間もなく、次の決死の任務に就くことになります。
そして艱難辛苦の果に辿り着いた「鉄血王国」でしたが、南征軍に加わったフォルガンの奇襲により、ドワーフは種族壊滅の危機に瀕してしまいます。
その決戦の果てに、ハルヒロのかけがいのない仲間たちが次々と斃れていく中、ついに "それ" が姿を現しますが・・・。
これからの運命の成り行きがとても気になりますね。
章末(# 937日後)のハルヒロとランタとの会話は、とても謎めいていて、また希望の持てるものでしたが・・・。
次巻の発刊が待ち遠しく思います。
「強面陛下の超甘々な心の声が聴こえてきて……もう恥ずか死にそう><;
他人の心の声が聴こえてしまう小国の姫ツィツィーは、冷酷無比と恐れられる皇帝・ガイゼルの下に嫁ぐことに。
ところが――『女神がいる……』『どうしてこんな完璧な美しさなんだ』『可愛さで憤死するしかないだろ』
と冷たい態度とは裏腹に、ツィツィーをベタ褒めする心の声が聴こえてきて……!?
政略結婚から始まる赤面必至の超甘々ラブコメ!」
- 2021.11.3 ビーズログ文庫「陛下、心の声がだだ漏れです!」より
帯の文にあるように「超甘々ラブコメ!」でした。また、敵役のキャラクターは出てきますが、スプラッターな場面はありませんでしたね。まったりとゆるゆると甘~く物語は進行します。
それでも物語はサクサクと進みますので、あっという間に読み終わってしまいました。
お約束通りにハッピーエンドで物語は終わるのですが、次巻はどのように展開するのでしょうか。まるで予想できませんね。
2021.10
「最果てのパラディン [WEB版] 第四章 栄華の都の娼女」
第4巻の続きを [WEB版] で読んでしまいました
ファータイル王国の召喚を受けたエセル殿下と共にウィルは、初夏の頃、海を越えて、ファータイル王国本国、その首都たる《涙滴の都(イリアスティア)》へと赴きます。
その《涙滴の都》でのウィルの冒険が描かれていました。
そこには、ウィルの知己もいなくて、新たに知り合った友人を得て、奮闘することになります。高級娼婦のルナーリアもその一人ですが、彼女にはいくつもの面があり、娼婦としての演技もまた堂に入ったものであり、ウィルを罠にかけたりするのですが・・・。
ウィルは、今回もまた絶体絶命の危地に陥り、瀕死の重傷を負うのですが。その危地からの脱出がはらはらどきどきの展開で、目を離すことができずに、あっという間に最後まで読んでしまいました。楽しかったです。
第5巻の発刊が待ち遠しいですね。
「竜殺し」の称号を得てからのウィルの後日譚ですね。
最大の脅威は取り除くことには成功しましたが、野に散った悪魔たちの駆逐、竜の咆哮により猛り狂った魔獣たちの排除など問題が山積しています。
最果ての地の領主経営もまた危うい均衡を保ちつつ発展している最中であり、その舵取りもまた困難を極めています。
そんな中で、「つらぬき」のレイストフとアンナとの恋愛事情は、楽しかったですね。
そして、ウィルも危険と隣り合わせの世界に生きており、またもや瀕死の状態にまで追い込まれることにもなります。
ウィルと女神姉妹との関係も楽しかったですね。
この巻の発刊が、(奥付によると)2017年9月25日となっていましたから、丸4年続巻が発刊されていません。続巻が望まれます。
懐かしいガスとの再会を後に、滅んだと思われていたエルフの国を発見することになります。
そこから、エルフの案内を得て、「鉄錆の山脈」の「くろがねの国」へと突入します。
ほぼ全編、戦闘、戦闘の描写でしたね。しかもだれること無く、次々と困難が襲いかかり、ウィルはいつも選択、決断を迫られます。
邪竜ヴァラキアカが単に強く凶暴な古竜というだけでなく、ウィルを籠絡しようとする様も緊張感があって面白かったですね。
そして、ついに邪竜ヴァラキアカとの死闘となるのですが・・・。
ウィルがブレスに灼かれ、心身ともに消失しようとするそのとき彼がとった行動とは、そしてグレイスフィールの救いはあるのか、とっても手に汗握る展開でした。
次巻も続けて読んでいくつもりです。
獣の森の「ヒイラギの王」を悪魔たちから解放したときに王から預言を受けます。「鉄錆の山脈に災いの火が起こる。」
また不死神スタグネイトからも、その「遣い」を通じて、邪竜ヴァラキアカが長い眠りから醒め、破壊の限りを尽くすことを、竜に挑めばウィルは確実に死ぬことになると告げられます。
そこで、ウィルは、雌伏の時を待つか、それとも勝機が見いだせずとも竜に挑むかどうか決断を迫られるのですが・・・。
ドワーフたちの200年の放浪生活の凄惨さ、そしてなおかつ戦士としての矜持を保つ先王の孫であるルゥの生き様に感動しましたね。ウィルとガスとの再会も楽しいものでした。
次巻も続けて読んでいくつもりです。
ウィルは、「死者の街」を抜け、「獣の森」はと入り込み、そこでハーフエルフのメネルドールと邂逅します。ウィルにとって初めての人との出会いです。
そのときは出会ってすぐに別れたのですが、直ぐに意外な形での再会を果たします。また同時に辺境の村々での暮らしの過酷さも知ることになります。
そこからは、怒涛の展開(?)でウィルの冒険譚が始まります。
そして、ウィルの称号として「最果ての聖騎士」を得て、ついには領主へとなるのですが・・・。
ウィルは賢いのですが、とてつもなく鈍い側面があり、俗世に染まっていないことから、常識が通じないこともありますが、ウィルの性格も相まって、楽しい展開となっています。
次巻も続けて読んでしまおうかな。
TVアニメの放送を受けて、ストーリーが気になって読み返してみました。昨年読んだはずなのですが、ストーリーが全く思い出せずに気になって、気になって・・・(笑)。
ウィルは転生者ですが、前世の記憶はあるのですが、自分がどのように死んだのかは朧げで、ただ「死んだように怠惰に生きて死んだ」という記憶があり、前世の「生」を後悔しています。
転生した異世界は、剣と魔法の世界ですが、神々も存在し、現世界に影響を及ぼす世界でもあります。
そんな異世界ですが、転生した場所は廃墟であり、スケルトン、ミイラ、ゴーストというアンデッド3人に育てられます。
なぜ赤ん坊の自分が一人だけ、この世界の果ての廃墟に居て、3人のアンデッドに育てられることになったのか。物語の始まりからしてミステリアスですね。
また、3人のアンデッドは、生前は勇者、聖女、賢者と称される英雄であったように思われ、それがなぜアンデッドとなって、この廃墟に居るのかも大きな謎になります。
そして、ウィルが15歳で成人し、旅立つ前日に一気にその謎が明かされるのですが。それはまた、この異世界の成り立ち様に大きく関わることで・・・。
ウィルがこの「死者の街」を旅立つまでの壮大な序章とでも言うべき巻でした。
次の巻も気になりますね。全く記憶にありませんので、新鮮な気持ちで読むことができそうです・・・(汗)。
"a Witch with Magical Cheat" - 「魔力チートな魔女になりました ~創造魔法で気ままな異世界生活~ 1」
第5巻まで読んだので、第1巻の序章では、どのように書かれていたのか気になって読み返したのですが、ついつい最後まで読んでしまいました。
いわゆる転生ものなのですが、転生特典として譲渡されたスキルは、「創造魔法」一つだけで、ステータスは平凡なままです。また幼女(12歳)の姿で転生し、転生した先が何もない荒野に放り出されるという、過酷な状況からの出発でした。
それにしても、チセの、創造の魔女の物語の始まり、ということで改めて楽しく読み返すことができました。
転生した当初は、ただ生き抜くことが目的で、テトという仲間を得て、開拓村の後方支援を経て、生きる目的が安住の地を求めるようになるのも納得できる流れでしたね。
創造の魔女の悠久なる物語の始まりでした。
"Reincarnation's little girl never give up" - 「転生幼女はあきらめない 6」
「MAGCOMIにてコミカライズ連載中!
王都に迫る襲撃者たち! リーリアとニコが大奮闘!
第二王子アルバートのお見合いを目的としたファーランドへの旅から戻ったリーリア。その後ニコラス王子の4歳の誕生会を終え、屋敷に帰ったリーリアは、父ディーンからキングダムの四侯であるレミントン家がイースターへと出奔したことを告げられるのであった。そして遠くにいってしまったクリス達を思い過ごしていたある日、イースターよりの使者サイラスが現れる。果たしてイースターの目的とは……。そんな中、平穏を保っていたキングダムを脅かす大事件が勃発!?」
- 2021.10.23 一二三書房SF「転生幼女はあきらめない 6」より
ついこの間、第5巻まで読み終えたところだというのに登場人物の名前が思い出せない・・・(汗)。
リアの平和な日常は、レミントンの裏切りから、暗雲が立ち込めた状況から物語は始まります。そのレミントンの意向を伝えるべくイースターからサイラスが使者としてキングダムを訪れるのですが。
リアとニコの頑張りが、試されることになります。リアは、2歳児なのですがまるで年齢を感じさせませんね。
レミントンとイースターとの騒動の決着が着く中、リアは懐かしい面々と再会しますが・・・。
いわゆる敵役の極悪人がいない、ほっこりとするストーリーでしたが、とても楽しく最後まで一気に読むことができました。続巻が発刊されるのか分かりませんが、もし次巻があれば読んでみたいですね。
「TVアニメ第2期制作決定!! シリーズ累計200万部突破の超人気作!
クズノハ商会代表としての各国歴訪を終えて亜空に戻った真は、自分の商人としての考えの甘さを痛感していた。改めて人の悪意というものと向き合う決意を固めた彼は、ツィーゲの街の有力商人レンブラントを訪ねる。世の中の表と裏を知り尽くす大商人に教えを乞おうとした真だったが、反対にこの街で進行する革命の計画について意見を求められてしまう。発展めざましいツィーゲの街で、クズノハ商会がさらなる躍進を遂げる!?」
- 2021.10.21 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「月が導く異世界道中 17」より
今巻では真は、あまり目立った動きはありませんでした。それでもクズノハ商会のために、それこそ身を粉にして働いていたのですが。また心理的にも真は、「悪意」に立ち向かうべく覚悟を決めているのですが。
一方で、トアたち冒険者パーティは、トアの長年の願いであった短剣を取り戻すべく、ツィーゲの未探索領域を積極的に探索していますが、ついにその行方を知ることになり・・・。トアたちの戦闘シーンは、迫力がありましたね。
次巻もまた物語の展開が楽しみですね。
"a Witch with Magical Cheat" - 「魔力チートな魔女になりました ~創造魔法で気ままな異世界生活~ 5」
「チートな転生魔女の悠久の旅――時に優しく、時に厳しく、それは関わった人々を幸せにする、温かな物語。
『私を魔法使いとして育ててくれたのは、チセさんたちです!』
ローバイル王国の王都に冒険者としての拠点を移したチセとテトは、道中に空島から落ちてきたケットシーのクロをペットに加え新たな生活を始める。
さらに道で生き倒れていた落ちこぼれ魔法使いのユイシアにを迎え入れ、彼女に魔法を教えながらクロを空島に帰すタイミングを待つチセだったが、ふとしたことで『不老』の秘密をかぎつけられてしまう。
それはやがてユイシアを巻き込んだ事件へと発展していく……。」
- 2021.10.21 GC NOVELS「魔力チートな魔女になりました 5」より
"a Witch with Magical Cheat" - 「魔力チートな魔女になりました ~創造魔法で気ままな異世界生活~ 4」
「チートな転生魔女の悠久の旅――時に優しく、時に厳しく、それは関わった人々を幸せにする、温かな物語。
『ベレッタ。今日は、あなたの体を直すわ』
愛娘セレネとの別れの悲しみを払拭するように、新たな生活を前向きに始めるチセとテト。
ガルド獣人国の要請で違法に子供を奴隷にしていた裏組織の壊滅に手を貸したり、新たな住居の建設計画を立てたりと、忙しい日々を送っていた。
そんな中、古代の遺跡で壊れた奉仕人形を発見する。
ボロボロな彼女にベレッタと名付けたチセは、体の修復を誓うのだが――。」
- 2021.10.21 GC NOVELS「魔力チートな魔女になりました 4」より
「無敵の回避ヒーラー、友のために単身で危険なダンジョンに挑む!?
異世界に召喚された平凡な大学生・桜井広希は、敵の攻撃を受けない回避特化の回復役(ヒーラー)として着実に成長していた。
魔王のお披露目式が無事に終わり、次の大陸へ旅立とうとしたヒロキだったが、彼は自分のせいで国王と不利な契約を結ぶことになった仲間を助けるため、一度人間の国に戻ることにした。
だが、勇者という強力な駒を自国に留められる契約を国王が簡単に破棄するはずもなく、ヒロキ達はどうにか交渉の手立てを探そうと模索する。
ヒロキは貴族達にも交友を広げていた仲間のおかげで、公爵家の兄妹と知りあい、なんとか国王との交渉にこぎ着けたが、無理難題をふっかけられて──?
『残念でしたね陛下。回避を侮るから、そんなことになるんですよ』
完全回避の本領発揮!? 異色の『回避ヒーラー』が紡ぐ冒険譚、待望の第四弾!」
- 2021.10.21 MFブックス「完全回避ヒーラーの軌跡 4」より
「無敵の回避ヒーラー、ついに元の世界への扉を開く!
訪れた獣人の大陸で、トラブルに見舞われたもののパートナーである仲間のエルフ・ルーシャの転職を終え、異世界に召喚された桜井広希は、ついに元の世界へ帰る糸口も見つける。
早速ヒロキは日本から一緒に召喚された仲間達に連絡をとろうとするも、二人の行方が分からなくなっていた。
二人の足取りを追っていたヒロキ達は、元の世界に帰る手掛かりである魔法陣を研究する、大樹の民の研究施設へとたどり着く。
大樹の民はそこで研究されている魔法陣の生贄に、なんと勇者を使おうとしていて……?
『ルーシャ、ここは俺が食い止めるからお前は逃げろ』
明かされる勇者召喚の秘密。そこでヒロキが出した答えとは――。
異色の『回避ヒーラー』冒険譚、いよいよクライマックス!」
- 2021.10.21 MFブックス「完全回避ヒーラーの軌跡 6」より
「無敵の回避ヒーラー、災害級モンスターの攻撃も完全回避!
異世界に召喚された桜井広希は、元の世界へ帰る手掛かりを探すため、獣人の大陸を目指していた。だが、彼は大陸に渡る前に立ち寄ったダンジョンで、魔物が異常に集まって行動するという奇妙な事態に遭遇する。冒険者ギルドに報告をしたヒロキは、それがなんと災害級の魔物『コカトリス』が迫っている前触れだという事を知る。
緊急招集に集まった冒険者たちだったが、コカトリスの強さに戦況は押されていく。コカトリスと直接対峙する危険な前衛に行きたがらないヒーラー(回復役)ばかりのなか、ヒロキは前線へと向かう。
『ルーシャ、もしかしたら……すぐ倒せるかもしれない』
戦況をひっくり返すためにヒロキが立てた作戦とは……?
災害級の攻撃も完全回避! 異色の『回避ヒーラー』冒険譚、第五弾!」
- 2021.10.21 MFブックス「完全回避ヒーラーの軌跡 5」より
"a Witch with Magical Cheat" - 「魔力チートな魔女になりました ~創造魔法で気ままな異世界生活~ 3」
「チートな転生魔女の悠久の旅――時に優しく、時に厳しく、それは関わった人々を幸せにする、温かな物語。
あたりまえな日々の全てが、大切な思い出の一つとなる――
安住の地を求める旅の途中、チセは瀕死の女性から赤子を託される。
どうやらその子は、何者かに命を狙われているらしい。
子供の危険を看過できないチセは、ゴーレム少女のテトとともに自分たち以外は足を踏み入れることの出来ない【虚無の荒野】に居を構えることに。
そこでチセは託された赤ん坊――セレネと、本当の親子のように生活を始める。
突然一児の母となったチセ、それは毎日が驚きの連続で――。
- 2021.10.20 GC NOVELS「魔力チートな魔女になりました 3」より
"a Witch with Magical Cheat" - 「魔力チートな魔女になりました ~創造魔法で気ままな異世界生活~ 2」
「チートな転生魔女の悠久の旅――時に優しく、時に厳しく、それは関わった人々を幸せにする、温かな物語。
安住の地を求めて旅を続ける魔女のチセとゴーレム少女のテト。
新たに訪れたのは、ダンジョンを中心として発展した街、アバネミス――通称ダンジョン都市。
今年の冬は、この都市で腰を据えて冒険者家業をするつもりなのだ。
かくしてダンジョン都市での生活をスタートさせたチセたちだったが、とある少年との出会いから孤児院の困窮を知り、子供達を救うためにその持てる力を総動員させるのであった――。」
- 2021.10.20 GC NOVELS「魔力チートな魔女になりました 2」より
"a Witch with Magical Cheat" - 「魔力チートな魔女になりました ~創造魔法で気ままな異世界生活~ 1」
「チートな転生魔女の悠久の旅――時に優しく、時に厳しく、それは関わった人々を幸せにする、温かな物語。
前世の知識はあるが自身の記憶は朧気なまま転生した少女はチセと名乗り、その手で造り上げたゴーレムのテトと共に世界を旅する。
チセは転生特典の【創造魔法】で造った【不思議の木の実】で、魔力チートな最強魔女へ。
テトはその身体能力から一流の剣士へと成長していくのだが……。
彼女たちの旅は、時に優しく、時に切なく、出会った人々の心に温かな風を運ぶ――。」
- 2021.10.19 GC NOVELS「魔力チートな魔女になりました 1」より
"The Court Wizard in Shadow" - 「影の宮廷魔術師 ~無能だと思われていた男、実は最強の軍師だった~ 1」
「隠していた智謀と魔術で全てを影から支配する――
王国のしがない宮廷魔術師・レオン。気楽に過ごしていたが、ある日その勤怠ぶりを咎められ、戦目付として戦場へ左遷されてしまう。
戦場で無気力に働く中、第三王女・シスレイア姫率いる部隊が包囲されたとの凶報が入る。
自軍の士気が低迷し絶望的な戦局下で、レオンは隠していた才覚で打開策を立案。
さらに、類稀なる智謀と魔術を駆使し、10倍もの戦力差を覆す!
王都へ帰還したレオンだったが休息も束の間、戦功を認めた姫から専属軍師に任命され!?
聞けば、女王に即位し腐敗した王国を改革するためにレオンの力が必要だという。
平穏を惜しみ固辞するが、姫は対価として躊躇なくその美貌を差し出し、忌み子として負った傷を曝すことさえ厭わない。
姫の覚悟を受け、レオンは遂に動き出す――。
手始めに王位継承戦に備え、直属軍拡充を図り、巧みな交渉術で政敵を翻弄!
レオンはひたすら“影”に徹し、全てを支配していく――!
最強軍師による暗躍戦記ファンタジー、堂々開幕!!」
- 2021.10.18 オーバーラップノベルス「影の宮廷魔術師 1」より
"The Eminence in Shadow" - 「陰の実力者になりたくて! 04」
「『風がーー泣いている』 シリーズ累計100万部突破!!
父を殺め、国に背いたローズは、母・レイナ王妃を守るため、ドエム公爵の軍門に下った。
戦争の気配が濃厚に漂う芸術の都・オリアナ王国では、ローズとドエムの結婚が噂されている。
『許さんーーッ』
結婚なんて絶対にさせない。
たとえ親が許しても、僕が許さない。
なぜなら……
『ローズが『覇王』になれば僕の『陰の実力者』プレイが捗るのだから!!!!!』」
- 2021.10.17 KADOKAWA eb! enterbrain「陰の実力者になりたくて! 04」より
"The Eminence in Shadow" - 「陰の実力者になりたくて! 03」
「累計15万部突破!! 大人気・勘違いシリアスコメディ!!
クレアに誘われ『無法都市』へと訪れたシド。
そこに眠る始祖の吸血鬼『血の女王』の討伐依頼に参加することになった彼の眼前に現れたのは、『最古のヴァンパイアハンター』を名乗る謎めいた美少女・メアリーだった。
『無法都市』の三大勢力、『暴君』ジャガノート、『妖狐』ユキメ、『吸血鬼』クリムゾンに加え、『始祖の血』と『悪魔憑き』の繋がりを探る『シャドウガーデン』までもが乱入し、混迷を極める戦場に今、『伝説の始祖』の覚醒の刻が迫る……!
とまあ、とにかくガチでビッグな『陰の実力者』的イベントが大発生!!!!!!!」
- 2021.10.17 KADOKAWA eb! enterbrain「陰の実力者になりたくて! 03」より
"The Eminence in Shadow" - 「陰の実力者になりたくて! 02」
「大人気・中二病×勘違い×異世界転生黙示録!!
聖地・リンドブルムで行われる『女神の試練』イベントへと訪れたシド。
一年に一度、『聖域』の扉が開かれるこの日に、突如現れたのは、かつて世界に混乱と破壊を招いたと言われる『災厄の魔女・アウロラ』だった。
『災厄の魔女』と『聖域』、そして『ディアボロス教団』と『シャドウガーデン』の思惑が錯綜する!」
- 2021.10.17 KADOKAWA eb! enterbrain「陰の実力者になりたくて! 02」より
"VRMMO with a rabbit scarf." - 「VRMMO はウサギマフラーとともに。 5」
「リアルにまで現れた NPC の正体とは……!?
ゲームでの攻略を進めるため、レベル上げにダンジョン攻略にと忙しくなるシロたち。高経験値のレアモンスターを狩ったり、新たなエリアへの鍵を手に入れたりと順調にゲームを楽しんでいたのだが、ゲームの世界を飛び出して、NPC の双子が現実世界に現れる。『DWO《デモンズ》』を巡る大いなる謎が明かされる、お気楽 VRMMO ファンタジー第5巻!」
- 2021.10.16 HJノベルス「VRMMO はウサギマフラーとともに。 5」より
「回避ヒーラー、魔王の悩みを解決する!
異世界に召喚された平凡な大学生・桜井広希。しかし、彼は敵の攻撃を受けない『回避ヒーラー』になったことで一方的に無能のレッテルを貼られ、城を追い出された。
そんなヒロキは仲間が受けた呪いを解くために訪れた魔大陸で、無事に解呪ポーションを入手する。喜びあうヒロキ達は、そのポーションを作成した錬金術師の頼みで、今度は魔王城に行くことに。
元々魔王討伐のために召喚されたヒロキだったが、自分達を召喚した国王はどうにもきな臭い。
自分の目で魔王のことを確かめようと行動するヒロキだが、なんと魔王は引きこもりだった!?
『魔族も大変なんだなぁ……』
それでもどうにか会うことに成功したヒロキだが、ある頼み事をされて……?
魔王も癒やす!? 異色の『回避ヒーラー』冒険譚、第三弾!」
- 2021.10.16 MFブックス「完全回避ヒーラーの軌跡 3」より
「無敵の回避ヒーラー、いよいよ魔大陸へ!
異世界に召喚された平凡な大学生・桜井広希。魔王討伐の勇者パーティとしてプリーストの適性があったヒロキだが、敵の攻撃を受けないことこそ回復役(ヒーラー)の理想形と考え、ステータスポイントを全て回避に振ってしまう。
しかしそれは、この世界では非常識とされる行為で、王からは無能扱いされ、城を追い出されてしまった。
それでも敵の攻撃を避ける『回避ヒーラー』となり、冒険者として活躍していくヒロキだが、一緒に召喚された仲間が受けた呪いを解呪するため、魔大陸に足を踏み入れる。
『くそっ、俺はプリーストなのに痛みを取り除くこともできないのかっ!?』
刻一刻と迫る呪いのタイムリミット。さらにヒロキを狙う刺客も現れて……。
異色の『回避ヒーラー』が繰り広げる冒険譚、波乱の第二弾が開幕!」
- 2021.10.16 MFブックス「完全回避ヒーラーの軌跡 2」より
「無敵の回避タンクヒーラー、異世界でも完全回避で最強に!?
平凡な大学生の桜井広希は、突然魔王討伐をする勇者一行の一員として、異世界へ召喚される。
召喚によってプリーストの適性を得たヒロキは、パーティの回復役(ヒーラー)として敵の攻撃を受けないことこそ、ヒーラーの理想形と考え、手持ちのステータスポイントをすべて回避に振ってしまう。
いわゆる、敵の攻撃を避ける『回避ヒーラー』になるために。
『ダメージを受けない完全回避は、ヒーラーとしての理想なんだ』
しかし、回避ヒーラーの魅力は、その異世界ではまったく理解されなかった! 国王の怒りを買い、無能のレッテルを貼られ、一人冒険者となったヒロキだが――。
ダンジョンボスの攻撃すら余裕で避けて回復させる、異色の『回避ヒーラー』登場!」
- 2021.10.16 MFブックス「完全回避ヒーラーの軌跡 1」より
「ようこそ! 魅了の公爵家の晩餐会へ!!
乙女ゲームの悪役令嬢に転生したルチアーナ。断罪回避のため恋愛攻略対象には近づかない、と心に誓ったはずが、今度はいつの間にか『魅了』の魔術をかけられていて、兄のサフィア、筆頭公爵家のラカーシュとともに、王国で唯一『魅了』を行使できるウィステリア公爵家の晩餐会に参加することに。『我が一族はできる限りの手段でもって、あなたの魅了の解除に尽力することを約束する』―― 麗しいウィステリア家の三兄弟に囲まれ、全力で助力を申し出られるルチアーナ。さらに、ラカーシュも本気を出してきて……。ええと、なんだか大事になってきましたが、皆さんどうぞおかまいなく!?」
- 2021.10.5 SQEXノベル「悪役令嬢は溺愛ルートに入りました!? 2」より
「デッドエンド再び!? 手に汗握る決戦の勝者は……?
各地の通信石版と転移魔法陣が機能停止する中、スペルド族の村へと集結するルーデウスと仲間たち。
そんなスペルド族の村にギースの思惑通り、ビヘイリル王国の討伐隊が迫っていた。さらに討伐隊とともに、北神カールマン三世、元剣神ガル・ファリオン、鬼神マルタの三人が現れる。
世界最強レベルの戦闘力を持つ強敵を相手に、ルーデウス達の命運をかけた決戦の火蓋が切られる!!
『……俺は龍神配下、『泥沼』のルーデウス・グレイラット』
『! 我が名は『北神』アレクサンダー・カールマン・ライバック!』
一方で、決戦の場に姿を現さないギースの行方は……?
人生やり直し型転生ファンタジー、激動の第二十五弾!!」
- 2021.10.15 MFブックス「無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 25」より
全編戦闘に次ぐ戦闘のシーンの描写に費やされていました。迫力のあるシーンの連続でしたね。
ルーデウスは相応の能力を持っていますが、この世界最強というわけではありません。仲間とそして魔道具に支えられて、世界最強の敵と渡り合えているのです。従って、各戦闘もギリギリのものにならざるを得ません。また、運の強さにも勝負の行方が左右されたりするのです。
エリスもまた相応の実力を持っているのですが、「狂犬」の二つ名が示す通りに苛烈な戦闘を繰り返し、とても漢らしい様子でした。
次巻もまた、最強の敵と遭遇、戦闘に至る様子。次巻の発刊が楽しみですね。
"VRMMO with a rabbit scarf." - 「VRMMO はウサギマフラーとともに。 4」
「ボスレイドを突破し、新エリアの雪原へ!
ギルドメンバーもそろったことで、さらに戦力増強した【月見兎】。第3エリア突破のキーとなるモンスターにも目途がつき、ついにエリアボスと対峙することに――!! 次なるボスバトルの戦場は――海上!? 他のギルドと協力しての、船上レイドバトルの開始だ! お気楽にVRMMOバトルファンタジー第四巻!」
- 2021.10.2 HJノベルス「VRMMO はウサギマフラーとともに。 4」より
"VRMMO with a rabbit scarf." - 「VRMMO はウサギマフラーとともに。 3」
「ギルドを設立し、ホームの建築へ!
第3エリアに突入し、メンバーもそろってきたことで、シロたちはギルドの設立をすることに。ギルドホームを手に入れた後は、みんなで海水浴をしたり、未だ見つからない第4エリアへのエリアギミックを探してみたり――!! お気楽にVRMMOバトルファンタジー第三巻!」
- 2021.10.2 HJノベルス「VRMMO はウサギマフラーとともに。 3」より
2021.9
"VRMMO with a rabbit scarf." - 「VRMMO はウサギマフラーとともに。 2」
「ボスを倒して新MAPに挑戦!
白兎のクラスにやってきた転校生の少女・リーゼ。彼女と意気投合した白兎は『DWO(デモンズ)』のパーティに誘う。リーゼを仲間に加え、さらににぎやかになった白兎たちは、次のエリアに進むため、ついにエリアボス討伐へと挑むことに! 挑戦に必要なアイテムを集めていたところ、怪しげな影が白兎たちに忍び寄り――。お気楽にVRMMOバトルファンタジー第二巻!」
- 2021.10.2 HJノベルス「VRMMO はウサギマフラーとともに。 2」より
"VRMMO with a rabbit scarf." - 「VRMMO はウサギマフラーとともに。 1」
「ほのぼのVRMMOファンタジー!
離島からやってきた少年、因幡白兎(いなばはくと)は、ゲーム会社の令嬢・レンシアを誘拐から救ったお礼として、最新のVRMMO『デモンズワールド・オンライン』を手に入れる。レンシアやお付きのメイドさんと三人でゲームを始めることになった彼だが、始めて早々見慣れないスキルを手に入れたことに気づく。その『セーレの翼』というスキルの能力は、完全ランダム転移スキルで、上位プレイヤーたちがたどり着いているさらに先のマップにも飛ぶことができるらしく――。ほのぼのVRMMOファンタジー開幕!」
- 2021.10.2 HJノベルス「VRMMO はウサギマフラーとともに。 1」より
「待望の【TVアニメ】2021年7月7日より放送開始!!
リミア王国の大貴族に依頼され、精霊が死に絶えた不毛の湿原――ナイトフロンタルの調査を開始したクズノハ商会一行。早速不可解な現象に巻き込まれた彼らは、拠点の小屋ごと湿原の奥地に転移させられてしまう。調査員達が絶望する中、真は土と火の上位精霊を呼び出し、彼らの協力を取り付ける。呪われた地を解放すべく、精霊を喰らう元凶になっている大樹を目指す一行だったが、そこには思わぬ相手が待ち受けていた。」
- 2021.10.5 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「月が導く異世界道中 16」より
「TVアニメ化決定!! シリーズ累計140万部の超人気作、第15巻!
リミア王国を訪問中のクズノハ商会一行は、所用があって魔族領内にある小国――ケリュネオンに立ち寄る事に。冬の寒さや豪雪、慢性的な人手不足と色々苦労しているこの国の惨状を見た真は、雪対策に温泉を利用できないかと閃く。一方、従者の巴は真が温泉を掘ったと聞きつけて大興奮。日本かぶれの彼女は、真もびっくりの一大温泉リゾートの開発に乗り出すのだった!!」
- 2021.10.5 アルファポリス - 電網浮遊都市 - 「月が導く異世界道中 15」より
TVアニメ放送は、先日第1シーズン放映終了しました。
そこで(?)というわけでもないのですが、第1巻から読み直してみました。
2018年にまとめて読んでいた(ようですが)、今回も第14巻までを読み直しました。
最新刊(2021/6/23)は第16巻で、第15巻とともに購入済です。
読み直してみると、けっこうシビアな内容であることに気づきます。TVアニメはとてもコメディチックに描かれていましたが。
日本より強制的に拉致されるように異世界へ転移させられたマコトでしたが、月読尊の配慮によりチートな能力を授けられることになります。一方でマコトを召喚した女神は彼を廃棄する際に同じく日本より2人を勇者として招聘します。
マコトは荒野の果てに遺棄されるのですが、そこで運命の出会いを果たし、また亜空という異世界の中の異世界を得て、冒険者兼商人として様々な経験を積んでいくことになります。
マコトは、ライドウと名乗り商人として活動していきますが、鍛錬を怠らず、強大な力を得ていくことになりますが。
2人の勇者とのかかわりも、各人の心の持ちよう、能力の差、立場の違いからそれぞれ別の道を歩むことになりそうです。ただ、マコトの持つ「力」は、決して無視できるものでもなく、敵対することは避けますが・・・。
ヒューマン対魔族の戦争下、ヒューマン各国家と魔族の国家とのそれぞれの思惑の中、マコトは中立というか、差別すること無く各国家と平等に相対することを模索することになりますが・・・。
いえ、どちらかというとマコトは国家の枠組みに囚われること無く、また様々な人種にも拘ること無く付き合おうとするようです。
次巻も続けて読むつもりです(第15巻を本の山の中から発掘する必要がありますが・・・おい)。
「完全復活したタイシ、嫁達とのイチャイチャ生活も再開!
チート能力が戻り、無事に嫁達の元へ帰れたタイシ。再会を喜びつつも、疲弊した自国を立て直そうと、周辺国へ支援要請をしたり、侵攻を主導した国へ禍々しさ大盛りの剣を振り回しながらカチコミをかけたりするが!?」
- 2021.9.20 KADOKAWA BOOKS「29歳独身は異世界で自由に生きた……かった。 9」より
「ついに、タイシ復活!? そしたら、駄神が具現化して……?
神に力を奪われるも、擬神格を1つ手に入れて力が戻りつつあるタイシ。駄神が具現化したり、対神装備の古代人に狙われたりしながらも、他の擬神格を入手して完全復活する! これで嫁達に会えると思いきや――?」
- 2021.9.20 KADOKAWA BOOKS「29歳独身は異世界で自由に生きた……かった。 8」より
「駄神とともに路頭に迷いました!
強くなりすぎたため、システムを管理する神々からフルボッコにされて、見知らぬ森に飛ばされたタイシ。チート能力をすべて奪われ、武器もなくしたタイシは、嫁達の待つ国へと旅立つ。その身に駄神を宿して……。」
- 2021.9.20 KADOKAWA BOOKS「29歳独身は異世界で自由に生きた……かった。 7」より
「隣国ゲッペルス王国へ勝ち込みをかけました!
ゲッペルス王国から恨みを買ったタイシは、先手必勝とばかりに勝ち込みをかけ国王を屈服させた。しかし、ついに世界のシステムを管理する【神】達が動き出す……。29歳独身は異世界でやっぱり自由に生きられない。」
- 2021.9.20 KADOKAWA BOOKS「29歳独身は異世界で自由に生きた……かった。 6」より
「国創り始めました。ケンタウルス族を救うため、隣国にケンカ売ります!
タイシの国創りは第二フェーズを迎え、森の奥深くに住む鬼一族との交渉が難航中。嫁マールのためにガンディルの街に出かけるが、二人はそこで難民と化したケンタウルス族の現状を目の当たりにしてしまうのだった。」
- 2021.9.18 KADOKAWA BOOKS「29歳独身は異世界で自由に生きた……かった。 5」より
「建国目前、夢のもふもふ王国! その前に嫁増えちゃいました!
二つの国に隣接する森を譲り受け、自分の国を建国する算段をつけたタイシ。しかしその代償として、嫁であるマールの妹ティナーヴァ王女を嫁に迎えることになってしまうのだった! ハーレム王国一直線!」
- 2021.9.14 KADOKAWA BOOKS「29歳独身は異世界で自由に生きた……かった。 4」より
マールの妹まで嫁に貰うことになってしまったタイシでしたが、ミスクロニア王国の王妃により、馬車馬のように働かせられるようになっています。
まぁ、それが実績となり、大森林を領地として割譲されることに成功します。
そしていよいよ領地の開拓へと赴くタイシでしたが、その過程で、(何故か)嫁が6人も増えることに(!)。
タイシのストライクゾーンの広さにはびっくり、というかあきれますね。
順調に開拓が進んでいますが、次巻はどのような展開になるのでしょうか。続けて次巻を読み進めるつもりです。
「目指せ建国! もふもふキングダム!
大氾濫が収まりつつある中、壊滅した村で物資を調達する獣人の一団に出会ったタイシ。彼ら獣人がこの世界での最下層にいると知ったタイシは、彼らにある提案を持ちかけるのだった。それは驚くべき計画で……。」
- 2021.9.13 KADOKAWA BOOKS「29歳独身は異世界で自由に生きた……かった。 3」より
大氾濫をほぼ一人で収めたタイシでしたが、その報酬として領土の一部を割譲するように画策します。そしてその領土で建国して、その国民に獣人たちを迎えようと考えるのですが・・・。その目的は、実は自分勝手な欲望によるところが多かったという・・・。
煩悩丸出しのタイシに共感を覚えますね。
そして、マールの故郷であるミスクロニア王国へと向かうタイシであったのですが。
いきなり国王に斬り殺されそうになったり、また嫁が増えたり、と波乱万丈な展開でした。
次巻も読むのが楽しみです。続けてよんでいくつもりです。
"WORLD OF LEADALE" - 「リアデイルの大地にて 7」
「闘技祭でオプスが大暴れ!? アニメ化企画進行中!
ケーナとオプスはそれぞれの従者達と辺境の村で安らかなひとときを楽しんでいた。ある時、ケーナは【対の瞳】という片方の眼球に見せた光景をもう一つの眼球の所持者に見せるアイテムをパワーアップさせ、より多くの村人たちに遠くの風景と音を届けようと思い立つ。
そのための専用オプションを探すため、オプス、サイレンと共にかつての仲間たちが遺した "守護者の塔" を巡っていくのだが――。
200年後から始まるエルフの伝説、第7弾!!」
- 2021.9.12 KADOKAWA eb! enterbrain「リアデイルの大地にて 7」より
ケーナのリアデイルでの日常の風景描写から物語が始まります。
そして実行する内容が、生活向上のためのアイテムを探すことだったりして・・・。うーん、微妙。真剣に読む価値があるのかな。
でもケーナとオプスとのやり取りは楽しく、またケーナの規格外さ、そして関係者が最高権威者ばかりなのは相変わらずでしたね。
さて、闘技祭もオプスの参戦により大概なことになりましたが、何とか終了しました。次巻の物語の展開に期待、です。
「白魔法師は支援職ではありません ※支援もできて、本(ぶつり)で殴る攻撃職です 2」
「赤魔法師vs白魔法師!!
強くなったパーティーで、あらゆる壁をぶち破れ!
最弱最強ファンタジー第2弾!
最弱と言われる白魔法を武器に、冒険者養成学校で仲間たちと楽しく勉強を続けるノエル。
パーティーの力もメキメキ強くなってきたある日、学校ダンジョンの魔物たちが氾濫しているとの知らせが飛び込んでくる。その混乱に乗じて姿を現したのは、赤魔法師レオ。ノエルに恨みを持つ彼は、謎の力『暴食の獄炎』を手に入れ舞い戻ってきた!
赤魔法師 vs 白魔法師の再戦、それにアオイの淡い恋模様も?
あちこち目が離せない冒険三昧な学園ライフ第2弾!」
- 2021.9.10 TOブックス「白魔法師は支援職ではありません 2」より
「白魔法師は支援職ではありません ※支援もできて、本(ぶつり)で殴る攻撃職です」
「回復魔法で敵を爆裂四散!!
学園カースト最下位からの大逆転
最弱最強ファンタジー!
『魔物を倒す冒険者』を目指す少年ノエルが持っていた能力は、治癒や支援に特化した、攻撃には使えない白魔法だった。
けれど人から馬鹿にされようと、友達から除け者にされようと、ノエルは決して努力をやめない。
冒険者養成学校で得た仲間たちとパーティーを組み、強い魔物だろうがなぎ倒し、ダンジョンを攻略する!
そう、図書館でうっかり契約してしまった魔法の本『魔導書』を武器にして敵を殴る――!
持っているものは本でもフル活用! 白魔法師ノエルが切り開く、最弱最強ファンタジー!」
- 2021.9.10 TOブックス「白魔法師は支援職ではありません」より
「妹に婚約者を譲れと言われました 2 囚われた最強の竜を私が奪い返します」
「人生大逆転! 最強の竜を救って、理想通りの王国を手に入れますね!?
『喜べ、お前に国をやる』
強欲の竜・グリードに命を拾われた公爵令嬢・エリアナ。新たに誕生したグリード王国では、捕えていた王族が脱獄し、反乱勢力となっていた。グリードは視察に向かうが、裏切者の存在によって、第二の竜と共謀した反乱軍に囚われてしまう! 追いつめられたエリアナはグリードの代わりに、この国の王となる覚悟を迫られて……
『自分たちの立場がお分かりになりましたか?』 人生大逆転! 最強の竜を救って――理想通りの王国を手に入れますね!?」
- 2021.9.8 KADOKAWA BOOKS「妹に婚約者を譲れと言われました 2」より
図らずも(?)2つの国を征服し、グリード竜王国を建国した強欲の竜グリードですが、国の統治はエリアナに丸投げ(笑)。
またドライアドの王の眷属であるジルが、グリードに対しても物怖じしない、その性格が楽しい。そして同じ眷属でありながら、性格が異なるイルもまた。
この巻では、グリード以外の竜や、ドライアドの姉が登場します。竜や精霊たちにも様々な事情がありそうで、それが垣間見えるのもまた楽しい。
エリアナの活躍も目が離せませんでした。
この巻が最新刊(2020/2/10)ですが、次巻も発刊されるのでしょうか。もし続巻があるのでしたら、購入して読んでみたいですね。
「妹に婚約者を譲れと言われました 最強の竜に気に入られてまさかの王国乗っ取り?」
「人生大逆転! 婚約者は譲るので、この国は私にくださいね?
『どうしてお姉さまなのですか?』
甘やかされて育った妹は可愛い顔で父に泣きついた。私の婚約者である王太子に恋をしたと。今までの努力は水の泡、彼に見捨てられ、婚約者を奪われた私は、代わりに “竜の花嫁” として伝説の破壊竜が住む火山に身を投げた。死を覚悟したその瞬間――長い眠りから目覚め、人間の姿をとった竜・グリードに拾われて?
『この国は、俺のものにすると決めた』人生大逆転! 婚約者は譲ります。代わりに最強の竜と国ごと乗っ取りますね!?」
- 2021.9.8 KADOKAWA BOOKS「妹に婚約者を譲れと言われました」より
大公爵家の長女として生を受け、次期国王の王太子と婚約者となったエリアナでしたが、妹に婚約者を奪われ絶望し、「竜の花嫁」となることを決意します。
既に伝説にしか現れることのない竜でしたが、「竜の花嫁」として、乙女を生贄として火山に身を捧げる風習が残っていて、エリアナは死を覚悟して、マグマの中へと身を投じます。
以上がプロローグとして、強欲の竜グリードとエリアナとの邂逅が描かれます。
まさにファンタジーな世界ですね。
グリードが世界最強の竜であり、これまで人間世界に極力関わってこなかったのが、エリアナを助けたことから、エリアナに興味を持ち、ついにはエリアナに国をプレゼントしてしまいます。
グリードの無双ぶりが楽しかったですね。また、図らずも復讐を遂げることになったエリアナですが、次巻以降は国(新生グリード竜王国)の復興に奔走することになりそうです。楽しみですね。続けて第2巻を読んでいくつもりです。
"The Eminence in Shadow" - 「陰の実力者になりたくて! 01」
「主人公最強×異世界転生×勘違いシリアスコメディ、爆誕!!
『我が名はシャドウ。陰に潜み、陰を狩る者……』
みたいな中二病設定を楽しんでいたら、まさかの現実に!?
主人公でも、ラスボスでもない。
普段は実力を隠してモブに徹し、物語に陰ながら介入して密かに実力を示す『陰の実力者』。
この『陰の実力者』に憧れ、日々モブとして目立たず生活しながら、力を求めて修業していた少年は、事故で命を失い、異世界に転生した。
これ幸いと少年・シドは異世界で『陰の実力者』設定を楽しむために、『妄想』で作り上げた『闇の教団』を倒すべく(おふざけで)暗躍していたところ、どうやら本当に、その『闇の教団』が存在していて……?
ノリで配下にした少女たちは勘違いからシドを崇拝し、シドは本人も知らぬところで本物の『陰の実力者』になっていき、そしてシドが率いる陰の組織『シャドウガーデン』は、やがて世界の闇を滅ぼしていくーー。
『小説家になろう』の超人気作が、加筆修正の上、待望の単行本化!」
- 2021.9.7 KADOKAWA eb! enterbrain「陰の実力者になりたくて! 01」より
剣と魔法の異世界に転生した主人公がチートな能力で持って、無双する。
というテンプレなストーリーなのですが、主人公が中二病をこじらせており、陰の存在に徹しようとするのがちょっと新鮮な設定でしたね。いえ、これまでも主人公が、自身の持つチートな能力を隠して、無双するというのはあったのですが、主人公がその中二病設定をそのまま異世界に持ち込んで、それが現実となっていることも本人も知らないまま、その設定通りに振る舞う、というギャップがまた楽しい。
次巻も購入できれば読んでみたいですね。面白かったです。
「世界を救うため、立ち上がれ勇者――いや、目指せ武具鍛冶職人!
ある朝神の逆コールで起こされ、「二か月後に大氾濫が起こる」とお告げっぽいことを授ったタイシは、今の生活と相棒マールのため勇者として表舞台に立つことを決意し、大氾濫に対する準備を始める。
- 2021.9.6 KADOKAWA BOOKS「29歳独身は異世界で自由に生きた……かった。 2」より
「大氾濫が2ヶ月後に発生する」と神様より、勇者タイシだけに直接お告げがあります。
当初は神殿にも神託が降りるだろうと静観を決め込んでいたタイシでしたが、王都にはタイシだけが神託を受けたことが明らかになり、タイシは焦りだします。
そしてタイシ達は大氾濫に備えるべく、奔走するのですが・・・。
その対応として鍛冶スキルをマックスまで上げて武器を作成して、兵士たちに配布する、というのが目新しい(?)行動でした。
まぁ、魔物討伐でタイシ自身とマールのレベル上げをするのも忘れてはいませんでしたが。
そして迎える「大氾濫」。タイシはチートな能力全開で無双します。それこそ戦略級兵器扱いされるほどに。また大氾濫にて魔物討伐することにより、レベルが上がる、上がる(笑)。
次巻も今から購入して読むのが楽しみですね。
「29歳独身男、今日から異世界で冒険者はじめました!
ある日見知らぬ世界で目が覚めた今年で三十路の独身男タイシは、謎の声の導きにより冒険者として生きていくことに。やがてマールという少女と出会ったことにより、タイシは異世界の大きな波にのまれていく――!」
- 2021.9.6 KADOKAWA BOOKS「29歳独身は異世界で自由に生きた……かった。」より
「小説家になろう」Web小説の典型的なお話でした。主人公が等身大の日本人男性であるというのがまた。
神が実在し、剣と魔法の世界に転生して冒険者になる。転生したときに神から授かったチートな能力により、冒険者として無双する。そして美少女と恋仲になりパーティを組み、そしてまた主人公は「勇者」として認められる、という。
けっこうグロい表現もありましたが、タイシは、この異世界で生きていく決意をしますが。
次巻の物語の展開も楽しみですね。続けて読んでいくつもりです。
「極北探索! 古代魔法文明の遺産を大発掘!?
王国は魔族との関係性を踏まえ、五年に一度行われる帝国への親善訪問をより短いスパンで、より有意義なものとすべく、新たに親善友好団を創設した。団長にはヴァルド王太子が就き、付き添いの若き大貴族としてヴェルが選ばれ、一行は帝国へ赴く。
だが蓋をあけてみれば、そんな大義名分とは裏腹に、ヴェルへ親善友好団参加という休暇を与え、親密になりたいヴァルドと、ヴェルと昆虫採集に勤しむペーターの姿がそこにあった。
一方、新しい魔族の国を作るべく旅立ったオットーたちは、古代魔法文明の遺産を求め帝国の北、極北の大地へとたどり着いていた。人も魔族も住めないこの手つかずの大地に、世界を統べるための遺産が眠っていると信じて……。
そして親善友好団の日程を終えたヴェルたちもまた、極北の大地へ向かった。王国、帝国、ともにこの地の調査と、氷の下に眠る魔道具の入手が目的だというが、はたして……。
偶然にも名だたる曲者たちが集ってしまったこの極寒の地より、新たな物語が動き出す!」
- 2021.9.5 MFブックス「八男って、それはないでしょう! 22」より
帝国と王国の極地領有を巡る競争にヴェンデリンは巻き込まれ、家族と共に極地探検に加わることになります。
帝国皇帝と個人的に親しく、また王国王子とも誼を結んでいるヴェンデリンは、本人が望まずとも両国のバランサーの位置を求められることになりますが・・・。
いつものようにほのぼのとしたエピソードが続きます。極地探検と称して、カワハギ釣りに興じるヴェンデリンたち。
最後は領域ボスの属性ドラゴンとの死闘とはなるのですが・・・。
両国の諍いの間に漁夫の利を得た魔族の一派が、超古代魔法文明時代の魔道具を強奪することに成功しますが・・・。次回の物語の展開が楽しみですね。
「ほのぼの異世界転生デイズ ~レベルカンスト、アイテム持ち越し! 私は最強幼女です~ 2」
「王女さまとのお茶会に忍び寄る影! レニの旅は波乱の幕開け!?
前世でのめり込んだゲームに似た異世界に転生した、元・引きこもり女子高生のレニ。エルフの幼女となったレニは、なんと前世のゲームでカンストしていたレベルやチートアイテムを持ち越したまま転生していた。
その力でピンチに陥っていた家族を救ったレニはある日、異世界を思う存分楽しむため、旅に出る。
レニは道中ドラゴンに襲われていた王女様を助けるが、お礼に招かれたお茶会で不審な全身鎧が現われて──!?
『キャリエスちゃんも、みんなも、助ける。レニにおまかせあれ!』
子供たちを苦しめ、王女様を狙う悪いやつらも倒しちゃえ!
最強幼女レニが織りなす異世界冒険譚、待望の第二弾!」
- 2021.9.4 MFブックス「ほのぼの異世界転生デイズ 2」より
「れににおまかせあれ」
今回も何度かこの言葉がレニから発せられます。すると悪人たちが、かせきになったり、おほしさまになったりするのです。
「ほのぼの」とタイトルにあるように全くストレス無く、さくさくと最後まで読み進めることができました。
ストーリーは、ほのぼのとしていますが、レニは悪人を殲滅(殺人!)しているのですよね。スプラッタにはなっていませんが。
今回もまたアイテムにより無双するのですが、更にレニは(封印されていた)エルフの能力に目覚めることになります。
次巻の物語の展開も楽しみですね。
「転生少女はまず一歩からはじめたい ~魔物がいるとか聞いてない!~ 3」
「転生少女、保護者と共に新天地へ。スローライフ道中記、第三弾!
突然、少女の姿で異世界へ飛ばされたサラは、転移先のダンジョンで出会ったハンター、ネリーに保護されて、二人で穏やか(?)な生活を送っていた。
しかしネリーが突如として姿を消してしまい、サラは彼女を捜すため単身ローザの町へと向かう。
初めての友達を作ったり、ハンターギルドに加入したりしながら、サラはネリーを待ち続け、騎士団とのイザコザなどを乗り越えて、ついに再会を果たしたのだった!
魔の山での日常を取り戻した彼女たちは、時折ローザの町と行き来しながら暮らしていたが、ある日、サラと同じく招かれ人であるハルトという少年に出会う。
それはサラとその周囲に、大きな変化をもたらすきっかけとなり――!?
転生少女サラが、保護者と共に新天地を目指す、異世界スローライフ第三弾!!」
- 2021.9.2 MFブックス「転生少女はまず一歩からはじめたい 3」より
2021.8
「極振り拒否して手探りスタート! 特化しないヒーラー、仲間と別れて旅に出る 4」
「新たな仲間と過ごす日々。黄金竜を巡る、冒険と争いが始まる!?
黄金竜が巣から飛び立ったことで、その素材探しで賑わうアルノルンの町。
クラン『黄金竜の爪』で仲間たちと依頼をこなしていたルークは、公爵の依頼で行われる『黄金竜の巣』の探索メンバーに選ばれる。
何人たりとも立ち入りを禁じられた地で、ルークは隠された歴史を知ることに― !?
回復能力に特化しないヒーラーの異世界のんびり旅、第4弾!」
- 2021.9.1 DRAGON NOVELS「極振り拒否して手探りスタート! 4」より
「極振り拒否して手探りスタート! 特化しないヒーラー、仲間と別れて旅に出る 3」
「洞窟を抜けたら新たな仲間が大勢できました
迷宮都市エレムを抜け出したルークは南の山脈の先にあるアルムスト王国を目指すことに。そして港町ルダを経て山脈越えに挑んだ彼は、山頂で『エラルディンの扉』なる黒く汚れた岩を発見する。しかたなく《浄化》をかけたルークだったが目前に出現したのは未知への階段だった!? 回復能力に特化しないヒーラーの異世界のんびり旅、クラン編開幕!」
- 2021.9.1 DRAGON NOVELS「極振り拒否して手探りスタート! 3」より
"A GIRL HOLDING THE SUN" - 「火輪を抱いた少女 III 二つの太陽」
「太陽を愛し、太陽に愛された英雄。
島流しにされたノエルは、そこでつかの間の安らぎを得る。しかし、運命はノエルを再び戦場へと誘った。新皇帝の号令の下、戦火は別大陸にまで飛び火していた。膠着する戦線、禁忌な植物の蔓延、高まる怨嗟の声。彼らの憤怒が頂点に達したとき、反乱の炎は再び燃え上がる。屍が延々と積み上げられる血塗れの戦場で、呪われし “黎明” 計画を生き残った化け物二人――悪鬼ノエルと黒陽騎を率いるファリド――が全ての決着をつけるために対峙する!! 幸せを求め、戦場を駆けた少女が手にしたものとは?」
- 2021.9.1 KADOKAWA eb! enterbrain「火輪を抱いた少女 III 二つの太陽」より
これで完結巻ですね。読み応えがありました。
ノエルは、リベリカ連邦の戦力を集中した総督府の総督にまで登り詰め、帝国皇帝と対峙します。そして、帝国との決戦。
そこで、ノエルは圧倒的な戦力を誇る黒陽騎に対し、非情な手段でもって相対することにしますが・・・。
読んでいて、まるでノエルの英雄譚というか、歴史上の英雄の誕生に立ち会い、その足跡を追っているかのように感じました。
そして、彼女は「幸せ」を見つけたのでしょうか。多分それは・・・。
「Sランクパーティをクビになったので世界樹と里帰りします 1 ~能力固定の世界で村人と仲間だけが神成長!~」
「家事、畑仕事、お遊戯…日常生活するだけで レジェンド級にレベルアップ!
『村人』を理由にSランクパーティを、ダンジョン攻略中にクビになったノイン。
信じていた幼なじみにも見捨てられた失意のなかノインはダンジョンを脱出する途中で不思議な幼子、マルルを拾う。
マルルとともに村に帰ったノインは、自分と村の仲間がレジェンド級の猛者に神成長していることに気づく。
絶望を味わったノインが世界樹の幼子と共に成り上がるファンタジーコメディ!!」
- 2021.8.29 KADOKAWA eb! enterbrain「Sランクパーティをクビになったので世界樹と里帰りします」より
さくさくとストーリーは進み、あっという間に最後まで読んでしまいました。
主人公も含め、ノインの村の仲間たちはとっても優しい、ですね。シータも実は心変わりしたのではなく、パーティ仲間に洗脳されていたという。
また転生した世界樹をダンジョンで拾って、村に連れて変えることにより、ノインと村の仲間たちが、とんでもない「成長」を遂げる様が楽しい。ノインも当初は気のせいかと勘違いするほど。
シータを村に連れ帰り一段落したノインでしたが、次巻ではどのような物語の展開となるのでしょうか。気になりますね。
「ゲーム化した日本で三大湖ダンジョンツアー!
気ままなおじさんのモンスター収集ファンタジー!
リアル・ファンタジーの世界へようこそ!──西暦二〇三九年、制御不能となった AI に支配された世界は瞬く間にその姿を変えた。各地の名所がダンジョンになると、そこには架空の生物のようなモンスターが出現し、世界はファンタジー RPG のように書き換えられてしまう。ボスを倒し世界を解放していこうとする周囲を他所に、攻略そっちのけでモンスター収集ライフをエンジョイしていたおじさんはある日、ダンジョン内にて水族館を経営できるアイテムを入手する。同じ頃、ボスを討伐すると報酬として、仙女の釣竿と呼ばれるアイテムが得られることを知る。おじさんはこの釣竿で釣ったモンスターを水族館に展示したら楽しそうだなぁと思うのであった。」
- 2021.8.28 一二三書房SF「ダンジョンおじさん 2」より
相変わらずライトな小説で、さくさくと最後まで読んでしまいました。
今回は、ジサンはあまり活躍しませんでしたね。また無双することもありませんでした。実力が仲間内にせよ、徐々に知られてきたせいでしょうか。どちらかというとサラの活躍が・・・(?)。
シゲサトの正体のほうが吃驚、でしょうか。
"Regarding Reincarnated to Slime" - 「転生したらスライムだった件 6 ~ 16、18 特製ミニ画集付き特装版」
TVアニメ放送分から最新巻まで12巻(!)を読んでしまいました。
リムルが覚醒魔王となり、クレイマンを廃して8星魔王(オクタグラム)の一柱になってから、聖魔大戦勃発までが描かれています。物語は最終章に入っています。どうやらあと3、4巻で完結しそうな勢いですね。
リムルが覚醒魔王になってからも、その進化はとどまるところがありませんでしたね。また、配下(仲間)たちも大きく成長・進化を遂げています。
敵対していた魔王たちも変革の時を迎え、協力して「天使」たちを迎え撃つようになります。
「聖魔大戦」はまだ始まったばかりです。魔王たちは(魔王レオンは)いきなりの危機に立たされますが、リムルたちの救援は間に合うのでしょうか。次巻の発刊が待ち遠しいですね。
「AI に乗っとられて世界がゲーム化?
魔王討伐!? そんなことよりモンスター GET だぜ!
リアル・ファンタジーの世界へようこそ! ──西暦二〇三九年、制御不能となったAIに支配された世界は瞬く間にその姿を変えた。各地の名所がダンジョンになると、そこには架空の生物のようなモンスターが出現し、世界はファンタジー RPG のように書き換えられてしまう。そんな中、AI の支配の影響で望んだ安楽死の最中に無理矢理、蘇生されたおじさん── ジサンは、自暴自棄にダンジョン深くに潜る日々を送っていたが、ある日ダンジョンでモンスターを捕獲できる武器・テイムソードを手に入れるとモンスター収集に凝ってしまう。これはボスを倒し世界を解放していこうとする周囲を他所に、攻略そっちのけでモンスター収集ライフをエンジョイする気ままなおじさんの物語──。」
- 2021.8.11 一二三書房SF「ダンジョンおじさん」より
ちょっと気になって手に取ったのが運の尽き(?)。あっという間に最後まで読んでしまいました。
とてもライトで、ストーリーもさくさくと進みます。
おじさんが制御不能となった AI により、安楽死から蘇生されて、その際にバグも入ってしまったという・・・。
しかも元々自暴自棄に陥っていたおじさんですから、苛烈にダンジョンにアタックすることにより、自身の自覚なしに最強になっていたという。意識せずに他のパーティメンバーを軽く凌駕するレベルであるジサンが、さくさくとモンスターを倒し、テイムし、しかも収集していく様が痛快です。
第2巻も発刊されているようですので、入手できればすぐにでも読んでみたい、ですね。
"A ROBOT IN THE GARDEN" - 「ロボット・イン・ザ・ガーデン」
「抱きしめたいほど切なくかわいい友情物語!
2016年ベルリン国際映画祭で『映画化したい一冊』に選ばれた、抱きしめたいほどかわいくて切ない友情物語!
AI(人工知能)の開発が進み、家事や仕事に従事するアンドロイドが日々モデルチェンジする、近未来のイギリス南部の村。法廷弁護士としてバリバリ働く妻エイミーとは対照的に、仕事も家事もせず親から譲り受けた家で漫然と過ごす34歳のベン。エイミーはそんな夫に苛立ち、夫婦はもはや崩壊寸前。
ある朝、ベンは自宅の庭で壊れかけのロボットのタングを見つける。『四角い胴体に四角い頭』という、あまりにもレトロな風体のタング。けれど巷に溢れるアンドロイドにはない『何か』をタングに感じたベンは、彼を直してやるため、作り主を探そうとアメリカに向かう。そこから、中年ダメ男と時代遅れのロボットの珍道中が始まった……。
『とにかくタングがかわいい!』と世界中の読者を虜にしている、抱きしめたいほど切ない物語。」
- 2021.8.8 小学館文庫「ロボット・イン・ザ・ガーデン」より
「とにかくタングがかわいい!。」やっぱり、感想はこの一言に尽きますね。
どこからともなく突然、庭に現れた旧式で壊れかけたロボット。しかしながら、他の一般的なアンドロイドと異なり、幼児並みの知能を有しています。
夫婦の危機の真っ只中にあったベンは、なぜかこのロボットのタングが気に入り、彼の修理ができる人を探し回る旅に出かけます。引き篭もりで、人生の目的を見失い、エイミーを失った直後にも関わらず。
やがて、タングとの旅は、ベンの考えも及ばぬ影響を与え、そして最後にハッピーエンド(?)へ。
ほのぼのと感動しました。次巻も続けて読んでいくつもりです。
「この手の中を、守りたい 3 ~憧れの冒険者生活始まります~」
「前世の知識と魔法を活かし、『子羊亭』の経営も、冒険者としてのスタートも順調なアーシュ。そんな彼女のもとに、王都の学院から依頼がやってくる。予定を早めて王都に向かったアーシュたちを待っていたのは、帝国からの留学生だった!
彼らと触れ合ううちに、メリダとの冒険者の地位、魔法についての認識の違いを知ったけれど帝国への憧れは止まらず――!?
転生少女アーシュと仲間たちの、ほのぼの成長ファンタジー! 子羊たちの未来もそれぞれ変化していく待望の第3巻!」
- 2021.8.4 アリアンローズ「この手の中を、守りたい 3 ~憧れの冒険者生活始まります~」より
"Adventure of black cat 'NYANGO'" - 「黒猫ニャンゴの冒険 レア属性を引き当てたので、気ままな冒険者を目指します」
「猫になって、異世界。 かわいいだけじゃない冒険が始まる!
異世界に転生した少年は冒険者を志すが、体は最弱種族の猫人で、手にした魔法は ”空っぽ” とバカにされる空属性だった。
しかし少年は大きなハンデをものともせず、創意工夫で空魔法を武器や防具を生み出せて、空も歩ける魔法へと変えていく。
周囲の優しさに支えられ成長し、そして空属性の真価に気付いた時、最強の猫人冒険者としての旅が始まる!」
- 2021.8.1 DRAGON NOVELS「黒猫ニャンゴの冒険」より
面白くて楽しくて、さくさくと最後まで読んでしまいました。
「ニャンゴ」は、黒猫ですが、ただの猫ではありません。猫人なのです。ただし、猫ですから、体格も小さくて魔力もそれほどもありません。更にまた属性魔法は「空属性」で、レアですが一般には「空っぽ」の属性と言われており、全然冒険者に似つかわしくないものでした。
それでもニャンゴは、前世の知識を生かして、空属性魔法に様々な可能性を見出して、創意工夫を重ねて、色々な属性魔法を再現することができるようになります。
さらにまた、魔力を得るためにかなりの危険を犯す勇気も併せ持っています。
生まれた小さな村を出て、州都に向かうニャンゴ。今後の彼の活躍が気になりますね。
2021.7
"Regarding Reincarnated to Slime" - 「転生したらスライムだった件 6」
「魔王 VS スライム 世界の常識を叩き潰せ!!
魔王種へと進化を遂げたスライム――リムルの元に『魔王達の宴(ワルプルギス)』が発動されたと報せが入った。 それは10人全ての魔王が集う特別な会合。しかもその議題は魔王を僭称するリムルに処罰をというもの。 発起人は、テンペストに災いを呼び寄せた元凶『魔王クレイマン』。クレイマンの謀略を全て理解したリムルは、このワルプルギスを逆手に取り、一気にクレイマンを叩き潰す計画を立てる。 そう、彼がが企てた全ての出来事に終止符を打つために……。」
- 2021.8.1 GC NOVELS「転生したらスライムだった件 6」より
"A GIRL HOLDING THE SUN" - 「火輪を抱いた少女 II 悪鬼」
「黒き二又槍から炎を迸らせ、赤毛の少女が敗色濃厚な戦線を圧倒する!!
快進撃を続けるノエル軍。しかし、陰鬱な雨が止む気配なく、戦場には死臭が漂うーー。
反乱、謀略、混迷する戦を前に赤髪の少女はただ前進する!!」
- 2021.8.1 KADOKAWA eb! enterbrain「火輪を抱いた少女 II 悪鬼」より
"A GIRL HOLDING THE SUN" - 「火輪を抱いた少女 I 晴れのち地獄」
「お日様がご機嫌なら、死ぬことはない――。
実験番号13番。
そう呼ばれて、特別な教育を受けて施設で育った赤毛の少女。
施設から出、ノエルという名を得た少女の夢は “幸せになりたい” ただそれだけ。
後継者争いに荒れるコインブラ軍の兵士となると、人間離れした力と才覚で、少女はすぐにその頭角をあらわした。
獰猛で冷酷で無邪気。
黒き二又槍から炎を迸らせ、赤毛の少女が敗色濃厚な戦線を圧倒する!!」
- 2021.8.1 KADOKAWA eb! enterbrain「火輪を抱いた少女 I 晴れのち地獄」より
"Girl who ate Death" - 「死神を食べた少女 <下>」
「戦場で畏怖される少女――その名は '死神'
悪鬼のごとく大鎌をふるい戦場を駆ける '死神' シェラの目的は、勲章でも昇進でもなく美味しい食事のため。
しかし、その奮闘もむなしく圧倒的な解放軍の勢いを前に敗戦続きの王国軍。
シェラに再び迫る死神の影、忌まわしき刃が振り下ろされるのは、落日の王国軍か、正義の解放軍か――。」
- 2021.7.25 KADOKAWA eb! enterbrain「死神を食べた少女 <下>」より
ライトノベルのはずなのにこの重厚な歴史小説を読んだあとのような感動がありました。
シェラの置かれた過酷な状況にも関わらず、本人は「死神」らしく戦闘に魅入られたように敵を蹂躙していきます。
当初はただ個人で奮闘するばかりでしたが、彼女に魅入られたかのような騎兵が集い、仲間たちと戦場を駆け抜けていきます。
スプラッタでグロい場面も多くありましたが、シェラの生き様に圧倒され、最後まで一気に読むことができました。
"Girl who ate Death" - 「死神を食べた少女 <上>」
血塗れの少女が戦場を駆けるファンタジー戦記。
貧しい村に生まれた少女・シェラは、自分を襲う解放軍兵士の後ろに『美味しそうな』死神を見る。
死神の鎌が振り下ろされるより早く、シェラは死神をたいらげた。
そして、彼女は王国軍の兵士となる。大きな鎌を手に憎き解放軍を倒すため、美味しい食事にありつくため――。
- 2021.7.24 KADOKAWA eb! enterbrain「死神を食べた少女 <上>」より
とっても残酷で救いようがなく、スプラッタなダークファンタジーです。まだ上巻ですが、けっこう読み応えがありました。
シェラの性格破綻者でありながら、無邪気な様子がホラーです。死神を食べたことによる剛腕と大鎌を奮う様が正にシェラ自身が「死神」と呼ばれるにふさわしく。
敵(解放軍)と見なせば、老若男女、民兵であろうと殲滅の対象であり、容赦がありません。
王国軍の敗退は歴史が証明しているのですが、シェラの運命までもがはっきりとしているわけではありませんので、今後の彼女の動向が大変気になります。絶体絶命の窮地にあるのですが、どのようにこの窮地を乗り越えるのか、はたまたここで果てるのか、続けて下巻を読んでいくつもりです。
「この手の中を、守りたい 2 ~今度はカフェへいらっしゃい~」
「孤児になり、前世の知識を活かして周囲の仲間たちの意識改革を始めたアーシュ。
主婦の知恵と魔法を使って、自炊に貯金、ランチ販売から宿屋の経営も順調! 10歳になり、冒険者のパーティに参加したり、王都の学院で学業にも励み始め、どんどん世界が広がっていく。
そんな中、お次は仲間たちと一緒にカフェ『子羊亭』の経営も始めることに決め――!?
転生少女アーシュと仲間たちの、ほのぼの成長ファンタジー第2巻!」
- 2021.7.22 アリアンローズ「この手の中を、守りたい 2 ~今度はカフェへいらっしゃい~」より
両親を相次いで亡くし、独りぼっちになってしまったアーシュ。現代日本で生きた記憶があるものの、幼いゆえにそれを活かせず7歳で孤児になってしまう。そんな中ギルド長の紹介で、同じく孤児の仲間たちと一緒に暮らすことに。そこで仲間たちとの金銭感覚の違いに気づく。
「今度こそ、私の知識を活かしてみせる!」
自炊に貯金。朝食・ランチの販売から宿屋経営へ! せっかくの魔法世界、楽しんで利用しなければ損じゃない? 前世の知識と魔法を組み合わせ、私の小さな手でもこの世界は変えられる!
転生少女アーシュと仲間たちの、ほのぼの成長ファンタジー第1巻!
- 2021.7.22 アリアンローズ「この手の中を、守りたい 1 ~異世界で宿屋始めました~」より
"NITO's lazy foreign world syndrome" - 「ニトの怠惰な異世界症候群 ~最弱職<ヒーラー>なのに最強はチートですか?~ 1」
「悪戯に最強となったヒーラーの逆転譚!
17歳の政宗はいじめによる絶望の末、校舎の屋上から飛び降りる。だが直後、クラス転移に巻き込まれてしまった。
気づくとそこは王座の広間。目の前には異世界の王や王女の姿があり、政宗たちを勇者召喚の儀式により転移させたのだと言う。召喚された生徒たちはそれぞれ賢者や勇者、上級騎士といった《上級職》を授かっていたが、なぜか政宗が手にしたのは治癒師《ヒーラー》……。それは攻撃魔法すら扱うことのできない、《最弱職》であった。無能と罵られ一人、理不尽に王女の転移魔法で飛ばされてしまう政宗。しかし、どこかも分からない暗闇に至り彷徨った末、スキル《反転の悪戯【極】》を手に入れた彼は、治癒魔法《治癒/ヒール》を反転させることで、《すべてを蝕む赤黒い波動》という強大な力を得る。
《最強》の力を手に入れた政宗は、自身を虐げたクラスメートや王女への復讐を誓い、異世界へと旅立っていくのだが――。」
- 2021.7.20 DRAGON NOVELS「ニトの怠惰な異世界症候群 1」より
"Silent Witc Secrets of the Silent Witch" - 「サイレント・ウィッチ 沈黙の魔女の隠しごと」
「奇跡に詠唱は要らない――気弱で臆病だけど最強な魔女の物語、書籍で新生!
無詠唱魔術を使える世界唯一の魔術師〈沈黙の魔女〉モニカは、超がつく人見知り!? 人前で喋りたくないというだけで無詠唱を使う引きこもり天才魔女、正体を隠して第二王子に迫る悪をこっそり裁く極秘任務に挑む!」
- 2021.7.19 KADOKAWA BOOKS「サイレント・ウィッチ」より
ヒロインらしからぬヒロインの登場ですね。世界唯一の無詠唱で魔法を行使できる魔術師〈沈黙の魔女〉モニカが、何故無詠唱を実現できたのか・・・(?)。その理由は・・・。
極端な人見知りで、引き篭もり体質のモニカは、それでも最年少で "七賢人" に選ばれています。選抜試験では、一悶着あったようですが(笑)。
そんなモニカが、王命により、第二王子の警護のため学園に潜入することになります。彼女が引き起こす騒動が楽しくて、さくさくと最後まで一気に読んでしまいました。
次巻の発刊が今から待ち遠しく思います。
「異世界でのんびり癒し手はじめます ~毒にも薬にもならないから転生したお話~ 3」
「剣と魔法の世界に転生し、子ども時代から再スタートした翔子。世話人のファルコに溺愛されながら、“ショウ” として転生仲間のハルと共に、まったりファンタジー世界を楽しんでいた。
そんな中、魔物の被害が増えていると治癒師の緊急派遣依頼が導師のもとへやってくる。
ショウも『癒しの力』を活かして手伝うため、今度は平原へ旅立つことに。だけど道中、最後の転生仲間のリクに遭遇し!? そのうえ彼の世話人はファルコの父親で──。
“心まで癒す治癒師” ショウが第二の人生を楽しむ、異世界スローライフ・ファンタジー待望の第3弾!」
- 2021.7.19 アリアンローズ「異世界でのんびり癒し手はじめます 3」より
ショウら一行が、深森の北の町を出て、依頼先である平原の町カインへ向かう途中の平原の町で過ごした数日の出来事が描かれています。そこで、カインから深森の治癒師たちを迎えに来た2人と出会うのですが、彼らは何と・・・。
やっぱり悪人は登場せずに、穏やかでありながら子供好きな人たちとの交流が描かれています。ただ、近年増加傾向にある魔物との遭遇が増えて、怪我をすることが増えており、深森の治癒師たちに(特に導師に)派遣依頼することになったのですが。
ショウたちは、ここでも平原の町の住人達に意識改革をもたらします。たった5日間のことでしたが。
次巻は、いよいよカナンでのショウたちの活躍が描かれるはずですね。第4巻を入手するまで、読むのはお預けですが、早く続きを読みたいものですね。
「異世界でのんびり癒し手はじめます ~毒にも薬にもならないから転生したお話~ 2」
「異世界に転生し、10歳の姿から再スタートした翔子。イケメン狩人のファルコに拾われ、“ショウ” として溺愛されながら暮らすことに!
スライム狩りに薬草採取、女神から与えられた『癒しの力』を活かしながら、まったりファンタジー世界を楽しんでいた。
“心まで癒す治癒師” と評判になったある日、湖沼から怪我をした少女の治癒依頼がやってくる。少女は翔子と一緒に転生した “ハル” だった! ハルを助けるため、ファルコやレオン達と共に湖沼に旅立った翔子だけどーー!?
過保護で翔子に甘いファルコと、第二の人生を楽しむ、異世界スローライフ・ファンタジー第2弾!」
- 2021.7.18 アリアンローズ「異世界でのんびり癒し手はじめます 2」より
ハルに対する湖沼の魔術師たちの態度に憤りを感じますね。また、学院長の無関心さにも。
湖沼の町の人たちは、深森の人たちと同じように親切で、子供を大事にするのは変わらないようなのがほっとしますが。魔術師たちの傲慢さが際立ちます。
ショウたちは、このような魔術師たちに対して、たった数日で変革をもたらしますが、その様が爽快です。
そして、ハルを深森に連れ帰り、レオンが養い親になるのですが・・・。ほっこり、ほのぼのとしたストーリー展開で癒やされます。
次巻は、3人目の転生者リクとの出会いと、その顛末が描かれます。続けて読んでいくつもりです。
「異世界でのんびり癒し手はじめます ~毒にも薬にもならないから転生したお話~ 1」
「帰宅中に事故に遭い、異世界転生したアラサー会社員の翔子。しかも10歳の姿から再スタートすることに!
転生にあたって女神から賦与されたのは、“癒しの力” と “自立するまでの世話人”。転生先で瀕死のところを、翔子はイケメン狩人のファルコに拾われ、共に暮らすことになる。
『仕事に疲れていた前世だけど、この世界では自由にのんびり生きたい!』
スライム狩りに、薬草採取。そして『治癒』の勉強とまったりファンタジー世界の生活を謳歌します!
過保護で翔子に甘いファルコと、第二の人生を楽しむ、異世界スローライフ・ファンタジー開幕!」
- 2021.7.17 アリアンローズ「異世界でのんびり癒し手はじめます 1」より
列車事故により異世界に転生することになった3人の日本人たち。その内の一人、ショウ-翔子-が主人公の物語です。
転生した異世界は、お約束のような「剣と魔法の世界」ですが、基本、悪人や敵役というものはいませんでした。ほのぼのとしたストーリー展開でほっこりしますね。
養い親となるファルコの過保護ぶりが微笑ましく、かつ周りの大人達がショウうぃ甘やかす様子がかわいい。
また、日本人の転生した知識・発想を治癒に活かすのが爽快ですね。
次巻は、ショウと二人目の転生者であるハルとの出会いが描かれます。続けて読んでいくつもりです。
"Death Marching to the Parallel World Rhapsody" - 「デスマーチからはじまる異世界狂想曲 23」
「迷宮の『中』にある街で渦巻くのは、死霊術士による陰謀――!?
西方諸国を離れ、樹海迷宮を訪れたサトゥー達。拠点となる要塞都市アーカティアで出会ったのは、ルルそっくりの超絶美少女。彼女が営む雑貨屋を立て直しながら、新たな迷宮を攻略することになるのだが……?」
- 2021.7.17 KADOKAWA BOOKS「デスマーチからはじまる異世界狂想曲 23」より
相変わらずのサトゥー無双なのですが、今回はチームペンドラゴンのサポートに回っています。仲間たちが、サトゥーに甘えて危機管理が疎かになっているようだとの理由により。それでも、仲間たちの実力は、他の冒険者たちよりも卓越しているのですが。
また、今回の新たなキャラは、ルルと瓜二つのロロとなります。また彼女の3人(?)蹴鞠鼠人がイラストにあるようにとても可愛いですね。
物語は、当然のようにロロたちの窮地を華麗にサトゥー一行が助けるというものなのですが・・・。
次巻の物語の展開も楽しみですね。
"OVERLOAD [14] The witch of the Falling kingdom" - 「オーバーロード 14 滅国の魔女」
「シリーズ累計800万部!
魔導国の馬車が王国の貴族に襲われた。
偶然か? 謀略か?
いかなる理由であれ、王国が魔導国と正面を切って戦うことを選んだと判断したナザリックは王国に宣戦布告。
カッツェ平野での大虐殺で未だ混迷を極める王国のさらなる窮地に王子ザナックが、蒼の薔薇が、ブレインが、背水の陣を承知で立ち上がる。
容赦なく遂行される殲滅作戦。
勝ち目のない戦いを強いられた王国に崩壊の足音が迫る。」
- 2021.7.14 KADOKAWA eb! enterbrain「オーバーロード 14 滅国の魔女」より
"OVERLOAD [13] The paladin of the Holy kingdom" - 「オーバーロード 13 聖王国の聖騎士 <下>」
「アインズ・ウール・ゴウン死す。
四万の亜人連合の軍勢に包囲された聖王国。
聖王国最強の聖騎士レメディオスの指揮のもと、防衛作戦が実行されるも疲弊した人間軍は亜人の蹂躙を止められない。
王としての約束を果たすため、魔導王アインズは魔皇ヤルダバオトとその配下メイド悪魔にたった一人で立ち向かう。
そして――
紅蓮の炎につつまれた聖王国は救済されるのか――正義に導かれる13巻。」
- 2021.7.13 KADOKAWA eb! enterbrain「オーバーロード 13 聖王国の聖騎士 <下>」より
"OVERLOAD [12] The paladin of the Holy kingdom" - 「オーバーロード 12 聖王国の聖騎士 <上>」
「悪逆無道の魔皇ヤルダバオトの襲撃。正義が惑う12巻。
巨大な城壁を擁し、長く平和を誇った聖王国を亜人連合軍が突如、襲撃。
連合軍の総大将は魔皇ヤルダバオト。
残忍冷酷な魔皇によって聖王国は国崩壊の危機に直面する。
苦難の民を救うため解放軍が救いを求めたのは聖王国にとって不倶戴天の敵であるアンデッドを王に戴く魔導国。
アインズ・ウール・ゴウン魔導王に導かれ聖王国は魔皇ヤルダバオトの討伐に乗りだす。」
- 2021.7.13 KADOKAWA eb! enterbrain「オーバーロード 12 聖王国の聖騎士 <上>」より
"OVERLOAD [11] The craftsman of Dwarf" - 「オーバーロード 11 山小人の工匠」
「魔導国の勢力拡大がつづく第11巻!
失われしルーン技術を求めて山小人(ドワーフ)の王国を目指すアインズ。
アウラとシャルティアを従えたアインズが足を踏み入れたドワーフの国ではクアゴアなる亜人種族の侵攻が迫りつつあった。
ルーン工匠を魔導国に引き入れることを交換条件にアインズはドワーフの王都を奪還する約束をする。
そこで待ち受けていたのはクアゴアのみならずアゼルリシア山脈最強の種族、フロスト・ドラゴン。
未知なる世界に魔導国の威光が次々に刻まれていく11巻。」
- 2021.7.10 KADOKAWA eb! enterbrain「オーバーロード 11 山小人の工匠」より
"OVERLOAD [10] The ruler of Conspiracy" - 「オーバーロード 10 謀略の統治者」
「孤高なる魔導王の深淵。
魔導国を建国し国王となったアインズは魔導国を理想郷とすることを決意。
永遠に繁栄し、数多の種族がアインズに跪く世界。
その第一歩として、冒険者組合の強大化と冒険者の育成を目論んだアインズは帝国に向かう。
一方、突如できた魔導国に戸惑う諸国の支配者たちも各々に対抗策を講じていた。
不滅の国に君臨する王となるべく行動を開始した、
アインズの一手が及ぼす影響とはーー。いよいよ新章開幕!」
- 2021.7.10 KADOKAWA eb! enterbrain「オーバーロード 10 謀略の統治者」より
"OVERLOAD [9] The magic caster of Destroy" - 「オーバーロード 9 破軍の魔法詠唱者」
「我が力を喝采せよ。
例年、睨みあいで終わるはずの王国と帝国の戦。
しかし、帝国の支配者である鮮血帝・ジルクニフがナザリックを訪れ、戦にアインズが参入したことにより、その戦争は大きく変化することとなる――。
波乱うずまく第九巻。」
- 2021.7.10 KADOKAWA eb! enterbrain「オーバーロード 9 破軍の魔法詠唱者」より
"OVERLOAD [8] The two leaders" - 「オーバーロード 8 二人の指導者」
「シリーズ初の完全書下ろしを含む2本立て!!
過去にアインズに窮地を救われたエンリと薬師のンフィーレア。
ゴブリンを護衛とするカルネ村で、二人はひたむきに生きていた。
しかし "森の賢王" が去り、森の均衡が崩れたことで、新たな脅威が迫りつつあった。――「エンリの激動かつ慌ただしい日々」。
一般メイドから守護者まで、絶対忠誠を誓うシモベたちを統率するアインズ。
彼は、ある誘いをマーレら一部の守護者に持ちかける。
ナザリック支配者の悩ましい日々が明らかに――「ナザリックの一日」。
アニメ化企画進行中のダークファンタジー第8弾! !」
- 2021.7.5 KADOKAWA eb! enterbrain「オーバーロード 8 二人の指導者」より
"OVERLOAD [7] The invaders of the Large tomb" - 「オーバーロード 7 大墳墓の侵入者」
「累計40万部のダークファンタジー!!
期待と欲望に目を輝かせた "ワーカー" の集団が未知なる遺跡――地下墳墓へ踏み込もうとしていた。
闖入者は、少数精鋭の “フォーサイト"、歴戦の戦士が揃う “ヘビーマッシャー"、伝説の老公“ グリーンリーフ"、不敗剣士によるワンマンな “天武"。
生贄を絡めとるがごとく、次々と姿を現す大墳墓の住人たち。
悪夢のようなナザリックから生還することはできるのか?」
- 2021.7.1 KADOKAWA eb! enterbrain「オーバーロード 7 大墳墓の侵入者」より
2021.6
"OVERLOAD [6] The men in the Kingdom" - 「オーバーロード 6 王国の漢たち [下]」
「累計30万部突破!
王国に潜む裏組織 “八本指" 最強の戦闘集団 “六腕" が動きだした。迎え撃つはラキュース率いるアダマンタイト級冒険者 “蒼の薔薇"。騎士たちは国を姫を守るために最前線へと赴く。その決戦の渦中に蠢く謎の大悪魔ヤルダバオト。苛烈な抗争の渦に巻き込まれ、王都が紅蓮の炎に包まれる。」
- 2021.6.30 KADOKAWA eb! enterbrain「オーバーロード 6 王国の漢たち [下]」より
"OVERLOAD [5] The men in the Kingdom" - 「オーバーロード 5 王国の漢たち [上]」
「累計20万部! 圧倒的支持のダークファンタジー!!
リ・エスティーゼ王国は、裏社会を牛耳る巨大組織『八本指』の脅威にさらされていた。その時、この国で己を全うする男たちが躍動する。アインズの命をうけ、情報収集の目的で王国に潜入した鋼の執事・セバス。“黄金" 王女に忠誠を誓うも、己の弱さに苛立つ日々をおくる熱き兵士・クライム。圧倒的強者を目にし、抜け殻状態で王都に戻ってきた武の求道者・ブレイン。崩壊寸前の王国を舞台に三人の男たちがそれぞれの信念を胸に裏組織と対峙する!」
- 2021.6.30 KADOKAWA eb! enterbrain「オーバーロード 5 王国の漢たち [上]」より
"OVERLOAD [4] The lizard man Heroes" - 「オーバーロード 4 蜥蜴人の勇者たち」
「累計20万部のダークファンタジー!
平和な蜥蝪人の集落に、無慈悲な死の軍勢が迫る。種族を守るため、愛する雌と生きるため、立ち上がる蜥蝪人。一方、アインズの『実験』のため、出撃するアンデッドの大軍。不死者の王の命を受け、向かう指揮官はナザリック第五階層守護者である凍河の支配者、コキュートス。忠実なる彼の作戦とは。弱肉強食の容赦なき世界を目撃せよ。」
- 2021.6.30 KADOKAWA eb! enterbrain「オーバーロード 4 蜥蜴人の勇者たち」より
"OVERLOAD [3] The bloody valkyrie" - 「オーバーロード 3 鮮血の戦乙女」
「絶好調! 累計15万部!
絶対服従を誓った守護者・シャルティアがまさかの反逆。アインズが冒険者として、エ・ランテルに潜入する裏で、守護者たちに一体、何が起きていたのか? 最強守護者相手に、死霊系統魔法が一切無効化されるアインズの戦略は!? 決戦の火蓋が、いま切って落とされる…。瞬きも許されない死闘を刮目せよ。」
- 2021.6.27 KADOKAWA eb! enterbrain「オーバーロード 3 鮮血の戦乙女」より
"OVERLOAD [2] The dark warrior" - 「オーバーロード 2 漆黒の戦士」
「圧倒的支持で早くも累計10万部!!
異世界に転移して約1週間。アインズと戦闘メイドのナーベラルは、城塞都市エ・ランテルに『冒険者』として潜入していた。目的はこの世界の情報収集およびエ・ランテルでの名声。二人は薬草採取の依頼をうけ、『森の賢王』なる魔獣がひそむ森へと向かう。同じ頃、エ・ランテルにしのびよる邪悪な秘密教団の影…。最凶の女戦士と、偏執の魔法詠唱者が操るアンデッドの群れが鎧を纏ったアインズの前に立ちはだかる。」
- 2021.6.27 KADOKAWA eb! enterbrain「オーバーロード 2 漆黒の戦士」より
"OVERLOAD [1] The undead king" - 「オーバーロード 1 不死者の王」
「ネットで圧倒的人気を誇るWEB小説が堂々書籍化!!
その日、一大ブームを起こしたオンラインゲーム、"ユグドラシル" は静かにサービス終了を迎えるはずだった。―しかし、終了時間をすぎてもログアウトしないゲーム。意思を持ち始めたノンプレイヤーキャラクター。なにやらギルドごと、異世界に飛ばされてしまったらしい…。現実世界ではゲーム好きの孤独でさえない青年が、骸骨の見た目を持つ、最強の大魔法使い “モモンガ" となる。彼が率いるギルド『アインズ・ウール・ゴウン』の伝説が、いま始まる! 圧倒的人気のWEB小説の書籍化。」
- 2021.6.25 KADOKAWA eb! enterbrain「オーバーロード 1 不死者の王」より
「この手の中を、守りたい [WEB版] 帝国へ行く子羊編 アーシュ16歳その先へ」
KAYA の作品です。
剣と魔法の世界で、ダンジョンに魔物がいる世界です。
主人公のアーシュは、現代日本からの転生者ですが、その知識をいかすことができずに7歳で孤児になってしまいます。
それからのアーシュは、街のギルド長ら大人に見守られながらも自立して立派に成長していきます。
とんとん拍子に物事がうまく回り、ちょっと作為的なものも感じますが、サクサクと物語は進行して、爽快感さえ伴いながら、一気に〈子羊旅立ち編・完〉まで読んでしまいました。
書籍も購入できたら、読んでみたいものですね。
"She professed herself pupil of the wise man" - 「賢者の弟子を名乗る賢者 15」
「わしかわいい! 美少女転生ファンタジー!!
『わたし、アナタの正体、わかったヨ』
プレイヤーが建国したニルヴァーナ皇国で行われる闘技大会。
それは大陸中の猛者が集まる一大イベントである。
強敵を求めて旅を続けるメイリンならば必ず参加するであろうと、ミラは首都ラトナトラヤへ向かうことに。
新衣装を纏ったミラはマリアナやペットのルナとの癒やしの時間を終え、
新たなる冒険へと旅立つ。
そこにはまたしても陰謀の影が……。」
- 2021.6.19 GC NOVELS「賢者の弟子を名乗る賢者 15」より
"God bless me?" - 「私、能力は平均値でって言ったよね! 15」
「4億PV突破! 獣人にドラゴン、色々あるけどカワイイが最強!
アスカム子爵家長女、アデル・フォン・アスカムは、十歳になったある日、強烈な頭痛と共に全てを思い出した。自分が以前、十八歳の女子高生であったこと、幼い少女を助けようとして命を落としたこと、そして、神様に出会ったことを……出来が良過ぎたために周りの期待が大きすぎ、日本で思うように生きることができなかった彼女は、望みを尋ねる神様にお願いした。『次の人生、能力は平均値でお願いします!』なのに、何だか話が違うよ? ナノマシンと話ができるし、人と古竜の平均で魔力が魔法使いの6,800倍!? 初めて通った学園で、少女と王女様を救ったり。マイルと名乗って入学したハンター養成学校では、卒業試験でA級ハンターと互角に戦ったり。同級生と結成した少女4人のハンター『赤き誓い』として大活躍! だが、マイルたちに次々とトラブルが降りかかる。ゴーレムや敵国の秘密部隊、5,000人の帝国軍と戦って故郷を救ったり。世界最強の古竜まで! そして、マイル達の前にあらわれた古竜の長老達!? 彼らの果たすべき要件とは? 更に、モフモフいっぱいの獣人の村へと出かけた彼女たちに、犯罪者たちの魔の手が襲いかかる! webでも大人気で、4億ページビューを突破! マイルたち少女4人の大活躍です!」
- 2021.6.17 SQEXノベル「私、能力は平均値でって言ったよね! 15」より
"Two saints' wander off in the different world." - 「聖女二人の異世界ぶらり旅 3」
「OL二人の異世界旅行記第3弾! 囚われの人魚を救う冒険回!?
ドワーフ領の浄化を終えた真紀と千春の仲良しOL二人組。次はエルフ領に出発! と飛行船に乗って空の旅に出たが、途中、『行方不明になってしまった人魚の長を捜してほしい』とお願いをされて……?」
- 2021.6.16 KADOKAWA BOOKS「聖女二人の異世界ぶらり旅 3」より
"Two saints' wander off in the different world." - 「聖女二人の異世界ぶらり旅 2」
「OL二人の異世界旅行記第2弾! 魔物だらけの世界でロマンスは難しい?
魔物討伐に向かう軍に同行中の真紀と千春は、兵に給仕したり、花摘みのアルバイトをしたりと、お忍び異世界ツアーを堪能していた。しかし二人が目的地に近づくにつれ、魔物が喜んでいるかのように活性化を始め……。」
- 2021.6.14 KADOKAWA BOOKS「聖女二人の異世界ぶらり旅 2」より
"Two saints' wander off in the different world." - 「聖女二人の異世界ぶらり旅」
「飲んで食べて遊んで……大人女子二人のハプニング満載な異世界ぶらり旅!
聖女として異世界に召喚された仲良しOL、真紀と千春。各地の浄化を頼まれた二人は……ご当地のお酒に美味しい料理、それから温泉! 聖女のお仕事も頑張りつつ、特産物を目当てに異世界観光の旅に出る!」
- 2021.6.14 KADOKAWA BOOKS「聖女二人の異世界ぶらり旅」より
「鎖を断ち切れ――。圧倒的王道青春ファンタジー!
精霊が棲まう世界で、剣や魔法、気術を競い合うソルミナティ学園。
ノゾムは実力主義のこの学園で、「能力抑圧」――力がまったく向上しないアビリティを授かってしまった。その上、身に覚えのない中傷の噂によって幼馴染みや恋人も失い、周囲から蔑まされるようになってしまう。
それでもノゾムは、血の滲む努力を続け、体を苛め抜いてきた。なにも考えないですむように、逃げるように、ただひたすら体を鍛え続けてきた。
しかし能力は一向に上がる気配がなく、希望が見えない毎日に心身ともに疲れてきっていたある日。
ノゾムは、深い森の中で巨大な龍に遭遇する。
絶体絶命のその時、見えたのは体に巻きついた鎖。それをめいっぱい引きちぎったとき、今まで鬱積していた力のすべてが解放されて……!?
足りないのは、自信か、力か。――これは心の歩みを止めた少年が、もがきながら、立ち上がる物語。」
- 2021.6.10 一迅社「龍鎖のオリ -心の中の“こころ”-」より
NetFlix での配信がもうすぐ終了との告知を受けて、最初の数話を視聴したのですが、原作も気になって読み直してみました。
TV アニメの方は、色々と脚本が入っていて、原作とは違った印象でしたね。
さすがに原作の方では、詳細に綴られていたようで、そういう意味において読み応えがありましたね。
ヴェンデリンの慎重でありながらも事なかれ主義で、貴族の柵に徐々に囚われていく様が自然でした。いきなり婚約者の登場から、側室候補の2人、準男爵から男爵、伯爵へとあっという間に身分が上がって、未開発地の開発に勤しむというのもあっという間でしたね。
「異世界でのんびり癒し手はじめます ~毒にも薬にもならないから転生したお話~ [WEB版]」
「転生養女はあきらめない [WEB版]」を読了してから、同じ著者の作品紹介があり、本タイトルを読んでみました。
KAYA らしい(?)ほのぼのしたストーリーで、さくさくと最後まで一気に読んでしまいました。
毒にも薬にもならないからと転生させられた、仕事に疲れた翔子28歳。少し寿命の長い国で、10歳からやり直します。
そのときに女神から特典として、3つの願いを叶えてもらうが、翔子は戦いたくないということで、「癒しの力」をもらい、世話人を付けてもらうことにします。ところが、転生先は、雪の降る平原の中で、しかも軽装(!)であったため、転生直後に行き倒れそうになりますが・・・。
列車事故で多数の死者の中から「毒にも薬にもならないから」との理由から転生させられた日本人3人ですが、主人公の翔子と他の2人は運命に導かれるように邂逅し、困難を乗り越えていきます。
書籍も読みたくなってきました・・・(!)。
2021.5
"Reincarnation's little girl never give up" - 「転生幼女はあきらめない [WEB版] キングダム編 あきらめなければ(転生幼女王都編: 了)」
第5巻からの続きが気になって、[WEB版] を第245話まで読んでしまいました。
2021/04/19 より更新がされずに、どうやらこれで完結のようです。
キングダムにイースターが攻め込んできて、リアたちは、王城の結界の間に作っていた秘密基地に立てこもることになってしまいます。
イースターがキングダムに攻め込んだ目的は・・・。
ここからは、紛争の様子、その後始末、レミントン家とイースターの処遇、とあっという間に大団円となりましたね。
リアは、転生者ですが、精神が幼児の肉体に引っ張られてその言動が幼児らしくなったりします。ただし、あまりにも幼児らしくない大人の対応をすることが、そのギャップも相まって、微笑ましくも刮目し、注視されています。
そして最後に、
振り返ればニコとクリスが笑っていて、私も忘れないでくれよという顔でマークが眉を上げ、フェリシアが心配そうに手を握り合わせている。そして何もかもを飲み込み、まるでお父様にとってのスタンおじさまのようにギルが見守ってくれている。
それにナタリー、ハンス、そしてみんなの家族がいる。
「ちあわしぇね」
あきらめなければ、きっといいことがある。
私はぐっと手を握った。今度は私がレディになる番だ。だがその前に大事なことがある。
「りあもけーき、たべりゅ」
そうして毎日は続いていくのだ。
"Reincarnation's little girl never give up" - 「転生幼女はあきらめない 5」
「MAGCOMI にてコミカライズ連載中!
転生した世界で幼女が大奮闘!
二歳のお披露目パーティの後、キングダムの第二王子アルバートのお見合いの地へと同行するニコラスの教育係として指名されたルークとギルバートとともに、祖父が統治するネヴィル領へと向かうリーリア。道中、心躍る広大な草原に美味しい特産品の数々、そして虚族との遭遇──これまで経験することのできなかった多くの経験をしていくニコラスたち一行。こうして目的地であるネヴィルの屋敷へと辿り着くのであった。屋敷ではファーランドの貴族たちが出迎え、リーリアは新たに出会った友達と楽しいひと時を過ごす。そんな中、始まったアルバートのお見合いにリーリアはこっそりと潜入するのだが……。」
- 2021.5.29 一二三書房SF「転生幼女はあきらめない 5」より
アルバートのお見合いの場に潜り込み、見守るリーリアとニコラスでしたが、ついついテーブルのお菓子に手が伸び・・・。
リアたちのちょっぴりの冒険と、その裏では、王と4候、各領主たちとの様々な駆け引きが進行している気配が。
また無事に王都に戻ってきたリアたちでしたが、そこでも色々な(かわいい)ささいな事件が起きつつも平和な日常が戻ってきます。そこでも、レミントン家を中心に何やら策謀の影が・・・。
次巻の物語の展開が気になりますね。
"Reincarnation's little girl never give up" - 「転生幼女はあきらめない 4」
「かわいい子には旅をさせよ!?
幼女、北の大地へ!
アリスターたちの協力によってキングダムに帰ってきたリーリアは、最愛の家族との時間を過ごす。そんな中、キングダムの王子ニコラスの遊び相手として王城ヘ通うことになったリーリア。癇癪持ちと言われるニコラスだったが、その癇癪が魔力過多によるものだと気づいたリアのおかげで、穏やかな生活を取り戻す。そして二歳になったリーリアは無事お披露目を済ませると、ニコラスやそこで出会った他の貴族の子息たちとの仲を深めていく。お披露目会の後、祖父のネヴィルからラグ竜をプレゼントされ、楽しい日々を過ごしていたある日、リーリアの元に知らせが届く……。」
- 2021.5.28 一二三書房SF「転生幼女はあきらめない 4」より
何やらきな臭い王都から、リーリアたちを遠ざけるべく王子ニコラスたちと北の領地を目指すことに。
その旅の途中の出来事が楽しい。
リアが王子ニコの扱いに腹を立てたり、煉獄島へ虚族を観察に出掛けたり。もちろん、虚族を観察するのは危険を伴うものであり、実際ニコがあわや、という場面もあったのですが。
そして旅は続きます。次巻は、北の大地での様子が綴られるのでしょうか。楽しみですね。
"Reincarnation's little girl never give up" - 「転生幼女はあきらめない 3」
「幼女、王子様とおともだちになる!? 大人気シリーズ第3弾!
貴族の娘として転生した世界で誘拐されてしまったリーリアは、連れ去られる道中、アリスターをはじめとした虚族を狩るハンター達一行に命を救われる。その後、トレントフォースの町で事件に巻き込まれながらも日々を過ごしていたリーリアのもとに、領都からの使者としてウェスター第二王子ヒューバートが現れる。領都側の思惑を理解しながらも、アリスターは自分の出自と向き合うため、リーリアは家族の元へ帰るため、要請を受け領都へ向かうことに。そして、たどり着いた領都でリーリアは兄ルークと再会を果たすと、父の待つキングダムを目指すのであった。
WEB未掲載エピソード収録!」
- 2021.5.27 一二三書房SF「転生幼女はあきらめない 3」より
王都に無事帰り着いたリアでしたが、ハンナも執事も屋敷から居なくなり、代わりのメイドと護衛が付けられる生活に違和感を覚え、なかなか落ち着けないようです。
そんなリアを心配した父と兄は、王城の王子の勉強相手にとリアを王城に連れて行くことを決心します。
そこでリアは、癇癪持ちと言われる第1王子の長子ニコラス・マンフレッド・キングダム、3歳と出会うが、実は彼の癇癪は・・・。
リアの幼児としての行動が微笑ましいですね。また、勉強にも機転を利かして、王子が飽きさせないようにするなど、幼児らしくないことも魅力です。
次巻の物語の展開にも目が離せません。
"Reincarnation's little girl never give up" - 「転生幼女はあきらめない 2」
「リアは家族と再会できるか! ?
MAGCOMIにてコミカライズ連載決定!
転生した世界で有力貴族オールバンス家に生まれたリーリア。魔力や魔石が存在する世界を楽しく過ごしていたある日の夜、リーリアは何者かに誘拐されると、道中突然現れた虚族という謎の存在に襲撃されてしまう。一人生き残ったリーリアは、虚族を狩るハンター達一行に命を救われ、アリスターという少年に引き取られることに。家族と離れ離れになってしまったリーリアだったが、たどり着いたトレントフォースの町で事件に巻き込まれながらもアリスター達との日々を過ごしていく。新しい環境での生活に慣れてきたある日、領都からの使者が訪れる……。
WEB未掲載エピソード収録!」
- 2021.5.25 一二三書房SF「転生幼女はあきらめない 2」より
領都の第2王子ヒューバートが使者としてリアたちの前に現れ、リアは家族の元に戻るため、仲間たちと領都を目指します。
幼児の特権(?)を生かして誰に対しても物怖じしない態度で相対するリアが素敵ですね。
そして、領都への道中にも何者かにさらわれるリアでしたが・・・。
道中の苦難を乗り越えて、ようやく領都にたどり着いたリアでしたが、そこでリアを待ち受けていたのは・・・。
面白くて、あっという間に最後まで読んでしまいました。次巻も続けて読んでいくつもりです。
"Reincarnation's little girl never give up" - 「転生幼女はあきらめない 1」
「異世界は1歳児には過酷すぎます……でも絶対にあきらめない幼女のよちよち異世界奮闘記!
転生した世界で有力貴族であるオールバンス家に生まれたリーリア。母の命と引き換えに生まれてきたことで、最初こそ父親から疎まれていたが、持ち前のちょっと変わった愛らしさで、次第にオールバンス家のアイドルとして皆に愛されながら育っていく。転生前の人生には無かった魔力や魔石が存在する世界を、楽しみながら過ごしていたそんなある日の夜、まだ1歳を過ぎたばかりのリーリアの人生に大きな困難が訪れる……。人生ハードモードでも絶対にあきらめない! 〝よちよち〟ではない〝すたすた〟と歩む異世界幼女ライフ開幕!!
WEB未掲載エピソード収録!」
- 2021.5.25 一二三書房SF「転生幼女はあきらめない 1」より
四候の一つであるオールバンス侯爵家に転生したリーリアは、出産時に母クレアを失い、悲嘆した父に疎まれ、一人寂しく乳母に育てられますが・・・。
乳幼児でありながら前世の記憶を持ち、意識も大人のままという。ただ、精神も肉体年齢に引っ張られるようで、幼児らしくない言動でありながら、幼児らしく眠ったり、遊んだりという、アンバランスな状態で、過ごします。
そして、1歳を過ぎた頃に誘拐され、辺境を彷徨うことになるのですが・・・。
何ともハードな状況ですが、1歳児の肉体を駆使して、かつ魔力が多く、かつ前世の知識も多少は(?)活用しながら、持ち前の負けん気でもって、前向きに生き抜こうと頑張ります。
リアの可愛さ爆発(!)。周囲の人々を虜にしながら、頑張る姿が健気です。応援したくなりますね。
"Regarding Reincarnated to Slime" - 「転生したらスライムだった件 6」
リムルが魔王に覚醒し、敵認定した魔王クレイマンを標的に、その討伐を画策します。
現在TVアニメでも、リムルが魔王に覚醒したところですので、その続きが知りたくなり、本書を手に取り、あっという間に最後まで読んでしまいました。
この巻で、リムルはクレイマンを葬り、魔王の一角に名を連ねることになります。
その一連の流れにおいて、ディアブロの正体、アピトとゼギオンの種族について少し明らかになったりします。また、アダルマンがリムルに新たに仕える事になったりします。
やっぱり、このシリーズは面白い、ですね。
"The great saint who was incarnated hides being a holy girl" - 「転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す 5」
「『ザビリア、会いたかったわ!』
サザランドから王都に戻ってきたフィーアは、特別休暇を使って姉に、そして、こっそりザビリアに会いに行こうとするけれど、シリルやカーティスにはお見通しで……。
さらに、出発日前日、緑髪と青髪の懐かしい兄弟に再会。
喜ぶフィーアだが、何故か二人も霊峰黒嶽への旅路に同行することに!?
2兄弟+とある騎士団長とともに、いざ出発!
楽しい休暇が、今始まる!!
書き下ろしは、アルテアガ帝国編、300年前の過去編に加えて、クラリッサ団長、クェンティン団長、フィーアの姉オリアのエピソードを大ボリュームでお届け!」
- 2021.5.22 EARTH STAR NOVEL「転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す 5」より
[WEB版] で既読の本書でしたが、1巻分まとめて読むと内容が良く理解できますね。フィーアの考え方が、[WEB版] ではしっくりこなかったのですが、まとめて続けて読むと(何とか)理解できそうな気がしてきます。
また、フィーアの周囲の人たちの視点から見た印象などを読んでみることによって、更に状況が分かりやすくなっていました。
今回は、フィーアの恐れる「魔王の右腕」の正体、アルテアガ帝国の黒騎士の正体、といくつか大きな謎が提示されていましたが、今後のフィーアとの関係が明らかにされるのは、いつになるのか気になりますね。
「皇帝緊急来訪!? そして嫁は増え続ける……
アキツシマ島平定の功績により、ヴェルは辺境伯に陞爵した。偉くなってもろくなことはないといったヴェルに、早速魔道具ギルドの会長の葬儀へ参列するようにとの話が舞い込んでくる。
接点の無さを訴えるヴェルだったが、辺境伯ともなればそうはいかないとブランタークに諭され、泣く泣く王都へと飛ぶこととなった。
葬儀の参列を終え、教会をあとにするヴェルは、街中でアーカート神聖帝国の皇帝であるペーターとまさかの再会を果たす。彼は魔族との交渉や、それによって生まれた混乱を解消すべく極秘裏に王国へ来訪したのだという。
だがそれは、すぐにどうこうなる問題でもないため、今はとりあえず『どこか遊びに連れて行って』と、ペーターはヴェルにお願いするのであった……。
皇帝とのお忍び接待に、巨大ガニの捕獲、今や恒例となった増え続ける嫁! そしてとあるメイドの物語がついに感動のフィナーレ!? アキツシマ統一後を描く第二十二幕!」
- 2021.5.21 MFブックス「八男って、それはないでしょう! 22」より
本書の内容はあらすじにあるのでほぼ全部です。ヴェンデリンが辺境伯へと陞爵し、そのパーティの様子から始まり、ヴェンデリンの日常が描かれています。
物語としての動きはあまりありませんでしたね。嫁が増えたくらいかな(笑)。
ヴェンデリンの前世がサラリーマンであったゆえか、辺境伯になっても貴族らしく振る舞うことが苦手なで、嫁を断ることができずに状況に流されるまま嫁が増殖してしまいます。もう数えるのが億劫なくらいに・・・。
「本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第五部 女神の化身 V」
「シリーズ累計400万部突破!(電子書籍を含む)
『このライトノベルがすごい!2021』(宝島社刊)
女性部門ランキング第1位(単行本・ノベルズ部門第2位)
TVアニメ第3期制作決定!
商人聖女 VS 王族! ローゼマイン節が炸裂するビブリア・ファンタジー最新刊!
緑萌ゆる春。ローゼマインは領主会議に呼ばれた。星結びの儀式で神殿長役を務め、地下書庫では書写とお喋りに癒される。
ところが、次期ツェント候補を巡る動きが活発化したことで、ローゼマインはフェルディナンドの連座回避を目指すことに。
王族に強要されたのは、森の中の『祠巡り』。そこで触れる世界の深淵ーー祠に並ぶ神々の像、貴色の石板、謎の言葉、巨大な魔法陣。
グルトリスハイトを手に入れたい王族に立ち向かう中、ついに迎える王子との前哨戦。
いざ、交渉へ! 平民育ちの商人聖女が見せる秘策とは⁉︎
『取れる時に、取れるところから、取れるだけ、取っておくもの……だよね!』
書き下ろし短編×2本、椎名優描き下ろし『四コマ漫画』収録!」
- 2021.5.19 TOブックス「本好きの下剋上 第五部 女神の化身 V」より
グルトリスハイトに最も近い者として、ローゼマインの存在が一気にクローズアップされます。そこで、王家はローゼマインを第一王子ジギスヴァルトの第三夫人として迎えようと画策するのですが。その過程でローゼマインとジギスヴァルトとの1対1での取引、駆け引きが面白いですね。
王家と領主との思惑の違い、双方の内部事情、そして何よりローゼマインが平民出身であり、貴族(王家)との考え方の違いが、様々なすれ違いを生み、それを正しながらも、ローゼマインが王子を翻弄するさまが楽しい。
結果、エーレンフェストの要求の大半が叶えられることになるのですが、ローゼマインが個人的に最も望んだ個人図書館の開設が。
物語は、グルトリスハイトの入手に向けて動き出しました。
次巻の物語の展開が楽しみですね。
"Fantasic Different World Sewing Fantasy" - 「針子の乙女 2」
「針と蜘蛛と精霊が織りなす幻想的な異世界裁縫ファンタジー物語、第2弾。
国布守様を呪いから救うため、ユイとアージットの二人はメネスメトロという街へ引っ越すことに。その街にある迷宮での修行と、呪いに有効な風属性の武器や風精霊の守護者を見つけるのが目的だ。そしてアージットは彼の友人であり風精霊の守護を受けている冒険者シュネルを連れてくる。元貴族でありながらドレスを仕立てる針子になりたいという夢を追って国を出てきたというシュネルは、ユイの加護縫いの腕を見て、呪いと戦うことと引き換えにユイの弟子にしてほしいと頼み込んでくるのだが――!?」
- 2021.5.15 KADOKAWA eb! enterbrain「針子の乙女 2」より
あとがきによりますと作者は、遅筆ということで、大変な苦労があって上梓されたとのことでしたが、読むのはあっと言う間でしたね。物語はさくさくと進みます。
ただ、次々とキャラクターが登場するので覚えておくのが大変でした。一時記憶にかなりガタが来ていまして、ついつい忘れてしまいます。
それと後半部に魔物化した蜘蛛を討伐するシーンがあるのですが、何と1頁で討伐してしまいました。なんともあっさりとした描写でちょっと拍子抜けしてしまいました・・・。
また裏表紙に描かれている「雪ウサギ」ですが、特別描き下ろし短編に描写がありました。ほのぼのとするエピソードでしたね。
"Fantasic Different World Sewing Fantasy" - 「針子の乙女」
「『針』と『蜘蛛』と『精霊』が織りなす異世界裁縫ファンタジー。
前世の記憶を残したまま、技術貴族ヌイール家の子供に転生したユイ。それから数年後、十五歳になったユイは『針子』としての能力がないと判断され、邪魔者扱いされていた。そんな中、ユイはカロスティーラ・ロダンに『針子』として引き取られることに。彼女は地獄の日々から救ってくれたロダンに感謝の気持ちを込めてヌイール家で見せなかった『加護縫い』と『精霊との対話』で匂い袋を作ってプレゼントする。すると匂い袋を受け取ったロダンは国宝クラスの代物であることに気がつき……。針と蜘蛛と精霊で織りなす幻想的な異世界裁縫ファンタジー、登場。」
- 2021.5.14 KADOKAWA eb! enterbrain「針子の乙女」より
剣と魔法(精霊)の世界であり、正に本当の(?)ファンタジーといった物語でした。
転生者の特典でしょうか。ユイは類稀なる能力を持って異世界に転生します。特に精霊と呼ばれる存在が大きく、この世界に関わってきます。
その精霊が何と言ってもかわいい(!)。決してしゃべることはありませんが、様々な能力を有し、ユイの希望を叶えます。
ユイも精霊たちを使役するのでなく、お願いして能力を発揮してもらう、という関係が優しい、ですね。
針子としての大きな目標を得たユイの今後の活躍が気になりますね。
次巻も続けて読んでいくつもりです。
"The power of the saint is all around." - 「聖女の魔力は万能です 7」
「"氷の騎士様" の実家へ! 思いもよらない浄化の旅になる……!?
幾多の功績をあげるセイに婚約の申し込みが舞い込み始めた。そんななか、再発生し始めた瘴気浄化のためセイはアルベルトの故郷である辺境伯領へ向かうことになるが、覚悟を決めたアルベルトがついに動き出す……!?」
- 2021.5.14 KADOKAWA BOOKS「聖女の魔力は万能です 7」より
前巻と同様に [WEB版] より少し先のスートリー展開でしたね。
で、セイたちはアルベルトの実家であるホーク領へ赴くのですが、「覚悟を決めたアルベルトがついに動き出す……!?」というのはどういうことでしょうか。[WEB版] では、ホーク家だけの団らんで、重要な選択がなされていましたが、本書では触れられていなかったような・・・(?)。
今巻は、前巻の続編であるザイデラでのエピソードと、王宮でセイ主催で開催された「グルメフェスティバル」の様子などがやや詳細に描かれていましたが、ホーク領への魔物討伐の様子については、ややあっさりとしていましたね。
作者は、アクションシーンの描写がやや苦手なのかも知れませんね。
いずれにしてもホーク領での魔物討伐は、ヤマを超えたようです。次巻も物語の展開が楽しみですね。
"The power of the saint is all around." - 「聖女の魔力は万能です 1、2」
つい先日、[WEB版] を読み返したのですが、本の山の中からこの本書を見つけ出して(発掘して)、ついつい読み始めるともう一気に第2巻まで読んでしまいました。
今放送されているアニメでは、ちょうど第1巻までの内容が放送されていましたね。
本ノベルでは、生活魔法として当初より「ステータス」が使われ、セイ本人は自身のステータスを把握しています。TVアニメではそこのところの描写はありませんでしたが、どうするのでしょうか。
いずれにせよ、セイは早々に「聖女」として周囲に認定されるわけなのですが、「聖女の術」についてもこれから明らかになっていくのでしょうね。
最新刊(2021/5/8)の第7巻も購入済です。すぐに読み始めるつもりです。楽しみですね。
「悪役令嬢? いいえ、極悪令嬢ですわ。[WEB版] 第一章 世界の終わりのエピローグ」
コミック版を試し読みする機会があり、けっこう面白そうだったので、[WEB版] を読んでみました。
主人公のローザリア・セルトフェルはセルトフェル侯爵家令嬢ですが、薔薇姫であり、また乙女ゲームの悪役令嬢という設定です。でもローザリアは転生者ではなく、彼女が恋する相手のカディオ・グラントが転生者だったりするのですが。
ということで、ローザリア自身は悪役令嬢であるとの自覚はなく、むしろその性格から「極悪令嬢」であると思っているようです。
そしてもう一人の転生者であるルーティエは、この世界が乙女ゲームを模したものであることに気づき、逆ハーレムルートを目指すことになるのですが・・・。
ローザリアが薔薇姫であることから、特殊な環境で育つのですが、その正体をなかなか明らかにせずに、ちょっとやきもきしてしまう場面がありましたね。
また、極悪令嬢と言いながらも決して卑怯なことをすること無く、口が悪く、権謀術策に長ける、といった風であり、また無闇に友人を陥れる、ということもありませんでした。むしろその逆の行動をとることが多かったような・・・。
とりあえず、最終話(と書いてありましたが、後にこのあとも続いているようですが)まで読んでみましたが、リアルの書籍を購入してまで読むかどうかは、ちょっと微妙・・・ですね。
「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 17」
「『ひれ伏しなさい』
これは少年が堕ち、美神が騙る、
──【眷族の偽典(ファミリア・ミィス)】──」
- 2021.5.6 GA文庫「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 17」より
とても読み応えがありました。
シルが、フレイヤが、そしてヘスティアが。「美の女神」が、伴侶を欲した時に起きる数々の奇跡。
そして、抗し得ぬ「神の神意」に対し、ベルは必死に抗うが・・・。
第1巻からの伏線が、ここに収束していきます。読み始めると目を離すことができずに一気に最後まで読んでしまいました。
次巻の発刊が待ち遠しく思います。
"THE SAINT'S MAGIC POWER IS OMNIPOTENT" - 「聖女の魔力は万能です [WEB版] 第四章 第119話 鉱山村」
「聖女の魔力は万能です」のTV放送が始まっています。また書籍の方も最新刊の第8巻が、2021/05/08 に発刊されるようですので、[WEB版] を第01話 召喚 から読み直してみました。
本当は、TV放送分である適当なところまでにしようかな、と読み始めたのですが、面白くなって、最新話まで読んでしまいました。
けっこう読み忘れていたことがあり、楽しくさくさくと読み進めることができました。
この物語には、いわゆる敵役とか悪役というものは登場しません。
どちらかというと善人で真面目なキャラクターが大半を占めます。男性が主人公であれば、ハーレム展開がお約束ですが、聖女が主人公ですので、恋愛関係もかなり抑えられています。
第7巻が発刊されるのが楽しみですね。
2021.4
「魔導具師ダリヤはうつむかない ~今日から自由な職人ライフ~ 6」
「友の命の危機――魔導具師としてダリヤはどう立ち向かう!?
貴族との取引も増え、ますます活躍の場を広げていく女性魔導具師のダリヤ。
そんな彼女のもとを、友人の美容師イルマの夫であるマルチェラが訪れる。イルマが多すぎる魔力を持つ子供をその身に宿したことで『魔力過多症』となり、命の危機にあるのだった。しかし、子供を諦めるという選択をかたくなに拒むイルマを見て、ダリヤは友人として、魔導具師として、必ず二人とも救うと決意する。
築いてきた人脈、魔導具師としての技術、すべてをもってイルマを助けるための魔導具制作に臨むダリヤ。しかし、一筋縄ではいかぬその魔導具制作には、“彼女と似た性質の魔力を持つ” 魔導具師の協力が不可欠だった。彼女が思い当たった魔導具師とは――。
魔導具師ダリヤのものづくりストーリー、決別と進歩の第六弾、開幕!」
- 2021.4.29 KADOKAWA BOOKS「魔導具師ダリヤはうつむかない 6」より
幼いときからの友人のイルマが妊娠して、危険な状態になります。原因は夫であるマルチェラの魔力がイルマに比べて極端に多いことによる「魔力過多症」であることが分かります。イルマをとるか、子供をとるかの2者択一しかない、と思われましたが、ダリヤは魔導具師として助ける手段が無いか、懸命に探し、「吸魔の腕輪」を作成すること決意します。
希少な材料と優れた魔導具師が二人必要でしたが、ダリヤの師匠の助けを借りて、更には元婚約者の力も借りて、魔導具の作成に挑みますが・・・。
思えばダリヤも婚約解消してから、多くの知己を得て、商会を立ち上げ、また多くの有力な伝手を得ましたね。ダリヤを中心として、多くの友人が集い、それぞれの才能を活かしながら、ダリヤ自身も成長していく姿が爽やかですね。
次巻も早く読みたい、と思います。
「剣士を目指して入学したのに魔法適性 9999 なんですけど!? 3」
「立ち上がれ、カミブクロン! 友のために!
冒険者学校での生活にも馴れ、世界最強の魔法使いとして楽しい日々を送るローラ。
そんな中、なぜか親友のアンナが放課後になるとみんなとは別行動をとるように。
その理由を探るなかで、ローラは彼女の意外な一面を知り、友として立ち上がることを決意する。
『大好きなオムライスを冒涜する借金取りさんは許しません!』
親友の未来と愛しのニワトリさんのために、9歳の静かな怒りが爆発!
超人気1300万PV突破な最強幼女の痛快ファンタジー第3弾!!」
- 2021.4.27 GAノベル「剣士を目指して入学したのに魔法適性 9999 なんですけど!? 3」より
今回も「カミブクロン」の活躍と「遠足」の2本立てでした。
特に「遠足」のエピソードでは、ローラは初めて大賢者には敵わない、と思うほどの実力の差を知ることになりました。また大賢者がなぜ「遠足」を1年生に課していたのか、を。
大賢者の実力にめげない3人組もまた頼もしい、ですね。彼女たちの今後の活躍が楽しみです。
「剣士を目指して入学したのに魔法適性 9999 なんですけど!? 2」
「ドキドキの里帰り編! 夏休みは大波乱!!
『お父さん、私やっぱり剣も魔法も大好きなの!』
わずか9歳で冒険者学校に合格した剣士志望の少女ローラ。しかし入学々、教師全員をはるかに凌ぐ驚異の魔法適性9999が発覚し、魔法使いとしての道を歩みはじめることに。戦士科の友達、魔法科の友達、両方に恵まれたローラは魔法もまんざらではないと思いはじめ――。ところが大の魔法嫌いであるパパの強い反対で、まさかの退学危機に! 大好きなシャーロットとアンナと一緒に実家へむかい、パパと本気でぶつかりあう極限の進路相談が勃発!! そしてすっかり手つかずだった夏休みの宿題のため、伝説の神獣の赤ちゃんを育てて観察日記をつけるという暴挙に……!?
大人気900万PV突破な最強幼女の大冒険!!」
- 2021.4.22 GAノベル「剣士を目指して入学したのに魔法適性 9999 なんですけど!? 2」より
「夏休み編」ですね。前半は、ローラが父を説得する話で、後半は伝説の神獣ハクを拾い、育てる話。
後半では新たなキャラクターである獣人のミサキが登場します。
いずれの話もさくさくとストレス無く進みます。印象も薄いけど・・・(おい)。
全体的に軽いストーリーで進行します。楽しいけれど。
次巻は、夏休み明けの宿題を片付けるところからですね。続けて読んでいくつもりです。
「剣士を目指して入学したのに魔法適性 9999 なんですけど!?」
「『でも、私は戦士学科で剣士になりたいんです!』
一流の剣士を目指す少女ローラは、わずか9歳で冒険者学校に合格。『剣士の友達がたくさんできたらいいな』と期待に胸を膨らませる――。そして迎えた入学式の日。彼女は剣の適性値測定で驚異の107点を記録。並みの生徒は50~60なので、ローラは間違いなく剣の天才だ。ところが、ついでに魔法の適性値も測ったところ……なんと『全属性9999』!!
前代未聞の圧倒的数値に学園中が大騒然。魔法学科へ即・転籍決定♪ 剣士になりたい願いとは裏腹に、ローラは超天才魔法使いとしてすくすく急成長。あっという間に魔法学科のどの先生よりも強くなってしまい……
才能あふれすぎ9歳児の痛快ファンタジー、ここに登場!」
- 2021.4.21 GAノベル「剣士を目指して入学したのに魔法適性 9999 なんですけど!?」より
戦士学科に入学予定のローラは、入学時の適性検査で、いきなり魔法特性が「9999」と最大値を示します。
大概のライトノベルでは、この適正値は秘密というか秘匿されるものなのですが、この本では公に開示され、学園の方針から戦士学科から魔法学科へ強制的に転籍させられます。
前半は、ローラが、学園内で友達(ライバル)を得て、自身のポジションを確立していく話になります。
後半も学内トーナメントで最強を決める話で、ライバルとの闘いが描かれています。魔法適性が、文字通り桁違いであっても、めげずに立ち向かう友人たちが素敵です。
次巻も続けて読んでいくつもりです。
「戦国なのにゲリラ戦!? 宇佐山城を守るべく、立ち上がる静子!
1570年、夏ーー『オウギワシ』『シェパード』『ターキッシュアンゴラ』『孔雀』『ゾウガメ』までもが仲間入りし、動物園状態の静子たち一行は第一次織田包囲網の真っ只中。姉川の戦いを勝ち抜くも、損失の激しかった信長軍は三好三人衆との戦いに苦戦を強いられていた。それまで後方支援に徹していた静子は、ついにゲリラ戦を展開! 自ら弓矢片手に宇佐山城を守るべく奮闘することに・・・・・・
ますます目が離せない大人気戦国ファンタジー大注目の第5巻!!」
- 2021.4.21 EARTH STAR NOVEL「戦国小町苦労譚 五、宇佐山の死闘と信長の危機」より
「兵器開発にグルメ三昧、そして……戦国動物園設立!?
1569(永禄12)年、信長の伊勢平定は目前という頃。
今や織田家の重鎮、タイムスリップ JK 静子の今回のテーマは『物資の生産基盤を整えること』『火器の研究開発』だった。
しかも戦の合間に信長や濃姫たちをもてなすべく、ざるそば、コーヒー、プリンにアイスクリーム、バウムクーヘンなど、グルメ探究にも精を出す静子。
その上、宣教師からの献上品である『オウギワシ』『シェパード』『ターキッシュアンゴラ』『孔雀』『ゾウガメ』たちを保護できる施設が必要になり、果ては、動物園創設にも着手しなければいけなくなって!?
戦の常識を覆す一品の開発にも成功し、いよいよ姉川の戦いに突入しようとするが――
静子の影響で歴史は変わるのか? 大人気戦国ファンタジーに目が離せない!」
- 2021.4.18 EARTH STAR NOVEL「戦国小町苦労譚 四、第一次織田包囲網」より
「タイムスリップJK、ついに戦場デビュー!?
この時代に迷い込んで早三年……生き残るため、存在価値を示すため、がむしゃらに農業改革に邁進していた静子だったが、ついに『女が軍勢にいると宜しくない、という験担ぎなどぶち壊す』という信長のお達しにより、戦場へ赴くことに!
そんな静子の支援の甲斐あってか、信長はいよいよ上洛を果たす。
一方、濃姫が新しい料理人を雇うことになるが、そこにいたのは静子もよく知った人物で??」
- 2021.4.16 EARTH STAR NOVEL「戦国小町苦労譚 三、上洛」より
信長の上洛軍に静子が加わることに。と言っても後方支援で、戦場を見ていることに専念しますが。
上洛軍の快進撃が痛快ですね。信長の戦術が冴え、敵方を蹂躙していきます。
一方で、静子は、後方にて兵たちの士気を高く保つのに尽力するのですが・・・。
つい最近の大河ドラマでも出ていた歴史上の人物が次々と登場し、なんだか感慨深く思いました。
また、静子は自分と同様にタイムスリップした2人と出会うのですが、そのうち一人は静子もよく知った人物であり、かつその人物の正体も明らかになります。
次巻の物語の展開も楽しみですね。続けて読んでいくつもりです。
"Death Marching to the Parallel World Rhapsody" - 「デスマーチからはじまる異世界狂想曲 22」
「作った像に女神が顕現! なぜか旅のお供をすることに!?
西方諸国を歴訪するサトゥー達。訪れた人形の国で彫った像を依り代に女神が顕現!? お供で国々を巡って物見遊山するが、平和な道中も束の間、厄介事を嗅ぎつけたピピンから『竜の卵』を預かることになり……。」
- 2021.4.15 KADOKAWA BOOKS「デスマーチからはじまる異世界狂想曲 22」より
前巻からのつながりが気にならないくらい、新たなエピソードでした。ただ、患者の弟子たちが暗躍して悪事を働く、ということさえ抑えておけば、大丈夫(?)。
表紙口絵にありますように、2柱の女神がサトゥーの作った像を依り代に顕現します。そして、その女神のお供をしながら、西方諸国を漫遊するのですが。
行く先々の国で、その名産物を元にサトゥーとルルが料理の腕をふるい、女神たちを魅了していくのがお約束、というか、そのさまが楽しい。
そして、各国で起こる、「竜の卵」盗難事件。その卵を追って、親竜が襲ってきたりするのですが・・・。
最後には、勇者ナナシとその黄金騎士団が出撃して、事を収めるのですが、これもお約束かな。
「神々の証」を受けるサトゥーですが、これも何かの伏線かもしれません。次巻も物語の展開が楽しみですね。
「信長、本格始動! 忠勝、慶次、濃姫も登場し、更なる展開に――
現代よりちょっと先の未来に暮らす、平凡な女子高生静子の特技は農作業。畑からの帰り道に突然タイムスリップしてから約2年??
相変わらず農業に明け暮れる彼女だったが、信長から『弓勝負』を持ちかけられたのをきっかけに、クロスボウを増産したり、村の拡大を機に戸籍まで作成することに。
そして例のアレの生成に成功し、軍事的支援も!?
そんな中、信長はついに稲葉山城を攻め落とす。
なぜか迷い込んできた本多忠勝や、同じくなぜか面倒を見ることになった前田慶次、濃姫まで絡んできて、より一層歴史の渦に巻き込まれていく静子の運命に刮目あれ!」
- 2021.4.13 EARTH STAR NOVEL「戦国小町苦労譚 二、天下布武」より
現代知識を生かして、織田信長に「富国強兵」を勧める静子でしたが。女性でありながら、信長の配下に加わり、農業を主として、国を富ませることに専念する静子。
また、静子の持つ技術を惜しげもなく、周りの村人たちに伝え、農地改革にも余念がありません。
そんな静子でしたが、ついにその正体が信長に知れることになりますが・・・。
歴史改変するのかどうか、また静子の今後の活躍は、とても気になりますね。
「農業高校生(♀)が戦国時代にタイムスリップ!?
『山道を抜けたらそこは戦国時代でした』ばりに唐突に現れたのは、憧れの織田信長。主人公・静子はこの時代で生き抜くために『農業で才を示す』約束を信長にしてしまう。寂れた農村を与えられ、来る日も来る日も農業に明け暮れる静子だったが、やがて本人も気づかないうちに、信長にとってなくてはならない存在=重臣にまで上り詰めてしまってーー
こんなライトノベル今までになかった! 知人に言いたくなる『豆知識』ふんだん系新感覚時代小説が登場。」
- 2021.4.11 EARTH STAR NOVEL「戦国小町苦労譚 一、邂逅の刻」より
「魔女の旅々」の続巻が見つからずに、適当に手にとった本書でしたが、読み始めると面白くて、ついつい一気に最後まで読んでしまいました。
静子は何の前触れもなく、突然タイムスリップしてしまいます。そして、突然、信長と邂逅してしまうのです。
戦国時代の時代考証がリアルで、静子との常識の差が楽しい。
また、静子の知識が半端なく多様で、かつサバイバル向け、というかタフな精神の持ち主ですね。しかも、咄嗟に異常事態にも対応できる柔軟な思考の持ち主でもありますね。
現代の農業技術を中心に戦国時代に革命をもたらしそうな勢いでしたね。静子の今後の行動に目が離せませんね。
"THE JOURNEY OF ELAINA" - 「魔女の旅々 2」
「あるところに魔女がいました。彼女の名はイレイナ。
旅人として、長い長い旅を続けています。
最強の武具を求める村人たち、結婚式から逃げだした王女、奇抜な格好の男、悩める衣装デザイナー、雪国の可哀想な少女、父親の遺産を探す賭博師、嘘をつけない国の王様、危険な爆弾を作った技術者、流浪の狩人たち、人間を魅了するネコ神さま……。
様々な国を訪れ、多くの人々との別れを重ねて行きます。そして思わぬ人との再会も。
『……次はどんな国でしょうね』
魔女の旅はまだまだ続きます。新たな別れと出会うために。」
- 2021.4.9 GAノベル「魔女の旅々」より
灰の魔女イレイナの旅は続きます。様々な国を訪れるのですが、今巻は、ちょっと暗い話が多かったような・・・。スプラッタな状況もさらっと描写されたりします。またグールに対して、ゼロ距離で相対して、その首を箒の柄で、引きちぎったり・・・(!)。
そして、ブラックな終わり方も多かったような気もします。
フラン師匠やサラとの再開のエピソードは、楽しかったですね。
そして、ねこ神さまの前世の名前は一体何だったのでしょうか。とても気になったりするのですが。
"Regarding Reincarnated to Slime" - 「転生したらスライムだった件 18 特製ミニ画集付特装版」
「世界を揺るがす最大の決戦を前に団結する魔王達。そして戦いの幕は切って落とされた――。
『最悪だな。ミカエル陣営に、ヴェルザードさんまで加わったのか……』
ミカエル率いるセラフィム軍団の侵攻計画が進む中、その対策のために開かれたワルプルギスに集結する八星魔王たち。
ミカエルの能力『天使長の支配(アルティメットドミニオン)』により、竜種の長女でもあるヴェルザードすらも敵の手中に落ちてしまったこの状況を打破するため、リムルはテンペストの戦力を各所に配置するのだが――。」
- 2021.4.7 GC NOVELS「転生したらスライムだった件 18」より
今回は、いつにも増して登場キャラクターが多くて、大混乱・・・(!)。私の小さな記憶容量では覚えきれません。また、これまでの内容も朧気でしたので、読み進めるのに苦労することも。
それでも、リムル達魔王は、来る聖魔大戦に備えるため、会議を行い、対策を協議します。その際に明らかになる敵戦力。
またそれでも開戦の主導権が敵側にあるため、リムル達はその対策に追われることになります。
そして、遂に開戦の火蓋が切って落とされる・・・。
カザリームと中庸道化連との関係、カザリーム自身の過去がこの巻で明らかになりました。またユウキ・カグラザカとの関係も。
因果は巡るようです。それにしても、リムルは、皆から当てにされるようですね。
リムルの救援が間に合うのか、次巻もとても気になりますね。
"The man picked up by the gods" - 「神達に拾われた男 10」
「積み重ねてきた確かな絆が今、竜馬を助ける力となる――!!
新種スライムの発見&進化をはじめ、充実した遠征を終えてギムルの街へと帰還した異世界転生者の少年・竜馬。しかし留守の間に街の治安は悪化し、付き合いのあるモーガン商会も直接的な被害に遭うなど、到底見過ごせない事態へと発展していた。そんな中、洗濯屋の経営者として街の会合に参加することになった竜馬は、話を誘導する主催者に拭いきれない不信感を抱く。結果、竜馬は店舗や従業員、そして街全体を守るために彼らと対立することを表明して……!? スライムとの新魔法も初披露の異世界スローライフファンタジー、第十幕!」
- 2021.4.5 HJノベルス「神達に拾われた男 10」より
リョウマの為人を知り、絆を結んだ人たちが、リョウマを助けるため、リョウマがなそうしている事業の考えに賛同し、協力するために集います。それは、個人が考えることでなく、為政者が考え、為すことなのですが・・・。
それにしても、神達の間で、リョウマの魂のあり方が興味を引き、地球に偵察に行ったりしますが、ある神がリョウマの魂を直接探ることにより、驚愕の事実が判明します。それは、地球の神の為したことであったのですが・・・。
また、地球でセイルフォールの神達は、地球の神の真意を質す機会を得るのでしたが・・・。[WEB版] には無かった内容であり、これもまた興味深いものでしたな。
次巻の物語の展開がどのようになるのか、楽しみですね。
"The man picked up by the gods" - 「神達に拾われた男 9」
「ファットマ領主もご満悦な、竜馬提案の料理は可能性無限大!?
拠点であるギムルの街を一時離れ、遠征先であるファットマ領の漁村に逗留中な異世界転生者の少年・竜馬。漁場を荒らすマッドサラマンダー討伐も順調な中、ファットマの領主であるポルコ伯爵と面会した竜馬は、さらに二つの特殊な依頼を受けることに! 進化したスライムたちの新たな能力も存分に利用しつつ、現代知識や今までの経験を活かして作業を進める竜馬は、無事にポルコからの依頼を達成することができるのか――!? 漁村編最高潮&転生前の竜馬に隠された驚きの事実も明らかになる、異世界スローライフファンタジー第九幕!」
- 2021.4.5 HJノベルス「神達に拾われた男 9」より
進化したスライム達の性質が様々で、また進化条件が複雑にあって、リョウマと一緒に推測するのも楽しい。また、パールスライムのように途轍もなく高価な真珠を合成できるようになるのもびっくりですね。
本編もさることながら、竹林竜馬の死後の地球の様子も一区切り付いたようですね。[WEB版] では一切触れられていなかった内容でしたので、とても興味深く読み進めることができました。
リョウマのルーツとでも言うべき魂が如何に創られたのか、とても興味深くありましたね。
次巻も続けて読んでいくつもりです。
"The man picked up by the gods" - 「神達に拾われた男 8」
「公爵家での華やかな結婚式の後は、冬の湖でスライム大進化祭り!?
公爵家の庭で行われる結婚式の準備も佳境を迎え、忙しい日々を送る異世界転生者の少年・竜馬。いよいよ式が前日に迫る中、竜馬は公爵家のメイドを名乗りながらも見覚えがない不思議な女性・ユイと出会う。話をするうちに明らかになるユイの正体とその目的。それには竜馬と同じくこの異世界へと転生してきた、とある日本人女性が関係していて――? 竜馬と面識のある神々も見守る中で催される盛大な結婚式に加えて、新たな遠征先ではスライムたちの楽しい大進化祭り(!?)も絶好調な、異世界スローライフファンタジー、第八幕!」
- 2021.4.4 HJノベルス「神達に拾われた男 8」より
結婚式場の設営に余念がないリョウマたち。ようやく準備が整い、結婚式を翌日に控えた夜の宴会が庭で開かれるのでしたが、ちょっと関係者の様子がおかしく・・・。リョウマ以外が酔い潰れたとき、見慣れないメイドが現れます(口絵のメイドですね)。
リョウマは、このメイドの存在を薄々感じていたようですが、彼女の正体は、意外なものでしたね。
そして結婚式でのサプライズ。それは、神々の祝福であった。
物語は、ゆっくりとほのぼのとして進みます。そのことを自覚しているのか、ゆっくりと時が流れる、その分、リョウマにとっては、森で過ごした3年間よりも濃密な生活であったようです。
次巻も続けて読んでいくつもりです。
「ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する [WEB版] 第105話 やられたらやり返す」
「『リーシェ! 僕は貴様との婚約を破棄する!!』
『はい、分かりました』『えっ』
20歳で命を落としては婚約破棄の瞬間にループしてしまう公爵令嬢リーシェの人生は、7回目を迎えていた。過去の人生、商人や薬師、騎士などの生き方を満喫してきたけど、今度の人生こそ長生きしてごろごろしたい! 決意して飛び出そうとしたところ、とてつもない美丈夫とぶつかってしまう。その男性は、数年後に戦争を引き起こし、リーシェが死んでしまう要因を作り出した皇太子アルノルトだった!? さらに、騎士人生で培った立ち振る舞いを気に入られたのか、彼から結婚を申し込まれて―!? 自分の死の原因であるアルノルトを探るため、リーシェは求婚を了承する。ごろごろしたい決意とは裏腹に、過去の人生で得た経験を発揮し注目を浴びていくリーシェは、果たして7回目の人生を生き残れるのか…!?」
- 2021.04.1 小説家になろう「ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する」より
けっこう面白くて、さくさくと最新話まで読んでしまいました。
「死に戻り」といえば、「Re: ゼロから始める異世界生活」を思い出しますが、主人公は転生したのではなく、元々小国の公爵令嬢であり、死んでから、同じ時点へ「死に戻り」してしまいます。
そして、今回が、7回目の死に戻り。これまでの6回は、公爵令嬢から運命が変わってから商人、騎士、メイド、薬師等の様々な職で、相当な腕前にまでなっています。
そして、7回目の生では、なんと婚約破棄から大国の皇太子との婚約者になってしまいます。その皇太子は、皇帝になってから、世界に対して覇を唱え、残虐の限りを尽くすのですが・・・。
ミステリアスな謎が提起され、リーシェがこれまでの生で得たスキルを駆使して、果敢に挑戦、解決に導きます。その様子が爽快でありながら、どんでん返しもあり、退屈すること無く読みすすめることができました。
実は、書籍版もすでに注文してまして、届けられるのを楽しみに待っているのです♪
2021.3
「続々やってくる娘に、パパは悪戦苦闘!?
未来から来た娘、クーンに戸惑う暇もなく、ブリュンヒルドに子供たちが次々とやってくる。ヒルダやリンゼエルゼの娘たちも加わりさらに賑やかに!! 続々と現れる未来の子供たちに冬夜達が混乱する中、世界の片隅で新たな騒動の種が芽吹き始める。暗躍する者たちとは、そして娘たちの転移の原因は――!? 大人気異世界ほのぼのファンタジー第23巻!」
- 2021.03.30 HJノベルス「異世界はスマートフォンとともに。 23」より
冬夜と妻たちが、続々と現れる娘たちに翻弄される日々が描かれています。
現れて直ぐに盗賊退治や、ちゃっかりと王子に転移魔法を依頼したり、またバビロン謹製の遊園地に家族連れで遊びに行ったりします。
戦闘など野暮な出来事は無く、ほのぼのとした毎日が描かれていきます。
うーん、さくさくと読み進められましたが、ちょっとマンネリ気味でしたね。次巻の物語の展開に期待、ですね。
"Grimgar of Fantasy and Ash" - 「灰と幻想のグリムガル level. 17 いつか戦いの日にさらばと告げよう」
「力の限り戦え!仲間を決して死なせるな…!
アラバキア王国遠征軍はジン・モーギスが総帥となり新生辺境軍として独立。ゴブリン族の王と同盟を結んだ。次なる一手は、オークを中心とした敵部隊が居座る “お嘆き山” 攻略。別働隊として敵軍を内側から攪乱する重要な任務を課されたハルヒロたちは、シノハラ率いるオリオンの面々や、義勇兵団のチーム・レンジ、トッキーズと共に、お嘆き山の地下 “墓所” 突破に挑むことに。しかし、待ち受けていたのは想像を絶する難所と強敵ばかりだった。お嘆き山攻略作戦の成否どころか、果たして生き残れるのか、これ……!?
かつての仲間との共闘。死闘の中で錯綜する想い。行き着く先は希望か絶望か。」
- 2021.3.24 オーバーラップ文庫「灰と幻想のグリムガル level. 17 いつか戦いの日にさらばと告げよう」より
表紙絵の雄々しい騎士の姿はランタですね。彼のウザさは健在です。記憶を失ったハルヒロも(改めて)しっかりと認識しています。ハルヒロのツッコミも健在です。ただ、最近はランタの相手をしているのは、クザクのようですが。彼らの漫才が楽しい。
状況は、生きるか死ぬかの死闘の最中であっても、このノリは変わりません。
多大な犠牲を払いながらも、お嘆き山攻略作戦を完遂したハルヒロたちでしたが・・・。
次巻の物語の展開が楽しみですね。
「悪役令嬢レベル99 ~私は裏ボスですが魔王ではありません~ その3」
「ユミエラVSユミエラ!? 魔王より強い裏ボス令嬢、Wで大暴れ!
突如現れた神を名乗る少年から『並行世界から、世界を滅ぼしたユミエラがやってくる』と告げられたユミエラ。最初は興味が薄かったが、自分を倒せばレベル上限が解放されると聞いて俄然やる気になってしまい――!?」
- 2021.3.22 KADOKAWA BOOKS「悪役令嬢レベル99 その3」より
ゲームのシナリオから完全に外れたオリジナル(?)なストーリー展開となります。
学園を卒業して、領地経営にパトリックと勤しむ毎日。騒動は尽きませんが、そこへ闇の神と名乗る者がユミエラの前に現れます。
そして、光の神もまた。
そこで、もたらされる驚愕の真実。並行世界から裏ボスとして世界を消滅させたユミエラ2号が、レベル限界突破を目的にユミエラを倒しにやってくると・・・。
並行世界を巻き込みながら、ユミエラの騒動が始まります。
でもユミエラのことですから、互いに闘うも決着が着かずに・・・。邪神の存在も明らかになり、自分より上位の存在との死闘を余儀なくさせられるユミエラでしたが。
相変わらずのお気楽なほのぼのとしたストーリー展開でしたね。さくさくと最後まで読んでしまいました。ユミエラ2号の真の目的が明らかになったときはどうなるか、とも思いましたが、やっぱりユミエラでした。
続巻のアナウンスはありませんが、もしあれば、次巻も読んでみたいものですね。
「悪役令嬢レベル99 ~私は裏ボスですが魔王ではありません~ その2」
「魔王より強い裏ボス令嬢、今度は領地改革に(※力業で)挑む!!
『とりあえず山と魔物を消し飛ばせば農地ができるよね』
RPG系乙女ゲームに悪役ならぬ裏ボス令嬢として転生しながら、ひとまず無事魔王を倒し、学園を卒業した私、ユミエラ。恋人同士になった(ような気もする)パトリックも領地についてきてくれるとのことなので、人生順風満帆だ。
だが、治めるべき領地は両親のせいで荒れ放題。腐敗貴族達も第二王子を担ぎ上げて、何やら企み始めているらしい。
まあ力業で何とかしますよ――ってどうして止めるの、パトリック? え、私が暴れるほうが被害甚大だからやめろ!?」
- 2021.3.19 KADOKAWA BOOKS「悪役令嬢レベル99 その2」より
ユミエラの暴走が止まりません・・・。
本人は良かれと思って行動しているのですが、自身のレベルがカンストしていることをつい忘れてしまうようです。しかも天然でコミュニケーション能力にいささか難があり、周囲を恐怖のどん底に突き落としてしまいます。
学園を卒業して、伯爵として領地に戻ってきたユミエラは、領地改革に乗り出します。それも個人の資産を存分につぎ込んで、「力ずく」で。それでも何とか順調に改革が進むのは、パトリックのおかげ(?)。
さて、王位継承を巡るごたごたも収まり、次巻から物語はユミエラの領地改革がメインになるのでしょうか、それとも・・・?
「悪役令嬢レベル99 ~私は裏ボスですが魔王ではありません~」
「魔王(ラスボス)よりも強いけど、平穏に暮らしたいんです。
【WEB版より6万字加筆!】
RPG系乙女ゲームに悪役令嬢ユミエラとして転生した私。でも実はユミエラは、本編ではショボいが、エンディング後には裏ボスとして再登場し勇者と渡り合うキャラで――つまり超絶ハイスペック!ついゲーマー魂に火がついて鍛えた結果、学園入学時点で私はレベル99に達してしまっていた。
ゲームのストーリーには関わらず目立たず平穏に過ごすつもりが、入学早々レベルがバレて、ヒロインや攻略対象達には魔王と疑われてしまい……!?」
- 2021.3.18 KADOKAWA BOOKS「悪役令嬢レベル99」より
物語の冒頭、学園入学直ぐに自身のレベルが "99" でカンストしていることが公になってしまいます。しかも黒髪、無表情で闇属性魔法を操ることにより「魔王」とも噂されるように。実は、「魔王」でなく、ゲームでは、「魔王」を倒した後の「裏ボス」であるのですが。
伯爵令嬢に転生したことを思い出した 5歳から、領内にあるダンジョンにソロで通い詰め、レベルをカンストさせてしまっていたのですが、当人は、天然な性格で、「裏ボス」にならずにゲームのヒロインや攻略対象には近づかないようにしようと決心していたのですが・・・。
全体的に軽~い話で、物語もさくさくと進んで、楽しく、愉快に「魔王」までもユミエラが倒してしまいます。
恋愛方面には、おそらく天然記念物程度に鈍感なユミエラですが、恋人もゲットして、学園を卒業するまでが描かれていました。
次巻は、ゲームシナリオとはまるで関係なく、物語が展開するのでしょうか。続けて読んでいくつもりです。
「極振り拒否して手探りスタート! 特化しないヒーラー、仲間と別れて旅に出る 2」
「神聖魔法でレアドロップ確定!? アンデッドが跋扈する迷宮を攻略しよう!
ゲーム仲間達と別れ、ひとり異世界に降り立ったルーク。ランクフルトの街で初めて組んだパーティ『風の団』を抜けた彼は、ダンジョンを有し冒険者で賑わう迷宮都市エレムを目指すことに。地道にレベル上げに勤しむことにしたルークだったが――ここでも神聖魔法が大活躍!? 回復能力に特化しないヒーラーの異世界のんびり旅はつづきます。」
- 2021.3.18 DRAGON NOVELS「極振り拒否して手探りスタート! 2」より
[WEB版] では一切触れられていなかった、最初に別れたパーティメンバーの動向が挿話という形で描かれているのですが、ちょっと気になりますね。いつ彼らとルークは、再会することになるのでしょうか。
一方で、ルークの冒険行は、あらすじに書かれているのが全てです。ここにきてもルークの慎重さが際立ちます。色々と考え過ぎるのがルークの基本、というかアイデンティティのような気がしてきましたね。
そして、事態が面倒になる前にその場からうまく逃れ、のんびりと異世界での冒険は続くのでした。
次巻の物語の展開も気になりますね。
「極振り拒否して手探りスタート! 特化しないヒーラー、仲間と別れて旅に出る 1」
「ヒーラーですが神聖魔法が便利すぎて怖い!!
気がつくとMMORPG仲間達と白い空間にいた僕。そこには神がいて異世界行きを皆に言い渡してきた。しかもリミットまでに転生後のステータスを振り分けろと言う。仲間との連携を考えてゲームと同じヒーラーを目指しつつも、安全を考えてバランスの良い万能型構成にした僕だったが――。回復能力に特化しないヒーラーの異世界のんびり旅はじまります。」
- 2021.3.15 DRAGON NOVELS「極振り拒否して手探りスタート! 1」より
いきなり転生の場面から始まり、キャラメイクを神様みたいな男に指示されます。そして周りにはゲーム時の仲間たちが。タイムリミットの迫る中、ゲーム仲間でパーティを組み、各々ジョブに特化した極振りステータスでキャラ設定していくのですが・・・。
一人違和感を覚えたビショップは、転生直前に精神支配を受けていたことに気付き、仲間とは離れて一人で南の村へと転生してしまいます。そして、転生後は、ルークを名乗り冒険者として生きていくのですが・・・。
ライトノベルでありがちな極振りステータスによる無双、ということもなく、またステータスを確認できるようなゲーム様なチートもありません。レベルアップ制であるようですが、努力しないとレベルはアップしないようです。
ハーレム状態に突入、ということもなく、ある種のリアリティを持って、主人公は冒険を始めます。まさにファンタジーな異世界で実際に生きていくように。
表紙絵にある妖精を召喚したところで、本書は終わっています。
次巻の物語の展開が楽しみですね。続けて読んでいくつもりです。
"The man picked up by the gods" - 「神達に拾われた男 7」
「公爵家のお屋敷で待っていたのは、優しい人々と紡ぐ賑やかな時間――
お世話になったジャミール公爵家へと訪問する機会を得た、異世界転生者の少年・竜馬。セルジュやピオロといった顔なじみの商人たちと共に訪れた公爵家のお屋敷でラインハルトたちと久しぶりの再会を果たした竜馬は、そこで意外な人物の結婚話を耳にする。さらには結婚式の準備を手伝って欲しいとお願いされ、快諾した竜馬だが、その準備のかたわら、何故かスライムを利用した新たな商品開発にも着手していくことに――!? 懐かしい人々との優しい時間は勿論、人材確保で新たな仲間も増える異世界スローライフファンタジー、第七幕!」
- 2021.3.13 HJノベルス「神達に拾われた男 7」より
本書の内容は、あらすじにある通りです。リョウマの常識外れなところなどが、微笑ましく感じられますね。
そして、リョウマは心を許した侯爵家の人々へ、出自の秘密を明かすことにします(もちろん、神達と相談して決めた設定ですが)。そこで、祖父母がとんでもない賢者、英雄であったことが判明し、逆にリョウマの歪さが納得されたりすのですが。
結婚式の準備も整いました。次巻は、その結婚式の様子からですね。早く読みたいものです。
"The man picked up by the gods" - 「神達に拾われた男 6」
「冒険者としての活動を通して、温厚な竜馬が意外な新スキル獲得!?
冒険者ギルドのマスターに誘われて、新人冒険者向けの教習会に教官として参加中な転生者の少年・竜馬。“毒虫の原” での野営教習も二日目に突入し、独特の手法で拠点を作ったり、食材の見分け方を教えたりと、丁寧な指導で周囲の注目を集めていた。そんな中、生徒たちからの要望を受け、教官同士による模擬戦が決定! そこで竜馬も弓を武器とした戦いの実演を任されることになるのだが――。今回も新種のスライムや革命的な発見、そして竜馬自身も予想外のスキル獲得と色んな意味でレベルアップな異世界スローライフファンタジー、第六幕!」
- 2021.3.11 HJノベルス「神達に拾われた男 6」より
ブラッディースライムが毒を摂取することで、毒耐性のレベルが上がり、またスライムの体から抗体を得ることできる(抗原血清)というとてつもない発見を、さらりと成し遂げてしまうリョウマ。
また錬金術でダイヤモンドを作ったり、またランニングマッシュルームを栽培してしまったり、ととんでもないことをさらりとやってしまったりするのですが。
そして、行方不明者を探す依頼を受けて、何と新たなスキルを得てしまいます。ただ、リョウマの性格が邪魔をしてうまく発動することができないのを戦いの神に指導されたりするのですが。
スローライフファンタジーというそうですが、のほほんと物語は展開していきます。さぁ、次巻も続けて読んでしまいましょう。
"The man picked up by the gods" - 「神達に拾われた男 5」
「みんなで盛り上げる創立祭の後は、森で新種のスライムを発見!?
思いがけない収穫もあった初めての一人旅を終え、スライムによる洗濯屋の二号店をオープンさせた転生者の少年・竜馬。無事に拠点であるギムルの街へと帰還した彼は、公爵令嬢エリアリアの手紙をきっかけに、ギムルの創立祭が近づいていることを知る。その後の流れで竜馬と彼の店で働く人々は、異国の珍しい料理や地方の特産品を使用した飲み物などをふるまう屋台を引っさげて、創立祭へと参加することに――! スライムたちとの連携でバトルも充実の異世界スローライフファンタジー、第五幕!」
- 2021.3.10 HJノベルス「神達に拾われた男 5」より
「森で新種のスライムを発見?!」とありますが、確かトレント討伐に来て、完了の宴会での席で、酒を飲むスライムが進化して・・・、といった流れだったと思うのですが。
リョウマのスローライフは続きます。基本、殺人等の殺伐と風景はなくて、ほのぼのとさくさくと読んでしまえました。物語は途中まででしたけど(汗)。
新人研修に教官として参加したリョウマの活躍が気になりますね。次巻も続けて読んでいくつもりです。
"WORLD OF LEADALE" - 「リアデイルの大地にて 6」
「アニメ化決定!
異世界で冒険者として生きるハイエルフ "ケーナ" はダンジョンの最下層でかつてVRゲーム『リアデイル』での相棒である魔人オプスとついに再会する。
しかし、再会したと同時に急激な魔力消費によってケーナは意識を失ってしまうのだった。
そしてオプスは気絶したケーナと彼女の同行者であるクロフ、クロフィアを連れてダンジョンを後にすると、隠れ家でケーナを休ませている間に来たるべき日のための準備を進めるのだった――。
ケーナ&オプスの最強コンビが200年越しの再結成!? 200年後から始まるエルフの伝説、第6弾!!」
- 2021.3.7 KADOKAWA eb! enterbrain「リアデイルの大地にて 6」より
やっぱり前巻までの内容がまるで思い出されずに、読み始めではちょっと苦労しました。「これまでのあらすじ」があって、大変助かりました(汗)。
これまでずっとケーナが語る名前と性格だけが伝えられてきたオプスに再会します。なかなか楽しい性格のようで、ケーナとの軽い掛け合いの様が楽しい。
そして、リアデイルの真実とケーナとの関係、更にオプスの正体がここに来てやっと明かされます。驚愕の真実(!)。
でもまだまだ謎があるようですが・・・。
今後は、ケーナとオプスでリアデイルで活動していくようですが、物語の展開が楽しみですね。
"Conqueror of the dying kingdom." - 「亡びの国の征服者 3 ~魔王は世界を征服するようです~」
「隣国に迫る戦火。少年が託された使命は――
家族の愛を知らぬまま命を落とし、異なる世界で新たな生を受けた少年ユーリ。彼は騎士家の名家であるホウ家の跡取りとして入った騎士院で、王女のキャロルや魔女家の生まれであるミャロらとの交流を深めていた。
学業や訓練の傍ら、ホウ社での製紙業を成功させ、さらなる事業拡大を目論むユーリ。全てが順風満帆かに見えたが、ユーリの目はやがて来たる祖国の亡びへと向いていた。そして自分や大切な人々が生き残るための一手 ―― “新大陸の発見” を目指し、ユーリは遠大な計画を推し進める。
そんな中、隣国であるキルヒナ王国に “もう一つの人類” であるクラ人の侵攻が迫っていた。そしてユーリは女王から、隣国の戦争とキャロルに関わる一つの “厄介ごと” を頼まれることに……?
のちに『魔王』と呼ばれる男は、緩やかに、しかし確実にその運命を辿りつつあった――。
『小説家になろう』で話題の超本格戦記譚、戦火が忍び寄る第3幕!」
- 2021.3.5 オーバーラップノベルス「亡びの国の征服者 3」より
読み始めのところは、登場キャラクターを(ほとんど)忘れていたので、ちょっと苦労しましたが、すぐに何となく思い出すことができて、後は楽しくさくさくと読み進めることができました。登場キャラクターが少なくて助かりました。
ユーリのサーガですね。彼の戦略家としての才能が発揮されていきます。
学生生活では全学斗棋戦で優勝したりするのですが、並行して副業としてホウ社を起業し、船を調達し、探索船を仕立てて「新大陸」の発見を目指したりしています。
英雄伝説を読んでいるような気分になりますね。
次巻では、隣国の戦争に駆り出されるようですが、さて。物語の展開が楽しみですね。
「転生少女はまず一歩からはじめたい ~魔物がいるとか聞いてない!~ 2」
「保護者との再会を目指して、転生少女がゆくスローライフ道中記、第二弾!
女神のような存在によって、少女へ戻されたあげく突然異世界へ飛ばされてしまったサラ。
彼女は目を覚ました先で、ワイバーンやオオカミなどの魔物に囲まれ、いきなりピンチ!
なんとかダンジョンに住むハンター、ネリーに助けられたサラは、保護者となってくれた彼女と共に、二人で楽しくも緩やかな生活を送っていく。
しかしネリーが町へ行ったきり姿を消してしまったことで、サラは彼女を捜すために家から出ていくことにする。
辿り着いたローザの町で、友達を作ったり、ハンターギルドに加入したりと、サラは少しずつ自分の暮らしを整えながらネリーを待つことにした。
そんな矢先、町にやってきた騎士隊のせいで新たな波乱が巻き起こり――!?
転生少女サラが、保護者との再会を目指して生きていく、異世界スローライフ第二弾!!」
- 2021.3.4 MFブックス「転生少女はまず一歩からはじめたい 2」より
サラとネリーは、すれ違ったまま、サラはローザの町で一人で暮らすことになります。ただし、冒険者としての装備と食料は3ヶ月分あるのですが、無一文で、かつ冒険者登録にはそれなりの金銭が必要であるにもかかわらず。
サラは、それでもローザの町でネリーの帰りを待つことにするのですが・・・。
状況は非常に厳しいものがあるのですが、何だかほのぼのとした生活が始まります。
また、サラもまた冒険者登録を目指しますが、決して冒険者になることを希望するではなく、そのネリーによって冒険者として鍛えられた能力を惜しまれることになるのですが。
本書で、第一部が完結となるようですが、次巻以降も発刊されるのでしょうか。期待したいですね。
「転生少女はまず一歩からはじめたい ~魔物がいるとか聞いてない!~ 1」
「家の周りが魔物だらけ……。転生した少女は家から出たい!
アラサー社会人、一ノ蔵更紗の日常は、あまりに忙しいせいか疲れ続ける毎日だった。
そんな日々に疲れ果てたある日、彼女は夢で出会った女神っぽい人から『あなたは実は魔力が必要な体質なの』と衝撃の事実を聞かされ、悩む間もなく異世界へと飛ばされてしまう。
更紗が目を開けると……自身は少女へ戻されているうえに、周りはワイバーンや巨大なオオカミなど、魔物ばかり!
いきなりのピンチに死を覚悟した更紗だったが、ダンジョンに住むハンター、ネリーという女性に拾われて、なんとか生きる術を手に入れる。
しかし魔物が周りをうろつく家から出るために、更紗は魔法を身につける他なく――。
『せっかく疲れずに暮らせる世界に来たから、もっと色々なところに行きたいの』
転生少女サラが、まず一歩外に出る努力からはじめる異世界スローライフ、ここに開幕!!」
- 2021.3.3 MFブックス「転生少女はまず一歩からはじめたい 1」より
ついつい夜を徹して読んでしまいました。ほのぼのとしてけっこう楽しくて、さくさくと読み進めることができました。
本書もそうですが、最近のライトノベルのトレンドとして、「幼女」「少女」というのがパワーワードになっているのでしょうか。年齢が一桁前半~10歳前半の幼女・少女が主人公、というのが増えてきたように思えますね。
本書のサラは、アラサー女子が10歳の少女に転生。しかも魔の山と呼ばれる強力な高山オオカミが徘徊する危険なダンジョンにある山小屋の前に。
そこで、一人で山の管理人をしているネリーに助けられ、2年間を過ごすのですが・・・。
なんだか、すれ違いのまま、サラが町で苦労するのですが、元々が転生者でチートな能力を持っているため、自覚せずにその力を垣間見せる、という楽しい展開でした。
続けて次巻も読んでいくつもりです。
「前世アラサー喪女の庶民だけど、周りがほっといてくれません!
乙女ゲームの悪役令嬢に転生したルチアーナ。前世ではアラサー喪女だったため、『生まれ変わったら、モテモテの人生がいいなぁ』なんて妄想していたけれど。
決めた! 断罪イベントを避けるため、恋愛攻略対象を全員回避で、今世もおとなしく過ごします!
なのに、待って。どうしてみんな寄ってくるの?
おまけに私が世界で一人だけの『 世界樹(ユグドラシル)の魔法使い』!?
いえいえ、私は絶対にそんな貴重な存在ではありませんから!
もちろん溺愛ルートなんてのも、ありませんからね――!?」
- 2021.3.3 SQEXノベル「悪役令嬢は溺愛ルートに入りました!? 1」より
著者が、「転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す」シリーズの十夜ということで、最初は、[WEB版] を読んでいたのですが、書籍化されるということで直ぐに購入、第1巻を読んでしまいました。
ストーリーは、[WEB版] と同じですが、やはりイラストがあると読んだときの印象が大きく異なりますね。また文章もいくらか推敲されているようで、読みやすく、かつ詳細が分かって、内容が良く理解することができました。
剣と魔法の世界、しかも乙女ゲームの悪役令嬢に転生したルチアーナが如何に破滅の運命を回避するか、という如何にもな設定ですが、ルチアーナの性格によって、色々と癒やされる展開となります。
また魔術と魔法には、明確な違いがあり、ルチアーナは、世界に唯一存在する『 世界樹(ユグドラシル)の魔法使い』らしいことも(!)。
どうやら、「溺愛ルート」に入ったルチアーナですが、今後の展開が楽しみですね。
「ほのぼの異世界転生デイズ ~レベルカンスト、アイテム持ち越し! 私は最強幼女です~ 1」
「転生した最強幼女に、すべておまかせあれ!
前世では引きこもりの女子高生だったレニは、自分がプレイしていたゲームに似た異世界に転生してしまう。せっかく転生したからには思う存分、異世界を堪能したいと喜ぶレニだったが、彼女が生まれた家は超貧乏。父親は病気なうえに借金もあるため、母親は働きづめ。
普通の女の子だったら詰んでいる状態だったが、レニは前世でやり込んでいたゲームキャラのレベルやアイテムをそのまま持ち越していた。
『レニにおまかせあれ!』
チートアイテムを駆使して家族のピンチを救い、ついでに悪いやつらも倒しちゃえ!
最強幼女レニが異世界を満喫しつくす冒険が開幕!」
- 2021.3.2 MFブックス「ほのぼの異世界転生デイズ 1」より
「れににおまかせあれ」と書き置きを残し、異世界最強幼女のレニは、出撃します。
彼女は、日本からの転生者であり、前世でやり込んだゲーム世界様の異世界に赤ん坊として生まれ変わります。そして、両親からは天才と思われ、レニもまた2~3歳から前世から持ち越したアイテムボックスから最強のアイテムで敵を翻弄します。
レベルカンストした幼女が敵である無法者たちに無双するという爽快感がたまらない(?)。
また、転生者であるという以外に彼女には出生の秘密が・・・。耳が普通の人のように丸いのに、種族がエルフという・・・。
4歳になって、保護者のエルフとともに宝玉を求め、世界へ旅立つレニ。今後の彼女の活躍が楽しみですね。
2021.2
"Star- slasing ★ Kenshi" - 「星斬りの剣士 1」
「『———おれは、星を斬りたいんだよ』
平凡な村人ユリウスは8歳の誕生日に奇妙な夢を見た。それは1人の剣士の生涯であった。空に煌めく星をいつか斬ってみたいと願い、愚直なまでに剣を振り続けた剣士の軌跡を追い、少年はただただ棒切れを振り続ける。そして数年――村の外でオーガと遭遇し、戦うことによって少年はついに覚醒する。非力だった少年が鍛錬に鍛錬を重ね、「無茶」も「無謀」も通り越し、不可能すら可能にしてゆくもう一つの物語。」
- 2021.2.28 EARTH STAR NOVEL「星斬りの剣士 1」より
「星斬り」に取り憑かれた少年が剣士として修行のため、王都に着くまでの物語。
平凡な村人に生まれたユリウスが、「星斬り」という存在(過去の騎士)の意志を継ぐべく、修行を行うところから物語は始まります。それはもう愚直に棒切れを一日中振り続けることのみ。師事するのは夢の中に確固たる存在であり「星斬り」だけ。
ユリウスとはるかに格上の魔物との死闘が描かれていますが、ユリウスは、「星斬り」の模倣にてこれを撃退していきます。もちろん模倣であるため、肉体はぼろぼろになってしまいますが、それでも敵を殲滅すべく、それこそ死物狂いで満身創痍になりながら、敵を斃していきます。
はるかに格下である普通の村人が、「星斬り」に憧れ、その技を模倣し、体中が悲鳴を上げる中、魔物を斃す。一種の爽快感がありますね。これからも無謀なユリウスの修行が続くと思われます。次巻が楽しみですね。
「極振り拒否して手探りスタート! 特化しないヒーラー、仲間と別れて旅に出る [WEB版] 黄金竜の調査 第213話 エピローグ+」
物語の進行はゆっくりですが、さくさくと最新話(第213話)まで一気に読んでしまいました。
100人もの地球人が、突然、白い空間に飛ばされて、異世界に転生する、と宣言されます。キャラ設定の時間が制限される中、ゲーム仲間たちと相談して決めた「極振り」ステータスを異世界転生直前に拒否して、自ら仲間と違った地へと転生します。
剣と魔法の世界で、キャラ設定したステータスで転生したルークは、決してチートなスキルを持つことなく、冒険者として異世界で生きていくことになります。
ゲーム様な世界であるにもかかわらず、自らのステータスを見ることはできず、またスキルのレベルも不明なままですが、レベルアップは行われ、徐々に人外な力を得ることができる世界。不思議と謎を無理やり飲み込んで、冒険を続けるルーク。
ありきたりなハーレム展開になることなく、またご都合よろしくも物語は進行しませんが、けっこうリアリティを感じながら、主人公に感情移入することができました。
書籍も、2020/3/5 に第3巻まで発刊されているようです。機会があれば購入して読んでみたい、と思っています。
"Eccentric priest and the Training to the death" - 「聖者無双 ~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~ 8」
「無実の罪で犯罪奴隷となった姉妹の情報を得たルシエルは、そのあまりの惨状に救うことを決意する。
『ルシエル、この修行が終われば楽しく穏やかな生活が待っているぞ』
雷龍から危機に瀕する巫女姉妹の救出を託されたルシエルは、二人がいるとされる迷宮国家都市グランドルにたどり着き、姉妹が犯罪奴隷に落とされていること知る。
事情を知るために訪れた奴隷商でルシエルは、姉妹の惨たらしい姿を目撃する。
その場で回復することも可能であったが、それまでの経緯と不可思議な顛末、そして怪しい奴隷商人……
彼女たちが奴隷にされた背景には何か裏があると感じたルシエルは、姉妹を救うため奴隷オークションへと向かうのであった。」
- 2020.2.23 GC NOVELS「聖者無双 8」より
転聖龍の懇願を受けて、急遽、迷宮国家都市グランドルの謀略の迷宮へと向かいます。師匠とライオネルらとともに。
そして、迷宮に赴く前に救出を懇願された巫女姉妹が奴隷オークションにかけられる事を知ったルシエルは、まずは巫女姉妹を保護することに・・・。
無事に姉妹を保護することに成功したルシエルですが、そのまま師匠たちと迷宮を巡り、修行の日々を過ごすことに。
そして、最後に謀略の迷宮へと挑んだルシエルたちでしたが・・・。
巫女姉妹のナディアとリディアが、ルシエルにどのように関わってくるのかが気になりますね。
また謀略の迷宮にて、ルシエル最大の危機に陥るのですが、禁術を駆使して何とか回避に成功した結果、その代償として失ったものを取り返すことができるのかどうかも今後の展開が気になります。
[WEB版] では、この先も公開されていて、読了しているのですが、書籍化されるのが待ち遠しく思いますね。
"Eccentric priest and the holy Knights" - 「聖者無双 ~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~ 7」
「ドワーフ王国からシュルールに凱旋したルシエル。久しぶりの師匠との特訓で、さらなる高みへと上れるのか!?
聖都シュルールへと帰還したルシエルは旧交を温める間もなく、トラブルへと巻き込まれていく。
エスティアの不可解な動き、地下迷宮の再活性化、そしてカトリーヌと騎士団の間にながれるギクシャクとした空気。
面倒事に巻き込まれたくはないと思うルシエルだが、生来の気質からか放っておくことは出来なかった。
しかし、一つ一つの問題へと対処してくうちに緊張の糸ははじけ、模擬訓練を行っていたライオネルたちと騎士団の間で、大きな衝突が起きてしまうのだった……。」
- 2020.2.22 GC NOVELS「聖者無双 7」より
聖都に帰還したルシエルですが、様々な違和感を感じることになります。
また、ルシエル自身もまた、聖都を発ってから力がついたと思っていたのですが、意外と・・・ということに気付かされます。
試練の迷宮に潜って実力を確かめたりするのですが、迷宮が活性化していることに気づきます。
そして、徐々に帝国の影が迫ってきているような・・・。
次巻は、急遽赴くこととなったグランドルの謀略の迷宮での活躍が描かれるようです。楽しみですね。続けて読んでいくつもりです。
"Eccentric priest and the Armer of ants" - 「聖者無双 ~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~ 6」
「\アリだー!!/ ドワーフ王国を襲う大群モンスターの恐怖
獣人の国イエニスでの改革を成功させたルシエルだったが、 聖都ではその成果に便乗した者たちによって、人族至上主義が活発化してしまっていた。 このまま聖都に戻れば、神輿として担ぎ上げられてしまうかもしれない。 そう考えたルシエルは、時間をおくことで事態が沈静化することを願い、 ひとまずはドワーフ王国へ向かうことに。 だがその周辺でも邪神の影響か魔物が活性化しており、 ルシエルは終わりの見えない戦いへと誘われていく……。」
- 2021.2.21 GC NOVELS「聖者無双 6」より
ドランとポーラを奴隷にしたドワーフの国と国王にあまり良い印象を持っていなかったルシエルですが、実際にドワーフの国を訪れて、ますますその印象を強くしてしまいます。しかしながら、実際にドワーフ国王と接する内に誤解も解けてやや見直すこともしますが、それでもルシエルは、ドワーフの国へ強く当たることになります。結局は、ドワーフの国の存亡の危機に対して、ルシエルたちはその能力で持って、救済することになるのですが。
ここでも、ルシエルは土龍を解放することに成功するのですが、ここに至って、邪神、そして精霊と龍、と三つ巴の様相を呈してきており、状況が複雑化してよく分からなくなってきました・・・(おい)。
また、リザリアの行方も気になりますね。
次巻も続けて読んでいくつもりです。
"Eccentric priest the farmer" - 「聖者無双 ~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~ 5」
「フィジカル系治癒士のドMゾンビ伝説!
獣人の国イエニスの改革は難航していた。 ルシエルの当面の目標は、虐げられるスラム街の人々の救済と、 子供達が平等に学べる学校を創立させること。 だが、とうの族長たちは自己利益だけを求め、 ルシエルを利用することばかり考えていた。 そればかりか、邪魔に思う勢力からは暗殺の気配すら漂っている。 だがルシエルは、自身に賛同する心ある種族を味方につけることで着々と秘密裏に計画を進めていき、 やがて……。 フィジカル系治癒士のドMゾンビ伝説!」
- 2021.2.19 GC NOVELS「聖者無双 5」より
獣人の種族間の軋轢、世代間に溜る鬱憤、そして利害関係が複雑に絡み合い、積年のうみがルシエルがイエニスに来たことで一気に吹き出ることになります。
そのような中、ルシエルは治癒士ギルドの立て直しから、イエニスの国そのものの立て直しに奮闘することになります。
ただ、ルシエル一人で成し得ることでもなく、次々と集う仲間たちの協力があってこそなのですが。運命に導かれるように、そのような仲間がルシエルの元に集い、改革を実施していきます。
といっても、ルシエルは相変わらずのヘタレで、治癒士としては破格の能力を持っているのですが、戦闘力はそれほどでもなく、いつものように右往左往するばかりなのですが。そこには等身大のルシエルの姿があり、決して英雄譚と呼ばれるような者ではない、というのが新鮮でかつ共感できますね。
イエニスを後にして、次のルシエルの活躍が楽しみです。続けて読んでいくつもりです。
"Eccentric priest the guild manager" - 「聖者無双 ~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~ 4」
「獣人の国は問題だらけ!? 朽ち果てた治癒士ギルドを復興せよ!
獣人の国イエニスで治癒士ギルドを復興させることになったルシエルは、 その前途多難さに頭を抱えていた。 スラム街に放置されたボロボロのギルド施設の再建だけても一苦労なのに加え、 街の代表である虎獣人のシャーザが、 表向きは取り繕っているものの敵対心を露わにし、 何かと妨害工作を企ててくる始末。 あげく暗殺未遂すら起こされるこの窮地に、ルシエルはどう立ち向かうのか!?」
- 2021.2.18 GC NOVELS「聖者無双 4」より
豪運先生が良い仕事をしてくれましたね。まずは、出会いがあり、得難き人材を得ることになります。
そして、ここでも「物体X」が無双します。獣人たちも「物体X」にはまるでかなわないようで、匂いを嗅いだだけで、怯えて萎縮するようです。そしてまた、炎龍は、のたうち回って気絶してしんまうほどに。
イエニスでの不正を正すことに成功したルシエルは、イエニスの国を立て直すことになりましたが、1年の任期で可能でしょうか。次巻も続けて読んでいくつもりです。楽しみですね。
竜神オルステッドの配下としてのルーデウスの活躍が始まります。
ラノア王国を拠点にシーローン王国、ミリス神聖王国、さらに魔大陸に魔王を勧誘しに行ったりと、世界を股にかけて活動することに。
また、ついに姿を現したヒトガミの使徒との死闘が・・・。
スペルド族のルイジェルドとの再会もつかの間、疫病との闘い、そしてスペルド族との戦闘を回避するためにビヘイリル王国、国王との謁見を求めるルーデウスであったが・・・。
第24巻は、「決戦編(上)」であり、大変なところで終わっています。次巻への期待が高まります。
ここまで、第1巻から最新巻まで通して読んできましたが、色々と読みこぼしてきた内容があることに愕然としました。
改めて読み直してみると、けっこう色々な伏線があり、かつうまく回収されていることに気がつきます。
ルーデウスの等身大の心根にイライラさせられることもありますが、それがきっと身近に感じさせるのではないかな、と。
早く次巻が刊行されることを願っています。
「屋根裏部屋の公爵夫人 [Web版] 本編+タイセイ王国編」
今読んでいる本をちょっと脇に置いて、寄り道のようにしてこの小説を読んでしまいました。ネットでこのコミカライズ版を目にする機会があり、[Web版] をお試し、として読んでしまいました。
本小説は、本編とタイセイ王国編に分かれており、それでもとても軽い小説であり、さくさくと2編とも1日で読んでしまいました。
基本的に人死はありません。
また、あまりにも簡単に都合よく物語は展開していきます。伏線もほとんどありませんでした。定番通りに物語が展開していきます。
主人公のオパールが、その才覚で持って、王国を舞台に無双します。もちろん、剣と魔法ではなく、その商才というか領地経営の手腕でもってですが。その様が思惑通りにさくさくと展開するので、爽快ですらありましたね。
面白くはありましたが、本を購入してまで読むほどではないかな、と。暇つぶしにはなりましたが・・・。
ルーデウスの家族がようやく揃い、平和な日々を過ごそうというときにヒトガミの裏切りが発覚します。その方法が、未来のルーデウスが過去に遡り、自分に警告を残すことによるという、奇想天外な魔術によりもたらされます。そして、オルステッドとの(文字通りの)命がけの決闘、その結果は・・・。
そして、ルーデウスは、ヒトガミの思惑を阻止すべく行動することになりますが。
次々とこれまでの伏線が回収され、また新たな伏線が張り巡らされていきますね。読み直してみて、新たな発見の連続でした。
また、最初に読んだときは良く解らなかった出来事も、読み返すと、このときの伏線であったのかと、改めて理解することもありました。
次巻以降も続けて読んでいくつもりです。
2021.1
ルーデウスが一人で冒険者として名を成していき、そのことから魔法大学から特別性として招聘があり、それを受けることに。学園生活が始まります。前世がひきこもりのニートであったルーデウスのやり直し学園生活の様子が楽しい。
また、魔法大学にて出会った友人たちとの交流、何よりフィッツとの邂逅、再会が楽しかったですね。そして、学生結婚へと至るルーデウスの姿が初々しい。
妹たちとの再会も、ノルンの様子に自分のかつての姿を見て、対処に困る様子とそのときの心情を思い起こす様が感動ものでしたね。
そしてついに第12巻でゼニスを救出することに。ルーデウスの家族が全員揃うことができるのか・・・。
やっぱり、この「無職転生」シリーズには、他のライトノベルと違った面白さ、というものがありますね。等身大のルーデウスの姿が、共感を呼びます。煩悩ダダ漏れの彼ですが、そのような彼を許容する世界観、剣と魔法の世界で生きようと努力する姿が丁寧に描かれていきます。決して無双するだけではなく、彼よりも明らかに強大な者たちが存在する世界で、己の実力を把握し、決して奢ることなく精一杯努力する、努力しようとする姿に共感します。等身大の主人公の姿があるのかな、と思えますね。
約3年ぶりに読み返してみました。TVアニメ放送が始まり、原作を読み返したくなり。
第1巻から適当なところまで、と思っていたのですが、存外面白くて、ついつい続けて第6巻まで読破してしまいました。
煩悩ダダ漏れで、かつ何ら臆することなく、文章化しているために当初は、ルーデウスの変態ぶりに引いてしまうこともありましたが、本音の下ネタトークとして楽しむことができました。
また、性に対しておおらかな世界ということで、異世界としての雰囲気がそのまま伝わるような感じも受けましたね。
そして、全体に渡ってですが、よく設定が練られているな、という印象です。物語における矛盾や、性格の破綻といったことがあまり感じられません。複雑な伏線というものではありませんが、挿話というかたちで、事前に背景が語られており、それがちゃんと後の巻で回収されているのは、読んでいてワクワクさせられますね。
第6巻までで、故郷にやっと戻ってきたルーデウスでしたが、次巻からはまた新たな展開となります。次の巻が気になって仕方がありません。続けて読んでしまうつもりです。
"weido priest the ruler" - 「聖者無双 ~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~ 3」
「遂に始まる、S級治癒士ルシエルの世直し行脚!
暴利を貪る治癒士を是正するため、 治癒魔法による医療行為のガイドラインを作成するとともにS級治癒士と昇格したルシエル。 それは、自らガイドラインを周知させるために各地をまわることを意味していた。 旅立つことに先駆け、まずは自身の始まりの地である、師匠ブロドのいるメラトニへと赴くルシエル。 そこで禍根を残す悪徳治癒士ボタクーリと再会するのだが……。」
- 2021.1.22 GC NOVELS「聖者無双 3」より
本書の内容と言えば、あらすじの通りなのですが、S級治癒士ルシエルとして各国の治癒士ギルドと治癒院の不正を正し、ガイドラインを徹底させるため各国を巡ることになります。そのための護衛騎士として10人の騎士と更に治癒士5人を選抜し、彼らを鍛えることになります。ルシエル自身は教会本部で安穏と暮らしたかったようですが・・・。
そして、各国に旅立つ前に研修として、メラトニの治癒院に赴任することになるのですが・・・。
因縁のあるボタクーリとの対決(?)と治癒士ギルドと治癒院の立て直しに奔走することになります。
次巻は、いよいよ教会を離れ、獣人の国へ赴くことになるようです。ルシエルの活躍が楽しみですね。
「本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第五部 女神の化身 IV」
「『このライトノベルがすごい!2021』(宝島社刊)
女性部門ランキング第1位!
TVアニメ第3期制作決定!
シリーズ累計400万部突破!(電子書籍を含む)
さあ、世代交代へ! ビブリア・ファンタジー最新刊!
貴族院からエーレンフェストに帰還したローゼマイン達を待ち受けていたのは、領主一族の分断だった。冬の粛清で天下となったライゼガング系貴族の意向により、それぞれの不信感が募っていく。
それでも歩みを止めないローゼマインの日々は少しずつ変化を生む。春を寿ぐ宴、久し振りの神殿見学会に下町の商人達との会合、御加護の再取得、次代の神殿長育成、そして閉ざされた国境門で知らされる壮大な物語。
領主一族へーー歴史と派閥の壁を乗り越えろ!
『向上心とやる気のある若手を集め、エーレンフェストの世代交代を全力で進めましょう!』
書き下ろし短編×2本、椎名優描き下ろし『四コマ漫画』収録!」
- 2021.1.20 TOブックス「本好きの下剋上 第五部 女神の化身 IV」より
登場人物が多くて、更に名前が難しくて(?)、なかなか思い出せずに読み進めるたびに「登場人物」紹介ページを見直してしまいました。アンゲリカは、よく覚えているのですが・・・(笑)。
さて、今回は、領主一族間の葛藤が主として描かれていました。アウブもそうですが、ヴィルフリートも領主としてやや頼りない面がありましたね。シャルロットの方がよほどしっかりしているようです・・・。
それでも、ローゼマインは、独自の視点から領主一族間の不和を取り除こうと腐心します。側近たちもそんなローゼマインを支えるべく奮闘しています。
次巻の物語の展開が楽しみですね。
「ほのぼの異世界転生デイズ ~レベルカンスト、アイテム持ち越し! 私は最強幼女です~ [WEB版] 回復薬の出番です」
「無職転生 24」の巻末の広告ページに本作品の掲示があり、まずは [WEB版] で試し読みしてみました。一応、最新話「37. 回復薬の出番です」(2020/7/25)までは読みましたが、5ヶ月以上更新が無いようです。
ストーリーは、タイトルに有る通りの展開で始まります。ただ、ステータスで表されるのは、「名前、種族、年齢、レベル」だけという不親切な仕様で(笑)、アイテムボックスにも何が入っているのかは、表示されていませんでした。
それにしても、エルフの赤ん坊に転生してから、もうすでに前世の記憶があり、3歳にはもうアイテムボックスにあったアイテムを使いこなし、4歳には旅に出て、冒険をしようとしています。
あまりにも幼女としてもどうかな、という年齢設定ではないでしょうか(?)。
物語は、さくさくと進みます。あっという間に最後まで読んでしまいました。機会があれば、書籍を購入して読んでみようかな。
「ギースとルイジェルドの新たな情報。またしてもヒトガミの『罠』なのか!?
ギースとの決戦に向けて、ルイジェルドの協力を求めるため、ビヘイリル王国第二都市イレルの南にある村へとやってきたルーデウス。
道中、多少の困難に遭いながらも、彼は十数年ぶりにルイジェルドとの再会を果たす。
『将来、ラプラスと戦うと決まってから、ずっと捜していました。俺に力を……いえ、俺と一緒に戦ってください』
しかし、ルイジェルドの返事はルーデウスの思いもよらないもので……!?
人生やり直し型転生ファンタジー、待望の第二十四弾!!」
- 2021.1.17 MFブックス「無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 24」より
冥王ビタが突然登場して、すぐに退場してしまいますが・・・。使い捨てにするのは、何か惜しいキャラクターですね。
また、ルーデウスが罠に嵌り、あんなことになってしまうなんて。ルーデウス人生最大のピンチかと思われます。
次巻が楽しみですね。
"God bless me?" - 「私、能力は平均値でって言ったよね! 14」
「マイルたちが、エルフの里へ? さあ、新しい冒険を始めよう!! SQEXノベル創刊!
異世界へと転生したマイル。ごく普通の平凡な女の子を目指し、S級ハンターなんかにならないように気を付けつつ、お姫様を助けたり、魔族や古竜と戦ったり!?そんなマイルたち少女4人の『赤き誓い』が、エルフの里へ指名依頼で出向くことに。エルフの村コンに村おこし、クーレレイア博士と父親や幼なじみの再会などイベント盛りだくさん♪ マイルたちは、エルフの村でも頑張ります! そして世界の秘密が明かされ始める中、新たな依頼を受けた『赤き誓い』の向かう隣国には特異種が…… その裏には!? 小説家になろう77万作品中、累計総合ランキング10位の大人気作!(※2020年12月現在)SQEXノベルに移って、14巻から刊行スタートです! ここから読んでも楽しめます♪ 『小説家になろう』は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です。」
- 2021.1.17 SQEXノベル「私、能力は平均値でって言ったよね! 14」より
何らのストレスもなく、さくさくと最後まで読んでしまいました。マイルの相変わらずのノリにくすっとしながら、「赤き誓い」の冒険を楽しむことができました。
エルフに纏わる色々なギャグが楽しい。そのどれもが聞き覚えのあるタイトルで、思わずにやっとしてしまいました。
そして、これまでにも出てきました「特異種」が、ここに来てクローズアップされてきましたね。また、ヒト以外の亜人種の成り立ちについてもちょっとした謎が提起されてきました。
次巻の物語の展開も楽しみです。
"Kumo desuga nanika?" - 「蜘蛛ですが、なにか? 14」
「世界の害悪であるエルフを滅ぼすため、最後の決戦に向かう魔族軍。一方、エルフ側として参戦するシュンたちは、死んだはずのクラスメイトや親友との再会に、大きな決断を迫られることになり……。
エルフを滅ぼすため、最後の決戦に向かう魔族軍。ポティマスの秘密兵器・グローリアが大量投入され、戦場が地獄に……って、させるかぁ! 『私』も秘密兵器・戦闘用分体を出動させるが、ポティマスの攻撃はこれだけで終わらず……!?
一方、エルフ側として参戦するシュンたちは、親友との再会で大きな決断を迫られることになる。
世界を崩壊に導くことになった過去の惨劇、そしてこの歪なスキルシステムの真相が明かされる――!」
- 2021.1.15 KADOKAWA BOOKS「蜘蛛ですが、なにか? 14」より
"Kumo desuga nanika?" - 「蜘蛛ですが、なにか? 14 ドラマCD付き特装版」
「豪華キャストでおくるオリジナルドラマCD付き! ――ユーリの固有スキルに巻き込まれ、不思議なダンジョンの攻略を余儀なくされたシュン達。一方、魔族領にいたはずの『私』も、気づけば蜘蛛の姿に戻っていて……
授業中だったはずが、気づけば異世界に転生していた平進高校の生徒たち。時が経ち学園で再会を果たしたシュンたちは、ユーリの固有スキル『夢見る乙女』の能力を試してみることにする。だがそれは、生死を懸けた悪夢のようなダンジョン探索の始まりで……。
一方、悠々自適な魔族領ライフを送っていた『私』は、突如見知らぬダンジョンで目覚める。しかもまた “蜘蛛” に戻ってるんですけど!? まさかの蜘蛛ライフ2周目だけど、まずはここから脱出しようと進んで行くも、次々不可解な点が見つかり始め……?」
- 2021.1.15 KADOKAWA BOOKS「蜘蛛ですが、なにか? 14 ドラマCD付き特装版」より
ついにエルフを抹殺すべく、魔族軍とともに「白」も大森林に進軍を開始します。
神となった「白」の規格外の力がポティマスの秘密兵器に炸裂します(!)。
一方で、物語は過去へと飛び、戦闘の様子と並行して、ポティマス、アリエル、サリエル、ギュリエディストディエス(ギュリエ)のそれぞれの視点から、この異世界ができた経緯が語られていきます。驚愕の真実(!)でしたね。
次巻も発刊されるのが、今から楽しみです。
"weido priest the sepulcher" - 「聖者無双 ~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~ 2」
「教会本部は死霊がいっぱい!? 謎の地下ダンジョン、浄化作戦開始!
悪徳治癒士の陰謀で、表向きは教会本部へと栄転することになったルシエル。そこで、教会の地下に隠された怪しげなダンジョンの攻略を命じられる。治癒士のくせに、軽く脳筋ぎみなルシエルは、何かのシミュレーションだと勘違いしたまま、命がけの特攻をしかける始末。だがそこには隠された秘密があって……。」
- 2021.1.13 GC NOVELS「聖者無双 2」より
"weirdo priest the object X drinker" - 「聖者無双 ~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~ 1」
「『聖属性魔法』でチートを超えろ! 変わり種ヒーラーの異世界サバイバルが今始まる!
仕事中、突然の凶弾に倒れた男は、聖属性魔法の才能を授かり、ルシエルという名で異世界に転生した。彼の願いは、道半ばでこの世を去った後悔からか、平和で穏やかな生活を送ること。荒くれ者の多いこの世界で生き残るには、身を守る術が必要だと考えたルシエルは、強くなるために冒険者ギルドの門を叩いた。そこで待っていたのは過酷すぎる訓練生活。普通ならば逃げだしたくなる訓練だが、ルシエルは弱音を吐きながらも、持ち前の根性でゆっくりながら成長していく。その姿に彼は、やがてドMゾンビとよばれるようになるのだった。」
- 2021.1.13 GC NOVELS「聖者無双 1」より
「聖者無双 ~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~ [WEB版] 15章 運命を切り開く者(仮) 383 手のひらからの脱却」
きっかけは忘れましたが(おい)、[WEB版] を第393話(2021/01/03 20:00)まで、一気に読んでしまいました。
異世界転生を果たしたルシエルですが、転生直後から、タイトルにありますように「無双」するということはなく、地道に生きるための努力を重ねていくところが新鮮でしたね。
剣と魔法の異世界なのですが、転生の際に選んだジョブは、「治癒士」であり、剣士でも騎士でもありません。それが、スキルとして「豪運」と「体術」を選び、治癒士ギルドで治癒士として登録した後は、すぐに冒険者ギルドへ赴き冒険者としても登録してしまいます。その冒険者ギルドに住み込み、ヒールを施す報酬で、体術スキルを上げるための訓練をすることに。
それが、訓練だけで一年間+治癒士ギルドからの派遣として、更に一年間の訓練をすることになります。それでも、なかなか「無双」することは叶わず。
このようにひたすら努力を続けていくのですが、ユニークなのが、「物体X」というチートアイテムの存在ですね。
この [WEB版] も書籍化されて、最新刊(2020/11/30)は第8巻のようです。書籍版も読んで見る予定です。
「魔法の力で戦国の世を駆け抜ける!? アキツシマ島統一戦開戦!
ヴェルたちの南方探索は、ルルのいた島以降から頓挫してしまう。
五十を超える領主たちによって分割された戦国時代風の島『アキツシマ島』の揉め事に、ヴェルがうっかり首を突っ込んでしまったのだからしかたがない。
あげくには、王国から『領内の海域にある島なのだから責任を持って統一と統治をせよ』と念を押される始末であった。
しかたなくヴェルは、日本人なら一度は耳にしたことのあるような戦国武将の名を冠する領主たちと対峙するが、強くても領主たちが中級魔法使いクラスであることがわかり、これならやりようはあると統一に本腰を入れるのであった。
戦場を舞う戦国な乙女たちと、資金稼ぎにやってきた魔族と魔王様、そして容赦なく増える嫁候補!
新天地すなわち新嫁という環境がヴェルを襲う第二十一幕!」
- 2021.1.5 MFブックス「八男って、それはないでしょう! 21」より
魔族との交渉が進まぬ中、ヴェルたちは南方探索を行っていますが、アキツシマ島の統一に関わることになってしまいます。というか、日本の戦国時代風の天下統一を成し遂げるのですが・・・。
武将のことごとくが少女で、後継者を得るためにバウマイスター辺境伯との婚姻を望むという。3人の教え子たちも加わり、さらなるハーレム状態になりつつあります。ヴェル本人は極力、妻が増えるのを避けようと考えてはいるのですが・・・。
一応の決着を見たアキツシマ島統一ですが、次巻はどのような物語の展開となるのでしょうか。ちょっと気になりますね。
"She professed herself pupil of the wise man" - 「賢者の弟子を名乗る賢者 14」
「九賢者の一人ラストラーダの捜索に成功したミラは、そのまま彼と繋がりのある聖術の賢者アルテシアを迎えにいくのだが……。
『ほぅ、これまた……犯人は命が要らぬとみえる』
九賢者の一人である相克のアルテシアとの再会いを果たし、順調な九賢者捜索に気をよくするミラ。
ひとまずルナティックレイクに戻ると、ひょんなことから学園で出会ったダンブルフを崇拝する少女エミリアに稽古を付けることに。
そんなある日、学園に飾られる九賢者の肖像画に落書きが見つかる。
しかもよりにもよって自身であるダンブルフの肖像画にだ。
憤怒するミラは生徒に変装して、エミリアと共に犯人の捜査に乗り出すのだが――。」
- 2021.1.2 GC NOVELS「賢者の弟子を名乗る賢者 14」より
表紙絵は、アルテシアの運営する森の孤児院の風景ですね。いつものように美麗なイラストです。
ミラは無事にラストラーダとアルテシア、そして孤児100人と無事にアルカイト王国に帰還します。そして、九賢者のうち、6人までが集うことになりました。ミラの永かった探索の旅も一段落、というところでしょうか。
そんな中、ミラは学園で教えることになり、その中の一人を特訓することになりますが・・・。その学園内に飾られている九賢者の内の一人だけ、ダンブルフの肖像画に落書きが・・・!
天誅を下すべく犯人の探索を行うミラたちでしたが。
今回のエピソードは、どれも微笑ましいものでしたね。事件と言っても学園内のことであり、むしろ若気の至り、とか幼気ない嫉妬といった他愛のないものでした。
次巻は、残る九賢者の内の一人であるメイリンを探す旅に出かけるようです。闘技大会というのも楽しみです。